田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

エジプト旅日記60 ギザの街3

2020-05-30 16:32:59 | 旅行

 

 

                              

 店舗を構えるわけでなく ちょっとしたスペースで物を売っている場面をよく見かける

 ここでは車の周りに台を置いて まだ青いバナナを売っている 

 入れ物からあふれんばかりに盛られているけど 崩れないように上手に盛ってある

 まず、ぐるりとバナナを立てて周りを囲い その中にバナナを積み上げてある

 ひと山いくら という感じで売っているのかな かなりの数が入っているけどいくらなのかな

 

 

 

                                 

 高架橋の下にはたくさんの車が止めてある 雑然と しかもぎっしりと 

 中の方に止めてある車を出したい時はどうするのか気になる

 

                               

 ここはちょっとした食べ物を売っているお店の様だ 

 

                             

 ここも高架橋下 川があるのだけれど濁った水が 流れているというより澱んでいるように見える

 ゴミがいっぱい浮かんでいる 夏になると不快な臭気が漂うようだ

 

 

                           

 昼日中に働き盛りと思われる若い男性が こんなところで何をしているのかな

 何となく暇そうに見えてしまう 仕事の途中の休憩時間なのかも・・・

 

                           

 建築途中の建物 最上階が未完成 鉄筋や柱がむき出しのまま 

 こういう建物は都市部でも田舎でもたくさんある

 なぜかというと税金対策のために わざとこうして未完成状態にしておくのだそうだ

 完成すると課税が課されるようになるので 課税されないようにするための対策だという

 居住する分には問題ないので この状態のまま生活しているのだという

 住んでいるが税金はかからない 何というアイデア

 こういう家が何軒も見え さながら建築ラッシュのように思えることもあった

 

 

                           

 近代の車と 昔ながらの家畜が引く荷車が混在する 新と旧が普通に共存している

 

       

 こちらは完成している建物 2棟が左右対称に建っている

 

       

 手漕ぎのボートで木の枝を運んでいるようだ

 どちらの方向に流れているのかわからない程 流れの少ない川

 簡素な手漕ぎボートが生活道具として活躍している 

 

       

 バナナを荷台にいっぱい積み込んだトラック メルセデスのマークがついている

 

       

 オレンジを満載した荷車で商売する人 ここまでロバで引いてきたのかな

 私が食べたオレンジはどれも甘くてみずみずしくておいしかった

 

 

                              

           


エジプト旅日記59 ギザの街2

2020-05-23 20:05:39 | 旅行

  

         

 このレストランで昼食をとる アーチをくぐって行くとレストランの入り口になる

 このレストランで食べたモロヘイヤのスープはとてもおいしかった

 細かく刻んだモロヘイヤと細かく刻んだニンニクが入っていて モロヘイヤのとろみとニンニクの風味が

 良く合っていて 何からダシをとってあるのかわからないけどおいしいスープだった

 家に帰ってからこのスープを作ろうと思い モロヘイヤとニンニクを刻み作ってみたけれど 

 あのおいしさにはならなかった 

 このレストランでちょっと驚いたのは デザートに出た果物の事

 オレンジがお皿の上に一個丸ごとごろんと置かれて運ばれてきたのだ

 横に小さな果物ナイフが添えられていた 自分で切って食べなさいという事なのだ

 大きくて甘くてみずみずしくて香りも良くて おいしいオレンジだった でも手はべとべと

 食事の後レストランのトイレを借りた 入り口にトイレットペーパーを持った女性がいて

 人がそこを通るたびに 片手にひと巻き半くらいの長さにちぎったトイレットペーパーを持って

 それを差し出している

 必要な人はそれをもらいなにがしかのバクシーシを払う いらなければ受け取らなければ良い

 お土産を売るおじさんたちのように しつこく押しつけるようなことはない

 もちろんそうした人のいないトイレもあるけれど

 こうしてトイレットペーパーを渡してバクシーシを稼ぐ人のいるトイレは結構ある

 

