彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

TM vsツエーゲン金沢

2010-02-28 22:24:53 | カターレ富山
春を感じさせた先日までの天候から一転、息が白い寒空の中、皆様お疲れ様でした。
(金選手は「半袖」で、男気を見せてくれました)
私といえば、声はガラガラ、腰は痛いし、手をどこかにぶつけて擦り剥いてますし、あと一週間で出来るだけ体も声も鍛えねばなりません。

さて、2010年仕様のカターレですが、充分期待させてくれる、面白いサッカーでした。
得点力向上という課題解決に向けて、注目の一戦。
声出しの練習も兼ねてでしたので、細部までは不明でしたが…

昨年とは違います。

それは「黒部光昭」。
キープ力、高確率でボールを落としてくれるポストプレイ、正確な足技。
こと攻撃だけでなく、前線からのボールの奪い方も上手いこと。
圧巻は後半(何分だったかはわかりません)。
金沢DF2枚に挟まれながら、胸トラップ(に見えましたが違うかも)からダイレクトでPA前の石田選手(だと思った)にパス。
周囲からはどよめき。

単発のプレイでだけでなく、DFラインからのビルドアップに合わせての効果的な運動も含めて、際立っておりました。

昨季は守備から攻撃への素早い切り替え(逆もまたしかり)が武器であったカターレですが、今季はゴール前の枚数を増やすことを重視しているように見えました。
DFラインでボールを回している間も徐々に押上げが成されており、黒部選手のところでボールが収まることもあって、PA内の枚数が1枚だということはなく、3人以上の選手が雪崩込んでくるシーンが再三ありました。

濱野選手や金選手もセットプレイだけでなく、機を見て攻撃参加することもしばしばあり、チームの目指すサッカーが何となく見えてきたように思えます。

課題としてはミドルレンジからのシュートが少ないことでしょうか。
その意識をもっと強く持って欲しいかな。

金沢さん相手の2-0(後半0-0)に不満の向きもありましょうが、手応えは充分あった、というのが私の評価です。


さて、ツエーゲン金沢。
前半カターレが押し込まれた時間もありましたし、後半は完全に1点ものの決定機もありました。
しかし試合全体を通して、攻守の切り替えの時のイージーミスが多かったことが惜しまれます。が、あくまでもTM。課題抽出の良い機会であればと。
ただ、試合開始直後のGKのキックミス2連発はちょっと…
(SAGAWA SHIGA、Honda FC、横河、ソニー仙台あたりはこういう所を確実に突いてくるでしょうから)
山根選手の退場(イエロー2枚)は、昨年の甲府の山本選手に引き続いて、県総におけるTMのデフォルトと思えなくもなく。

なお、準加盟に向けての署名運動など多忙なときにも関わらず、まとまった数の金沢サポさんが県総まで来てました。

2010シーズン対戦クラブ07

2010-02-26 23:08:50 | 2010 J2
昨季3戦3分の札幌と福岡。

<コンサドーレ札幌>
過去5年程度の長期計画を挙げて監督を招聘するも、その途中での監督交代が多かった札幌。
石崎信弘監督が単年度契約を望んだというのは過去の経緯を踏まえてでもあるのでしょうか。

昨季は金選手の劇的な同点弾、拮抗した試合でスコアレスドロー、先制するも一瞬の隙を突かれてのドロー。
カターレのサッカーを先方がどう評価するかはともかく、手強い格上相手に充分な戦績との評価も出来ます。

札幌さんは「若手+助っ人ブラジル人」チームという印象が強く、助っ人の出来と脱走に振り回されてしまう感が無きにしにもありません。
しかし今季は愛媛から内村選手、FC東京から近藤選手と藤山選手、さらに広島からリハンジェ選手と、より確実な働きが期待できる逸材を加入。
また柏から(同一カテゴリにも関らず)石川直樹選手のレンタル延長。

