雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

新型コロナウイルス ⑥ 発生から東京アラートまで

2020-06-06 18:18:38 | つれづれに……

新型コロナウイルス ⑥ 発生から東京アラートまで 
1月  6日……中国武漢で原因不明の肺炎発生 厚労省が注意喚起
       隠蔽があったのか。異変に気付いた医療従事者が処罰されたり、
       言論封鎖行われたことは事実のようです。
1月16日……その10日後 日本国内で初めて感染者確認。 武漢に渡航した中国籍の男性でした。
2月13日……国内で初めて感染者死亡。
3月  9日……専門家会議「3密」の重なりを避けてと呼びかけ。
      この頃から事態は深刻になって来たようです。
3月24日……東京五輪・パラリンピック1年程度延期に
3月27日……安倍首相 全国すべての小中高校に臨時休校要請の考えを公表
4月  7日……7都道府県に緊急事態宣言
        「人の接触最低7割極力8割削減を…」コロナ感染を抑制しようとする安倍首相の貌を
         多くの人達はそれほど真剣にうけ止めていなかったように思います。
          しかし、3月29日にはコメディアンの志村けんさんが亡くなったあたりから、
         『「新型コロナウイルス」の感染力が非常に強く、感染死亡者は「納体袋」に入れられたまま遺
         族との最後のお別れもさせてもらえず火葬され、遺骨となって初めて遺族のところに帰る』
         という報道に接し、敏感な人たちはこのウイルスの容易ならざる危険性を感じていたことでしょ
         う。

4月16日   …… 「緊急事態宣言」全国に拡大。13都道府県は「特定都道府県」となる。
       感染者が日ごとに増加し、私たちの生活や経済活動も自粛や制約で窮屈になりました。
       「3密」を回避するために市民生活や経済活動にも大きな変化や問題が浮かび上がって
       きました。
        後から判明したことですが、実はこの時点で、感染ピークは峠を越えていました。
       緊急事態宣言が感染の抑制に貢献したことを認めながら、感染のピークは4月1日ごろで
       宣言前であったことを明らかにしました(政府専門家会議5月29日公表)。
4月18日……国内の感染者 1万人を超える。(クルーズ船除く)
5月 4日……緊急事態宣言 5月31日まで延長
      専門家会議の提言では、新たな感染者の数が限定的となった地域では再び感染が拡大しないよ
      う長丁場に備えて「新しい生活様式」に切り替える必要があるとして具体的な実践例が示され
      ました。
       感染防止の3つの基本 移動に関する感染対策 日常生活 買い物について 食事について
       娯楽・スポーツ等に関すること 冠婚葬祭 働き方のスタイル
      などなど具体的な例を挙げて細かな提言がされました。
      例えば「感染防止の3つの基本」とは、
    ①身体的距離の確保
    ②マスクの着用
    ③手洗い

  • 人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける
  • 遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
  • 会話をする際は可能な限り真正面を避ける
  • 外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスクを着用
  • 家に帰ったらまず手や顔を洗う できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる
  • 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)

※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には体調管理をより厳重にする
  というように、各項目とも細かい提言が示されています。

 
5月  7日……国内感染者 1日の人数が100人を下回る。
               感染者数が減少してきて、少しだけ先に灯りが見えて来たようです。

       5月 4日には大相撲・夏場所が中止。
                    5月20日には、夏の全国高校野球の中止が決定されました。
       「可哀想だ」という心情派もいるようですが、全国から人が集まり、
       「三密」は避けられない状況を考えれば仕方のないことと思う。

      多くのプロスポーツのイベントが中止や延期になり、コロナ感染の状況が
        容易ならざることであることを物語っています。

5月14日……緊急事態宣言39県で解除 8都道府県は継続(北海道 埼玉 千葉 東京 神奈川 京都 
                          大阪 兵庫)
                         部分的とはいえ4月7日に、最初の宣言発令、
       それに続いて4月16日に全国に拡大されて初めての宣言介助でした。
       解除の目安は「
直近1週間の新規感染者数の合計が10万人当たり0.5人未満程度」などの目
       安を示しました。この時初めて「10万人当たり0.5人未満」という目安が提示されました。
5月25日……緊急事態宣言解除(全国)
       緊急事態宣言全国解除で、やっと先が見えてきたのだろうか。
       窮屈な「3密」生活から解放され、人が動き出す。
       経済活動も徐々に回復の日地をたどり始めました。

       これで、利用客が徐々に戻ってくれば……
       かすかに見えた灯りに希望を託す人達……
       一方で、人が集まれば、感染の危険も増加すると、不安がよぎり、
       マスクは外出時の必携品になりました。
6月 2日……東京アラート発令
       東京都の感染者が連日2桁になり、感染拡大した悪夢の日が再び来るのではないかと
       不安になりました。北海道は第2波ではないか、北九州市の市長は第2波の到来ですと
       テレビに向かって沈痛な面持ちで語りかけました。

       小池都知事は
「感染症防止と経済社会活動の両立を図っていく目安となる7項目のモニタ
       リング」の発表をしました。
       
① 新たな陽性者数が1週間平均で 1日あたり20人未満であること。

       ②感染経路不明が50%未満であること。

        ③前の週と比べた陽性者の割合が1未満であること
                                                                             (以下省略)

         感染防止か、経済活動かという二者択一の問題ではなく、
   どちらが破綻しても社会は成り立ちません。

   東京都内では2日、新たに34人の感染が確認され、
   5月14日以来19日ぶりに一日の確認が30人以上になりました。
   都は、感染状況の悪化の兆候が見られるなどとして、
   警戒を呼びかける「東京アラート」を初めて出し、
   都庁舎とレインボーブリッジを赤く点灯させました(NHKニュース)。

  
                                    (写真はNHKニュースから)   
やむに止まれぬ苦渋の選択の「東京アラート」です。
不要不急の外出を避け、生活の自粛をしてきた善良な市民が沢山います。
灯りを求めて誘蛾灯の瞬く「夜の街」へ今すぐ遊びに行かなくてもいいのではないか。
一日も早く、「東京アラート」が解除されることを願っています。
レインボーブリッジは一日も早く、本来の虹色に回帰することを願っています。
                                                                                                         

   (つれづれに…心もよう№107)       (2020.6.5記)
 

 



  
       
       
       
   

 

 

   



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