彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

2010J2 第24節 vsアビスパ福岡

2010-08-29 23:17:41 | 2010 J2
今季、最も蒸し暑いと感じたナイトゲーム。
前半で声は枯れて、せめてと跳ねたら、遂に両腕と左足が攣って痛いのなんのって。

5-0の雪辱を期しての闘いも…そう甘くはないか、という感想です。

それでも出来ていることを積み重ねていきましょう。

そりゃ、これだけ逆転負けばかりではネガティブな物事が色々と出てくるでしょうが…

カターレ富山であることに変わりはないわけで。
他にやれることはないか、それを突き詰めていくのみです。
出来ない理由を挙げて避けるのではなく、ね。

上園選手と渡辺選手は今季最高の出来だっただけに、もう少し見たかったかな。
ただし、これは結果論。

一方、やみくもにロングボール多用しても効果が今ひとつなのは実証済み。
これだけは改善が必要でしょうね。

皆さん、明日の仕事、頑張りましょう。

2010J2 第23節 vsサガン鳥栖

2010-08-23 21:05:08 | 2010 J2
勝ち点1。
鳥栖と分け合った勝ち点ではなく、アウェイで勝ち取った価値ある勝ち点1。

しかし遂に失点数は41と突出した値になり、課題解決も途上であることを痛感した試合でもあります。

鳥栖の先制点は中盤でのパスミスより、強引に前を向いてシュートまで持っていく選手への対応の甘さが問題ではないでしょうか。
もっといえば、紅白戦でもショートパスを繋ぐ場面が多く、強引さをやや欠くカターレの特性が負の結果となったとも評せます。

しかし、木本選手のゴールはダイレクトパスを繋いでからの波状攻撃の結果でもあり、一面的な評価では公正を欠きますね。

50分の黒部選手の股抜き(ヒール?)パスに反応した朝日選手の飛び出しもあり、攻撃のバリエーションも様々。
やはり「繋ぐ」とシュートまでしっかりいけますので、効果が半減以下のロングボールを多用するパワープレイは封じ手とすべきでは?と思いました。

57分の木本選手の決定機から、黒部選手のシュートに至る場面は見事。
しかし、確実に決めなければならない場面。
鳥栖さんも同様に60分の豊田選手のシュートも決めねばならないものでしょうね。


選手交代としては谷田選手から足助選手の交代は「有り」だと評価しています。
何もかも前線の選手を投入すれば…
良いわけでないのはない、と考えますし、拮抗した展開からバランスを欠いて落とした試合の数々を省みれば妥当な選択でしょう。

プレースキックの精度を考慮すると上園→川崎でしょうが、上園選手の負傷の程度が心配です。大事無ければ良いのですが。
また西野選手のクロス&シュートが好調時に戻ってきたようで何より。

次は煽り不要の福岡戦。
選手自身のために、5-0の屈辱を晴らさずして何をするというのか。

そして黒部選手が50ゴールを決めるのはこの試合をおいて他にないでしょう。

2010J2 第22節 vsザスパ草津

2010-08-15 21:57:08 | 2010 J2
受け容れ難き敗戦ですが、ここからが踏ん張りどころ。
出来ている部分は確実にあるわけですから、一つづつ課題を克服していくしかありません。
そんな想いだけを抱いて帰宅したホームゲーム。

前半は決定機をことごく逸する中、オウンゴールで失点…
のはずが、さっぱり分からないファールの判定。
何が起きたのか-少なくとも体勢を崩した谷田選手(訂正)の足に当たったように見えた-理解できぬうちにゲーム再開。

後半は押し込まれる時間を凌ぎに凌いで、セットプレーから先制点。
先制の時間帯、試合の流れを掴めるはずの展開。

が、今季何度も見た展開でタイムアップ。

負けるたびにアウェイだろうが何だろうが駆けつけたくなる気持ちが高ぶります。

選手、スタッフ、サポーターの皆様、お疲れ様でした。
こういう風向きの悪い時もあるのでしょう。しかし、そこで立ち向かえるか否かに素敵な価値があると信じています。

草津の皆様。判定に関しては…
レフリー諸氏はレフリング技術以前にサッカーそのものに慣れる必要があると感じました。
当該主審の今後の技量向上に期待しております。

2010J2 第21節 vs大分トリニータ 録画チェック後

2010-08-10 20:13:41 | 2010 J2
かつて、今も、そしてこれからもあまた目にするであろう光景の一つ。
成績が低迷し、あるいは降格争いの渦中にあって、沸き起こるスタッフ(特に監督)への責任追及、選手への非難。
しかし、これらの光景が良い結果をもたらすことはほとんどない、と思います。

で、あるならば。
異なる反応、対応を模索するのも良いんじゃないか、と。
(その意味でファジさんは確かにちょっと例外的なサポーターという印象ですね)

との想いを抱きながら録画を見た今節。

結論から述べますと、決して悪くありません。
それどころか昨季を支えた「堅い」内容のサッカーだったと評価できます。

大分は前節の大敗を受けて、(あろうことかカターレ相手に)守備重視のサッカーを展開してきたと思います。
それも「引く」のではなく、センターサークル付近でボール保持者あるいは楔を受ける選手に積極的かつ効果的なプレスでボールを奪取する戦術。
出足も鋭く、それ故効果的なカウンターとなり、フィニッシュに至ります。
一方、カターレは黒部・朝日選手が厳しいマークを受けた結果、フィニッシュの手前で潰されるシーンが多いと見えました。
スタッツに現れたシュート数の差はそのためでしょう。

