Yuhiの読書日記+α

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グリッター~きらめきの向こうに

2007年07月31日 00時20分55秒 | 映画(か行)
マライア・キャリーの半自伝的映画だそうです。いつものごとく、深夜にやってる映画を録画したまま、ずっと忘れていて、今日やっと観てみたんですが、ビックリ!!
なんか観たことのある顔&声だなーと思ってて、ソックリさんなのかな???と思っていたら、なんと本人だったとは!
あまり洋楽に詳しくないし、映画に出ていたことすら知らなかったので、マジで驚きましたよ。

ストーリーは、母親に捨てられ孤児院で育ったビリー(マライア・キャリー)が、友人2人と組んで、ある歌手のバックコーラスをやっていたところ、売れっ子DJダイス(マックス・ビーズリー)に引き抜かれ、やがて栄光の階段を駆け上がっていく・・・・というのが主なストーリー。

最初に友人とバックコーラスをやっている辺りは、「ドリームガールズ」を彷彿させましたが、内容は比べるのが気の毒なくらい、あちらの方が格上ではあります。
この作品は、あくまでもマライア・キャリーのためのものという感じなので、ファン以外にとっては、ごくありきたりなサクセス・ストーリーでしかないですね。

「半」自伝的というのも、ちょっとよく分かりません。マライア自身は、母親に捨てられたとかいう事実はないようですし、その辺は話を盛り上げる為に作った部分なんでしょうけど、それだったら、もっと話の展開にヒネリをきかせても良かったように思いますが。

まぁ、マライアの歌はたっぷり聴けますので、ファンにとってはそれはそれで楽しめるのかもしれませんね。

ダイス役のマックス・ビーズリーという俳優さんは、初めてみたのですが、結構男前で良かったです。どうやらイギリスの俳優さんらしいですが、日本で公開された作品はほとんどないようですね。





ザ・ロック

2007年07月30日 00時32分59秒 | 映画(さ行)
 脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将(エド・ハリス)とその部下たちは、観光客81人を人質に取り、1億ドルの身代金を要求。FBIの科学兵器処理班のグッドスピード(ニコラス・ケイジ)は、海兵隊と共に作戦参加を命じられた。彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソン(ショーン・コネリー)だった……。

 ずっと以前に見たことがあるはずなんですが、今回TVで放映されたものを見てみると、全然覚えてないことが判明
私が唯一覚えていたのは、ショーン・コネリーが元アルカトラズ刑務所から脱獄した囚人で、ニコラス・ケイジとこの刑務所に入り込むってことだけでした・・・。

 この映画、キャストもすごく豪華だし、アクションも見ごたえたっぷり。さらには、ハラハラする場面も多いし、なんでこれをあまり覚えてなかったのか不思議なくらいなんですが・・・。

 見所は、やっぱりショーン・コネリー。相変わらずシブい演技ですよね。しかも元英国諜報部員ってあたりが、すごく似合ってる
ニコラス・ケイジは、FBI捜査官なんだけど研究職なので、武器の使い方もよく分からず、力技が全く駄目ってあたり、お人よしそうな外見と合ってていい感じ。

 そして悪役にあたるハメル准将ですが、根っからの悪として描いてないところが通常のアクションものとは一線を画してて良かったです。民間人を人質にとったりする所は許せませんが、彼の言い分も、少しはわかる部分がありますし・・・。

 ストーリー的にも、色々と考えさせられる部分が多く、単なるアクションものに終わらないだけのものがあります。
1996年の作品だから、もう10年以上経ってるわけですが、もっと評価されてもいい作品かも
私としては、大満足できる映画でした

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

2007年07月29日 00時24分16秒 | 映画(ら行)
 以前にTVで放映されていたのを録画したまま忘れていたのですが、今日発見して観てみました

 これって、結構キャストがいいんですねー。主演はアントニオ・バンデラス。他には、ジョニー・デップ、ミッキー・ローク、ウィレム・デフォーなどなど。

 しかも、全然知らなかったのですが、これって3部作のラストの作品だとか・・・。どうりで内容がよく分からなかったわけです。前の作品を見ていなければダメって事でもないとは思うけど、やっぱり見ていた方が楽しめるんでしょうね。。。

 物語の内容ですが、私は先にも書きましたように、前の作品をひとつも見ていないので、本当に分かりづらかったです。
ただ、アクションは本当にカッコ良くて見ごたえありました。ギターを奏でながらっていうのはシブいですよね。ちょっと物悲しい曲調もいい感じ。それに、ちょっとしたユーモアとか、クスっと笑える所もあったりして、それは味があって良かったです。

