坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

小金井市議会、3月28日までの会期延長になります(←22日に確定)

2022-03-20 | 市議会2022年3月議会

小金井市議会は、3月24日で閉会の予定でしたが、会期延長での28日までになります。16日の議会運営委員会で確認済み、本決まりするのは22日。

 坂井は、おかげさまで議員になって7年目に入りましたが、予備日が3日間も設けられるなんて初めての経験です。10年に1度の基本構想審査特別委員会が入っているのと、”中期財政計画”がキッカケとなり、基本構想・庁舎建設の議論が紛糾し、予算審査でも質疑が保留されていることが要因。

 予備日では、各委員会の保留(未処理)案件を審査していきます。保留案件があるのは、
 基本構想審査特別委員会
 厚生文教委員会(←これはサクッと終わりそう)
 総務企画委員会
 予算特別委員会
と、盛り沢山です。終わるかな?
 坂井が副座長を務めている広報協議会は予備日に開催することになっていますが、順番できには一番最後。開催できる時間は残っているのかどうか。

 


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とっても遺憾。庁舎建設について”設計や建設時期の大胆な見直しを含めた協議の場を設けたい”と市長が示す

2022-03-17 | 市議会2022年3月議会

市議会は、急きょ日程を入れた第5次基本構想審査特別委員会。
11月以降の経緯は”市長、無策の先送りはもうやめよう”〜庁舎福祉会館建設・第5次基本構想(坂井ブログへ)

 


市長報告 庁舎等複合施設建設の今後の進め方(案)については、こちらPDF)

4ヶ月経って市長が示したのは、庁舎建設について”設計や建設時期の大胆な見直しを含めた協議の場を設けたい”ということでした。


市長発言の要となるところのみ書き起こし

「私はこれまで設計等を大幅に見直すことについては否定的でしたが、市議会が可決してきた決議や市民の皆様、市議会からの多様な意見を踏まえて、設計や建設の時期を大胆に見直すことも含め、市議会の皆様と協議を行わせていただくための場を設けさせていただくことをお願い申し上げます。新年度早々にも市議会の皆様と協議するための意見交換の場の設置に向けた検討を行わせていただく機会をいただき、配布資料にお示しさせていただいた今後の進め方(案)を固めていきたいと考えております。」


坂井は、今のスケジュールと計画で進めるべきと考えていました。
 私は、今のスケジュールと計画で進めるべきと考えていました。懸念を示している他の議員の指摘は分からなくもないですが、庁舎建設を止めるだけの理由にはならないと考えています。
 市長も市長で、ずっと検討を繰り返し続け、実質的に”先送り”を繰り返しているのは、説明不足と判断の誤りのつみ重ねです。

 今回の市長方針は、本当に残念です。


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文化財センター(浴恩館)の維持を確認 & 公民館講座の申込方法の検討を

2022-03-15 | 市議会2022年3月議会

予算審査は5日目!

文化財センター(浴恩館)の維持を確認
 下村湖人(しもむらこじん)が、青年団講習所の所長を勤め、「次郎物語」という小説の構想を練った浴恩館を改修して、文化財の展示をしているのが文化財センターです。緑小学校のお隣、浴恩館公園内にあります。
 浴恩館の建物も市の史跡に指定されているので、文化財の中に文化財を保存しているのが現状です。
貴重な文化財ですから、坂井的には、予算を措置して維持管理していくべきと考えているところです。
 公共施設等総合管理計画では、「昭和63年に市の史跡と位置付けられているため、当初の木造建築物の趣を残す形での限られた改修工事で維持管理していくには、老朽化が著しく、経費が高額になり、文化財の収蔵施設として機能を果たせる改修ができないことから、施設のあり方を検討する必要があります」。とあります。
 施設のあり方検討って、言い回しが気になります。一般質問でも問われていたんですが、いまいち答弁が理解できなかったので、
市がどのような視点に立って検討していくのかが読み取りにくいため、確認しましたたところ、「この建物はたいへん貴重であり、これからもしっかりと保全していく」という答弁が出たので、(課題はあるので、大変なんですが)まずはひと安心。

 

 

公民館講座の申込方法の検討を
 Zoomのウェビナーを活用した公民館主催講座が10月からテスト稼働(オンラインも併用)するという予算。課題を洗い出し整理をした上で、来年4月から本格稼働する予定。あくまで公民館主催講座で、市民が使えるものではありません。公民館にWifi環境さえ整えば(現在は、災害用に設置されたWifi…ロビーで使える程度で1日2回まで&1回60分までの制限ありというものがありますが)、市民の学びの環境も向上という視点でのWifi整備が進められないか?と思うところだけど、難しそう。。

 オンライン活用が進む一方で、講座の申し込みは追いついていません。小金井市ホームページに掲載されている公民館事業を任意で16こピックアップし、申込方法を確認してみたところ、

 ・電話もしくは直接来館し、公民館窓口へ 9講座

 ・電話、メールもしく直接来館し、公民館窓口へ 3講座
 ・往復はがきかメール 3講座
 ・往復はがき 1講座

 でした。講座担当者が対象を考えて申し込み方法を設定しているようです。(今日日、メールで申し込めない講座がこんなにもあるなんて)。申し込みの手段の確保は、合理的配慮という点においても大切です。複数確保していただきたい旨、要望したところ、検討しますとの答弁が出ましたので、動向を見守っていきます。

