塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 調度・ハッピーなかたち 菊慈童

2017-12-10 04:47:15 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、野口光彦(1896〜1977)さんの「菊慈童」(1949
年、桐・木彫・胡粉仕上げ、Child with Chrysanthemum)。
 御所人形作家の野口さんは、人形師の父親・清雲斎に師事し三
世を継承。人形づくりを芸術の域まで確立された先駆者である。
 菊慈童とは、能面のひとつで、品格の高いわらしのこと。

 もう1点、野口さんの作品で「陽炎」(1969年、桐・木彫・胡粉
仕上げ、heat Haze)。
 子供の戯れた仕草が、この作品に如実に現れており真夏の情景
が思い浮かぶ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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