彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

富山県サッカー選手権 決勝戦

2008-08-31 22:05:06 | カターレ富山
カターレサポとはいいながらも、やはり富大生の健闘も祈らずにはいられません。
そこで今回ばかりはメインスタンドにて応援することにしました。

さて富大応援団の皆様は・・・なんと吹奏楽部。
サッカーの試合でブラスバンドを拝聴できるとは思いませんでした。

決して侮れない実力を有する新庄クラブや雷鳥クラブを下して決勝に駒を進めた富山大学サッカー部。
対してリーグ戦のベスト布陣としたカターレ富山。
どんな試合になるか非常に楽しみです。

キックオフ。
いきなり石田選手と長谷川選手はボールを戻すことなく、富大陣内へと攻め込みます。
そして挨拶代わりのロングシュート。

この場面、私は「手は抜かないし侮ってもいない。全力で90分間プレイする」というカターレの富大へのメッセージと受け取りました。
この粋なファーストプレイに思わず拍手。
カターレは侮りも下手な余裕を持つこともなく、全力でぶつかる模様。富大としては光栄かもしれませんが、油断に付け込むことも出来なくなりました。

一方、富山大学は21番の長身フォワードを敵陣内へ置き、残りの選手は自陣内に引くという超守備的な対応。
名にし負う新庄クラブを無得点に抑え、PK戦の末勝利した試合もこのような戦術だったのでしょうか。
力の劣るチームとして考えた末の戦術でしょうが、カターレとのスピードと技術の差はその想定以上で、富大の堅陣を木っ端微塵に打ち砕きます。

先制点の直前までは拮抗した試合になる予感もありましが、カターレ選手の速さ(出足だけでなく、判断の速さも含めて)に富大生は次第に翻弄されていきます。体力の消耗も予期した以上の早さだったのではないでしょうか。
そんな中で本来ならば避けるべきバイタルエリアでのファールも、カターレの速さに追随出来ない状況では起こるべくして起こったのだと思います。

ただ困ったのは、何とかボールを奪おうと、富大選手がとにかく足を出すこと。それがことごとくアフター気味で、一つ間違えれば怪我に繋がりかねません。
故意でないことは百も承知してますが、出足の速さが劣るため、ややもすると危険なプレイに繋がってしまいます。
主審も状況を理解しておられて、前半は注意に留めてましたが、後半からは流石にカードを出してました。

前半は失点後も引き気味の富大でしたが、後半からは攻勢に出ます。
そんな中、少なくとも2回は非常に惜しいシーン(あわやゴールかと思われた鋭いミドルと、一歩及ばなかったヘッド)もありました。

富大21番の選手はなかなかのキープ力で、個人技で局面打開を図りますが、相手はプロ。若さだけで太刀打ちできるカターレではありませんでした。
4失点後も富大生は懸命にプレイしますが、彼らの方が消耗が激しく、プレイも精彩を欠いていきます。

そんな中、後半ロスタイム直前に注目のシーンが。
カターレ側から富大側に戻ろうとしたバックスタンド側の副審が転倒。しかしそれでもフラッグは落とさない審判魂。
怪我などしていなければ良いのですが。

富大も何とか一矢報いるべく、ロスタイムのFKには全員がゴール前に上がりますが決定機は作れず。
そして4-0でタイプアップ。

カターレが勝つべくして勝った試合でしたが、気持ちを切らさず最後まで戦った富大生も立派でした。
レフリングも素晴らしく、良いゲームコントロールだと思います。まあ、後半に石田選手が倒されたシーンをPKとしなかったのは…富大生が頑張った故ということにしておきましょう。

富山県サッカー選手権 決勝戦前日

2008-08-30 19:04:22 | カターレ富山
富山大学サッカー部と対戦する明日の試合。
さて、どちらを応援したものかと迷う一戦です(迷っていいのか)。

というより母校のサッカー部がここまで戦えるレベルに達していたことが驚きです。
伝え聞くところによれば、富大の体育会系の部は軒並み部員不足に陥っており、伝統のある部も存続の危機にあるとのこと。
(中でも山岳部は存亡の危機と聞いてましたが、大学再編・統合後はどうなったのでしょうか)

