“怪盗紳士アルセーヌ・ルパン”を2500万ユーロという巨額の製作費をかけて完全映画化した冒険活劇。監督はジャン・ポール・サロメ、キャストはロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス、エヴァ・グリーン、パスカル・グレゴリー他。
<あらすじ>
ルパン(ロマン・デュリス)は、従妹のクラリス(エヴァ・グリーン)の父親ら名士たちが秘密の会合を行っていることを知る。会合に忍び込んだルパンは、美しいカリオストロ公爵夫人(クリスティン・スコット・ルーマス)と出会う。(シネマトゥデイ)
モーリス・ルブランのルパンシリーズ、小学生の頃、夢中になって読んだことを思い出します。子供向けに書かれた本を全巻読破し、それでは飽き足らなくなって、大人向けのものも読み漁ったものです・・・。この映画を見て、久しぶりにその時のドキドキ感を思い出して、すごく懐かしくなりました。
私の想像していたアルセーヌ・ルパンのイメージと、ロマン・デュリスのイメージはかなり違っていましたけど、だんだんそれもアリかな~という気になってきましたし、なかなかお金がかかっていそうなセットや小道具が、ルパンの生きた世界観をうまく盛り上げていて、わくわくしました。
ただ、ストーリーの方はちょっと分かりづらかったかな?いくつかの作品を寄せ集めて、一つの作品にしたようですが、ルパンの伝記ものっぽい部分と恋愛部分、そして怪盗部分が入り乱れたせいか、テンポが悪くなって、ストーリーにまとまりがなかったような気がします。ここは思いきって、怪盗部分をメインに据えて、事件の方をサクサクと進めた方が良かったような気がします。
あと、ラストの描き方も中途半端でいただけません。あれだったら、ジャンの誘拐事件やラストはなかった方が良かったと思います。
<あらすじ>
ルパン(ロマン・デュリス)は、従妹のクラリス(エヴァ・グリーン)の父親ら名士たちが秘密の会合を行っていることを知る。会合に忍び込んだルパンは、美しいカリオストロ公爵夫人(クリスティン・スコット・ルーマス)と出会う。(シネマトゥデイ)
モーリス・ルブランのルパンシリーズ、小学生の頃、夢中になって読んだことを思い出します。子供向けに書かれた本を全巻読破し、それでは飽き足らなくなって、大人向けのものも読み漁ったものです・・・。この映画を見て、久しぶりにその時のドキドキ感を思い出して、すごく懐かしくなりました。
私の想像していたアルセーヌ・ルパンのイメージと、ロマン・デュリスのイメージはかなり違っていましたけど、だんだんそれもアリかな~という気になってきましたし、なかなかお金がかかっていそうなセットや小道具が、ルパンの生きた世界観をうまく盛り上げていて、わくわくしました。
ただ、ストーリーの方はちょっと分かりづらかったかな?いくつかの作品を寄せ集めて、一つの作品にしたようですが、ルパンの伝記ものっぽい部分と恋愛部分、そして怪盗部分が入り乱れたせいか、テンポが悪くなって、ストーリーにまとまりがなかったような気がします。ここは思いきって、怪盗部分をメインに据えて、事件の方をサクサクと進めた方が良かったような気がします。
あと、ラストの描き方も中途半端でいただけません。あれだったら、ジャンの誘拐事件やラストはなかった方が良かったと思います。