彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

2011J2 第33節 vsガイナーレ鳥取

2011-10-31 20:29:24 | 2011 J2
13位以上とは何か。
それは得失点差が±0に近いことであり、勝敗数がほぼ拮抗する順位である、といえるでしょう。
(中位の下のほう、あるいは中位と下位の境界、とも表現できるかな)
昨季の大量失点を改善することから始めた3年計画の1年目としては、至極まっとうな目標と評価しています。
まずは守備からは基本。何となれば「決定力」はどのカテゴリー、どのクラブでも永遠の課題でありますしね。

で、目標達成後に「何が残るか」は来季以降のクラブ編成によります。そこで大鉈を振るってしまうと、元の木阿弥、いや今季は何であったのかと深刻な疑問が残りますよね。

問題として挙げられるとすれば「13位以上」にどんな意義があるのかを、(J2に詳しくない可能性がある)スポンサーの皆様にどう説明しているのか、という点でしょうか。
フロントにおきましては是非とも丁寧な対応&フォローをお願いします。

そんな13位目指してのホーム鳥取戦。

2008年JFL後期第15節を思い出しました。同じ日本海側のクラブとして県総に迎えることが出来たことに感慨もありましたね。
そして小針選手。
結果的に朝日選手などの決定機を3~4回阻止しており、敵手ながら流石です。
大人気(?)な理由はやはりその技量があってこそでしょうし、人徳もあるような気がしますけど。
そして、楽勝にさせてくれなかった理由は最後まで諦めない鳥取の闘志と、小針選手のファインセーブであることは明らか。

JFLといえば、朝日選手のヘディングゴール。2008JFL前期第11節の流通経済大学戦@五福以来のヘッドではないでしょうか?(間違っていましたらご指摘をお願いします)

4得点より2失点が気になって、大勝とも完勝とも感じることが出来ない面もありますが、とにかく過密日程の最後を飾ってくれた選手&スタッフに感謝します。


日曜日の午後4時開始という悪条件にも関わらず、駆けつけた鳥取サポーターの皆様、お疲れ様でした。無事帰宅されたでしょうか。
アウェイに赴く身としてはとても他人事ではない日程。そして晩秋の日本海側は雨天も多くなりますし、何より車の運転は常にリスクがつきまといますから。

長いシーズンもあと5試合。

2011J2 第7節 vsファジアーノ岡山

2011-10-30 09:53:13 | 2011 J2
現地で見る感想、特に勝利を信じて現地に赴いたサポーターの感想と画面で見た感想は異なることが多いようです。
岡山より帰宅後の嫁さんと録画を見て、やはりそう感じました。

試合の感想としては安間監督の試合後のコメントと全く同じです。
他会場の試合を見ても、ピッチを覆う「疲労感」は感じました。

が、それのみで良しとは出来ません。

何故ならば、栃木SCvs東京ヴェルディ戦。
選手の闘志は「画面からさえ」感じさせられました。
もし、今季J1昇格がならなくても、大きな目標に挑んでそこに肉薄した経験はクラブにとって大きな糧となるだろう、そう思わざるを得ない試合でした。
カターレサポーターをしてこのような感想を持たざるを得ないのですから…
安間監督とはアプローチが異なるのでしょうが、平日夜の厳しい時間を割いて、しかも有料で観るべき試合であったと。
当然といえば当然ですが、わざわざ記そうと思う昨今です。

さて、岡山戦。
「低調」と評するコメントもあり、それはそれでアリでしょう。しかし選手達は精一杯の「走り」をみせていたと評価しています。
攻撃では連携を欠くシーンが多く-確かに選手間の距離がいつもより離れていたように感じました-岡山を脅かす場面は少なかったですね。
特に朝日選手を完全に封じられていましたし、ああなると厳しい。しかし守備における彼を封じることまでは出来ず、身体を張った素晴らしいブロックで決定機を阻止してくれまして感謝。
ただ、ミスからボールを奪われても守備に戻る速さ、2度3度とボール奪取を試みる積極性は随所に見られており、過密日程の中で良く出来るものだと今更ながら感心しました。

先制のトリックプレイは草島で何度か見た覚えがあります。
実戦では初めてでしょうか?