そのような状況の中で決勝まで勝ち上がってくるとは・・・賞賛の言葉があるのみです。

さて、その富大サッカー部の皆さん。
NHKでの富大主将さんのコメントを聞きますと、「カターレの眼中に富大はないだろう(そしてそこに付け込めば・・・)」と思ってるようです。
昨年までのアローズ北陸とYKKAPの熾烈を極めた戦いを踏まえたうえでの感想かもしれませんが、残念ながらカターレは連敗中でございます。
しかも上位チームとの3連戦を前にして重要な位置づけにある試合ですから、よもや手を抜くことはないでしょう。
上記のNHKの番組の中で監督は「100%の力で臨む」と仰ってますし。

とは言うものの、ジャイアントキリングが定常化している天皇杯。
大学生、しかも実績や練習環境が十分とは言い難い国立大学ですから、判官びいきの世間様の多くは「富大勝ってくれないかな」と思ってるかもしれません。
(そもそも天皇杯にどれだけ関心があるか怪しいですけど)
これでBSの生放送だったら普通に負けるかもしれません(名古屋とか、名古屋とか、名古屋のように)。

確かに国立大学のサッカー部が富山県代表になって、J1昇格が掛かっているJ2チームや、残留しか頭にないJ1チームをバッタバッタと倒すのは痛快かもしれませんが、そのかませ役にカターレがなるのは御免被りたいです。

明日はPK戦になるような予感がするとは決して口にはしませんが、是非プロチームのレベルを見せつけるような好試合をお願いします。

なお、お目にかなった選手へのスカウトもお忘れなきように。

順位確定

2008-08-27 18:08:18 | 2008JFL
TDK SCは先制するものの、終了間際に逆転弾を喫した模様。
これで4位岡山との勝ち点差は5。
しかし、3位横河武蔵野との勝ち点差は6。

J参入の戦いは厳しさを増してきました。
だが、苦しいのも厳しいことも今に始まったことではありません。

苦しんだ序盤からここまで這い上がってきたのですから、その過程に自信を持ってこれからの9試合に挑んで欲しいと思います。

岡山さんもカターレと同様にピッチ上での結果のみに集中できる環境となりつつあります。
鳥取さんはピッチ上での結果がチームの将来をも左右する状況となってます。
栃木さんは追われる者の苦しさを味わっていることでしょう。財務面は選手の責任ではありませんが、モチベーションに正逆両方の影響を及ぼしかねないかもしれません。

残り9節、中断期間の練習も含めてカターレの歴史に永遠に残る戦いのリスタート。
終わりの始まりはない。
全てがカターレの歴史の過程となるのみ。

回想&備忘録 前期第17節vsSAGAWA SHIGA FC

2008-08-26 22:11:15 | 2008JFL
1999年 チャンピオンシップ第1戦 
ジュビロ磐田vs清水エスパルス(ヤマハスタジアム) 2-1(延長)×
(ハンドを取られてPKだし、隊長のPKが決まるってのも)

2001年 J12ndステージ第1節
ジュビロ磐田vs清水エスパルス(エコパ)3-1×
(アレックスがPK失敗するし・・・)

2007年 J1第11節
ヴァンフォーレ甲府vs清水エスパルス(小瀬)0-0△
(内容は完全に甲府のもの)

アウェイ遠征は厭世となりロクなことがございません。
(2002年以降は経済状況から遠征は断念)

前期の最終戦は滋賀観光を兼ねて初のアウェイ応援となりました。
彦根から国道8号を経て現地へ。スタジアム北側の琵琶湖大橋付近まではすんなり行ったのですが、駐車場の入り口がさっぱりわかりません。
結局一度は入り口を通り過ぎてしまい、付近をウロウロした挙句ようやく発見。
この駐車場はJFLサポの間で有名な場所とは聞いてましたが、呆気に取られる立地条件。男女を問わずいきなり観戦に誘ったら誤解を招きそうです。
 
さて、予想より早くついたためスタジアムの周辺を散策することに。同じ頃に到着したカターレサポーターの方のお勧めで、佐川美術館に向かいました。
この佐川美術館は収蔵品がかなりのものらしく、休日ということもあって多くの来館者で賑わってました。そこへレプリカを来たまま入るのは場違いのように思えましたので、やむなくスタジアムの下見に変更。