 それにしても、ジョニー・デップがこういう役だとは思ってなかったので、ビックリしました。ちょっとブラックっぽい役はジョニーが好きそうな役だとも思えますが、正直、特にジョニーじゃなくてもいいような中途半端な役柄のような・・・。主役でもなければ、すごい悪役でもないという、ちょっと印象に残りにくい役ですしね・・・。

 あと気になったのが、人がバタバタと殺されすぎ!特に無関係の一般人を巻き込む展開が多かったので、そこまでやる必要ないんじゃ・・・と思いました。

ハリケーン・チェイサー

2007年07月28日 12時40分34秒 | 映画(は行)
1999年、米国軍内部を舞台に、人為的にハリケーンを作る最新鋭の装置をめぐって、さまざまな陰謀が渦まくサスペンス・アクション。
主演は、「ビバリーヒルズ高校白書」「ビバリーヒルズ青春白書」でおなじみのルーク・ペリー。といっても、私はどちらの作品も見てなかったので、初めて見る顔だったのですが・・・。そして、非情な上司役にマーティン・シーンが出演しています。

ハリケーンを人工的に操作して、それを兵器にしようと企てる陰謀が、この話の核となる部分なのですが、ハリケーンは無公害型の兵器だとか言いきる辺りが、怖さを感じました。
日本にはハリケーンはありませんが、台風という似たような存在がありますしねー。「候は神の領域では?」という主人公の言葉がありますが、本当にこういうのを兵器として使われたら、本当に恐ろしいことになりますよね。

また、サスペンスとしてもなかなか。かつて一緒に働いていた同僚が殺されたり、現在一緒に働く女性パイロットも敵なのか味方なのか不思議な存在で、最後まで目が離せません。

バッテリー

2007年07月26日 00時02分43秒 | 映画(は行)
あさのあつこ原作の小説がかなり評判になっていましたが、これはその映画版。
小説のファンの方には、どうやら賛否両論あるようですが、私は未読なので、純粋に映画だけを見て感じたことを書きたいと思います。

私は映画を見て泣くことは滅多にないのですが、これには本当に久しぶりにウルウルきてしまいました

あらすじは・・・
原田巧は中学入学を控えた春休みに家族で岡山県へ引っ越してくる。ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、同時に人を寄せ付けない孤独な一面も持っている。それは、弟の青波が生来病弱で、彼を心配するあまり巧に対して冷たい態度を取ってしまう母真紀子へ複雑な気持ちもあった。
そこへ、巧は同級生の永倉豪と出会う。彼も野球をやっており、中学でバッテリーを組むことになる。
大らかで明るい豪は、人と垣根を作りがちな巧をうまく周囲に溶け込ませ、まさに理想的なバッテリーになるかと思えたが・・・・。

この話、ものすごく巧に感情移入してしまうんですよね。病弱な弟を持った為に、親にかまってもらえない寂しさとか、でも弟は本当にいい子で大好きだからこそ、どこへぶつけていいか分からないモヤモヤを抱えてしまうとか。
本当にどれだけウルウル来たかわからない程です。どうやら私は、こういう「家族もの」にものすごく弱いようなんですよね
そして感情移入してしまうのは、常に兄や姉の方。自分がそっちの立場だからなのかな。

で、このストーリーの中で私が一番好きなキャラクターは豪君。彼は本当にいい子で、彼がいなかったら巧はもっと前につぶれちゃってたか、周囲となじめず孤立していたかだと思います。こんな子と友達になれた上、バッテリーを組めるなんて最高ですね。

そして、この映画は、キャスティングの良さも光ってました。
まず主人公の天才ピッチャー原田巧役の林遣都。とてもミステリアスな容貌と不思議な存在感があって、まさに天才のピッチャーの役柄にピッタリ!
そして、巧の同級生で、キャッチャーでもある永倉豪役の山田健太。ちょっとぽっちゃりとしていて、朗らかで温和な雰囲気を持つ彼は、ピリピリとしたイメージの巧に対して場を和ませる感じで、なぜかホッとさせてくれます。
そして、巧の病弱な弟の青波役の鎗田晟裕。人懐っこい笑顔で周囲を魅了する、誰からも愛される存在を充分に感じさせてくれました。