中山雅史選手の加入の話題に隠れがち(失礼)ですが、甲府に勝るとも劣らぬ陣容を整えており、石崎監督2季目としても昇格への目算と覚悟は充分あるように思えます。
(クラブ経営上も「もう上がらねば」という切羽詰った危機感があるのか、とも想像されますが)

千葉勢がJ1時の戦力を維持してはいますが、それだけに昨季J1下位と昨季J2上位の対決は興味深いですね。




<アビスパ福岡>
クラブワーストの11位とはいえ、カターレの上に位置する結果であり、(潜在的な)力の差は認めざるを得ません。
昨季は51得点(それでもカターレより多いですが)が誤算だったでしょうか。
それを踏まえて今季は…
「若返り」

思い切った世代交代を断行したものです。
ヴェルディから永里選手を獲得したほかは、大卒あるいはユースからの昇格選手が主体。

但し、昨季レンタルの阿部選手が完全移籍。3rdクール後半からようやく本来の力を取り戻すことになった原動力でもあり、これは侮れません。
また新加入選手が若手ばかりとはいっても、復仇を期すであろう高橋泰選手、16得点の大久保選手など、得点数増加は充分期待できるでしょう。

昨季の対戦成績を見ますと、2ndクールまで一方的なスコアとなる試合が目に付きます。
攻守のバランス悪さが課題なのでしょうか?

カターレとの試合を振り返りますと、少なくとも運動量でカターレが勝っており、攻守のバランス(約束事あるいは規律ともいうべきか)もカターレが明確であったように思えます。
一方、アビスパさんは後半の失点数が非常に多いデータとなっています。

後半の失点数の多さという課題をどう解決するのか?
これに対する解答は昨季の後半に示されているようにも見えます。そうであるならば、J2九州勢5クラブのシーズンは今季限りかもしれません。

さて、何より黒部選手の古巣でもあります。
今日はトランプマジックでも存在感を示してくれましたが、これは福岡在籍時も有名だったのでしょうか。




かなり大真面目な追記
19-14であと5クラブ。
草津、岐阜、熊本、大分…
ありゃ偶数だ、おかしいぞ。
(○○は…いや書いたぞ。最近はJ1のクラブの方が私にとって影が薄いのだが…カターレサポが「影が薄い」と言うのもなんだが…)



カターレ富山をまるっきり忘れてました。

千葉には黄色がよく似合う。

2010-02-25 10:14:29 | 2010 J2
カテゴリー、そうね「J2」でよいのね、と悲しかったり。
「ちばぎんカップ」そう、世界三大カップ!? 行って参りました。嫁です。

14時キックオフなので富山からなら始発で十分間に合います。
京葉線、ねずみの国に行く電車に乗る前にサンドイッチを食べてもまだ余裕。
東京駅~蘇我駅までは45分。JRのとくとく切符購入なら、蘇我駅まではこの切符で行けます。
はじめて、とくとく切符が本当にお得だ!と感じました…

蘇我駅の前にはローソンがありますが、当然レジは長蛇の列なので、あらかじめ東京駅で物資は調達しておいたほうがいいと思います。
でも関東のコンビニにしてはカイロが売っていました。
観戦仕様のコンビニさんなのね、と納得。
(富山じゃカイロ販売は当たり前なのに)

駅~フクアリまでは徒歩8分とありますが、アウェイ側はもうちょっと遠いのでした。
しかもフードコート?前で「左に曲がってくださーい」と誘導されるのです。
フクアリグルメを楽しみたい方は富山ユニ、グッズはそっとカバンにしのばせ、良い子で仲良く出店に並びましょうね。
今回、私はつい誘導にしたがってしまったのでグルメ、堪能できず。
5月にはタッパー持参で参戦したいと思います。リベンジ!