まだ早い時間のため、スタッフの方がスポンサーの看板を設置したり、ゴールの設営を行っている真っ最中でした。
チケットだけでも早めに購入を、と思ったのですが、売り場がわかりません(なにせ初めて来る場所なので)。迷っているうちにメインスタンド(といっても観戦場所はここだけですが)に辿り着いてしまいました。途中でスタッフの方に「お疲れ様でーす」と声をかけると、会釈こそ返されるものの咎められることもなし。
スタジアムの周囲は水路or沼跡と住宅地(一部のアダルト地は除く)で、ひき蛙のなき声もあるという、なんともどのかな雰囲気でした。

1,000人も入れば一杯のキャパと聞いてましたので、お客さんはそんなに来るまいと思ってましたが・・・キックオフ30分前あたりから続々とお客さんが詰め掛けます。
カターレサポも100名を優に越えてました。SAGAWA側も小中学生を動員しており、これも相当な人数。キックオフ前にスタンドは7~8割方埋まってるように見えました。
ホーム側ではカキ氷と唐揚げを販売してました(地元の有志の方でしょうか)。しかし予想外の来客によりキックオフの30分前には売り切れ(嫁さんは列の長さを見て購入を断念したようですが、せっかく用意したものが売れ残るより・・・と笑顔でした)。

さて、前年度王者のSAGAWA SIGA。2007年度の素晴らしい戦績は今更くだくだと述べるまでもないでしょう。SAGAWA戦のアウェイ応援を決意したのも、開幕前は強敵の筆頭と予想した故です(試合日に休みを取りやすかったのもありますが)。 
今シーズンの戦績はあまり振るわず、主力を抜かれた影響がここまで出るとは予想外でしたが、簡単に勝てる相手のわけがありません。
カターレと共に夏場に上昇してくるチームと予想していただけに、その試合内容も楽しみです。

キックオフ前には少し降っていた雨もピタリと止みました。曇り空で、南西のやや強い風が吹くコンディションの中で試合開始。
どうせ開始15分間は辛抱する時間だろう、と思ってましたが、SAGAWAもピリッとしません。ボールを奪って前線へと運ぶ段階でミスを連発。カターレの中盤が攻守ともなかなかの出来で、SAGAWAは思うに任せない様子。
この時間帯で先制できればと願っていた20分過ぎ。スルーパスを受けて左サイドからPA内に切り込むカターレ選手(朝日選手だったのでしょうか)が見えます。
「上手い!」と唸らされる流れ。PA内で入れ替わったように見えましたが、さあ打つのか、クロスか、と注目していると、ゴール左側のやや角度のないところシュート。
ゴールネットにボールが突き刺さるのがはっきりと見えました。
やっぱりカターレの選手のスキルは高い、と思わしめる先制点です。
が、先制されて目が覚めたのか、SAGAWAのミスが減ってきます。それでも主導権を奪い返すには至らず、逆にカターレが決定機を得ますが追加点は得られずに0-1で前半終了。

後半。ホームの北九州や佐川印刷戦の例もあり、追加点が早く欲しいところ。
そんな中、朝日選手がゴール前でシュートを打つもGKの攻守に阻まれました。でも良い流れだな、と感じてましたら、失点。
一瞬の隙を突かれたというよりボールウォッチャーになってしまって、対応が遅れたところを上手く切り返されてからの失点。シュートに関してはSAGAWA選手を褒めるしかないと思いましたが。
問題は失点後。
開幕戦のリプレイを見るように、カターレの出足が鈍くなるように見えました。前半は相手の先を読んで積極的な仕掛け(攻めてはパスにしろ、DF背後へのラン、守ってはパスコースのカット、裏を狙う相手選手へのマーキングなどなど)が減ってきます←あくまでも私の主観です。

そんな状況で、長谷川選手と朝日選手が相次いで交代。
両選手とも攻撃の要だっただけに・・・うーん、てな感想でした。永富・川崎両選手に期待するのは当然でしたけど。
交代後15分ほど膠着状態(お互いグダグダともいう)が続きますが、勝ち点3をあくまでも願うカターレサポは到底納得せず檄を飛ばします。

それに応えたのはSAGAWAの方。中川選手の指先をかすめてシュートはゴールネットを揺らし、逆転を許しました。
歓声を上げるSAGAWAサポの皆さん。半ベソの嫁さん。

失点直後、景山選手がOUT、カン選手がIN。
そしてカターレが怒涛の反撃(あの、出来るならもっと早くやって欲しいのですが。ただそれだけの体力があることには素直に感心します)。
SAGAWA自体それほど出来が良いわけではないので、時間帯も考えて守備的な布陣となります。それだけにゴール前の守備の人数は揃っており、シュートを打っても、クロスを上げても再三弾き返されます。
残り5分。ボールは支配するものの、これはというシーンは少なく、私も「厳しいな」と覚悟しました(嫁さんはもう半泣きで「負けないで」と祈ってました)。

