先日、某所から送られてきたあるカタログの表紙に見たことのある光景が・・・
湖のほとりにそびえる搭が印象的なハルシュタットの町
(世界で最も美しい町)の一つとも
(最も美しい湖畔の町)ともいわれるところで
私は数年前の夏に訪れました
町のシンボル的な存在の塔
ハルシュタットの風景写真には必ずと言っていいほど登場します
HALLはケルト語で塩、STATTはドイツ語で場所を意味するように
塩の採掘地として栄えた町で古代ローマから続く岩塩抗があります
世界最古ながら現在も採掘がおこなわれています
余談ですが、中国の広東省にこの町をそっくりまねた所があるそうです
教会などの建物の大きさや壁の色、広場の石碑まで本物そっくりらしいです
山と湖の間の狭い土地にへばりつくように家が建てられています
小さな町なので歩いて回れます ゆっくり歩きながら町の雰囲気を楽しめます
私が訪れたときは雨上がりで、そのせいもあってかしっとりとした落ち着いた
古い町との印象を受けました
狭い庭でも緑が茂り、花が咲いてきれい
この先端でほぼ行き止まり
塩の町だけあって町のお土産屋さんにはいろいろな塩が売られています
粒の大きなものから小さなものまで、色もいろいろ、ハーブやペッパー入り
など・・・もちろん私も買ってきました
まさに白鳥の湖?
窓からあふれるほどの花が
船に乗って湖の中から町を眺められます
対岸の光景
鉄道は対岸側を通っています 鉄道利用の場合は 駅で降りて
渡し舟で町に行く形になります
町の教会にはカタコンベ(地下の墓所という意味)がありました
ここは土地が狭く、土葬できるような場所があまりないことから
火葬した遺骨を共同で葬ってあるようです
自由にみられるとのことで、社会勉強のつもりで中に入ってみました
中は二段になっていて
上の段には数えきれないほどの頭蓋骨が積み上げられていて
下には上に相当する量の大腿骨などがまるで薪でも積んであるかのように
置かれていました
この町は旅行会社のパンフレットでもよく見かけます
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