会場入場したらもう、ジェフィ、ユニティ、レイ君がピッチに。
初めてこのマスコットたちをみて感動。やっぱり千葉の犬兄弟、可愛い。
まるまるシッポにあんな秘密が。くー、もふもふしたい。
鬼武チェアマンまでいらっしゃって、このカップ戦の伝統を感じました。

さて、試合。
最初こそレイソルが頑張っていましたが。
どんどん千葉ペースに。というか千葉のほうがボールをコンパクトにまわし、よく走っています。
フランサには必ず2,3人ついてるといった感じなのに、他のスペースでも数的不利を感じさせないのは千葉の動きが良い、ということでは??
レイソルは大津、古賀、パク、村上…がいないので何とも言えないのですが。
「大丈夫かしら?」と不安になったサポも多いのでは。
もちろん、出なかった選手は開幕戦に合わせての調整もあると思うのですけど。

1-1のまま試合は終了し、PKに。
PKでは菅野が止めましたが、ブラジル勢がこぞって外し、千葉さんの勝利。
うう、オメデトウございます。

帰りの電車はねずみの国から乗っていらっしゃる方も多いのですね。
ご家族で父はサッカー、母と子はねずみの国、なんていう観光もありだと。

東京駅でチョコショップのアイスで充電。
(ワンカップ630円…美味しかったから後悔なし)
黄色いユニを着替え、今年はきっと着ないんだろうな、と思いユニを抱きしめておきました。
東京発の最終で帰路へ。
もう一本早い電車でも間に合ったんですが、もう満席でしたので。

電車でうとうとする中、フクアリの光景を思い出してました。
客席一杯に揺れるサポーターが黄色い菜の花のように見えて。
このカップ戦が千葉のサポーターに春を告げるのですね。

そして私は雪の残る富山に到着。
富山の春はまだ、一ヶ月ほど先ですが。

千葉も柏も強いね。
負けちゃらんねぇ。もう心は青いユニを着ております。

2010シーズン対戦クラブ06

2010-02-22 20:02:59 | 2010 J2
今季の四国勢は如何に?

愛媛FC。
バルバリッチ監督就任後の46節ではカターレらしさを見せれずに1-0で敗北を喫してしまいました。
「3トップ」が禁句になるんじゃないか、と思った昨季ワーストの内容で、遠路駆けつけたカターレサポの無念さはいかばかりであったか。

っと、愛媛さんのお話ですね。
昨季のホーム初戦で、「流石に上手い」と唸らされた内村選手が札幌に移籍。
これは痛いですなあ…
トレードのように石井謙伍選手が札幌から獲得しましたが、18得点を挙げた内村選手の「穴」をどう埋めるのか。
元名古屋の福田健二選手の加入等もありましたが、カターレサポとしては「天敵」赤井秀一選手に注目。

昨季2節の先制点、46節のFK…
Jの洗礼やら苦しい3rdクールをもっと苦しくしてくれた御方です。加えて昨季の10得点はお見事。
総得点54点の内、内村・赤井で半分以上を叩き出したことを考えると、赤井選手はやはり要警戒。

一方、課題なのは失点の多さ(80失点)で、これはワースト3位。
ここの改善が急務でしょう。しかし、攻撃とのバランスを崩さないようにするとなると、なかなか難しいですね。
小原、アライール、三上と計算できるCBは揃っているので、ここも監督次第でしょうか。

そういや、負傷者が続出して、GKを全員ベンチ入りさせてそれでもサブメンバーが5人に満たない非常事態もありましたが、これはクラブとしての二度と繰り返してはいけないことでしょう。

さて、リーグ戦の順位以上に、四国ダービーでの雪辱を果たさねばらならない今季。
その意識をチーム内で共有し、維持出来れば、と思います。


選手名鑑のMVPは2年連続で関根永悟選手に決定。


最終節に富山へお越し願う愛媛さんですが、温暖な愛媛県とは全く異なり「白い」ピッチとスタジアムになる可能性もあります。
昨季のファジさん(2年連続最終節)は、「幸い」といって良いコンディションでしたが、今年はどうなることやら。