しかし、双方とも集中した守備を展開し良く走った結果、締まった内容と評し得る前半。
中でも堤選手の集中力と気迫は傑出しており、今季最高のパフォーマンスでしょう。

ただレフリーの判定と判断がねえ、楚輪さんが怒るのも無理ないですねえ…
(九州では○田さんの量産型が出現するようで)

51分の決定機は…運としか。
やはり1点差のゲームだったのでしょう。
ただ、このシーンに至る黒部選手のサイドチェンジも見事。

総じて、全ての選手がきっちりやりきったと評価できると思います。

状況ゆえに厳しい評価になりがちかも知れませんが、であるからこそカターレ戦士の大切な90分を見届けなければ。

つくづくそう思い、評価が覆った大分戦です。

2010J2 第21節 vs大分トリニータ

2010-08-07 21:55:20 | 2010 J2
大分で試合の一部始終を観た方の感想を聞きたいと思います。
(嫁さんも含め)

今季カターレが勝利した試合は、ある意味相手が「己に負けた」とも評せると考えています。

では、今節の大分のように奮い立とうする相手に対してはどうであったのか。
非常に厳しい評価を下さざるを得ません。

未だ道半ば、でしょうか。


応援するぞ、カターレ富山。
好きだぞ、カターレ富山。

2010J2 第20節 vsFC岐阜 録画チェック後

2010-08-03 20:44:30 | 2010 J2
試合前の応援メッセージの中で、カターレユースの子供たちが「3-2で勝ちました」という場面を見てまして、
失点はともかく、3ゴールは(ダービーで気合充分のはずの)岐阜さん相手に難しいかな、という感想ではありました。

しかし再逆転での勝利とは、選手&スタッフの頑張りゆえ。MOMを挙げたいところですが、皆で勝ち取ったものですから、言わぬが花でしょうか(笑)

富山の夏は涼しい(あくまでも比較対照の上ででしょうが)と思う方が少なくないようですが、「蒸し暑さ」は最高気温から想像する暑さを遥かに凌駕する厳しい環境。
西日を浴び続けるアウェイ側に同情を禁じえませんでした。


苔口選手の負傷で、木本選手が先発。カターレ側観衆全てが注目&期待に応えてか、木本選手は元気一杯で素晴らしい働き。
同点弾も昨季42節のゴールを彷彿とさせるもの。

攻撃の展開のキーとなるのは健太郎さん。
で、健太郎さん。
守備ではボール保持者への効果的なプレスやパスカットからカウンターの起点となるなど、スカパー!解説者の仰る「無難な出来」はやや過小な評価では。
攻撃時の働きは言うまでもなく。
23分 健太郎さんのファーサイドへのFK。わずかに濱野選手に合わず…惜しいっ
前半終了間際、左サイドからグラウンダーのシュート性のクロス。しかし一歩船津選手が届かず。
総じて高評価のパフォーマンスだと思いましたが、

先制点となった朝日・長山のワンツーは素晴らしく、カターレらしいファインゴールだと思います。
一方岐阜の2得点はいずれも素晴らしいゴールですが…
1失点目はブロックを形成できず、ファーサイドの選手をフリーにしてしまったのは今季よく見る場面で、守備の改善はいまだ途上でしょうか。
また、船津選手に当たってコースが変わっており、名手中川もこれはノーチャンスでしょうか。
(しかし船津選手は獅子奮迅のボール奪取を見せてくれましたし、当たった云々は不運)
2失点目はボールの出所となる選手がフリーでして、これまた第1節で見させられた場面。
佐藤選手のスキルの高さもありましたが、簡単に振り切られてしまうのも反省点でしょうか。

また、西野選手。アーリークロスの時のルックアップをしない時のクロスのほうが良いんですよね。
彼の積極性と精度は得点力向上に寄与すること大の筈。同点弾に繋がるクロスはお見事。

永冨選手。駒沢よりサポーターが期待していた起用。
彼の投入で連携がより深まった印象です。惜しむらくは得点が…しかし誰もが認める殊勲者。

朝日選手。いっそのことハットトリックを狙ってしまえば良かったのに(笑)
難しいバウンドに合わせたファインゴール。その前の渡辺選手(視野が広いですね)からのパス、木本選手のクロスへの一連の動きもカターレらしさ抜群。

サイドチェンジから中央への切込みが素晴らしかった谷田選手。

一方、守備では失点数ワースト1位の課題があったといわざるを得ないでしょう。
中川選手が決定的なシュートを3~4本止めてくれたお陰ですが、それに至る守備はちょっとマズイですな。中川選手は派手に見えるセーブでも、弾く方向などの基本が本当にしっかりしてますね。
我々にとっては「当たり前」となってしまっている「ファイン」「スーパー」セーブですが。

野田主審。
石田選手が倒されたシーンで「PK!」と抗議の大声を挙げましたが、録画を見ると妥当な判定でした。
しかし、前半ロスタイムのファールを見逃したのは完全に誤審です。得点に繋がる場面でしたので、これだけはちょっとね。
それ以外はうまく流してくれるシーンも多く、またポジショニングも含めて納得です。
副審、四審の方も含め、蒸し暑い中お疲れ様でした。