小説版では、どういうストーリー展開になっているのか分かりませんが、そちらもぜひ読んで比べてみたいものです。



フラガール

2007年07月25日 00時15分00秒 | 映画(は行)
まわりの評判が良かったので、ずーっと見たいなと思っていた作品でした。見てみると、評判通りなかなかグッド
かなーりベタな展開なんだけど、じーんと心に響くものがありました。(泣けるとまではいかなかったですが)それにシリアスさとコミカルさが丁度いい感じなんですよね。
この感じ、「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た時の感じに似てるかも。こういうのを見ると、日本の映画もだんだん良くなってきてるなーと感じます。

あらすじを簡単に書きますと・・・。

昭和40年代、時代の流れに逆らえず、かつては賑わった福島県いわき市の炭鉱が大規模な縮小に追い込まれ、従業員の解雇など町中が不況にあえいでいた。その起死回生の策として炭鉱会社は地元の温泉を利用した「常磐ハワイアンセンター」を立ち上げ、その目玉として地元の娘達によるフラダンスショーを考えていた。
早速、ハワイでフラダンスを学び、SKDで踊っていた平山まどか(松雪泰子)を東京から招き、地元の娘達に特訓しようとするが、彼女たちはド素人。さらには、住民たちの猛反対にあい・・・。

この話って、実話を元にしてるそうで、そのせいかよりいっそう、リアリティがありますね。
そして、キャストもすごく良かった!
松雪泰子演じるフラダンスの教師まどかは、普段はクールで突き放した感じだけど、結構人情家で激情家。派手な衣装も、都落ちしてきた影のある感じもすごく良く出てました。
それと、フラダンスショーのリーダーをつとめる紀美子役の蒼井優も良かったです。私は彼女の演技を見るのは初めてだったのですが、派手な感じじゃないのに、存在感ありますねー。特にラストのソロは目が釘付け!すごく練習したんでしょうねぇ・・・。

戻りました♪

2007年07月22日 23時02分35秒 | その他


ざっと10日間ほど、ネット落ちしていたのですが、今日から復帰しました~!

その間に、結構映画も見ましたので、おいおい感想をアップしていきたいと思います!

それから、頂いていたTB&コメントには、これからお返事させて頂きますので、よろしく御願いしまーすv


お知らせ

2007年07月13日 23時21分56秒 | その他


明日から10日間ほど、留守にします。

仮にこの間に、トラックバックやコメントを頂いた場合、お返事が遅れますが、どうぞご了承下さいませ。

戻ってきてから、お返事させて頂きます。

この3連休は、台風で全国的に大荒れになりそうですが、皆様も怪我などされないよう注意して、楽しく過ごして下さい♪



ジェンセン動画インタビュー@WBホームページ

2007年07月13日 19時32分45秒 | その他
 以前から予告のあった、ワーナーブラザーズジャパンの「スーパーナチュラル」のホームページで、ジェンセン・アクレスの動画インタビューがアップされてました。(めっちゃ待たされましたけど・・・)

 さすがに日本での「スーパーナチュラル」公式HPだけあって、インタビュー時間は6分くらいと長めです。内容的には他のインタビューとそれほど変わらないけど、ファーストシーズンの始まりから、セカンドシーズンの見所などを、結構詳しく語ってました。

 ファーストシーズンのディーンは「生意気で傲慢な性格」、サムは「ヒーロー」と語っていましたが、これは前々から言われているスターウォーズのハン・ソロとルークのイメージから来たキャラクターの位置づけなんですよね。
でも、私から見ると、ディーンとサムのキャラクターはハンとルークとはちょっと違う気がするんですけどねー。だって、ハンはディーンのように献身的とは言えないと思うし、サムもまだまだヒーローっぽくないし。これから変わっていくのかもしれないけど・・・。

 ジェンセンは、本当にどのインタビューを見ても、とても真面目かつ丁寧に答えていますね。きっと慎重&シャイな性格なんだろうなーと想像してしまいます(笑)。もう一度、日本に来て欲しいなー。


 

フットルース

2007年07月12日 00時42分54秒 | 映画(は行)
 1984年の青春映画。当時、この映画のサントラがものすごく流行っていた記憶があります(歳がバレます・・・)。
もっとも、サントラの影響で音楽は知っていましたが、映画自体は見たことがなく、よってストーリーも今回初めて知りました。
しかも、主演がケビン・ベーコンだったなんて!最近は悪役の方が多くて、そのイメージが強かったんですが、こんな青春物にも出てたのね。かなり驚きでした。
そして何よりもダンスの上手さにビックリ!!ダンスもできる人だったとはね・・・。

