一休が他界する直前に、
本当に困った時に開けなさいと
弟子たちに手渡した遺言状にあった言葉です。
人生の大きな問題に直面した時、
その問題を直視せず、何とか避けようともがいているうちは、問題は解決しない。
何もせずに問題から逃避せよと言っているのではない。
待ては海路の日和ありと言っているのではない。
今やるべきことに意識を向ける。
現状をありのままに受け入れて、今やるべきことにひたすら全力をかたむねる。
万策尽きて、
事態をありのまま受け入れざるを得ないと観念した時、
予期せぬところから問題は解決に転ずるように、なんとかなっているのだ。
現実をありのまま受け入れて、
今やるべきことに意識が向けられたとき、問題は解決に転ずるようになっているのだ。
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一休宗純 他の名言を集めてみました。
「正月は、冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし」
「たとえば人の父母は火うちの如し。かねは父、石は母、火は子なり」
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、
踏み出せばその一歩が道となる、迷わずゆけよ、ゆけばわかる」
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