時間があればオリンピックにくぎ付けです。
卓球女子、「愛ちゃん、よくやったー」。卓球男子、シングル。白熱戦を最後まで見れず、水谷隼さんのメダル獲得は車の中のニュースで知りました。
体操の内村航平さんの逆転には大歓声を上げる。
メダルが取れればうれしい。しかし、それよりも感動するのは負けても勝っても、選手のそこまでの努力の道と、そして相手をたたえるあう姿ですね。
新聞赤旗はそこのところをよく取材してくれています。選手一人一人に暖かい目を向けています。記事を読むと、新しい感動が湧き上がるのです。
シドニー5輪日本代表だった笠松昭宏さんは「内村航平さんは『世界一クールな人間」と言われるが、そこには裏付けがある。一番努力し準備してきた証」だといっています。
全力出し切った彼は、表彰台に上がる時よろめいて腰をさすった。「もう何もできないところまで出し切った」と語っているとの記事に「究極の集中力」の見出しがズシンと重くなります。
2枚目の写真はS新聞ですが、メダル獲得がオリンピックの目的のような受け止めになってしまう見出しと内容です。これでは選手へのプレシャーを大きくするばかりだし、勝った、負けたに矮小化されてしまう。
オリンピックは平和の祭典、国同士が張り合う道具にならないようにしたいものですね。いま、政治的には対立や矛盾がある国同士でも、スポーツする心に対立も矛盾もないはずです。