岡山のホームで岡山出身の選手が得点する富山…

失点はどうでしょう、石原選手を褒めるべきでしょうね。江添選手が付いてましたが、タイトな状況でニアに向けて振り切った右足一閃。鶴田選手も死角からの速い弾道には致し方なし。
この場面を招いたのは岸田選手の再三の仕掛けだったと思います。ボディブローのように効いていたのでしょう。


今日はガイナーレ鳥取戦。
というより小針清允戦。
JFL時代、彼の守る栃木ゴールを破らなければ、J参入は有り得ない。
そう思っていた2008年JFL前期第13節。
圧倒的にカターレが攻めるも、しかし0-0。
だからこそ、記憶に残る偉大なる敵手。
それがなければ木本選手の「アレ」だけで、こうも人気(?)がある訳はありません。
JFL以来の懐かしい選手を再び富山の地に迎えることに感慨はありますね。厳しく苦しい時代を主将として引っ張ってきた吉野選手は久しぶりのJの舞台を楽しんでいるでしょうか。
秋の好天には恵まれないようですが、お互いに良い試合を。

第31節 第6節 第32節 そして岡山

2011-10-24 20:16:05 | 2011 J2
北九州戦。
自分は「サッカー」が好きだったんだな、と再確認した試合でもありました。
敗戦はそりゃ無念ですが、北九州のサッカーは…
「(私も)好きな」サッカーでもあり、あれだけやられるとかえってサッパリした気分でもありましてね。

鳥栖戦。
選手達を不甲斐ないと評するより、「無策」だったのではないかと。
縦へ速く、あるいはDFを前に引き付けて裏へポン、とやられることが大の苦手だと、サポーターの誰もが知っているのでしょうが…
前節vsFC東京の鳥栖はPA外からのシュートが多かった展開を見ますと、選手能力の差だけではないようにも思えます。
「選手個々の力」の差を前に出されることが多過ぎて、監督のコメントにはちょっと引いてしまいます。
上述の北九州と人件費で大きな差があるとも思えませんし。

で、東京ヴェルディ。
得点トップのチーム力を決定機の数で示した試合。
「たまたま」入らなかったシュートに助けられた、のではないかとの疑念もあります。
課題解決はまだまだでしょうか。
失点は誤審に近いものがあったように考えてますから、あれは「運」。
むしろ後半の入り方と、70分後まで流れを変えれなかったことが大問題。
「勝てば良し」
では済まない内容にも思えてしまいます。
(珊瑚海も南太平洋も結果としてはミッドウェーと同じだったのではないか、というのと似ていると←なんのこっちゃか分らなくても良いです)
無論、選手の奮闘は無論称えられるべきものですが。


明後日はファジアーノ岡山。
強敵。
今年一番の強敵。
昨季までの復仇を期して挑んでくることは明らかです。
初年度の最終戦2-0、昨季12節の4-0、昨季36節の1-2の借りをまとめて返す意気込みの筈。
カターレ富山としては首位と対戦する決意と緊張感を持ってあたらねば、大敗すら有り得るでしょう。
2008JFL前期第2節の敗戦-岡山の劇的な勝利で、その後の岡山は連勝街道-から、どうにも岡山には良いイメージはなくて。

目標の13位目指して負けられない戦いが続きますが、安間サッカーの真髄発揮に期待します。

2011J2 第32節 vs東京ヴェルディ

2011-10-22 19:39:57 | 2011 J2
強敵に勝利しました。
FC東京、栃木SC、大分トリニータ等の上位に勝ったときのアグレシッブさというか、「後半まで保つのか?」と危惧するほどのプレイを展開できれば、結果もさることながら見るものをして何かを感じさせ得るポテンシャルはあるのでしょう。
勝ちましたが、後半開始早々の失点等、ホーム湘南戦と同様の課題もありました。
(失点のシーンですが、倒れたヴェルディの選手が吉井選手の脚を払ったように見えます。主審を補佐すべき副審の位置取りが問題なのではないでしょうか)
勝てば良し、負ければ采配を責める、のではなく、やはりこのような展開が何時、どのようにして改善されるかに注目していきたいと考えます。


風邪の回復が遅れており北九州戦時にセーブして応援していたのですが…
74分永冨裕也IN
スウィッチオォォォォォォン
…咽喉は壊れました…
(そんわけで私が赴くはずの今節は急遽嫁が味スタに)
嫁さんに「もう若くはないんだから」と試合内容の批評より厳しく説教されましたが、「もう」ではなく、「とっく(過去完了形)」になのだが…と心中で自虐的に反論するサラリーマン哀歌。

疲労や風邪より、多分乾燥した気候が影響したのでしょうね。
湿度が80~90%台であった大分戦の頃が懐か…しくはないですね。

2011J2 第6節 vsサガン鳥栖

2011-10-19 23:00:38 | 2011 J2
結論から述べます。
カターレ富山の試合後の対応は間違っています。

例えば「後半やれることを前半から出来ないのか」、という試合後の声に何の問題があるのか?
これはここ数試合の課題として安間監督自ら述べられていることと、何等矛盾はありません。

