『しむしむ言わせて』3

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン3。

MUSIC CITY TENJIN スペシャル

2017-09-30 | もうしむさん

先週、9月22日(日)地元の野外イベント『MUSIC CITY TENJIN』に参戦して来ました。

目当ては勿論、我らがフジファブリックの山内総一郎さん。

前日には彼の人生初であるソロライブに参戦したばかりだったので、2日連続で山総さん。ありがたや。

そしてこの日。どうしても山総さんの生の声を聴いてほしくて、この方をお誘いしました。



志村的男子のもうしむさん。『FAB FOX』でのショットの再来。

山総さんの出番は夕方からだったので、久しぶりにFABFOX公園(勝手に命名)で遊んできましたよ。







めきめきと上昇している、私のこっそり撮影のスキル。

途中、大好きなにゃんこに遭遇。じりじりと歩み寄ります。




そして、にゃんこと会話するもうしむさん。非常に嬉しそうでした。「手の置き方が志村君と同じやな~…」と思いながら撮影。

と、そんなこんなしているうちにイベントの時間になったので会場へ移動。

会場内は撮影が出来なかったので写真はありませんが、ラッキーな事に結構前で観れました。

時間になり、浜崎さん(FLYING KIDS)、藤巻さん(レミオロメン)、山総さん(フジファブリック)の3名がステージに登場。

先ず始めに3名で演奏した後に、それぞれソロで演奏するという流れでした。

因みに、そーくんが歌ったのは前日のライブで好評だった『カンヌの休日』そして『虹』『若者のすべて(with浜崎さん)』の3曲。

前日のソロライブでは志村曲を歌わなかったので、『虹』『若者のすべて』はテンション上がった。鼻血出そうでした。

相変わらずのギターテクニックで素晴らしかったです。凄かった。

そして何より、夏の終わりの締め括りに『若者のすべて』が聴けるなんて、本当に嬉しくて嬉しくて。『若者のすべて』は会場内でも「この曲知ってる」と言う人が多くて、それもまた嬉しかったです。

出番が終わり、山総さん歌の感想をもうしむさんに訊いてみたんですね。

そしたら「そーくんのステージが観られて良かったです。」と一言。

「ギターが上手かった」とか「歌声が安定してた」じゃなくて、「観れて良かった」と言うのが志村君っぽいなぁと。はっきりとは誉めないぞ、みたいな。

前日に聞いた、志村君の負けず嫌いの話を思い出してちょっと笑えた。

しかしながら2日連続で山総さんの歌が聴けて、非常に幸せな週末となりました。ありがとうございました。



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山内総一郎ソロLIVE“Mellow”@Gate's7

2017-09-24 | フジライブ

9月22日(金)に行って来ました。

山内総一郎ソロLIVE“Mellow”@Gate's7でございまーす。



フジファブリックの山内総一郎さん、人生初のソロライブ。

今回は福岡と大阪の2ヶ所でしか開催されない上、キャパ小さめの会場で行われるとあって、チケットの倍率がかなり高かった様ですね。

私は運良く初めの抽選で、チケットをGET。有り難く参加させて頂きました。しかもこの日のライブには撮影が入るらしいとのことで、「写り込んだらどうしよう」とそわそわして当日は仕事にならず。会社の人に「そんなことより仕事して」とディスられながら、定時ダッシュ。

会場は聞いていた通り小さめ。しかし雰囲気の良いとこでした。イスがきっちりと並べられており、座って観るパターン。観客の恐らく半数近くが県外から来られてたようでした。皆さんの熱量を感じながらのライブ。

