中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

泣くことはいいことだ

2016年07月18日 15時16分41秒 | 活動日誌

 

 

 

どこにでもよくある話です。

 先日、夕食後にゼリーを6個いただきました。イチゴにパインにブドウに・・・。

 

早速「たべたい!」と孫。「今日はもうフルーツ食べたから、ブーちゃんとタコーバ(ママの妹)が来るまでとっておこう」週末にそろったらにしようとママが提案。

 

そのあとはお決まりのコース。泣いて「たべる!」と大騒ぎ。

 

パパのグラグラの心の揺れがよくわかる。「かわいそう」と思っているんだ。

 

「みんなで食べたほうがおいしいよ。楽しみにとっておこう」とバァバ。

 

 ややしばらく泣いて、と言っても5分ほどかな、クスンクスンと涙をふいて「がまんする」と。

 

週末は、うんとうれしそうでした。「みんなくるの、まってたんだよ!」「Aちゃんのがまんで、みんなで食べれてよかったね」「うん!!」

お菓子だのゼリーだのケーキだの、この類のものは、我が家では特別の日しか食べれないからねえ。

 

さて、泣かせるのはかわいそうな事なのかな。また、孫は仕方なく我慢したのかな。

 

いや、私はどちらでもないと思うのです。泣きながら、自分の気持ちを調整し、葛藤した姿ではなかったのかなあと思うのです。

 

「みんなと食べたほうがいいに決まってる。いつだって、分け合って食べてるんだし、自分だけ食べたら週末に足りなくなる・・・・解ってるんだけど今食べたいんだよ~」あるいは「今も食べて、週末は誰かが私にくれるに違いない」なんて駆け引きもあったかな。

 

いじらしいですねえ、尊いですねえ、その葛藤。暖かく見守ってあげたいですね。泣くことはいいことです。

 

一人きりだったら負けてしまったかもしれないパパ、心が揺れながらも我慢したパパも偉い。

コメント
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