アンジェリーナ・ジョリー主演の、本格スパイアクション。監督はフィリップ・ノイス、その他のキャストはリーヴ・シュレイバー、キウェテル・イジョフォー、ダニエル・オルブリフスキー他。
<あらすじ>
アメリカCIA本部。優秀な分析官イブリン・ソルトは、突然現われたロシアからの亡命者・オルロフを尋問する。特殊スパイ養成機関の元教官だという彼は、アメリカに長年潜伏してきたロシアのスパイが、訪米中のロシア大統領を暗殺すると予告する。そして、そのスパイの名は「イブリン・ソルト」だと告げる。一転して二重スパイ容疑をかけられたソルトは、身の潔白を訴えるが聞いてもらえず、最愛の夫の身を案じてCIA本部から逃走。だが自宅に夫の姿はなく、何者かに連れ去られた形跡が残っていた…。(goo映画より)
久しぶりにレイト・ショーで見たのですが、かなり遅い時間に開始だったので、空いているだろうと軽く考えていたら、かなりの混みようでビックリしました。
みんな意外とこういうスパイ物が好きなのかなー。わりと年配の人が多かったような気がします。
で、ストーリーですが、私はスパイ物が大好きだし、2転3転するサスペンス調な展開も大好きなので、とても楽しめました。
レイトショーだし、もしかすると途中で眠くなるかな?と危惧していたのですが、全く眠くなる暇はありません!!
最初から最後まで、息をつく暇もないほど、スピーディーな展開でしたし、予想以上に激しいアクションシーンも満載で、食い入るように見てしまいました(^^)
もっとも、あれ?と思う部分もなくはありません。というか、後から考えれば、おかしいところもいっぱいあります。でも、見ている最中は、考えている暇がない程、どんどん先へ先へと進んでいってしまうので、ほとんど気にならなかったです。そういう点は、「24」とタイプは似ているかな?
この種の話は、ネタバレしてしまったら、全然面白くないと思いますので、細かいことには触れずにおきたいと思いますが、アンジーのファンはもちろんのこと、スパイ物やサスペンスものが好きな方には、楽しめる映画だと思いますよ!
そうそう、いろんなこと言うと、面白味がなくなっちゃう映画ですね。
なんだかストーリーはいまいちだ・・という人が多いようですが、スパイ物の王道で、楽しんだもん勝ち!ですよね。
アンジー姐さんのアクションは、決まりますよね。見てて、気持ちいいです。
この映画、私は思っていた以上に楽しめて、得した気分になりました。
ストーリーは、確かに突っ込みどころありますけど、息もつかせぬ展開であっという間に終わってしまった気がします。
アンジーの独壇場で、他の人はなんだか影が薄かったのが勿体ないなとは思いましたが、あれこれ描いていると、緊迫感がなくなっちゃいますからねー。
私はこれはこれでアリだと思います。
確かに見終わって振り返ってみると、腑に落ちない点が多々ありますよね…。
でも観てる間は全然気が付きませんでした。
言葉では一切言い表さないけど、ソルトの夫への想いがアンジーの切ない表情から読み取れたのがこの作品に重みを加えられたように思いました
この映画ですが、展開が早いのが功を奏して、見ている間はあれこれ余計なことを考えている暇がありませんものねー。
おかげで、純粋に映画を楽しめたような気がします。
ソルトの夫に対する想いは、確かに私も感じられました。
単なるアクションものに終わらせないアンジーの力量はさすがですね。