田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

チェコ旅日記 14 展望台から

2021-09-25 19:07:07 | 旅行

  

                

 

             

 眼下の広場の一角ではカフェやレストランのオープンテラスが賑わっている 

 オープンテラスで飲み物でも飲みながらぼんやりと行きかう人々を眺めるのは楽しい

 特に文化の違う地域では

             

 こちらの正面に見えるのは 聖ミクラ―シュ教会 今でも毎日曜日の朝にはミサが開かれているという

 ここはプラハでも屈指のクラシックコンサート会場になるのだそうだ プラハ管弦楽団の演奏を聴くことも可能だという

 教会内部の音響効果が素晴らしいようだ そう言えばこの頃日本の寺院でもミニコンサートなどをするところが増えてきているようだ

 

 

                  

 ミクラ―シュ教会の横から延びているこの緑多い通りは パリのシャンゼリゼ通りを真似て作ったそうだ

 パリ通りと呼ばれていて500メートル程の長さがある

 ここにはディオール、エルメス、プラダ、等有名なお店が軒を連ねる高級ショッピング通りとなっている

 

     ↓展望台からの眺望

 

           

 

           

 

               

 

               

 

           


チェコ旅日記 13 旧市庁舎

2021-09-19 19:37:25 | 旅行

 

 時計塔のある旧市庁舎には展望台がある エレベーターがあるのでそれに乗り 

 途中で別のエレベーターに乗り換えてようやく展望台に着く 展望台からは街が360°見渡せる

            

 

        

 広場を歩いている人が豆粒位小さく見える

 

        

 プラハの街は百塔の街と言われ たくさんの尖塔がある街だという 

 

              

 

 抜きん出て高い二つの塔がそびえたっている建物はティーン教会 12世紀の創建だという

 14世紀に改装されてゴシック様式になり現在に至っているそうだ

 ちなみにティーンとはチェコ語で 税関の事だという かつては近くに税関があったことから こう呼ばれているという

 正式名称は ティーン(税関)前の聖母マリア教会 だという

 

        

 

 赤茶色の屋根が並んでいる  童話の挿絵に出てきそうな町並みだ

 


チェコ旅日記12 旧市街 時計塔

2021-09-14 18:37:10 | 旅行

 旧市街の中心部にある広場に向かった

 広場一角にある旧市庁舎 第二次世界大戦中ナチスドイツによって破壊された部分もあるという

 その破壊された部分は記憶に留めるように現在でも空き地のままになっているようだ

    

       

 この旧市庁舎で有名なのはこの天文時計 文字盤が縦に二つある

 上のは1年かけて一周し、下のは四季の農作業を描いた暦的なもので一日に1目盛り動くという

 二つの文字盤の上には天使の像がある それぞれの文字盤の両側には4体の像がある

 上の盤には虚栄心、貪欲、死神、異教徒の象徴が 下の盤には歴史記録者、天使、天文学者

 哲学者の象徴が像になっている

 この時計はからくり時計になっていて 毎時ごとに仕掛けが動く

 このからくり仕掛けを見るため時計塔の下には多くの人が集まってくる

 10分前位にはすでに移動が困難なほどの状態となった 

 その時が近づくと 皆が時計塔の方向を向いて今か今かと待っている

 周りにいるのは背の高い欧米の人達 囲まれ埋もれてしまった私だけど 

 有難いことに時計は高い塔の上の方にあるので 埋もれた位置からでも背伸びせずに見ることが出来る

 やがて時間になると上の四角い窓が開き死神が鐘を鳴らす

 開いた窓の中をキリストの使徒が12人現れては消えていき

 最後に時計の一番上に鶏が出てきて鳴くと仕掛けが終了となる

 終わるとだれからともなく拍手が起こった

 

 

 

 

 

           

 

           

               

 

        

 

        

 

              

 

              

 

        

 

        

 

              

 

              

 

      

 

             

 

            

 

 

   

 

 

 

          

 

        

 

 

           


チェコ旅日記 11

2021-09-06 19:59:49 | 旅行

 

  

             

 橋の両側には塔が建っている この塔は旧市街側にある塔

 この塔は中に入ることが出来て 上に登れば展望スペースもある

 ここはその昔通行税を徴収する場所であったという そして敵の侵入を阻止する役目もあったようだ

 アーチの上には聖人の像がある

 

 この橋のたもとに教会がある(上の塔の写真はこの教会の敷地から撮った)

 この教会はパイプオルガンのコンサートでも有名な教会で

 日本語のパンフレットが有ったのでいただいてきた

          

             

 

         

 

         

 

         

    

       

 

       


チェコ旅日記 10 カレル橋2

2021-09-03 18:29:15 | 旅行

 

 カレル橋の両側の欄干には15体ずつ 合わせて30体もの聖人の銅像が立っている

 それらの像は一つ一つが美術館にあっても良いくらいのすばらしい彫像ばかりだ

 その中には日本にキリスト教を伝えた フランシスコ・ザビエルの像もある

 この像は何人かの人によって支えられた台座の上に立っている

 その支える人の中に東洋人らしき人物がいると言われるが わからなかった

 十字架を背負ったキリストの像や聖ヨハネ像等々並ぶ中で

 最も最初に造られたのが1300年代に実在した人物ヤン・ネポムツキーの像だという

 このネポムツキーにはこんな伝説が残っている

 プラハの大司教だった彼は聖職者として王妃の懺悔を聞いた

 王妃の不貞を疑っていた王ヴァーツラフ4世は ネポムツキーに王妃の懺悔の内容を話すように迫った

 聖職者は懺悔の内容を決して口外してはならないという事になっているため

 たとえ王の命令とはいえネポムツキーは懺悔の内容を話すことは無かった

 怒った王は彼の舌を抜いたうえに カレル橋の上から川の中に投げ落とし

 ネポムツキーは亡くなる この時川から5つの星が浮かび上がったという

 それから300年ほど後に彼の墓から舌が見つかったけど、腐っていなかったという

 この腐っていない舌の話まで来ると いささか怪しいことになってしまうが

 今彼はチェコの守護聖人となっている

 ネポムツキーの像には必ず頭上に5つの星が付いているという

 このカレル橋のネポムツキー像にも頭の後ろに5つの星の付いた輪がある