 

         

 こちらはどこの国で着ても違和感のない 現代モードのアパレルショップ

 このウィンドウだけ見ていればエジプト感は全くない

 

         

 日干し煉瓦の建物が並ぶ街並み

 

 

         

 ギザの街で日本語の表記が目に飛び込んできた

 

         

 道路の真ん中にバスが止まってドアが開いた 停留所でもなさそうなのに・・・

 信号がないので走る車の間をすり抜けるように人が横断していく

 良く事故が起きないものだと感心する

 脇から入ろうとする車がクラクションを鳴らす 強引に割り込む車にクラクションを鳴らす

 街中はクラクションがあちこちで鳴り とても喧騒だ

 

            

 

         

 

 

         

 

         

 

         


エジプト旅日記58 ギザの街

2020-05-16 09:35:30 | 旅行

         

         

 思い思いにスフィンクスを眺める観光客

     

 

         

 スフィンクスを後にして 街に向かう

 

         

 建築中なのか補修中なのか足場の組まれた建物

 

         

 街並みへと続く坂道を下っていく行く

 

         

 砂漠を見てきた後の緑は新鮮だ

 

         

 ピザハットの看板が見える

 

         

 これはピラミッドやスフィンクスの 夜の(音と光のスペクタクルショウ)の看板

 おととしの12月 このショウに向かう途中のベトナム人観光客が乗ったバスが

 道路わきの壁に仕掛けられていた爆弾によって爆破され ベトナム人3人とエジプト人ガイド1人の

 計4人が死亡する事件が起きた エジプト治安当局はこの翌日ギザをはじめ各地の過激派の拠点を急襲して

 40人を殺害したそうだ

 観光が主要産業であるエジプトでは こうした事件による観光への悪影響は大きい

 

 

         

 たくさんの椅子が並んでいる 夜のショウの観覧席なのかもしれない

 

         

 道路に落ちている紙屑 ポイ捨てが多いのか・・・

 

         

 塀の中を覗いてみたら 芝刈りをしている最中だった

 街中なのに緑に囲まれ芝生があって 個人の家なのか公共のものなのかわからないけど

 エジプトでは贅沢な空間だと思う

 

         

 民族衣装のお店の様だ 日本でいえばさしずめ呉服屋さんといったところか

 街中でこういう衣装を着た人を見かけることはなかった 大抵黒かベージュ

 着物と同じように ウインドウの中の衣装を着るのは特別な日の様だ

 

         

 中華料理店 中国の勢いはこんなところまで及んでいる

 見るからに中華とわかる店構えだ

 

         

 凝った装飾が目を引くおしゃれな建物

 

         

 街中のお店 コカ・コーラが目立つ

 三輪の車は3丁目の夕日を彷彿とさせる

 

         

 駐車場越しに見えるピラミッド

 

         

 市場の看板の様だ

 

         

 街中のお店 こちらはペプシ

 地元の人たちしか行かないような小さなお店 どんなものが並んでいるのか見てみたい

 

 

         

 

         

 

         

 

         


エジプト旅日記57 スフィンクス2

2020-05-09 16:14:25 | 旅行

 

 スフィンクスをぐるりと一周してみる

         

 スフィンクスの左足側から後ろに向かう

 

         

 胸のあたりもかなり風化が進んでいる そのうちここもレンガ状のもので覆って保護されるようになると思う

 

         

 左側の後ろ足  

 

         

 ここがほぼ真後ろになる 修復中なのか足場が組まれている

 下の方は最近修復されたのかきれいでなめらかだ 

  上の方は煉瓦の色がバラバラで修復に修復を重ねた結果の証だと思う

 

         

 右側まで回り込んできたところ

 ちょっと見にくいけど 画面の左下から足場の上方に向かって斜め上に伸びているのが尻尾

 

           

