彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

2014J2 第5節vsザスパクサツ群馬

2014-03-30 13:03:10 | 2014 J2

 珍しくスカパー!見ながら更新です。

 主審は三上さん。

 芝の状態は良くないようです。
 前半開始。

 1分中島 遠めからシュート。やや弱くGKキャッチ。
 2分ザスパ CK。クリアし、ザスパ、スローイン。もう一度CK。ヘッドで合わせるが、ゴール右に外れる。高さが無いカターレ。

 ザスパ、プロ初スタメンの野崎選手。要注意。

 4分、PA内に攻め込むが、イメージ合わず。

 6分、ザスパ、野崎選手の強烈なシュート。木村選手が見事にブロック。
 8分、内田選手のアーリークロス、GKキャッチ。
 9分、早いリスタートからヨンドクが突破し、サイドに叩くがタッチを割る。 

 13分、カターレCK。跳ね返され、スローイン。

 「苔口の頭を狙ったボールは怖くない」と解説に言われる始末。 

 17分、カターレFK。内田の左足は上空へ外れる。

 23分、木村選手がバックチャージで、イエロー。

 26分、野崎選手の突破を間一髪、平出選手が阻止。

 30分まで上手くボールを奪えるのだが、ラストパスで呼吸が合わないことが多く、シュート1本のみ。決定機なし。

 32分、カターレCK。跳ね返されスローイン。

 ザスパは平繁、野崎にロングボールを当てる攻撃が多い。

 39分、中島粘ってキープし、シュート。CKへ。クリアされる。
 40分、中島PA前で倒され、FKゲット。ヨンドクの意表を突くFK、CKへ。クリアされるが、拾って左サイドへ。ヨンドク、シュートもGK正面。

 43分、カターレ、白崎突破から3対3。苔口に叩いてシュート。CKへ。クリアを拾って、中島クロス。しかし、GKキャッチ。
 アディショナルタイムは1分。
 前半終了。シュート数、ザスパ1、カターレ5。 

 後半開始。
 いきなりタッチライン際で永田選手に粘られ、大ピンチ。凌ぐと、今度は北選手がキックミスで苔口選手にプレゼント。しかし、苔口のシュートはGK正面。

 47分、木村選手の見事なクロス。CKへ。クリアを中島が拾ってファーへクロスも流れてタッチを割る。
 CKの本数は多いのですが、シュートに至りませんね… 

  芝が滑るようで、足元へのパスが繋がりません。もっと、シンプルな攻撃が効果的なのでしょうか。

 53分、ザスパ、サイドを変えながら揺さぶって、PA内へ。カターレ守備陣が防ぐ。
 木村vs瀬川、内田vs永田のサイドの攻防が激しくて、見応えがあります。

 59分、ザスパ、見事な連携から平繁選手がシュート。水谷キャッチ。
 61分、白崎がPA内でシュート!苔口の背中直撃…嗚呼
 62分、ザスパ、小柳選手にイエロー。

 ザスパ、野崎out、ロビーニョIN。

 63分、カターレCK。クリアされるが拾って、クロス、苔口?バックヘッド。北選手キャッチ。

 ヨングンOUT、大西IN。

 65分、波状攻撃も凌がれる。

 67分、ザスパ、CK。再攻撃からザスパ、加藤選手がワンツーで突破、決定的なラストパス。御厨クリアでCK。そしてPK献上。
 秋本が倒したとの判定だが、厳しい判定。前節もそうですが、運が無いですね。不運じゃなくて、無運ですわ。

 PKやり直し。何故やり直しか分からない平繁。

 失点。
 2年以上、逆転した試しの無いカターレ。さあどうなるか。

 ザスパ、平繁OUT、宮崎IN。

 75分、中島の技ありのシュートもGKキャッチ。

 失点。瀬川選手のクロスに青木選手がヘッドで叩き込む。瀬川選手への大西選手の寄せが甘かったか。

 80分、ヨンドクOUT、木本IN、苔口OUT、三上IN。

 83分、御厨も上がって総攻撃だが、パスを繋ぐがシュート、いや攻め手が乏しい。
 
 画面が白くなってます。雨が強くなっているのか、霧が出てきたのか。
 86分、左サイドから受けて三上がミドル。GKキャッチ。

 90分、ザスパ、青木OUT、坂井IN。
 90分、中島シュートも枠を大きく外れる。アディショナルタイム3分。
 
 得失点差もある。1点返そう。

 92分、波状攻撃だがシュート打てず、タイムアップ。

 2-0で敗戦。更に4連敗。


 冷たい雨の中、現地応援の皆様、お疲れ様でした。

 PKが試合の帰趨を左右しましたが、このハンディを跳ね返すことが出来ないと、10位やプレーオフなんぞ口にしてはいけませんな。

 

 
  


2014J2 第4節vs京都サンガF.C.