徳島ヴォルティス。
徳島といえば「徳重隆明」。
選手名鑑といえば「徳重隆明」。
彼だけ「カメラが違うのか」といった雰囲気なのですが、今年は…襟足に注目。

無論試合では恐ろしいことこの上ない選手ですし、現に昨季6節の決勝点は徳重選手でした…
嫁さんも試合中徳重選手へのマークが甘いと…「そいつ(失礼)をフリーにするなあああああ!!、ぎゃあああっ、ほらあ(シュートを)打たれたあっ!」と絶叫しておりました。
何としても勝利を収めたかった昨季第49節。
要注意選手徳重隆明を抑えるべく、カターレDF陣は(ついには)コブラツイストじみた身体の入れ方をしてしまい(そのように見えた)、流石の徳重選手もお怒りのご様子だった(と思う)のを鮮明に覚えております。

技量以上に驚いたのは昨季の試合出場回数で、なんと50試合(!!!)。そしてシュート数106本、12得点。いや、脱帽です。

さて、昨季は最終的に9位でしたが、試合数とクラブ数を考えれば過去最高の成績。
特筆すべきは失点数の大幅な減少(-20)と、得点数の増加(+27)。
それだけに第3クール序盤の躓きがなければ、と惜しまれます。

かつて、2005年に大木元甲府監督が(多分)海野甲府社長にこう語ったと聞きます。
「昇格できる機会はそうはありませんよ」

低迷期から完全に脱却し、将来への期待を抱かせた昨季を経て、挑む6年目。
ひょっとすると、今季は徳島のJ1昇格、その時期か来ているのかも知れません。

2010シーズン対戦クラブ05

2010-02-21 18:47:09 | 2010 J2
昇格争いに加わると予想するヴァンフォーレ甲府と東京ヴェルディを。

ヴァンフォーレ甲府。
2005年の立役者、阿部謙作選手が引退、杉山新選手が退団しJ1大宮へと、当時を知る(いや得難い経験をし、山梨県の歴史の1頁に確かな記録を残したと評すべきでしょうか)選手も少なくなってきました。
何より安間さんが退任して、内田一夫氏が監督に就任。

やはりここが鍵でしょう。
育成では定評があるようですが、J1昇格という近くて困難な目標を考えると…
どのようなサッカーとなるか興味は尽きません。
大木元監督の偉大(といって良いであろう)な実績と、もう一度J1へという山梨県民の期待の大きさを想像すると、精神的なプレッシャーも大きいでしょうね。

それにしても、よくもまあ杉山選手を戦力外としたものです。
代表でも見てみたいな、と常々思っていたサイドバックだし。
(逆に大宮は良い補強をしましたね)

今季は2クールのみの短期(いままで比べれば)決戦を考慮してか、即戦力いや屈指の実力者ばかり獲得。
佐久間GMらしい、というのが感想です。
特にGKでは荒谷選手と加藤慎也(愛犬は元気?)選手、そして昨季正GKの荻選手。
今季に賭ける意気込みはこれでだけでわかろうというもの。

また、ファジさんから保坂選手が出戻り(地味に厄介な選手がまた加わったか…)。

昨季は勝ち試合を終了間際に引き分けに持ち込まれたり、アウェイでは押し気味の試合で敗戦を喫し、最初の対戦での勝利が吹き飛んでしまいました。
と新規参入組みに思わしめる戦績(3勝2敗4分)こそが、昨季4位の原因かもしれませんね。

当たり前のように上位にいるでしょうが、「4位以下に価値なし」の今季。さてどうなるか。



東京ヴェルディ。
全く意図のわからない飛ばし記事(悪意、少なくとも揶揄があることだけは、わかる)が度々出ており、Jリーグとしてもクラブとしても何らかの対応が必要ではないか、と考えてしまいます。
36試合になったことで、昇格あるいは上位にいくのは「ここ」ではないかと予想。

観念的なものですが、クラブの経営危機は時として-昨季の岐阜のように-「闘って勝つ」ために不要なモノを全て切り捨てて、定常状態を上回る力を発揮させるのではないか、と思う故です。