 頭を後ろから見るとこんなにすっきりしている

 スフィンクスが眺めている先には街の建物が見える

 

                  

 一周して右前足越に見たスフィンクスの頭部

 一周してみると目の錯覚なのか何なのか 高さの割に胴体がすごく長いような気がする

 

          

 一般の観光客はこのちょっと高い位置から眺める 

 特別許可を得て特別料金を払えば足元まで行ける

 

          

 スフィンクスとピラミッドを最初に見た日本人は江戸時代の侍だそうだ

 1864年江戸幕府の命を受け フランスの軍艦で出発した第2回の遣欧使節団の一行だったという

 フランスのパリに向かう途中エジプトに立ち寄ったそうだ

 当時はスエズ運河がまだなくて スエズに上陸してカイロ経由でアレキサンドリアまで鉄路で向かい

 アレキサンドリアから地中海を通りマルセイユに上陸したという

 スフィンクスの所で撮った写真が今も残っている 着物を着て笠を被り

 この当時はまだ足の部分は砂に埋まっていたようで 胸の右横あたりで写っている

 一行は34人だったという  スフィンクスなどの見学には体調不良などで7名は参加せず

 27名で見学したようだ

 この時体調不良だった1名は黄熱病に罹り マルセイユまでは持ちこたえたものの

 到着後にこの地で死亡したという

 そして今も マルセイユのサン・ピエール墓地に眠っているという

 

 スフィンクスと言えば猫の種類にスフィンクスというのがある

 生まれたての犬や猫の様な産毛しかないので 毛のないように見える猫だ

 なので皮膚はたるんでしわがある ヒゲはなく耳は大きくて E・Tのような顔をしている

 こんな奇妙な風貌の猫だけど人なつこいらしい

 毛がない分傷がつきやすく 暑さにも寒さにも弱いらしい なので野生では生存が難しそうだ

 かなり過保護に育てないとならないペットの様だ 

 スフィンクスという名がついているけど カナダ発祥の猫だという

 

 

 

          

 

          

 


エジプト旅日記56 スフィンクス1

2020-05-06 18:37:30 | 旅行

 

 幾度となく教科書や書籍 テレビなどで見たスフィンクスの実物とご対面

          

 ピラミッドからは砂漠続きの場所に スフィンクスはある

    

               

 前足から仰ぎ見る 

 

         

 顔がこんなに崩れているとは・・・想像以上だ

 鼻のあたりは人為的に破壊されたらしいと言われる この辺は特に損傷が激しい

 もとは三つ編みの髭が顎の下に付いていたようだけど 今はない

 落ちてしまったらしい そのかけらが大英博物館とエジプトの博物館にあるらしい

          

 前足の間に入ってみると真ん中に石碑が建っている

 スフィンクスと比べる小さく見えるけど 石碑の前に人が立っていてもこの画面には入らない

 それほど大きなものだ これは(夢の碑文)と呼ばれている

 

         

 まだ王子だったトトメス4世の夢にスフィンクスが現れて

 砂を取り除いてくれたら王位につけるだろう と予言した(お告げがあった)

 それから4年後王位に就いたトトメス4世は夢の事を思い出し 

 スフィンクスの周りの砂を取り除き 修復した

 こういう事がこの夢の碑文には記されているという

 建造から1000年後 砂に埋もれていたスフィンクスは時のファラオトトメス4世によって

 掘り出され修復されたという

 

        

 その後も幾度か修復されているようだ ナポレオンがこの地を訪れた時も

 首から下は砂に埋もれていたという 

 直近では1926年に全身が掘り出され 数十年かけて修復が行われたそうだ

 スフィンクスはかなり風化が進んでいて 対策をしなければゆくゆくは崩れ去ってしまうと思う

 もしかしたら大きなドームの様のものか建物ですっぽり覆われるような日が来るかもしれない・・・

 でもやっぱり抜けるような青空の下 後ろにピラミッドを従えた様なこのスフィンクスでないと・・・