ルクソールの西岸 生者の町と町言われた東岸からナイル川を渡り死者の町と言われた西岸に来た
西岸はどちらかといえば田舎、農村地帯といわれる通り、 東岸とは趣が違う
小さな川と向こう岸の風景
今年、エジプトは異常気象とのことで 乾燥して雲などめったに出ないこの地、この時期に空を覆う雲が出ていた
川向うを電車が走っている カイロ⇔ルクソール⇔アスワンを結ぶ
観光客の場合はどの列車にも自由に乗れるわけではなく ツーリストポリスの常駐している列車に限られている
これは治安上の理由からで、そのうち外国人が利用できるのは1等、2等、寝台のみだという
ちなみにカイロからルクソールまで列車だと10時間ちょっとかかるらしい
中央に見えるドームはモスクのようだ
川岸にある小さな町
立ち並ぶ家々 手前には緑の畑
広々とした田園風景
水の動きが感じられない川
川の水はあまりきれいではない でも時々魚釣りしている人を見かけた
向こう岸にポツポツと白く見えるのはレジ袋などのごみ やがて川に入って海に流れ着いて
今問題になっているマイクロプラスチックになるのではないか・・・
壁一面に書かれた落書きらしきもの
ロバに引かせた荷車 向こう側には日干し煉瓦の建物 舗装してない道路
田舎では昔ながらの服装をした人が多い
この線路はサトウキビを運ぶ貨車のようなものが通るためのものだという
辺りにはサトウキビの茎が散らばっている
エジプトの人は総じて甘いものが大好きらしい
おいしい=甘いもの 甘いもの=おいしいということで 砂糖の個人年間消費量も日本に比べてかなり多いようだ
サトウキビは取れるし ハチミツも豊富に出回っているようだから 甘いものには事欠かないようだ
オレンジ色の装飾がきれいな家 バルコニーの両側に頭をもたげたコブラのようなものが見える
洗濯ものは横に張ったロープにかけてある 乾燥しているので重なっていてもすぐ乾いてしまいそうだ
窓の外には両開きの木戸のようなものがついている エアコンも取り付けてあるようだ
この辺りではかなり裕福な家のように見える
ほこりをかぶった橋、歩いている人の服装やヤシの木にもエジプトらしさを感じる
凝った作りのきれいな塀 中には何があるのかな
覗いてみたけど・・・アラブらしい柱が見えただけだった