 議会で取り上げる案件は、市民の方からご指摘いただいたこともあります。市政で何かお気づきのことがあり、市に直接いうのはハードルが高いなぁ、、ということなどございましたら、お話お聞かせください。


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”環境楽習館(旧雨デモ風デモハウス)”の活用&広報強化を〜

2022-03-14 | 市議会2022年3月議会

予算審査は4日目。

坂井の質問からピックアップ。

”環境楽習館(旧雨デモ風デモハウス)”の活用&広報強化を
 10年ほど前に、オール東京62市区町村共同事業 みどり東京・温暖化防止プロジェクトの補助金事業を活用した小金井市の環境配慮住宅型施設「小金井市環境楽習館」。
 当初は「雨デモ風デモハウス」という愛称でした。その名の通り、雨水の循環や風を使った気化熱や太陽熱などの自然エネルギーを活用した空調によって、CO2排出ゼロを達成した環境配慮型の研修施設です。
 しかし、近年の気候変動では、真夏の暑さや真冬の寒さには耐えられないため、開館時期や時間を短縮しています。建設からおよそ10年が経過し、なんらかの手入れが必要で、市民団体と協議をしているということ。


 そもそも、この補助金が、地球温暖化対策等の一層の推進を図ることを目的とするものですので、その目的を維持したまま、活用できるように維持していただきたいところです。小金井市は、今年1月1日に、市長・教育長連名で、「気候非常事態宣言」をしましたので、環境学習にも活用していただきたいところ。

環境配慮施策〜再エネ100%電力の共同購入の検討を
 種々、環境配慮のための施策を講じている小金井市。施策の充実について、メニューを増やすのか、メニューはそのままに予算の上限額を引き上げるのか、検討していくという答弁が出ていました。坂井的には、数年前から提案している「電気の共同購入」を自治体が市民に呼びかける政策の検討を改めて提案しました。(ちなみに坂井事務所も、東京電力から再エネの事業者に切り替えました。手続き簡単なので、導入しやすいと思うんですよね)

 


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そういえばこんな市長答弁もあったなぁと、ふと思い出す土曜の深夜。

2022-03-12 | ひとりごと。

総事業費100億円を超える市役所建設と保育園2園廃園案。

この2つの政策を実現したいと思った場合、政策の提案時期をいつにするか、考えると思うんですよね。

お金にはイロがついていませんから。”庁舎建設のために保育園をなくすのか”という考え方って出てくると思うんです。

昨年10月6日の全員協議会では、議員からまさにそのような質問をされ、西岡市長は否定してました。

まぁ。「庁舎を建てたいがために保育園をなくすのか」と問われたら、「そんなことはない」という答弁になりますよね。肯定するわけがない。

私が気になったのは、市長は、この2つの政策提案を同時期にすると、市民や議会から「庁舎を建てたいがために保育園をなくすのか」と言われるだろうと予測はしていたのか?でしたので、質問をしてみたところ、以下のような答弁でした。

 【市長答弁】 YouTubeはここ🐔から
 保育園の見直し方針案と庁舎建設との関係ですが、先ほど来から答弁しておりますように、庁舎建設の財源を確保するために公立保育園の在り方の見直しをしたとか考えたとか、それは全くないんです。考えたことがないんです。

 そういうことを言われるかもしれないだろうなということを想定しましたかという質問ですけど、そういうことを考えたことがないので、庁舎は庁舎としてしっかり検討を進めてまいりました。
 公立保育園の在り方は非常に長い間の課題でありまして、これは庁舎建設の問題とは全くリンクしない形で、私が初めて見たのは平成9年、一番最初につくった行革大綱に項目として上がってきて、私も当時はまだ27歳で、初めて市議会議員になった当時です。
 そのときからずっとある長年の課題なので、庁舎建設が必要なので、そのために財源を確保するから保育園の見直しをしているのではないかと言われるだろうかと想定しましたかというふうに問われれば、想定はしておりません。

 考えたことがないので、現時点ではそのように答弁させていただきたいと思います。
 ただ、今、市民の皆様方というか、市議会の皆様方がそういうふうに取られている人もいますよというふうにご指摘いただいたことは、そういう考え方があるということはお聞かせいただきましたので、そこは踏まえてまいりたいというふうに、私はそう思っていませんけども、踏まえてまいりたいと考えております。

 

 本気で答弁されているのが伝わってきたので、ずいぶんと純粋なお人柄なんだなと思いました。他方、(私も詰め将棋的な思考は得意ではありませんので、自分のことを棚に上げますが、)”こういう手を打てば、こうなる。”と、全体を見通す力をもう少し高めていただいて、市政運営にあたっていただきたいとも思いました。
 市役所職員は、市長の補助職員ですから、コツコツ仕事を積み重ねるわけです。それをどのように進めていくのか判断するのが、総合調整権のある市長のお仕事です。

 


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