ついに、タイタニア5 <凄風篇>が出ましたね~。待ちに待ったというか、本当に出るのか心配していたんですけど、生きているうちに読むことができて、本当に良かった~!!!
それでも私が待ったのはまだ5~6年ほどですから、短い方だと思います。それでも長かったな~という気がしているんですから、20年以上も待たれていた方は・・・と思うと、頭が下がりますね。
ということで、さっそく感想に入りたいと思います。が、ネタバレしておりますので、未読の方はこれより先は絶対に読まないでくださいね~。
よろしいでしょうか。では・・・。
* * * * * * * * * * *
上で、待ちに待ったとか書いたわりに、私が本を購入したのは、出版されてから約3週間程経ってからです(爆)
というのも、4巻ラストで、私のイチオシだった、アリアバートが死んでしまったからで、正直に言うと、その後の展開に少々興味が薄れてしまってた&アリアバートの死のダメージが大きすぎて、読むのが辛いな・・・というのが真相です。
でも、ここまで読んだからには、タイタニアがどういう結末を迎えるか知りたいし、やっぱり読んでおこうと意を決して、購入してきました。
で、感想なんですが、期待しすぎていたせいか、このラストにはかなり不満が・・・。いや、良い点もあったんだけどね。さっとしか読んでないというのもありますし、読む前に考えていたのと、かなり違った展開になっていたのもあって、なかなか考えがまとまりません。とりあえず、箇条書きにしてみようと思います。
まずは、良かったと思う点。
・なんといっても、ちゃんと完結したこと! ←これは何より大きいですよね。
・予想外の展開 ←藩王の意図とか、想像していたのと全然違ったー!
・上と似ているけど、予想外の結末 ←すべてが予想外だったかも。特にタイタニア側の人たちのその後とか
イマイチだった点。
・4巻までと同じ人が書いたと思えない程、混沌として強引なストーリー。
・W主人公と思われるジュスランやヒューリックの活躍があまりなかった。
・スペースオペラだった筈なのに、艦隊戦などの描写があまりなかった。
・老獪な政治家として描かれてきたジュスランの政治的手腕の見せ場がなく、逆に何でそんな事するの?というのが多かった。まるで別人!?
・バルアミーやリディア姫のように最初から出ていた登場人物の描写があまりなかったこと。
こうやって見ると、ちゃんと完結して良かったという思いとは裏腹に、釈然としないものが残るのは、一気に物語の幕引きをしようとして、色んなことを詰め込みすぎて読者が付いていけなかったからでしょうか。もうちょっと丁寧に書いて頂けたら、もっと違うものになったのかも。
タイタニアが滅びるだろうというのは、1巻目から想像できた事ですが、滅びるにしてもそこに美学があるんだと信じて、ここまで読んできたんですよね。
それが、ヒューリック率いる「流星旗軍」に、艦隊戦とかで壮大に負けるというのならまだしも、タイタニアの中の内乱(?)のまま、しかもその理由もあまり納得できない変な後付けっぽい理由だったので、全然共感できないんですよね・・・。
しかも、タイタニアが滅びたわけでもなさそうな・・・(^^; そこもハッキリとしないので、余計にモヤモヤが!!