そんな時間帯。SAGAWAさんのDFが思い切ってラインを上げたような見えました。石田選手もよく動いてますが、疲労は隠しようがなく、永富選手も厳しいマークにあってなかなか仕事をさせてもらえません。
ですから、「あれっ」と私も思ったその瞬間、川崎選手がドリブルで中央から左に流れ、空いたスペースに石田選手が飛び込みます。
そして浅いラインの裏を狙って浮き気味のパスが。
慌ててGKが飛び出し、対応に追われたSAGAWAさんのDFと石田選手がゴチャゴチャゴチャ・・・
と、クリアボールだか石田選手の執念のシュートかよくわからないボールがコロコロコロとゴール内へ。
すかさず、主審と副審を確認。ゴール!!!!!!

スタンドアウェイ側はヒートアップ、静まり返るホーム側(SAGAWAさんの小中学生のみんな、大人気なくてごめんね)。
試合の流れは完全にカターレのものとなり、再三SAGAWAゴールに迫りますが、SAGAWAさんも必死に防戦しタイムアップ。
あと5分あれば・・・と思わず空を仰ぐ私。

試合終了を待っていてたように、雨が本降りとなりました。
チケット売り場(跡)でSAGAWAさんの制服を着たぬいぐるみが寂しく雨に濡れてます。周囲にはスタッフの方が見当たらなかったので、売り場のテントの中へと保護しておきました(笑)。

回想&備忘録 前期第16節vsMioびわこ草津

2008-08-23 17:28:04 | 2008JFL
HondaFC戦は風邪をひいてしまい見れませんでした・・・

さて、前期序盤に好調だったMioさんでしたが、大量失点での敗戦が2試合続いている状況。
一方カターレは確実に勝ち点を稼ぎ、しぶとく上位を目指しているところ。

ところでMioにはかつて「澤登2世or後継者」といわれた田中大輔選手が所属しています。
清水在籍中は層の厚いアタッカー陣を凌ぐことが難しく、期待されながらもなかなか試合に出場することはできませんでした。
(平松選手といい、澤登の後継者といわれる選手が大成しないのは何故?)
そんな彼の元気な姿を見るのも楽しみの一つでした。

さて、試合。
あいかわらずのスロースターターというか、試合の入り方が悪いのか、Mioのプレッシャーがきついのか、ピリっとしない展開です。
と、Mioさんにとっては悪夢としか言いようのない時間帯が訪れました。
10分過ぎ(公式記録によれば19分ですが、これは交代時間でしょうか)、押し込みつつあったカターレが突然プレーを切ります。
激しい接触プレーがあったようには見えませんでしたが、Mioの選手が痛そうに足を引き摺り始めました。さらにもう一人の選手が倒れます。
近くにいたカターレ選手(渡辺選手でしょうか)が、Mioの選手を見てすぐボールを出したところから軽い怪我ではないな、とは思いましたが・・・

よりによって前半も始まったばかりで2人負傷交代とは・・・
久方ぶりの観戦であるM君と顔を見合わせ、「これで試合になるのか、Mioは?」、「こっちが怪我をさせたわけではないですよね」と、ひそひそ話し。
その後、幸山選手が半月板損傷で全治4ヶ月、若林選手が靭帯損傷で全治2ヶ月とのこと。あまりの大きな怪我に言葉がありませんでした。

Mioの平岡監督にしてみれば試合プランも何もあったものではない展開。突然のことでやや混乱したMioの隙をついて中田選手が先制。
が、これで目が覚めたMioさんがサイドへの大きな展開からPAに切り込み、PA左側からフリーでシュート!!!!!
ゴール裏の誰もが失点を覚悟したであろうこのシュート、しかしボールはビクザムにビームライフルを撃ったような妙な曲がり方をしてゴールマウスを横断!
私「なんじゃ、今のボールは」、M「バリアですよ、バリアっ」。

このシュートが入っていたら、その後の展開がどうなったことやら。
Mioの交代選手が悪いわけではないのですが、アクシンデントと決定機を逸したことによるものか試合はカターレペース。
前半終了直前に石田選手が追加点を挙げて2-0で折り返します。

