彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

2016J3 第7節vs大分トリニータ

2016-05-02 14:13:05 | カターレ富山

 トリニータさんは被災地の色んなものを背負ってくる、と予想する向きもあるでしょうが、大分トリニータはそんな甘っちょろいモノじゃないと思いました。

 J3に降格したことを真摯に受け止めれば、『背負う』ものではなく、そもそも常に『身につけるべき』メンタリティこそなんだと。

 平時に出来ないことが、有事に対処できる訳もなく。その辺りの意識の在り方が、戦績に反映されるでしょうし、失敗を繰り返さないための健全な自己批判に繋がると思います。

 いや、上の文章はトリニータさんではなく、ここ数年のカターレ富山に欠けていた意識あるいは価値観のことですね。

 でまあ、大分トリニータのホームで闘うわけですから、「被災地の想い」云々だから難敵などいうのは、先方に対してむしろ非礼だと思っていたわけです。先方は常時、相応のメンタリティを有している強敵ですよ、と言いたくてね。

 試合に勝つことには出来ましたが、トリニータさんはとにかく怪我人続出(特に攻撃陣)だったわけでして、手放しで喜べない状況ではありました。

 

 勝利はしましたが、改善すべきプレイや戦術をしつこく探して、次節に臨んで頂きたいと思います。

 プロサッカークラブはどうも内向きに甘い部分があるようで、昨今、価値観のズレをかなり感じており、戸惑うことが少なくないですね。どうもそれは富山だけではないのだなと思うのであります。