確かに高額年棒の選手こそ退団しましたが、その代わりに技量は折り紙つきのヴェルディユース出身者が多くを占める陣容。
(…昨季カターレ戦で得点した選手は皆退団しとりますが)
加えて水戸から菊岡選手を獲得。これは手強い…
また、「川勝色」として(だけではないでしょうが)、佐伯直哉、菅原智選手が加入。

ここで鍵はやはり監督と考えます。

土居-土屋-富澤ラインから、守備も堅いという印象がありましたが、昨季はカターレより多い61失点。
川勝監督は守備重視する方(だと思う)でしょうから、この辺りの改善を図ると思われます。
結果として、「角を矯めて牛を殺す」ことになるか、危機感を背景に予期以上の戦績を上げるか。

2010シーズン対戦クラブ04

2010-02-20 20:35:17 | 2010 J2
今回はどうにも読めないクラブについて。

横浜FC。
昨季の戦績、対戦結果は白紙に戻すべき陣容の変化でしょう。
しかし、岸野監督の強烈な個性と、鳥栖などから引き連れてきたメンバーが正負どちらの作用をもたらすのか?
そう、確かに新規加入選手は錚々たる面子ですが、それだけでリーグ戦を闘い抜けるほどJ2は甘くない筈。

となると、苦い思いをしたであろう昨季メンバーの奮起こそが鍵ではないかと予想。
昨季の対戦で最も印象に残った選手でもある田中輝和選手、新人ながら充分な結果を残した西田剛選手に注目したいと思います。
(よく見たらサーレス選手まで獲得してますね・・・甲府が何で放出したのか、と思っていたら仙台経由でこちらに)

GKも実力者が揃っており、正GK争いも厳しそうですね。

ここ数試合のA代表戦を見て思ったこと。
大黒選手はA代表のほうに移籍(比喩表現です。あくまで)して欲しいもの。




サガン鳥栖。
どう評すべきか、最も難しいクラブです。
2006年以来、コンスタントに好成績を上げ、J1昇格まで「あと一歩」のレベルに達しているのは衆目の一致するところ(だと思う)。
前掲の横浜FCと対極の位置付けとなった今季。
TMの結果を見ますと、良くまとまっているような印象を受けます。

捲土重来を期すであろう萬代宏樹選手、豊田陽平選手。
2008年の「実質新人王」である(と思う)Honda FCの早坂良太選手。
柏レイソルユースで将来を嘱望されていた柳澤隼選手。
などなど…
どう見ても、強敵です。

昨季1敗2分の難敵から勝利を挙げることが出来るのか、いや勝利せねば目標の8位以上には難しいでしょうね。
谷田選手が古巣相手に獅子奮迅の働きをしてくれるものと期待大。

追記
選手名鑑を見て知りましたが、鳥栖さんは二種登録のユース出身者が4名(大本、田本宗平、守田創、月成大輝)いるようです。
カターレもいつか…
そのためには、我々もサポートしなければなりませんね。

2010シーズン対戦クラブ03

2010-02-17 20:43:00 | 2010 J2
同期参入組はやはり注目です。

栃木SC。
昨季は1勝1敗1分、5得点2失点の対戦成績。

大量の選手入れ替えがあり、今季はどのようになるか未知数です。
松田監督にも「引き継いだ」という印象も完全に拭えない昨季でしたが、初年度の経験を生かした今季はどうなるのか。
河原選手のレンタル満了は痛手でしょうが、流経大から船山貴之選手が加入したのは大きいと思います。
そして、カターレ戦で素晴らしいパフォーマンスを発揮した高木和正選手が岐阜より加入。

一方、一抹の寂しさを感じるのは小針清允選手の退団。
昨季は12節で木本選手にしてやられはしましたが、JFLからまさしく「栃木の壁」であった選手。
GK小針を打ち砕いてこそ、と思っていたのになあ…
鳥取でのご活躍を期待します。

