皆さまいかがお過ごしでしょうか。志村正彦大好きな、しがないOLの私です。
昨日7月6日、行って来ました。“FAB BOX Ⅲ 上映會@ふじさんホール”。
今回のイベントを一言で言うなれば、
「志村さん、まだ生きてますよね?」
ですね。この感想がピッタリ。
上映會で映像を観たら絶対泣くんだろうと思っていたけれど、笑っちゃった。
…ということで、レポートいきまーす。宜しくどうぞ。
新宿より特急かいじに乗って大月に行き、そこから富士急行に乗換…というコースで今回は下吉田へイン。
3月から特急列車に乗るには全席指定特急券というものが必要に(自由特急券では乗れなく)なっていて、直前でそれを知った私はあわあわ。あわあわしながら何とか下吉田へ到着。
余談ですが、大月から下吉田に行く富士急行が今だかつてない程混んでおりました。志村効果か?と思いきや、某アイドルのイベントと被っていたいう…。とにかく人が多くて活気があったよ。
参加は16時の部だったのですが『若者のすべて』のチャイムを聴くべく12時には吉田入り。12時のチャイムにしっかりと耳を傾けた後はこちらに移動しました。
お馴染みのみうらうどんさん。肉中を注文。やはり安定の美味しさ。出汁が本当美味しいんですよ~…志村さん、私はすっかり吉田うどんの虜ですよ。教えてくれてありがとう。
吉田のうどんでお腹を満たした所で、ふじさんホールへ出発。
途中お気に入りスポット“月江寺の池”に寄ったのですが池の水がなかった~…レアだったので撮影しておきました。
そんなこんな路地裏をてくてく歩いて会場入り。
会場近くの月江寺駅では、懐かしの横断幕がお出迎えしてくれていました。
2008年富士五湖文化センターライブ時に掲げられていた横断幕。“富士吉田から世界へ”みたいな。イベントの度に掲げて下さって、ファンとしてはとても有難い。
そして、お久しぶりのふじさんホール(旧富士五湖文化センター)。
こちらで7月10日に発売される、『FABBOXⅢ』のDVD映像の先行上映會が行われました。
同会場で『志村正彦展』も開催されており、会場入口は長蛇の列でした。もちのろんで参加です。
入口案内はやっぱり段ボールで。いつもほっこりします。
志村さんの写真パネルと、ギターがお出迎えしてくれました。相変わらず美人すぎて泣けた。
CHRONICLEのもふもふワンちゃんモチーフのお花も良い感じ。愛いっぱい。
カメラさんの中也さん(志村語録引用)のメッセージもありました~…。じんわりしました。
展示スペースは撮影NGだったので、アップすることは出来ませんが志村君の幼少期からの写真や衣装、ギター等が沢山飾られていました。お馴染みのGショックもあったり。
更に、志村君のお部屋に実際に置いてあるというポプリもありました…。変態と思われてもかまわない、私は相当嗅ぎました。嗅ぎまくりました。良い香りだったよ…。有難や。
更にはファンの方から志村君宛に送られたメッセージや作品なども飾られていましたよ。志村君のご家族が大事に保管して下さってるそうです。
展示されていた写真の中に“2009年12月23日”に撮影されたものもありました。忘年会だったのかな。そこには、本当に楽しそうに笑っている志村君が写ってて。
「この時、一体誰が次の日の事を予想できたのだろうか?」
そう思いました。これじゃ分からないよ。志村さん、分からないよ。
という若干複雑な気持ちを抱えながら会場を出る手前、顔をパンダ模様に塗りたくられた志村さん(幼少期)の写真があって爆笑。ボードには手書きで小さく『ぱんだ』と書いてあって、志村君の切なげな表情と相まってこれまた面白くて。
きっと見に来た人たちが会場を出る時笑顔になるように、そこに置いて下さってたんだろうな~…。素晴らしい配慮ありがとうございます。
と、しっかり展示会を満喫したところでいよいよ上映會へ。4年前にもふじさんホールでの上映會参加をしたので、ここで観るのは2度目です。
上映會のスタートはEMI今村さんのお話。2009年のライブを映像化する迄の想いを聴かせて頂きました。2009年のライブは記録用のカメラしか入っておらず、映像も音もあまり良いものではないとのことです。 それでも私達に届けるために何年も話し合いを行ったと。
今村さん、それでも良いんです。私達からしたら感謝しかないです。どんな形でも2009年の志村君に会えるのは本当に嬉しいんです。(と、心の中で想いながら聞かせて頂きました。)
何と今回、2作品合わせて7時間10分もあるそうです。今回は上映會の為、そこを2時間に編集したとのこと。
今村さんのお話が終わり、上映會がスタート。スタートの音楽は富士五湖文化センターの時と同じく『大地讃訟』でした。この音楽が流れた時、泣いている方が結構いらっしゃった。私もやっぱりグッと来た。
曲が終わり、幕が開き上映會スタート。
これから発売する映像作品なので、詳しい内容を言及することは避けたいと思いますが…
2009年の志村君は本当に楽しそうでした。本当に本当に楽しそうに歌っていました。声もしっかり出ていたし、踊ったり笑ったり。フジファブリックであることを目一杯楽しんでいました。泣くと思っていたけど、気が付いたら笑って観てました。
映像が終わったらひょっこり出てくるんじゃないかって、そう思わずにはいられない映像。
2009年の彼を観るのが怖い、そう思っていたけど観られて良かったと思います。現フジファブリックにやっぱり彼は居るなと改めて感じました。
先行予約された方は7月9日(火)にお手元に届くようです。2作品合わせて7時間10分の長編大作となっておりますので、しっかりとご覧下さい。私も全編観れるのを楽しみにしたいと思います。
【追記】今回の展示品は志村君のご家族のご厚意により、展示してくださったとのこと。本当に本当にありがとうございます。そして改めて、この企画実現にご尽力頂きました関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
最後に、フジファブリックを好きになった自分に拍手!
志村正彦は私の中でこれからもずっと生きています。
ということで、レポートを締めさせて頂きたいと思います。楽しい時間でした、ありがとうございました。