市場とかマーケットの意味があるスーク
ここハン・ハリーリはカイロ観光の王道的な場所でハン・ハリーリ・バザールと呼ばれる
その昔、(14世紀後半)当時のスルタンの側近がこの辺りで隊商宿を始めたのがきっかけで
数多くの隊商宿ができたという こうした宿を中心に発展してきた市場の様だ
隊商宿は頑丈な壁に囲まれ、中庭に面して一階に取引所や商店、倉庫、荷役や管理人の住む場所、
厩舎などが有り 二階に客室があったという 中庭にモスクのある宿もあったらしい
市場前のエル・フセイン広場
広場に面してカフェや商店が軒を連ねる
地元の人はもとより 多くの観光客が訪れとても賑やかなで喧騒な場所だ
この右手方向が市場になっている
市場の中には目抜き通りの様な広い通りが2本あり
その間に縦横に路地が繋がっていてまるで迷路の様だ
なので角を曲がるときは そこにあるお店の特徴をよく覚えておいて 帰りの目印にした
広場右側から奥に伸びる広い通りは ほとんどが観光客相手の店で呼び込みのこえが賑やかだった
東アジア系の人を見ると(チャイニーズ?コリアン?ジャパニーズ?)と声をかけてくる
どこからか(儲かりまっか?)(そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ)とか
日本語が聞こえてくる いろんな言葉が飛び交う中で私の耳は確実に日本語を拾う
ちょっとたどたどしい日本語で歌っている演歌も聞こえてきた
民族衣装のガラベイヤ、ベリーダンス衣装、スカーフ、エジプト綿のTシャツ等
ファッション関係の店
バザールの中はまさにアラブの世界そのもの
ファラオや神々にまつわるフィギュアや置物、アクセサリー
ナツメヤシをはじめナッツやドライフルーツの店、水パイプの店、各種オイルやハーブティーの店、
香水瓶や香水の店(香水は調合してくれるところもあるらしい)
銅製品、銀製品、やパピルスの店、カーペットやタペストリーの店、等々
エジプト各地のお土産屋さんで見た物が ここに来れば全てそろっている気がする
広場の左側から奥に伸びるこちらの広い通りは 観光客よりも地元の人が買い物する店が
多いように感じた
ここでは大きな台に山のように積まれた各種香辛料や食料などの店が目立った
なんの動物かよくわからなかったけど ウサギくらいの大きさの
毛の付いた小動物が死んだ状態で店先に並んでいた
腕時計の店 ブランド名が並んでいるけど こういう場所で本物に出会うことは無いと思う