また、栃木ウーヴァFCへの移籍が多いことに軽い驚き。



ファジアーノ岡山。
昨季は天皇杯の対戦も含めると、2勝1敗1分、5得点3失点の対戦成績。
勝ち越した気がしないのはJFLでの対戦成績(1分1敗)ゆえでしょうか。

ファジさんもこれまた派手な選手の入れ替え。
不本意な昨季でしょうが、前例のない51節を戦い抜いた経験を無駄にしない「継続性」も重視してはどうか、とも思います。
新加入ではなんといってもYKKAP出身の岸田祐樹選手に注目。
レンタル満了となった青木孝太選手を上回る活躍を見せることが出来るのか。

32節の東京V戦で見せた、そして観衆を魅了した、0-2から大逆転劇。これに象徴される底力をチーム力の向上にどう結びつけるのか、が課題であると思います。
「アクチュアルプレーイングタイムの増加」云々のような枝葉末節ではなく、本質的な部分に取り組んで欲しいのですが。
(Jリーグの意見あるいはクレームが適切でないのだろう、と想像はしています)

西野晃平選手の怪我からの復帰が楽しみ(脅威)ですし、昨季の喜山康平選手のボランチ起用ってどうなのでしょうか?

今季はコーチ陣にも注目。
眞中幹夫コーチ、高橋範夫GKコーチと何やら豪華な顔ぶれです。

2010シーズン対戦クラブ02

2010-02-16 21:54:14 | 2010 J2
今回はカターレが未勝利の両クラブを。
(「未勝利」は他にもありますが)

水戸ホーリーホック。
主力級の相次ぐ移籍と退団に驚きました。
ベテランDF鈴木和裕選手、ここ数シーズンの中盤の核であった村松潤・金澤大将の両選手が退団。
そしてなにより昨季の躍進の立役者の荒田・高崎の両FWが移籍、レンタル満了。
のみならず、菊岡拓郎選手が同じカテゴリーの東京Vへ、小澤雄希選手がJ1湘南にそれぞれ移籍。

…どのように変貌&進化できるか、3期目の木山監督の手腕を見るのも楽しみの一つでしょうか。

新加入では即戦力であろう大卒の新人が多く、彼等の成長が水戸さんにもたらすものは今季の成績だけではない筈。
また、岐阜から加入の片山真人選手にかかる期待は大きいかな、と思います。

昨季は1分2敗(H0-1、A1-1、H2-3)の対戦成績。決して力負けではないと思いたいのですが、勝負強さで水戸さんが上回ったのも事実。
「J2に調和」出来た昨季の経験を糧に、どこまでやれるか。



ギラヴァンツ北九州。
新しいクラブ名にも慣れてきました。
(最初は「ギラヴァンツァ」だと勘違い)

カターレ富山の記念すべき初対戦クラブであり、JFLでは1分1敗とJ参入に立ちはだかった強敵でもあります。
2008JFL前期第1節では長谷川選手のカターレ初ゴールで先制もするも、逆転される展開。
堤選手の土壇場のヘッドで追いついて、1万人超のホームでの敗戦を何とかまぬがれた苦い試合。
J参入に向けて上向き調子で迎えた後期第1節では、アウェイで2-0の敗戦。

また、19クラブ中、カターレ戦士の情報に最も精通しているクラブではないでしょうか。

J参入を果たした昨季で、藤吉信次・小野信義選手が引退。
また、ドグラス選手が退団と、見知った選手がチームを去っています。

さて、サッカー「専門」誌では昨季の反省もなく、一様に北九さんを最下位予想。
甘い、甘過ぎる。
GK水原大樹、DFタチコ、MF佐野裕哉、FW長谷川太郎、etc・・・
実力、実績とも充分な選手が在籍する上に、チームとしての継続性は戦力を倍増させる要素と考えます。
新加入選手も見ますと…普通に強いんではないかと。