<あらすじ>
シカゴ生まれのレン・マコーミック(ケビン・ベーコン)が、ある日田舎町ボーモントの高校に転校してくる。
そこではある高校生が起こした事故を切っ掛けにダンスもロックも禁止されていた。シカゴではごく普通だったことがこの町では異常だとされ孤立していく。その状況から抜け出すべく高校の卒業パーティーをしようと、町議会での町民集会で聖書の一説を用い提案を行うが、ムーア牧師を始めとする街の大人たちに却下されてしまう。
実は、ムーア牧師の息子が事故で亡くなり、牧師が先頭に立ち事故の原因となった「ロック・ダンス」禁止を推奨していたのだ。が、牧師の娘のエリエルとレンが反対派のリーダーであるムーア牧師と対話し、序々に牧師の心境に変化が現れて隣町の倉庫で開催すると言う事で許可を貰い、無事卒業パーティーを行い、自由を勝ち取る・・・。

話としては、ごく単純でこれといった特徴もない青春映画なんですが、やっぱりダンスと音楽が印象的なんですよね。
「フットルース」「アイムフリー」「ヒーロー」なんかは、映画を知らなかった私でも、今でも耳に残っている曲で、すごく懐かしいです。

白いドレスの女

2007年07月11日 00時18分07秒 | 映画(さ行)
 ローレンス・カスダン監督のデビュー作。出演は、キャスリーン・ターナー、ウィリアム・ハート、ミッキー・ロークなど。 

<あらすじ>
常夏のフロリダ。異常な暑さの中、弁護士のネッドは、白いドレスを着た美女マティと知り合う。その日以来、マティを忘れられないネッドは彼女を探し出し、逢瀬を重ねていく。やがてマティは夫を殺して遺産を相続する計画を話した。ネッドは強盗を装って屋敷へ忍び込むが・・・という官能サスペンス。

1981年の作品ということで、かなり古いのですが、タイトルだけは聞いたことがありました。
いわゆる「悪女もの」で、今から見ると、「悪女」にうまく操られて堕ちてゆく男というパターンというのはありきたりで、派手などんでん返しがあるというわけでもないのですが、異常な暑さに狂っていく男の演出や次第に強欲さをむき出しにしていくマティ役のキャスリーン・ターナーの熱演もあって、なかなか面白く見ることができました。
特に、マティの夫を殺した後の展開は、自業自得とはいえネッドがちょっと可哀相になってきました・・・。いったん深みにはまると、正常な判断ができず抜け出せなくなるのね。女って怖い~。
ネッドの友人の検事さんが、いい人だったのが救いでした。

ハリウッドチャンネル&MOVIESTAR

2007年07月05日 23時53分45秒 | その他
いまさらな話題なので、もうすでにご覧になられてる方も多いかと思いますが、「ハリウッドチャンネル」のHP上にジェンセン・アクレスのインタビューが載っています。

サイトはこちら↓
http://www.hollywood-ch.com/report/interview_sn.html

内容的には、これまで色んな雑誌などに載っていたインタビューと大差ありませんが、「ディーンの性格で好きなところは」「自分の性格との相違点」というような内容もあって、それなりに楽しめます。

それにしても、インタビュアーなどジェンセンに接した人の評判は、皆「礼儀正しくて少々シャイな好青年」というものなんですねー。なるほど。


そして、「MOVIESTAR」という雑誌にも、ジェンセンの来日時の記事が載ってました。
こちらで面白かったのは、ジェンセンが「甚平」に興味を持って、お土産に購入して帰ったという記事!「甚平」を着ている姿を想像したら、もう笑えて笑えて・・・
飛行機の中で「甚平」を着ている人にあって興味を持ったとか書いてあったけど、そんなのを着て、飛行機に乗ってる人っているのかなー。しかもジェンセンが来日したのって4月なのに!?

あと、日本人スタッフの人が「お箸」をプレゼントしたら、すごく喜んでくれたとも買いてありました。外国の人には、そういうのが喜ばれるんですねー。軽いしかさばらないし、色んなデザインのものがあるし、確かにお土産にいいかも!!


プリズン・ブレイク2/VOL.2

2007年07月03日 01時05分28秒 | プリズン・ブレイク/シーズン2
プリズン・ブレイクのセカンドシーズンのDVD2枚目を鑑賞しました。
ネタバレがありますのでご注意下さい

第3話「スキャン」SCAN

マイケル達の脱獄のせいで刑務官を辞めさせられたと恨む元看守のベリックは、偶然にも同じく元看守で、自分を告発したギアリーと偶然再会する。最初はお互いを激しく罵り殴りあうが、脱獄囚にかけられた懸賞金を目当てに一致団結し、フォックスリバーへと戻って、マンチェを脅し、マイケル達の行き先を聞き出す。
その頃マイケルは、足を撃たれた兄リンカーンを、偽装結婚の相手ニカの元へ連れて行き治療する。その間、逃走に使う予定の車を取りに行くが、止めてあった筈の場所に車がないことに気づく・・・。