しかし、この声に過剰に反応する一部関係者のみの立場に立っているのは、大きな誤りであり、問題です。

何故、罵声なり野次が出るのか。
それは負けるから。

そこで、「(試合後に)そんな元気があるのならば、試合中に頑張ってくれないか」とか、「選手を後押しするために、○○のような応援をして欲しい」
という言い方なり、対応であれば、サポーターやファンとともに考えられるレベルに課題がおりてきます。
しかし、監督自ら、その機会を逸する発言を-ゴール裏で-しており、その発言に則って「常軌を逸する罵声」を規制する方向でスタジアム運営が行われているように捉えざるを得ません。
そして、その「常軌を逸する」基準がかなり拡大解釈されている空気を感じます。

あまつさえ、今節では(試合終了後に)スタッフ自らそのような発言を現場にて確認することに専念させるような事態は、憤りを感じざるを得ません。

愚かな。本当に愚かである、と。

基本的に「サッカーが好き」である観客(サポーターだけでなく)に、例え敗戦後でも何を求めているか、考えようとしないのか。
希代のサッカー小僧「安間貴義」に語らせるものが他に多くある筈なのに。
彼の語るサッカー論を耳にすれば、勝敗の如何を問わず、観客は納得するし、楽しめるものと思うのに。

カターレ富山はもう少し考えましょう。余りにも底が浅い考えで対応している、と苦言を呈さずにはいられません。

2011J2 第31節 vsギラヴァンツ北九州

2011-10-16 21:11:13 | 2011 J2
これまで通り立ち上がりが悪かったというより、3バックの間隙を斜めの動きで素早く突いてくる北九州に翻弄された前半。
PKとミスからの2失点とはいえ、勝つべきサッカーを展開したのは-遺憾ながら-北九州であったと言えます。

後半途中から-前半から飛ばしてきた-北九州の運動量が落ちてきたことで、カターレが押し込む時間が長くなりましたが、それを以って今後に期待とするには厳しいでしょうね。

昨季の(恐らく)柏-富山戦のスカパー!中継で解説者を務めた三浦現監督に悔しいことを言われたので、「お手並み拝見」と意気込んだ今節でしたが、見事なお手並みでした。
嗚呼…

開始早々にカターレに決定機がありましたが、あれは多分決めないといけないシーンだったと思います。
(録画で確認する必要がありますが)

しかし、全体の流れは圧倒的に北九州であり、先制も必然といえる展開。
後半開始早々の飯田選手のミスは致命的な2失点目になりましたが、彼だけを責めるわけにもいきません。
チーム全体のバランスが悪かったですしね。

大西選手は初得点おめでとうざいます。

黒部選手も300試合出場おめでとうございます。浮沈の激しいこの世界では偉大な実績、と評すべきこと。
チームの最年長者としての彼には、
「異質なものへの理解と寛容」
この言葉を贈ります。

第91回天皇杯 2回戦 vsサガン鳥栖 追記

2011-10-15 20:28:44 | 天皇杯
北九州戦の前日になってしまいましたが、少しだけ追記です。
(風邪はひくし、そのせいで喉は痛いは、でもう散々…)

昇格圏内にいる鳥栖さんがどのような布陣でくるか、そこに興味があった訳ですが、意外にも-私にとっては-リーグ戦とメンバーを大幅に入れ替えてきました。
富山との対戦を残しているだけに、大いに有り得ることでしたが、はてされ吉とでるか凶とでるか。

金明輝選手が(我々も嬉しい)先発。
こちらを悔しがらせるような良いプレーを期待しました。…おかげでかなり手こずらされた、どころの騒ぎではない展開のように見えましたけど。
本当に元気そうで何よりでした。

前半はかなり良い立ち上がりだったと評価しています。
福田選手の負傷交代までは。
この後DF陣が跳ね返したボールが相手に渡ることが多くなりましたし、中盤が下がり過ぎているような印象を受けました(これがパスカットされることがしばしば見られた遠因だと考えています)。

鳥栖の得点はいずれも見事でした。野田選手のポストぎりぎりを掠めるようなシュート、新井選手の技有りのシュートはGKで防ぐのは非常に困難だったでしょうね。

一方、カターレの得点もらしさ、はありました。
3点目の黒部選手の得点も、味方(吉川健太選手)と重なり、シュートを打てるかな?と思うような体勢だっただけに、良く打った、と評せるでしょう。

飯田選手は乗ってますね。
面構えがシーズン前と全く違ってますし。

さてさて、日曜日の午後4時、しかもPKまでもつれて、帰宅がかなり遅くなったであろう鳥栖サポーターの皆様、遠路お越し頂きありがとうございました。
次の対戦も平日夜という厳しい条件ですが、J1昇格争いの真っ只中にいるクラブの矜持と、目標-他クラブとは違うけれども-達成に掛けるカターレの矜持がぶつかり合う好ゲームに期待します。