それに、一番ショックが大きいのは、あの冷静沈着で老獪なジュスランが、少しも光るものを発揮しなかったこと。
確かに軍人ではないから、艦隊戦などは期待できないけど、藩王やイドリスと政治的なやり取りで主導権を握ったりとか、てっきり何かするんだろうと期待していたので、本当に何もなくガッカリですよ。
逆に、これまで全く空気的存在だったフランシアの方が、活躍してるくらいですからね~。ほんと、4巻までとあまりにもテイストが違いすぎて、最初から、こういう結末にする予定だったの???ほんとにほんと?とびっくりです。
ま、私の場合、アリアバートファンだったので、彼のことももう少し、何かエピソードが描かれていたらな~という不満もあるんですけどね。(たとえば、ジュスランが過去の二人のエピソードを思い出すとか、兄弟の絆とか、はたまたエドナがアリアバートの子供を産んだりとか)
そういうのが全然なかったのも、ショックといえばショックでした・・・(T_T)
と不満をタラタラ書いてしまいましたけど、完結しない物語も多い中、ちゃんとエンドマークがついたことは良かったとは思います。
私もさっと読んだだけですので、もう少しシッカリと読み込めば、また違った感想もあるのかも。その時は、またブログに書きたいと思います。
それでも私が待ったのはまだ5~6年ほどですから、短い方だと思います。それでも長かったな~という気がしているんですから、20年以上も待たれていた方は・・・と思うと、頭が下がりますね。
ということで、さっそく感想に入りたいと思います。が、ネタバレしておりますので、未読の方はこれより先は絶対に読まないでくださいね~。
よろしいでしょうか。では・・・。
* * * * * * * * * * *
上で、待ちに待ったとか書いたわりに、私が本を購入したのは、出版されてから約3週間程経ってからです(爆)
というのも、4巻ラストで、私のイチオシだった、アリアバートが死んでしまったからで、正直に言うと、その後の展開に少々興味が薄れてしまってた&アリアバートの死のダメージが大きすぎて、読むのが辛いな・・・というのが真相です。
でも、ここまで読んだからには、タイタニアがどういう結末を迎えるか知りたいし、やっぱり読んでおこうと意を決して、購入してきました。
で、感想なんですが、期待しすぎていたせいか、このラストにはかなり不満が・・・。いや、良い点もあったんだけどね。さっとしか読んでないというのもありますし、読む前に考えていたのと、かなり違った展開になっていたのもあって、なかなか考えがまとまりません。とりあえず、箇条書きにしてみようと思います。
まずは、良かったと思う点。
・なんといっても、ちゃんと完結したこと! ←これは何より大きいですよね。
・予想外の展開 ←藩王の意図とか、想像していたのと全然違ったー!
・上と似ているけど、予想外の結末 ←すべてが予想外だったかも。特にタイタニア側の人たちのその後とか
イマイチだった点。
・4巻までと同じ人が書いたと思えない程、混沌として強引なストーリー。
・W主人公と思われるジュスランやヒューリックの活躍があまりなかった。
・スペースオペラだった筈なのに、艦隊戦などの描写があまりなかった。
・老獪な政治家として描かれてきたジュスランの政治的手腕の見せ場がなく、逆に何でそんな事するの?というのが多かった。まるで別人!?
・バルアミーやリディア姫のように最初から出ていた登場人物の描写があまりなかったこと。
こうやって見ると、ちゃんと完結して良かったという思いとは裏腹に、釈然としないものが残るのは、一気に物語の幕引きをしようとして、色んなことを詰め込みすぎて読者が付いていけなかったからでしょうか。もうちょっと丁寧に書いて頂けたら、もっと違うものになったのかも。
タイタニアが滅びるだろうというのは、1巻目から想像できた事ですが、滅びるにしてもそこに美学があるんだと信じて、ここまで読んできたんですよね。
それが、ヒューリック率いる「流星旗軍」に、艦隊戦とかで壮大に負けるというのならまだしも、タイタニアの中の内乱(?)のまま、しかもその理由もあまり納得できない変な後付けっぽい理由だったので、全然共感できないんですよね・・・。
しかも、タイタニアが滅びたわけでもなさそうな・・・(^^; そこもハッキリとしないので、余計にモヤモヤが!!
それに、一番ショックが大きいのは、あの冷静沈着で老獪なジュスランが、少しも光るものを発揮しなかったこと。
確かに軍人ではないから、艦隊戦などは期待できないけど、藩王やイドリスと政治的なやり取りで主導権を握ったりとか、てっきり何かするんだろうと期待していたので、本当に何もなくガッカリですよ。
逆に、これまで全く空気的存在だったフランシアの方が、活躍してるくらいですからね~。ほんと、4巻までとあまりにもテイストが違いすぎて、最初から、こういう結末にする予定だったの???ほんとにほんと?とびっくりです。
ま、私の場合、アリアバートファンだったので、彼のことももう少し、何かエピソードが描かれていたらな~という不満もあるんですけどね。(たとえば、ジュスランが過去の二人のエピソードを思い出すとか、兄弟の絆とか、はたまたエドナがアリアバートの子供を産んだりとか)
そういうのが全然なかったのも、ショックといえばショックでした・・・(T_T)
と不満をタラタラ書いてしまいましたけど、完結しない物語も多い中、ちゃんとエンドマークがついたことは良かったとは思います。
私もさっと読んだだけですので、もう少しシッカリと読み込めば、また違った感想もあるのかも。その時は、またブログに書きたいと思います。