予算審査は5日目!
文化財センター(浴恩館)の維持を確認
下村湖人(しもむらこじん)が、青年団講習所の所長を勤め、「次郎物語」という小説の構想を練った浴恩館を改修して、文化財の展示をしているのが文化財センターです。緑小学校のお隣、浴恩館公園内にあります。
浴恩館の建物も市の史跡に指定されているので、文化財の中に文化財を保存しているのが現状です。貴重な文化財ですから、坂井的には、予算を措置して維持管理していくべきと考えているところです。
公共施設等総合管理計画では、「昭和63年に市の史跡と位置付けられているため、当初の木造建築物の趣を残す形での限られた改修工事で維持管理していくには、老朽化が著しく、経費が高額になり、文化財の収蔵施設として機能を果たせる改修ができないことから、施設のあり方を検討する必要があります」。とあります。
施設のあり方検討って、言い回しが気になります。一般質問でも問われていたんですが、いまいち答弁が理解できなかったので、市がどのような視点に立って検討していくのかが読み取りにくいため、確認しましたたところ、「この建物はたいへん貴重であり、これからもしっかりと保全していく」という答弁が出たので、(課題はあるので、大変なんですが)まずはひと安心。
公民館講座の申込方法の検討を
Zoomのウェビナーを活用した公民館主催講座が10月からテスト稼働(オンラインも併用)するという予算。課題を洗い出し整理をした上で、来年4月から本格稼働する予定。あくまで公民館主催講座で、市民が使えるものではありません。公民館にWifi環境さえ整えば(現在は、災害用に設置されたWifi…ロビーで使える程度で1日2回まで&1回60分までの制限ありというものがありますが)、市民の学びの環境も向上という視点でのWifi整備が進められないか?と思うところだけど、難しそう。。
オンライン活用が進む一方で、講座の申し込みは追いついていません。小金井市ホームページに掲載されている公民館事業を任意で16こピックアップし、申込方法を確認してみたところ、
・電話もしくは直接来館し、公民館窓口へ 9講座
・電話、メールもしく直接来館し、公民館窓口へ 3講座
・往復はがきかメール 3講座
・往復はがき 1講座
でした。講座担当者が対象を考えて申し込み方法を設定しているようです。(今日日、メールで申し込めない講座がこんなにもあるなんて)。申し込みの手段の確保は、合理的配慮という点においても大切です。複数確保していただきたい旨、要望したところ、検討しますとの答弁が出ましたので、動向を見守っていきます。
議会で取り上げる案件は、市民の方からご指摘いただいたこともあります。市政で何かお気づきのことがあり、市に直接いうのはハードルが高いなぁ、、ということなどございましたら、お話お聞かせください。