今回の感想、一言で言うなれば「すげ~…」です。「すごい」ではなく「すげ~…」。

ということで、ライブレポいきます。
※ネタバレ(セトリ)ありますので、これから参加される方は閲覧注意です。長文です。

18時30分会場、19時開演。

時間になり、若干緊張しながらステージ脇から山総さん登場。今回も相変わらずキラキライケメンでした。「へ~…何かこんな感じなんや~…うふふ。」みたいに出てきた。

実は1人でちゃんと弾き語りするのが、生まれて初めてなんだそうで。その会場に福岡を選んでもらえたこと、そしてそれに参加出来たことに感謝でした。

「今まで色んなアーティストの方のライブにゲスト出演させてもらったんですけど、僕、必ず10分位時間オーバーするんですよ。それだけ歌いたい、伝えたいことがあるんかなぁと思って。今回思いきってソロでライブしてみることにしたんです。今回の結果次第で次やるか決めようかなと思ってます。」

という、試験的な回なんだそうです。「そーくんならもっと人呼べると思うんだけどな…」と思いつつ。謙虚にいった結果なのだと納得。

①曲目は『PRAYER』
しっとりとスタート。アコースティックで聴いて改めて良い曲だと感じました。

②曲目は『カタチ』
この曲もアコースティックが合う。アルバム『LIFE』の中でも好きな曲なので、大満足。

2曲聴いて思うこと。「ギター何本あるんですか?」みたいな。3人位いるような音の出し方でした。超絶技巧だ。アコギじゃないみたい。すごい。

そして③曲目『カンヌの休日』
これがめちゃくちゃすごかった!イントロがジャズっぽいっていうかなんというかとにかく格好良くて。会場の中でも「え?これ何の曲?」って感じの空気でしたが、歌い出しと同時にかなりの歓声が上がりました。良かった。実はそーくんもアレンジがうけるか心配だったそうなんですが、会場の歓声を聞いて「うれし~!!」と大喜びでした。

④曲目『君は炎天下』からの⑤曲目『同じ夜(椎名林檎カバー)』
まさか『同じ夜』が聴けるとは。福岡出身の椎名林檎さん。歌詞に福岡の地名が入ってるということで、この曲をチョイスしたそうです。これ、メロディ難しいんですよね。噛みまくる山内さん。ありがとうございました。

⑥曲目『さわって・変わって(スピッツカバー)』
これもボーカル草野さんが福岡出身ということでチョイス。この曲も歌詞に地名が入っております。曲の終わりに「からまるタコの足ってどこにあんの?」と唐突に訊きだす山総さん。歌詞が気になったらしいが、残念ながら誰も知りませんでした。

と、ここで。「この中で英語話せる人いますか?」との問い。挙手する人がいないのを確認すると「良かった~…」と次の曲へ。

⑦曲目『I Will(The Beatlesカバー)』
頭の中「?」マークになりながら話を聞いていくと、どうやら英語の発音に自信がないので、英語出来る人が居たらやめようとしたらしい。お父様がビートルズがお好きでコピーバンドをしていた関係で、小さな頃からよく聴いていた曲なんだそうです。

歌い終わった後に「声が英語に合うと思う人?」といきなり会場に問いかけるが、唐突すぎて皆きょとん。どうやら自分の声でも英語の曲が歌えるのか訊きたかったらしい。

⑧曲目『ブルー』から⑨曲目『ECHO』
『ECHO』の時に志村君が居なくなった後の事を沢山話してくれました。「自分じゃないと歌えない曲をやっと作ることが出来た」と言いながら歌った『ECHO』はとにかく染みました。

⑩曲目『LIFE』
これはもう定番ですね。何度かアコギでも聴きましたが、ピッタリ。

⑪曲目『ダイナマイト(SMAPカバー)』
かっこよかった。アレンジも効いてたし素晴らしかったです。

⑫曲目『バタアシParty Night』からの⑬曲目『夢みるルーザー』で一先ずフィニッシュ。

からのアンコール。
①曲目は『STAR』
新生フジファブリックの第一歩となった曲。イントロの繊細さと、サビに向かって盛り上がっていく感じがギター1本でしっかりと表現されていました。さすがでした。

