自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
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緑の中にはエロスがいっぱい 山芋編

2018年01月19日 06時32分09秒 | Weblog

十年ほど前に、薄井清という方の書いた「緑の中にはエロスがいっぱい」という本を読みました。東洋一の人工都市「多摩ニュータウン」に隣接する、緑の小島のような農村地帯を舞台に、そこに生息する化石百姓たちの世にも不思議な生態をおもしろおかしく描いた短編集です。その中に山芋が出てきます。 先月遊佐において、箱で購入した長芋は本当に元気になる。今はマラソンに備えて減量中ですが、長芋のおかげで風邪もひかない。 男女関係が乱れると心配されるほど、昔から精力がつくと食されてきた山芋ですが、確かにそんな気がします? また、山芋を乾燥させた山薬(さんやく)は、強壮、強精薬として胃を丈夫にし、精力をつける効き目や慢性の下痢、夢精、男女生殖器の衰弱にも用いられているようです。 山芋は、摩り下ろすとネバネバがあり、独特の味わいがあり、ご飯にかけたり、とろろ汁として食べられています。 山芋の栄養の特徴は、良質なでんぷん(たんぱく質)が豊富で、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウム、食物繊維なども比較的多く含まれています。   山芋の効能は、疲労回復、虚弱体質の改善、免疫力のアップなどがありますが、これは豊富なでんぷんと糖質(炭水化物)の栄養によるものです。   同時に山芋には、「アミラーゼ」や「ジアスターゼ」という酵素も含んでいて、消化を助ける働きもあります。 一方、ビタミンB1は、食べ物の糖質(炭水化物)を体のエネルギーに変え、ビタミンB2は、脂質を体のエネルギーに変える働きがあります。 ビタミンB6は、でんぷんをアミノ酸に分解して、体の筋肉、骨、内蔵、ホルモンなどを合成するときに必要な栄養です。その他、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出して、高血圧や心臓病などを予防する効能があります。 緑の野菜がやたら高いですが、山芋は結構リーズナブルです。先月、同級生のF氏に会いに行きましたが、宮城県の花山周辺での偽物の自然薯が栽培されていますが、偽物でも粘りが半端ないと聞きました。でもものすごく高価で買えませんでした。粘れば粘るほどエロい食べ物のようです。

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