海堂尊著「ケルベロスの肖像」を読了しました~。この作品は、「チーム・バチスタの栄光」から始まる田口&白鳥シリーズの最終巻となります。最終巻と聞くと、なんだか切ないですね。最近はあまり本も読まなくなってきていた中で、唯一といって良いほど、定期的に読んできた作品だっただけに、終わってしまうんだと思うと、ほんと悲しい・・・。
とは言え、桜宮ワールドとして、すでにいろんな方向に広がっているこの作品たちは、他の人を主人公にした他のテーマで続いていくんでしょうけどね。(←願望入ってるかも)
最終巻というだけあって、過去の作品の登場人物が一同に会した感がありました。一応全て読んできたとは言え、もう名前や存在を忘れかけていた人たちを思い出すのに、ちょっと苦労したな~(^^ゞ
というわけで、このお話を読む前には、ぜひ過去の作品をもう一度おさらいしておくのがベストだと思います。私はそれをしなかったので、話に入りづらかったし、今ひとつノレなかった気がします。特に、「螺鈿迷宮」と「ブラックペアン1988」は絶対に読んでおくべき作品です。もし、この2作を読んでいなかったら、ホント意味不明なんじゃないかな~と思うほどです。
「螺鈿迷宮」はともかく「ブラックペアン~」って、確か番外編的な位置づけだったはず。それなのに、本作では、これが最も核心的な部分に触れてしまっているんですよねぇ。まさかまさかの展開ですよ、これは・・・。
ストーリーの方は、かなりスケールだけ見れば、かなり大掛かりだし、スリルも笑いもあって良かったと思います。ただ、折角、これまであれだけ意味深に引っ張ってきた西園寺さやかの正体が予想通りだったのと、言動がイマイチ大物っぽく見えなかったのが残念。もっと、おおっ!と思うような驚きが欲しかったんですよね・・・。
ま、田口先生と高階病院長がまさかああなるとは!という驚きはあったんですけどね。それだけでは、やや物足りないんですよね。
あと白鳥と姫宮の面白さがあんまり生かせてなかった気がします。一番、美味しいところは新しい部下の方が持っていってしまいましたし・・・(苦笑)。
田口と白鳥の掛け合い部分が思っていたより少なかったのが原因かもしれません。
とは言え、ついにラストになってしまったシリーズではありますが、他の作品でこの後の物語の断片を知ることができるといいな~と思います。(かなり前途多難みたいですから)
とは言え、桜宮ワールドとして、すでにいろんな方向に広がっているこの作品たちは、他の人を主人公にした他のテーマで続いていくんでしょうけどね。(←願望入ってるかも)
最終巻というだけあって、過去の作品の登場人物が一同に会した感がありました。一応全て読んできたとは言え、もう名前や存在を忘れかけていた人たちを思い出すのに、ちょっと苦労したな~(^^ゞ
というわけで、このお話を読む前には、ぜひ過去の作品をもう一度おさらいしておくのがベストだと思います。私はそれをしなかったので、話に入りづらかったし、今ひとつノレなかった気がします。特に、「螺鈿迷宮」と「ブラックペアン1988」は絶対に読んでおくべき作品です。もし、この2作を読んでいなかったら、ホント意味不明なんじゃないかな~と思うほどです。
「螺鈿迷宮」はともかく「ブラックペアン~」って、確か番外編的な位置づけだったはず。それなのに、本作では、これが最も核心的な部分に触れてしまっているんですよねぇ。まさかまさかの展開ですよ、これは・・・。
ストーリーの方は、かなりスケールだけ見れば、かなり大掛かりだし、スリルも笑いもあって良かったと思います。ただ、折角、これまであれだけ意味深に引っ張ってきた西園寺さやかの正体が予想通りだったのと、言動がイマイチ大物っぽく見えなかったのが残念。もっと、おおっ!と思うような驚きが欲しかったんですよね・・・。
ま、田口先生と高階病院長がまさかああなるとは!という驚きはあったんですけどね。それだけでは、やや物足りないんですよね。
あと白鳥と姫宮の面白さがあんまり生かせてなかった気がします。一番、美味しいところは新しい部下の方が持っていってしまいましたし・・・(苦笑)。
田口と白鳥の掛け合い部分が思っていたより少なかったのが原因かもしれません。
とは言え、ついにラストになってしまったシリーズではありますが、他の作品でこの後の物語の断片を知ることができるといいな~と思います。(かなり前途多難みたいですから)