第4話「罠の代償」FIRST DOWN

懸賞金目当てにマイケル達を追跡するベリックとギアリーは、ニカの後をつけ、ついに2人を拘束することに成功する。しかし、マイケル達の目的がユタに埋められている500万ドルであることを知ると、警察に差し出さずにユタへ道案内させようとする。
その頃、家族との国外逃亡を予定していたアブルッチはフィバナッチを見つけたとの連絡を受け、妻の制止を振り切って出かけていくが・・・。


感想

性格も気性も動機も違う人たちが、「脱獄」という目的の為に、シブシブながらも団結したり協力しあったりしなければならず、そこがハラハラしつつも意外な連携なんかが見られて面白かったファーストシーズンとは違って、セカンドシーズンに入ると、皆がバラバラに行動している為、話があっちへこっちへと飛びまくって、あまり感情移入できなくなってきた気がします。
それと、リンクとマイケルのお父さん、LJ、新大統領のことなど、あまり出てこない話がたくさんあるのですが、これって話が広がりすぎちゃって、それぞれの事情を追いきれなくなってきてるのかなーと心配です。
今回、アブルッチがああなってしまったように、脱獄メンバーも淘汰されてくると、問題なくなるってことなんでしょうか!
(まさかアブルッチがこんなに早く・・・。ティーバッグとならんで凶悪犯としてこの先も重要な役かと思っていただけに、すごく意外です!)
ま、この先長いので、どうなっていくのか様子を見ます。



エイリアス~二重スパイの女

2007年07月02日 00時34分23秒 | ドラマ(その他)
 シドニー・ブリストウ(ジェニファー・ガーナー)は教師を目指して大学院で学ぶかたわら、国際銀行でアルバイトをしていた。そんなある日、シドニーは恋人のダニーから結婚を申し込まれ、これまで誰にも秘密にしてきた真実を告白することを決心する。実はシドニーは大学1年生のときCIAの秘密支部であるSD-6に勧誘されて以来、スパイとして世界を股にかけて活躍していたのだ。銀行でのアルバイトというのはその隠れ蓑だった。しかし、シドニーがダニーに真実を打ち明けた直後、機密保護違反を知ったSD-6により、ダニーは暗殺されてしまう。そのあまりに非情なやり方にショックを受け、SD-6を辞めようとするが、今度はシドニー自身が命を狙われる。それを助けてくれたのは、ずっと疎遠だった父ジャック(ヴィクター・ガーバー)だった。ジャックによると、シドニーがCIAの秘密支部だと思っていたSD-6こそが実は悪の組織であるという。婚約者を殺し、悪事を企むSD-6を壊滅する為、シドニーはCIAのニ重スパイになることを決意する。そして知ったのは、ジャックもまた、CIAとSD-6の二重スパイであるということだった・・・。

 元々、スパイ物は大好きだったので、前々から気になっていたこの作品を借りてみました。
最初のうち、主人公のシドニーがいくらスパイとして教育されてるんだとしても、若くて美しい女性がこれほど強すぎるというのは、あまりにもマンガっぽく、現実感がなさすぎるなーと思って、少々ヒキ気味でした。
それが話が進むにつれ、彼女のスーパーヒロインぶりにも慣れてきて、見ていて爽快感を感じるようになってきたんですよねー
というのも、彼女にも私生活では、スパイであるが故に婚約者は殺され、また大事な友人達をも欺かねばならなかったり、ずっと疎遠だった父親との確執など様々な悩みや葛藤があり、人間としての弱さとか暗さを描いているからかな。
そういうのがありつつも、諜報活動ではものすごく強い女になるというのが爽快なですよね。

キャラクターでは、シドニーのお父さんのジャックがお気に入り。最初はとても冷たそうで頑固な感じでしたが、少しずつ人間らしさ(?)みたいなのが、表情に出てくるようになります。特にSD-6を乗っ取られて、シドニーと二人だけで戦わなければならなくなる話は良かったです。
あとはCIAのシドニー担当のオフィサーであるヴォーン(マイケル・ヴァータン)もいいですね。シドニーとの関係はどうなるのか・・・。楽しみです。

ファーストシーズンでは、ラスト数話から俄然話が転がりだして面白くなったところで終わります。いかにもアメリカドラマらしいラストで、セカンドシーズンを観るのが楽しみです♪