②曲目は『sing』
自分が今こうやって歌うことが出来る事、そしてなぜ歌っているのかそれを最後に聴いてください…とラストはこの曲に。

演奏の1つ1つ、ギターが体の一部ってこういう人の事なんだな…と思わせるような感じでした。一体感。

余談ですが、そーくんは高校生の頃にギターを毎日学校に持っていって、ベランダみたいなとこでいつも一人で演奏していたらしく。

それを見ていた学校の先生が、文化祭の時に「お前いつもほうきみたいなやつ持ってきてるやろ?あれで何かやれ」と仰ったそうです。「ほうきじゃないんだけどな~…」と思いながらも、先生が怖くて断りきれず、ステージに立った事があるそうで。今回のステージはそれ以来だったと話してくれました。(因みにその時は『夜空のムコウ』を1フレーズだけ弾いたそう。しかし誰も聴いてなかったらしい。←勿体ない。)

今回のライブ、全体を通してとにかく素晴らしかったです。そしてお気付きの通り、志村君の曲は1曲もありませんでした。それだけ音楽と向き合い、沢山の曲を作ってきた山内さんの集大成と言うべき“新たなステージ”であると感じました。そーくんもとても楽しそうで「今後もやります。絶対やります。」と言っていましたよ。そのうち皆さんの町にもソロ一郎さんがやってくるかも。

【追伸】その他印象に残ったこと。

■「ライブ前にダイちゃんとかとをさんに電話した。」と二人が今何をしているかわざわざ紙にメモして読み上げていた。

■「1人でライブするって1人で喋んないといけないんだな~…」

■「フジファブリックに入って最初の頃、関西人ノリでステージ前に出てギターを弾いた事があって、そしたら志村君に「フジファブリックはそういうバンドじゃないから。」と注意された。その次のライブで志村君が前に出て弾いていた。」←志村好きとしてはこの話が1番嬉しかった。

■「あ~…モジャモジャと帽子とロン毛がいない。」

■「がはは」と大きく口を開けて笑う笑顔がとにかく可愛かった。

因みにですが、このライブの次の日は『MUSIC CITY TENJIN』という、福岡市の野外イベント(フリー)に参加してくれてます。勿論それにも参加してきたので、それはまた別の記事にでも。


☆★セトリ★☆

1*PRAYER
2*カタチ
3*カンヌの休日
4*君は炎天下
5*同じ夜(椎名林檎カバー)
6*さわって・変わって(スピッツカバー)
7*I Will(The Beatlesカバー)
8*ブルー
9*ECHO
10*LIFE
11*ダイナマイト(SMAPカバー)
12*バタアシParty Night
13*夢みるルーザー


★☆EN☆★
1*STAR
2*sing

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赤富士通信 第七号

2017-09-18 | フジファブリックの赤富士通信

3連休です。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私の住む地域ではこの3連休はTAIFUさんがお通りになりまして、休日らしい休日は実質1日だけでした。

まぁいいんですよ。まだ目が治ってなくて眼鏡っこなのでね。もう1ヶ月も眼鏡っこ。

ということで。

本日は両国DVDを拝聴し、記事を書いております。日記更新の頻度こそ落ちたものの、相も変わらず志村君と共に日々過ごしてます。

今宵のテーマは“赤富士通信”。



ご紹介するのは「第七号」です。

こちらは『茜色の夕日』発売時に発行されたものです。(表紙も夕焼けっぽい色合いで素敵ですね)

中身を開けるとまず、各メンバーの『茜色の夕日』インタビューが書いてあります。



『茜色の夕日』についてはこちらのブログで散々書きまくってきましたが、この曲は本当に素晴らしい1曲です。バンドにとってもファンにとっても大事な曲です。

そんでそんで。

この「第七号」にはものすごく素晴らしい企画が収録されているのです。個人的に大好きなやつです。

それがこちら。(ズドーン!)



