塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 茶の湯2 マンガン釉線文碗

2017-03-15 05:43:14 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、ルーシー・リー(RIE・Lucie、1902〜95)さんの「マ
ンガン釉線文碗」(1970、磁器、Footed bowl with radiating
Sgraffito with manganese)。
 ルーシーさんの創作は酸化鉄には関心を持たず、二酸化マンガン
やウラン酸ナトリウム、酸化スズ、酸化亜鉛を好んで使用されてい
る。

 その中で、二酸化マンガンを用いた線文が口から胴、腰、見込み
まで一直線に描かれたこの作品、素朴だが素晴らしい。

 この器で京漬け物をのせたお茶漬けを頂いてみたくなった。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1−1)

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