サッカーで一番危険なスコア2-0。
後半開始15分で試合の帰趨を決せれば、と願ってましたが、後半10分過ぎに長谷川選手がPA内で倒れます。
膝をやったかと、彼の怪我を心配していると主審はペナルティスポットを指すではありませんか。
M「どう思います」、私「主審からは良く見えない角度だった筈だけど。誤審くさいじゃねーの」
Mioの選手の猛抗議も判定が覆るはずもなく、PKを石田選手が確実に決めて3-0(なぜ長谷川選手じゃないのか?蹴らせてやれよ、と思いました)。

これで少し気落ちしたようなMioに対して、貪欲に得点を狙うカターレは朝日選手がGKとの1対1を確実に-いつも決めてくれれば得点王かも-決めて4-0。
この時点で勝敗は決したも同然でしたが、80分ごろに西畑選手が目の覚めるようなミドルを叩き込んで一矢を報いてきます。
これだからJFLといえでも侮れん、楽に勝てるチームはない、と改めて考えさせられるビューティフルゴールでした。

その後、石田選手がPA内で2度ほど倒されましたが、ノーホイッスル。本来ならこの二つがPKで、3点目はPKではないと思うのですが。
あまつさえ石黒選手がGKとの接触プレイを危険とみなされ、一発レッド。この判定だけはまったく納得いきません。石黒選手がスライディングを掛けましたが、その時ボールはイーブンでしたし、意図的にGKを蹴ったわけではないので、レッドは妥当性を欠くと思います。

が、終了間際に吉岡選手がPA内で倒されます。今度ばかりは目の前で起きたことなので、主審もPKの宣告。
駄目押しの5点目を吉岡選手が自ら決めたことろでタイムアップ。
得失点差も稼いだ価値ある1勝を挙げることが出来ました。
ただ、前半でMioさんが二人も負傷交代するというアクシデントが及ぼした影響もあると思います。Mioさんの実力は後期のアウェイ戦で推し量ることになるのでしょう。
田中大輔選手は残念なが後半途中で交代となりました。この試合展開では実力を十分に発揮できなかったのもやむを得ないかなと思います。

M君は観戦試合全勝、嫁さんはせっかくの大勝を見逃す結果となりましたとさ。

回想&備忘録 前期第13節vs栃木SC

2008-08-23 12:07:22 | 2008JFL
天気予報はあいにくの雨。
大事な一戦ですが、この天候ではお客さんの出足も鈍いのでは。
と思い、この日はゴール裏に参加しました。

が、案に相違してキックオフ1時間前ごろから徐々に増える観客。
選手アップ時からキックオフ直前に雨粒が落ちましたが、幸い本降りには至らず。

さて、試合開始。
圧倒的じゃないか、とまではいきませんが、カターレが試合を支配。
惜しむらくは栃木GK小針選手が奮迅の活躍を見せ、ゴールマウスを死守。
栃木はなかなか攻め手を欠くものの、ハイレベルな内容の試合展開でした。

そして後半。
カターレサポの誰もが肝心だと思っていたであろう、開始直後。
失点。
「集中しなきゃならん時間だろ」「同じこと繰り返すな」「決めるところで決めないから」などなど、ゴール裏の皆さんは怒り心頭に達したのでしょうか、無言ながら激しい波動がゴール裏を包んだように感じました。
が、ピッチ内は様子がおかしい。
主審はPA内で、こちら(栃木ゴールマウス方向)を指しています。
オフサイドかと思って副審を見ますが、旗は上がってません。
どうやらファールがあった模様。ゴール裏からは何のファールかさっぱりわかりませんでしたが、とにかく助かりました。

前半同様、カターレがペースをつかんで攻め立てますが、この日の小針選手は非常に当たっておりことごとく決定機を阻まれました。
(ポジショニングやコーチングが良いというより、シュートコースの読みが鋭かったように思えます)

で、結局スコアレスドロー。
試合自体はいい内容で、今後に充分期待できるものでした。

ノーゴールの件追記

2008-08-19 19:57:58 | 2008JFL
スカパーに加入したのは10年ぐらい前でしょうか。
Jリーグ見たさで。
当時エスパルスを応援(つーか後援会員でした)してましたんで、鼻血を出す思いで見てました。
その後、J2全試合放送という大英断にスカパーが踏み切ってくれたおかげで、エスパルスと同じぐらい好きだったヴァンフォーレの試合を毎回見れるという、アウェイサポにとってはこれ以上ない環境になったときの感激は今でもよく覚えてます。

