田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

庭の秋も深まって

2016-09-29 15:35:53 | 日記

     庭のキンモクセイが良い香りを放っています

    最初にほのかな香りを感じたのが月曜日のこと

    緑の葉の中にオレンジ色の小さな花が集まって咲いている

    控えめな小さな花から 花言葉は謙虚、謙遜だとか 気高いというのもあるそうです  

    中国南部が原産で日本には江戸時代に入ってきたそうです  

        

    先日姉とキンモクセイを見ていたとき「キンモクセイの種って見たことないね」と姉

    そういえば花が咲くのに実とか種はみたことない・・・ 不思議

    小さな花は実もつけずにぽろぽろ落ちて、その後は何事もなかったかのように

    元の葉っぱだけの木になって冬を迎える  

    調べてみたらキンモクセイは雌雄異株で、日本に入ってきた際雄株しか入ってこなかった

    からとのこと。  ちなみにこの芳香がトイレの悪臭を消すからという理由で

    汲み取り式トイレの頃はよくトイレのそばに植えられていたそうです

    キンモクセイの香りが好きなので花が咲くと花瓶にさします

    きのう二枝切ってきてテーブルの上に飾っておいたきんもくせいに今朝異変が・・・

                  

     なんと葉が虫に食べられ、テーブルの上に小さな(粉に近い)糞らしきものが落ちていました

     どこかに虫が隠れているに違いないと思い探したけれども見つかりません

     こんな小さな糞だからきっと小さくて見つけにくいのだろうと

     虫眼鏡で探したけれど見つかりませんでした。

     どこかに潜んでいて今夜も食べに来るのかもしれません

         ここにきて庭の木々が秋色に変わりつつあります

          

     白いアジサイがこんな色に。 花木の業界ではオータムカラーと言うそうです

     紫シキブの実も鮮やかな紫いろに変わりつつあります

                 

     紫シキブの花言葉は上品、聡明、 源氏物語の作者紫式部から連想したのだとか

         

     畑のリーフレタスがこんなに伸びて花が咲いて種ができつつあります

     綿毛のついた種をとっておいて来年の春まきます

     田舎の秋は深まってきました 

     

 

 

 

    


台風一過 干しイチジク作ります

2016-09-21 17:19:44 | 日記

            大型の台風16号

    沖縄あたりにいるときの進路予想がこの辺りを通る様子だったので、とても心配しました

    でもこの辺りに近づいたときは予想より離れていたし、勢力も弱まっていたので

    心配したほどの被害はなくて一安心しています

    果樹農家にとって台風はとても怖いもので、強風による果実の落下や倒木、枝折れなど

    いろいろな被害をもたらします

    果実が落下しなくても強風にあおられたものは傷がついたり打ち身になったり

    商品価値がなくなってしまうのです

          今は梨の(南水)の収穫、出荷の最中です

     この袋を破って大きさ別に分けて出荷

           

    南水は地元の南信農業試験場が開発した品種で、赤ナシのわりに日持ちが良く

    甘味もありおいしい梨です

        イチジクが次から次へととれるようになったので、採るたびに

    せっせとワイン煮にしています。でも食べきれないのでそれを干して(干しイチジク)

    を作って保存してます。

        ←一日干してこの状態

    晴天の日に天日で干して自分の好きな硬さになったらジッパー付きの袋に入れて

    冷凍庫に入れます こうしておけば一年中食べたいときに食べられます

    出かけるときにおやつとしても持ち歩けて重宝します

    ぶどうのワインで煮るためか、干しあがったイチジクはレーズンのような風味を

    感じます。甘いのがお好みなら、煮るときに砂糖やはちみつを入れると良いでしょう

    

    

         

    