私としては2005年の甲府のヒーローの一人、長谷川太郎選手に注目。


追記
本日、Honda FCに初勝利。

2010シーズン対戦クラブ01

2010-02-13 22:56:27 | 2010 J2
「うん」と頷く一方で、「(2年目で)ハードルが高過ぎやしないか」と思った今季の8位という目標。
昨季は3rdクールの失速が響いた13位を踏まえ、51試合からほぼ1クール減の36試合であることを考えると、8位以上の目標は妥当のような印象(楽観的な)でもありますが…
ま、そんなに甘いものではないでしょうね。

敗北は「己の戦力を見誤ることから始まる」とも言われますが、キャンプ期間から怪我人続出の報を耳します。
調整に遅れは生じていないか、負傷者は開幕に間に合う程度なのか、等々心配がないわけではなく。

そんなわけで、今季J2を闘う他クラブさん(の印象)を語ろうと思い立ちました。
(…19クラブもあって、この試みが続くか怪しいところですが)


さて、第1回は千葉勢の柏レイソルとジェフユナイテッド市原・千葉を。
(誰しもが昇格候補筆頭に挙げるであろう両クラブからとしました)


<柏レイソル>
2000年の年間勝ち点1位、2006年からの(羨望すべき)変貌と飛躍を感じさせた2007年、08-09天皇杯の準優勝。
これらを思い返すと感慨は小さなものではありません。

まず、ストロングポイントとして思い浮かぶのは
・ネルシーニョ監督
・選手、サポーターの危機感
・主力(成長株の若手含む)の残留
の3点。

一方、懸念されるのは
・フロントの危機感の程度が不明瞭
・サブ組(昨季出場機会の少ない若手)の力量が未知数
・フランサ選手の欠場の影響
でしょうか。

止むを得なかったとはいえ、杉山浩太選手のレンタル満了は痛手。杉山選手は「体調」というアキレス腱もありましたが、ポポ選手の退団も含めてフランサ選手の欠場を埋めるべき選手が二人も欠けたのはどうなのかな?と考えます。
また、主力の残留と表裏一体ですが、ほぼ一枚看板に近い主力メンバーであること。
J1復帰と先を見越した若手の成長、このバランスをどう取るのか?
フランサ選手不在時の(昨季の)試合内容の改善は?
カターレとしても付け入る隙は充分にあるでしょう(と思いたい)。



<ジェフユナイテッド市原・千葉>
千葉勢は元清水選手の移籍が多く、今季は池田昇平、和田拓三、太田圭輔の3選手が在籍。
富山のクラブが彼等と対戦することになるとはねえ…

柏さんと同様に主力が残留し、かつての主力選手が復帰するなど柏以上に分厚い布陣。…ほとんど反則ではないか、と思わなくもないほど。
今季の選手構成を見ますと、51試合でもまったく問題ないようにすら感じます。
おかげで書くことに困ってしまいました。

しかし「穴」が見当たらないと思ったら、昨季の無失点試合はわずか「2」。
J1の成績ゆえ、J2のそれと単純な比較は意味を成さないでしょうが、やはり守備の改善の程度が鍵でしょうか。
レベルアップを図りつつあるカターレの攻撃陣がどこまでやれるか、楽しみです。



え、福岡に0-4…
いやいやいや、これは何かの罠に違いない。

菅野将太 町田ゼルビアユースコーチに

2010-02-12 23:30:20 | カターレ富山
既出のように、表記の進路を菅野君は選択したのことです。
成長を感じさせてくれたし、今後にも期待していた選手ゆえ惜しまれますが、指導者そして指揮官としての彼に会えることを楽しみに、そして彼の指導者としての「次の言葉」を待ってます。

小田切ユースコーチとの対決は…
以外にあるかもしれません(笑)

カターレ初代&J初年度の「29」は「菅野将太」として記録のみならず、我々の記憶に残り続けます。
(これは他の退団、引退選手も同じですね)



萩原君はどうしているのかな?
YKKAPでの活躍を耳にしますと、まだまだじっくりと見たい選手です。