スカパーさんのおかげで沢山Jを見れるようになりましたが、その分現地応援できない悔しさを感じることも(謎の判定があったり、得点と思ったらノーゴールとされる場合などは特に)。

そんなわけでゴールネットが揺れてもまず主審・副審を確認してから喜ぶように努めてます。得点と思ってぬか喜びをしないように(舞い上がって忘れることもありますが)。

ですから、JEF・R戦のノーゴールのシーンも、主審が両手で取り消したのを見た瞬間、「あちゃー」てな感じで。すぐさま主審へ怒声を発してしまいました。
(正当な判定だったようなので、主審には失礼しました。ここで謝って済むもんでもないですが)

一方、その瞬間嫁さんは私の横で狂喜してました。若い娘さんとハイタッチまでして(泣)
あわてて、「違う、違う。ゴール取り消されてるから」と叫んでも耳に届かぬ模様。

やがて、事態を把握するとマジ泣きして「どうして、どうして。こんなのことあっていいの?」と詰め寄られるし。

録画を見てないので100%自信はないのですが、メインスタンドで観戦していた方の証言ではやはりノーゴールとのこと。
でも、あの軌道でサイドネットから入るかあ?、と思ってる往生際の悪い私です。

とりとめない文ですが、そんなこんなでゴールネットが揺れてもレフリーを確認する私です。
ただ、ゴール裏だとレフリーが良く見えないので不安になることが少なくないかな・・・(そもそも声出しに集中して視界に入らないこともありますし)

痛い黒星のあとで

2008-08-18 19:37:34 | 2008JFL
中継録画を見れなかったので、以下の感想は事実と異なるかもしれません。ですから、それらの点についてはご指摘頂ければ幸いです(この駄ブログを観ていただける方がいる、という前提で)。

JEFの戦術は自陣内に位置取りすることで選手相互の距離間を短くし、プレッシングの際などで数的優位を作り出しボール奪取の確率を高める、あるいはタッチラインの外にボールを出す(出させる)、ことだったと思います。
どこかのJチームで見た戦術ですが、守備への比重が大きいのがちょっと違ってる、という印象です。
(チーム名はいいませんけど、これが足枷となって現在苦戦中といえばわかるかな)

いわゆるオシムサッカー、これがどんなものか私は良く分かりません(理解できる能力がないといわれれば、致し方なし)。
(弱いときのジェフは人もボールも動く以前の問題-フィジカルだけでなく-でしたから、運動量が豊富になったからといって、そんなの勝ちたきゃ当たり前じゃねえか、と私は思ってましたし)
ですから、オシムサッカーとの比較は私には出来ません。でも、(今年はさておき)昨年までのジェフサッカーと同じには見えませんでした。

よって、ジェフ(J1のほう)で受け継がれてきた-今は怪しいですが-サッカーに負けた、とは考えていません。
スキルはカターレの選手の方が上じゃないでしょうか(おもいっきり贔屓目)。むしろ、JEFが弱者でも勝ち得る戦術、よく言えばアウェイで勝ち点1を最低限得る戦術に徹してきて、それを打ち破れなかった、とは思います。

監督云々の話も良く見ますが、これは難しいですね。
育成、選手起用、選手交代、スカウティング、全てを兼ね備えた監督・・・いるかなあ(そもそもJFLには来ないだろ、という突っ込みはなしで)。
あえて挙げれば鹿島のアウトゥオリ前監督、オリヴェイラ現監督ぐらいじゃないでしょうか。アウトゥオリ前監督はJ1でワールドクラスの采配&選手交代をみせてくれましたっけ(対清水戦)。
日本人で、名将といわれる方々も選手交代が謎だったり、育成と戦術と練習には定評があっても実戦での起用・交代が・・・な監督さんもいますし。
(そもそも今のJFLで、チーム統合後1年で結果を出せというのも高いハードルですよね。昨年の佐川さんは、ありゃ例外でしょ)

今回の敗戦でJ参入が厳しい局面を迎えたとは思います。
ですが、カターレの選手・スタッフがこのまま引き下がるわけがありません。
それにこのような厳しい状況を体験しないと真に強いクラブにはなれない、と考えます。