赤そばと鬼ふすべと

2016-09-16 17:03:59 | 日記

     前回見に行ったとき耕されて土が見えているだけだった畑が、見事な赤そば畑に。

     遠目に見ればレンゲ畑の様で、小さなピンクの花が無数に広がっている様は見事です 

      赤そばの花

            広い畑一面赤そば

     あたりには甘い香りが漂っていて、ハチをはじめいろんな昆虫が寄ってきています

     そばに行くとそんな昆虫の羽音が聞こえます

     花の盛りには養蜂業の方がミツバチの巣を置いていきます

     赤そばの蜜はどんな味なんでしょうね

       畑の草むらにこんなものが…ヘルメットかボールか頭蓋骨か

    

     実はこれキノコなんです

     名前は鬼ふすべといいます このキノコ食べられるそうです。

     はんぺんのようだとか、カマンベールのようだとか言われますがおいしいと

     いう話はあまり聞きません。大きいから相当食べごたえはあると思うのですが。

     今年は、私の知っている限りでも4か所でこのきのこが出ています

     あたり年かもしれません

        たまに所用で長野市に行くのですが、そのたびにいつも思うことは

     南信州から長野市までの遠さ不便さ。他県の県庁所在地に行くほうがずっと近い。

     JRは不便なので車か高速バスを使います。

     先日は高速バスで行きました。

      梓川サービスエリア

     バスは梓川サービスエリアで休憩します。車で行くときは姨捨のサービスエリアで休みます

     姨捨から眺める善光寺平の広がり好きだからです。

    

     高速バスで順調に行って片道約2時間半。県庁所在地は遠い。

     県庁所在地がもっと近ければと長野市に行くたび思います

     

     

     


素敵なお庭

2016-09-08 14:11:44 | 日記

          植物が好きでガーデニングが趣味の友の家に行ってきました

   好きなだけあって植物のことにとても詳しく、私は彼女を生き字引として

   園芸のこと植物のこと いろいろ聞いています。

   イングリッシュガーデン風の庭なので、今はバラも残り花が 

   いくつか残っている程度で、華やかさはないけれど落ち着いた感になっています。

      この柱はアーチになっています

     玄関わきに鉢植えのレモンの木がありました。まだ青いけれど実がなっています

     レモンもキンカンもミカンも育てているけれど、彼女曰く「レモンが一番育てるの簡単だよ」

          

     自分で育てたレモンが食卓にのぼるなんて・・ぜ・い・た・く

     いろんな植物が植えてあります 

     いまはシュウメイギクが咲いていて秋の風情でした

       これから気候がよくなれば

     こんなところが活躍します

      家の中のしつらえは秋を感じるようにすすきをいけてありました

           

      このすすきを採るためにへビの出そうなところまで行ったとのこと

      暖かいおもてなしに感謝です

      

      

     

     

 

        

   


いちじくのワイン煮作る

2016-09-04 19:51:10 | 日記

            庭に一本だけ生えているイチジクの実が少しずつ熟れてきました。

    先が赤くなったものからとってきました。

     

   熟れすぎると先端の割れ目からアリなどが入っていたりするので、少し若いうちに収穫します

   まだ少しとれただけですが、ワイン煮にします。生で食べるより癖がなくなり私はこのほうが好きです。

   赤ワインで煮れば色がきれいに仕上がるのですが、今日はなかったので白ワインで煮ることにします

      私は砂糖は入れません。(イチジク自体に甘味があるので)

   ワインは呼び水程度に入れて、弱火で蓋をしてぐつぐつ煮ているとイチジクから水分が出てきます

       ある程度煮詰まったらもう出来上がり。 簡単です。

   イチジクはポリフェノールやアントシアニンなどの抗酸化物質、ペクチンなどの水溶性食物繊維、ミネラル

   などを豊富に含んでいるので、古代ローマでは「不老長寿の果実」と言われていたそうです

   アラビア南部が原産で、日本には中国経由で江戸時代に入ってきたそうです。

   アダムとイブがイチジクの葉っぱでからだの一部を隠した話は有名ですね。

   今日作ったワイン煮は、ヨーグルトに入れて食べます。