津々堂のたわごと日録

わたしの正論は果たして世の中で通用するのか?

■熊本地震後の引っ越し

2024-05-15 07:58:56 | 自分史

 8年前の2016年の今日は、熊本大地震後大被害を受けたAPから引っ越した日です。
私の部屋の20センチほどの厚さのコンクリート壁が、外が見えるほどの亀裂が走りましたから、建築を生業とする私としては、地震のただならぬ威力を痛感しました。
当日のブログ■さて引越しです・・・・・を読み返してみると、感慨深いものがあります。
PCもWi-Fi環境が整わないため使用できず、3日ほどブログを休んだようです。
昭和28年の水害で財産の粗方が流失し、熊本地震でも多くの思い出の品を失いました。
命あっての物種で、それから8年たちましたが気が付けば82歳の爺となりました。
街中にはまだまだ地震の爪痕はそこかしこに残されています。
益城町の方へ出かけてみると都市計画の変更に伴う道路の拡幅工事などがまだ途半ばで、街並みもまだ歯がかけたような状態です。
能登地方の被害の状況を見るにつけ、皆さんのご苦労が伺えてかってのわが身を見る思いですが、まずは健康に留意されて頑張りすぎないようにお過ごしいただきたいものです。
梅雨の季節から本格的な夏へと自然は過酷です。ただただ平安をお祈り申し上げます。

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■「清高院」様の回答

2024-05-15 06:26:54 | ご挨拶

 派手な生活ぶりに対し国許の重役から痛烈な諫言を受けた生母・清高院の回答の書状がある。
先にも書いたが、その諫言の書の内容はまだ私は承知していない。

    佐渡興長殿より清高院様御物入多候ニ付十三ヶ条之諫言
    御老女海津を以進られしにご返事

  一筆申まひらし候先々その屋しきニて御六殿一たん御きけんの事めて度存候 此屋しきニ而七之助との御そくさひニ御座候まゝ
  御心やすかるへく候 扨ひとつ(書、欠ヵ)の書付のおもてくわしく見申候事ニ御座候 万御六殿御ためと御さ候而のいけんう
  け玉らぬはいかゝと存候而はんし(万事)かつてんいたし候事ニ御座候
 一三千石ニていかやうといたし申へきよし御申給候 おゝかたの事ハもと/\の十歩一(十分の一)ほとニ申付候ハんと存候 臺
  所むきも左やうニいたし候はんと申事ニ御座候 左様ニてハ中々成間しきよし申候てせうし(笑止)に存候 此上ハセひにおよ
  はぬ御事ニて御入候まゝ両人の御相談被成給へく候 くわしき事ハかいつ(岩間六兵衛室・海津)へ申候まゝ左様ニ御心得候
  へく候 御ふたり御年より候てかやうニいけん御申とそんし うけ玉はり候まゝ 今よりさき/\もあしき事御座候ハゝ御申候て
  玉るへく候 めてたくかしく
    返々くわしき事ハ かいつへ申候まゝ左様ニ御心得候 かしく
     五月十七日             清高院
       長岡さとのかミ殿
       沢村うへもん殿

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