追記
私は鹿島サポではありません。念のため。でも、上述の監督さんは本当に素晴らしい指揮官だと思います。

JFL後期第8節 vsジェフリザーブ

2008-08-17 19:53:41 | 2008JFL
1時間前にキックオフしたMio草津vs横河武蔵野戦が0-1と横河リードで折り返すとの報。
そんな中、参入圏内から離されないためにも勝ち点3が必須となる試合でした。
が、ホームの利を生かせず敗戦となりました。

試合前半はジェフさんの出足が速く、特に中盤では攻防とも数的優位を作られる苦しい展開。
それでも、サイドへの展開から好機を演出しました。
が、シュートは枠を外れたり、GK正面を突いたり。

ジェフも2度ほど惜しいシーンがありましたが、中川選手の好守と守備陣の踏ん張りで得点を許しません。

前半はスコアレスで終了。
このとき、横河が0-2で勝利との報。

いよいよ負けられない状況です。
後半もジェフさんは守備に比重を置き、カウンターを狙うように見えました。

攻守がめぐるまし入れ替わる展開、といえば言葉はいいですが、実態はジェフさんの早い出足&チェックに苦しめられ、遂にはパスミスを誘発されるか数的優位からボールを奪われる状況です。
それでも、ジェフさんのクロスとシュートの精度の低さから、危ないと感じる場面はほとんどありません。

後半も半ばごろから、さしものジェフさんも足が止まり始めます。
ここからカターレの猛攻。
そんな中、PA右手前で得たFKがゴールに吸い込まれます。

が、なんとノーゴールの判定。
主審はサイドネットを抜けた、と判定したようですが、ゴール裏からはちょっとわかりません。
カターレ側からは主審に激しい怒号が飛び交いますが、判定が覆るわけもなし。
(メインで観戦していた知人によれば、明らかにサイドネットから入ってしまったようです)

カターレのイレブンは気落ちすることなく、攻め込みますが、ゴール前の混戦も押し込めずじまい。
上園選手のFKはバーの上を叩いて、ゴールならず。

そして終了間際の88分に痛恨の失点。

その後はこれといったチャンスはなく、タイムアップ。
本田、横河の上位陣が勝つ中で、痛すぎる連敗となってしまいました。

双方とも決定機は同じという印象です。
ジェフさんの出足の方が早いな、という印象もありましたが、カターレの選手も負けじと走っていたと思います。
(怪我で100%の力を発揮できない選手もいたでしょうし)
ただ、ハイボールへの対応ではジェフ側に分があり、セカンドボールを上手く拾えない場面が目立ちました。

拮抗した試合と思いましたし、どっちに勝ちが転がるわからない状況だっただけに残念です。
日陰では暑さを感じず、心地よい風が吹く良いコンディションでしたが、ホームアドバンテージを生かすためには、富山ならではの高温多湿の環境の方が良かったのかもしれません。

サッカーフェスタ@グランドプラザ

2008-08-16 16:07:32 | カターレ富山
選手そして監督・スタッフの皆さん、練習そして明日の試合を控えての貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
進行の方はNHKの三輪アナが上手に仕切ってくださり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

ただ、カターレのオフィシャルHPの告知が昨日の夜だったせいか、サポの方々はあまり多くなかったようです。
お盆ですから皆様も予定の変更が難しかったのでしょうね。

トークでは富山の気候のこと(雨天が多いなどなど)を仰ってましたが、その声が天に届いたかのように(?)、トークの途中で突然の大雨が。
フェスタ終了後は曇り空となりましたが、2時過ぎからまたまた大雨。
練習がどうなったか心配です。
(特に雷)

トーク終了後、選手の方が並んでくださったので、順にサインを頂きました。
列の端っこの方に堤選手が見えたので、「ああ、堤さんは最後の方か」、と思いサイン用紙をめくって顔を上げながら、
「堤さん、サインを・・・へっ」
なんと、目の前には橋田さん。
大変失礼しました(私が子供に列を譲ったり、人を避けたりしているうちに入れ替わってたのでしょうか?)。
ほんっとにごめんなさい。

また、サインを頂くとき、何とお礼を言えばよいか難しいと思いました。
いつも頑張ってる選手に「頑張ってください」というのもアレですし。
しかし、いざとなるといい言葉思い浮かばないものです。
結局「頑張ってください」としか言えないボキャブラリーの貧弱さ。

それでも30過ぎのおっさんに快く応じてくださり、感激でした。ありがとうございます。
我が家の大切な宝物になりました。