2014-03-23 09:07:49 | 2014 J2

 安間監督とも、もう長い付き合いになりますし、情もわきます。ですから、安間監督のもとで昇格争いが出来れば良いのですが、なかなか難しいですね。

 サポカンにおける安間監督の評価は『選手の育成手腕』であり、選手諸兄の言葉では『サッカースタイルが面白い』であります。

 しかし、ここにクラブの方向性と矛盾があると分析しています。

 クラブライセンス制度の中で、単年度黒字と健全経営(債務超過状態に陥らない)ことを目指して、自力で取り組み、しかも2013年度の黒字化を達成したフロントの努力は高く評価されるべきです。
 また、安易に増資という手段(いやスポンサーへの依存)を選択しない真面目な経営姿勢は、カターレ富山の誇りでもありましょう。

 問題なのは上記のクラブ経営のビジョンと、安間監督のサッカースタイルがリンクしていない点だと判断しています。

 選手育成ですが、「主力級の選手が簡単に育つのか」、「育成した選手を引き留めることが出来るのか」という課題があります。
 前者は監督の手腕ですから、課題解決上の問題はないのでしょう。
 後者はクラブの財政上の制約や、クラブのブランド力の問題があります。

 サッカースタイルが面白い、ですが、財政上の制約やクラブのブランド力が足りない中で、選手獲得の大きなアドバンテージとなるでしょう。
 また、戦績が低迷しても、求心力となり得るでしょう。

 …あれ?
 何も問題がないことになりますね。
 そうです。「サッカー関係者」の間では問題、いや矛盾はないですね。
 勝ち点をどれだけ得られるのか、という結果より内容を重視することになりますから。

 しかし、クラブ目標の「10位」が完全に抜け落ちていますし、10位を達成するためにはどれだけの勝ち点が必要で、戦力を有効活用するには、という具体的な方策がありません(あるいは問題がないから不要と判断したのか)。
 そして、来年以降の昇格争いを繰り広げるためは、というビジョンも…不透明です。
 カネが無いから時間を掛けて、という方針だったと思うのですが、今季は昨季からの変更点も多くて継続性の面でも判り難い面もあり。
 その最たる例がセットプレイ時の守備をゾーンからマンマークに変えて…でこの結果…嗚呼
 ここがクラブの方向性と乖離しているように思える点です。


 じゃあ、サポーターは?
 ある意味、クラブに試されているのかも知れません。意図したことではないでしょうが。
 J参入後、6シーズン目に入りますが、我々も他クラブのサポーターと比較されており、その結果、厳しい評価を下されているのだと思います。特に選手からは。
 「カネ出しているから、結果出せ」と言えるのはスポンサーだけ、というのが私の考えです。
 過去5シーズン、他クラブのサポーターと比較して、我々は何を成すことが出来たのか。真摯に振り返ると、まあ、そういうことです。大したことしてねえなと。 

 話が逸れました。
 今季は10位を目指すそうです。高望みすれば、結果も良くなるわけでもありません。
 じゃあ、スポンサーの反応は?となります。

 正直、これが最も怖いところです。
 カターレ富山はスポンサー収入だけで成り立っている、といっても過言ではありますまい。
 それでも事業規模(選手人件費)はJ2の下位です。積雪地帯ゆえのサッカー為替レートもあります。

 ですから、短期的にはJ2残留が目標になります。最低目標ではありません。今季から降格対象が2クラブになる可能性が大でしょうから、簡単ではない筈です。
 意外にも下位争いを繰り広げてもスポンサー収入は増えていました。フロントの努力の賜物です。
 が、降格したら一挙に手を引かれる恐れがあり、それはクラブの存亡に関わります。

 今季はカターレ富山と共に下位争いを繰り広げていたクラブが一つ降格し、もう一つは…まあアレでナニな状態になって、残るはカターレ富山だけという状況です。

 「やっていることに間違いない」サッカーを繰り広げて、3連敗してホームで逆転負けが2戦連続(昨季最終節を含めて3戦連続)しているのですから、問題が無いわけありません。
 しかし「やっていることに間違いない」の感想が出てくるのは、上述した背景があって、ごく自然の流れだと思います。

 故に危うい。
 ピッチで繰り広げられるのはサッカーですが、どのクラブも問題を抱えており、戦術レベルの問題はリーグ戦では相殺されてしまうと考えています。
 ですから、戦略レベルの矛盾が大きいクラブほど、厳しい結果になるのだと。


 今節にしろ、前節にしろ、キックオフから30分全力で飛ばして、それが90分保つのか、というところでしょうね。
 得点シーンは見事で、苔口選手の技量の成長に目を見張るものがありましたが。