第91回天皇杯 2回戦 vsサガン鳥栖

2011-10-10 21:43:35 | 天皇杯
三連休の最終日の午後4時キックオフ、というアウェイ鳥栖サポーターにとって厳しい日程でしたでしょうが、それでも精鋭(であろう)の方々が駆け付けておりました。
遠路本当にお疲れ様です。
第6節も平日開催となり、これはあまりにも鳥栖にとって厳しい日程。


ところで、この試合の最大のクライマックスは試合後の監督コメント。

平出選手が骨折(大怪我らしいとは聞いてましたけどね)。
福田選手が骨折(やはり)

…平出選手についてはオフィシャルの発表ではなく、ここで知ることになるとは…

女サッカーひとり旅2011別府大分編。

2011-10-04 18:25:10 | 2011 J2
おひさしゅうございます。嫁です。

大分には私が行って参りました。
昨年、とても悔しい思いをした大分アウェイ。
どーしてあの朝日の大ちゃんのシュートが入らなかったのか。
未だに納得できず(しつこい)

絶対リベンジ、次こそは。と強い思いをもって参戦。
…この思いが強すぎたのかな。

午後一時KOなので珍しく前泊しまして。
大分のちょっと手前が別府なので、別府に泊まりまして。
電車移動の疲れを町営の銭湯によってのんびり。
(でも温泉。ちゃんとシャワーも出て100円!富山だと三倍はするよね?)

その後は大分市まで出て大分サポさんと明日の試合頑張りましょうの乾杯など。
ほぼ初対面の方ばかりだったので人見知りの私はキョドっていましたが…
「富山イケメン多い!」
と大分女性サポさんに言っていただけて嬉しかったり。
大分の三平選手がイケメンだ!と私が言ったら皆さん首を傾げられてしまいました。
(おかしいな、カッコ良く見えるのは私だけなのかな…)

試合当日も会場まで送っていただいたりと何からなにまでお世話になりっぱなしで。
本当にありがとうございました!

今年も、しっかりニータンに会えましたしね
スタグルもアウェイ隔離がなくなってばっちり堪能。
昨年食べられなかったニータン焼きもモグモグ。


試合。
ええ、試合はもう前半、ばんばんゴールポストやらバーにぶち当たる大分さんのシュート。
アウェイ側のゴールは前述の大ちゃんのシュートを阻んだゴール。
なんかこっちはゴール決まらないのかなぁ…と嫌な感じがしたり。

んで後半。
やはり向こう側でゴールが決まり大分先制。
く、くやしいけどココまで来たなら絶対追いつくんだ!と応援頑張りました…
平野選手が目の前でゴールを決めてくれた時
「え?」
って信じられず、最初ぽっかりしていました。こっちでは入らないと思ってたもので。

一度こじ開けたら、次も入るのか。
コケさんも逆転ゴール!
ロスタイムなので失点しないでーとばかり祈っていたので逆転、と切り替えられずワタワタしてしまいました。
(勝ち慣れないと、喜び方も思い出せないという)

一点を先制し、少し足が止まった大分さん。
これは運動量が落ちた、ではなくて、先制したことで攻撃の選手と守備側の選手の意識のズレが生む
足の止まり方なのでは。ウチがよく落ちいるパターン…と言えば分りやすいかな。
こういう試合は絶対追加点を狙わないとダメなんだな、と自戒も込めて思いました。


今年のロングアウェイはこれで終了。
少し寂しいですが、後は行きやすいスタが多いですね。
平日の岡山は難しいですが、あとは結構行けるかもと思っています。

あと二ヶ月。
このチームと泣いたり笑ったり出来るのも、たった二ヶ月。
早いものだなぁ、と思う嫁でした。

緊急速報

2011-10-02 20:43:24 | 2011 J2
2011J2第30節のスカパー!Jリーグアフターゲームショーにおいて、今節のベストゴールに平野選手の得点が選出された模様です。
カターレ富山においては当該受賞の初代となる快挙です。

なお、大分戦も含めて、平野選手のゴールのライバルとなりえた他の得点を阻んだ、クロスバー、ゴールポストに心からの感謝と敬意を捧げます。

また、県総のクロスバー及びゴールポストの管理者の方々におかれましては、今後の試合を鑑み、「敵味方識別」を徹底するようにお願い申し上げます。
無論、マウス外に弾き飛ばすのは対戦相手のシュート、カターレのオウンゴールに限定するよう、加えてお願い申し上げます。