「金山の呪」(ネーミングセンス♡)

簡単に説明をすると、ダイちゃんの地元である茨城県久慈郡大子町の“栃原金山”に向かったんだけど、閉山してて。

金山の呪いっていうか、閉山。志村君の一攫千金の夢破れる。

なので、とりあえず自然溢れる金澤さんの地元で楽しく遊んで帰った…の図です。


前号に引き続き釣り対決をしてましてね。魚が釣れて喜ぶマー君の可愛さが一際目をひくよ。


笑顔が可愛いんですよね、この人は。

「銀河」で半裸の女性のスウェット着て真顔で歌ってた人と、本当に同一人物なのですか。

お尻が擦れまくるアスレチックから無事生還したよ、のマー君もまたをかし。



可愛い…。どうしましょってくらい可愛い…。

からの、若者たちの集合写真。



今の洗練された(レベルアップした)フジファブリックも良いけど、この時の感じのフジファブリック…好きだな。

「ロックならTシャツ(もしくはポロシャツ)&スニーカーだろ!」の志村君の言葉の元の予備校生感。

やっぱり愛しいフジファブリックが詰まった第七号でした。












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『赤黄色の金木犀』(あかきいろのきんもくせい)

2017-09-10 | シングル

『赤黄色の金木犀』(あかきいろのきんもくせい)は、2004年9月29日に発売されたメジャー通算3枚目のシングル。

四季を基調に作られた連作シングルの3作目。テーマは「秋」。むしろ秋だからワクワクする…という気持ちを表現したもの。



いわずもがな、神曲です。私がフジファブリックの作品の中で1番好きな曲です。

「どうして胸が騒ぐのかっていう理由を書きたくないっていうか、さりげなく書きたい。“これはこうだ!こんなふうに思っているんだ、こんなもんなんだ”っていうふうにあんまり言いたくないので、必然的にそういう歌詞になる」(志村)

胸騒ぎはするけど、その理由をあからさまには語らない。それがフジファブリックらしさ。

とにかくイントロが良いです。鳥肌がたちます。萌え袖アップから始まるPVもまた、をかし。“消えてゆく~…♪”の所で志村君の眉がピクってなるとこもまた、をかし。(細かい)

私はこの曲を聴くようになって、夏から秋への移り変わりを意識するようになったし、金木犀の香りがとにかく大好きになりました。

志村君の地元の富士吉田に初めて行った時に、“花の香りがする町”だということを感じました。風にのって香ってきました。

こういう所で生まれ育った彼だからこそ、作れた曲なんだと妙に納得した覚えがあります。

とても素晴らしい曲だけど、なかなかライブでやらなかったのは「キーが高いからやりたくない」と志村君が言っていたからだそうで。自分で作ったのに…と突っ込みたくなりますよね。それが志村正彦という人。愛すべきキャラ。

10周年ライブで山総さんが歌ってくれたけど、1度で良いから志村君の声で聴いてみたかったなと思います。

今年もまた、秋が来る。

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秋と虫の声

2017-09-03 | 日常withフジ

9月に入り、すっかり秋めいてきましたね。

相変わらず昼間は暑いですが、朝晩は涼しい。

窓を開けると虫の声が聴こえてきます。

前は虫の声なんてスルーしてましたが、今は耳を澄ませて秋を感じるようになりました。

志村君が書いた『セレナーデ』という曲の、

“鈴みたいに鳴いてる その歌を聞いてる”

という歌詞が私はものすごく好きで、毎年鈴虫が鳴くのを聞くと嬉しくなります。「秋だなぁ」みたいな。

勿論、金木犀の香りも待ち遠しい。

今夜は月が綺麗に見えるので、虫の声を聞きながらいつも以上に想います。

日本の四季の移り変わり、素晴らしさを私は志村君の曲から学びました。



あなたの曲のおかげで、何気ない日常に楽しさを見出だせるようになりました。

ありがとう志村君。秋が来ます。




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