塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り おもちゃ絵-2 新板ねこの世の中

2024-05-20 05:18:02 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「新板ねこの世の中」(明治29年・1896、作者不明、版元:
石井六之助)で、擬人化された猫と猫本来の姿が描かれている。

 次は、「浅草公園遊ビ」(明治35年・1902、小林新吉画、版元:小林
新吉)で、上から浅草寺詣、玉乗りの見世物、鰻屋での食事風景が描
かれてており、その鰻屋からは玉乗り見物の幟や凌雲閣(12階)が見
えている。

 そして、「しん板猫の郭あそび」(明治17年・1884、歌川政信画、版
元:山村○次郎)で、擬人化猫が郭遊びをしている。その下には閻魔の
父と鬼の女房に怒られているシーンが。

 また、「しん板猫の女郎屋」(明治期、四代歌川国政画、版元不明)で、
女郎屋の遊女や客が猫に擬人化され、名前は “ミけやま”“しろさん”と
猫風だ。
tabashio(墨田区横川1-16-3)
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