(真実の口)はサンタマリア・イン・コスメディン教会の正面 柱廊の左側の突き当りにあります
ちなみにコスメディンとはギリシャ語で装飾という意味らしいです
古代にはマンホールの蓋として使われていたものでこの教会に取り付けたのは
1632年とのこと この蓋は直径が1・75メートルもあるのでかなり大きく感じます
ここに行ったのは昼下がりだったのですが 四つ折りのすごい行列ができていてそこに並んで
順番を待ちました 真実の口に手を入れて写真を撮るだけなので行列の割には早く進みます
並んでいる時こんなコンサートの案内が目に着きました
行列で待っている人はつきあたりの真実の口方向を見る格好となり
写真を撮られる人は行列のほうを見ることになります
順番を待ちながらすることもないので カメラに向かってポーズをとっている人にみんなの目が
集まることになります なのでなにかせかされているような気がして
ゆっくり構えている余裕はありません 次から次へと淡々と進んでいきます
写真を撮り終えれば皆すぐその場を立ち去ります 教会の中に入って見学する人は少ないので
中はゆっくり見られます
教会床のモザイク 古代のものらしい
ローマの建物にはよくあることですが この教会も建築資材をあちこちの遺跡などから
調達してきているようで寄せ集め感があります
教会内部
私はこの真実の口の彫刻はライオンの顔だと思っていたのですが 海神トリトンだということです
(トレビの泉)は路地風の道を歩いていくと突然という感じで目の前に現れました
陽光に映えた大理石の白い彫刻と前面の透き通った水の色とのコントラストがまぶしいほどに美しい
泉は25メートルプールくらいの広さがあります
ローマ神話の神々の彫刻が正面にありネプチューン(ポセイドン)がその中心となっています
大理石の間を流れ落ちる水は涼感をよびます 水がきれいなので中に落ちているコインが
よく見えます このコインは定期的に回収されて慈善団体に寄付されたり貧困対策に利用される
様です ちなみに1日約3000ユーロ(約40万強)1年では100万ユーロになるそうです
後ろ向きにコインを投げ入れると再びローマに来られるということで私もコインを投げ入れました
彫刻の後ろ側から見るとこんな感じ
周りには建物が迫っていてお土産屋さんやジェラート屋さんがたくさんあります
暑かったので一番近くのジェラート屋さんに入ってジェラートを買いました
まず入口でチケットを買いショーケースの前でコーンかカップかを伝え
何種類もある中から好きなものを選んで注文します
どれもおいしそうで迷ってしまいますがヨーグルトとピスタチオを選びました
ジェラートを食べてちょっと暑さが緩和され元気が出ました
スペイン広場はトレビの泉から歩いてすぐです
暑いのでスペイン階段は日陰で休む人がいっぱい
トレビの泉のすぐ近くでスペイン広場に向かう路上にあった果物などを売っているお店
食べられるようにカットしたフルーツもカップに入って売っています
種類は豊富でどれもおいしそう
有名な観光スポット以外のこうした街中にある何気ないものにはその土地ならではの
何かがあって面白いと思います 旅の楽しさはこうしたもの探しにもあると思います
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