Yuhiの読書日記+α

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億男

2018年10月29日 01時20分52秒 | 映画(あ行)
映画「億男」を見てきました。
あらすじを簡単に書くと、宝くじにあたった冴えない男(佐藤健)が、大学の落研で同期だった友人(高橋一生)に
お金の使い道などについて相談したところ、その友人にお金を持ち逃げされ・・・というストーリーです。
タイトルだけを聞くと、もっとチャラい感じ(お金を派手に使って遊びまくるような)の話なのかと思っていましたが、
案外、真面目な(?)ストーリー展開で、お金についてあれこれと考えさせられる内容でした。
佐藤健と高橋一生が、大学時代に落研に所属していたということが、伏線になっているんですね。
この落語「芝浜」を知っていると、更によくわかる話になるようです。(私はうろ覚えでした)

親友にお金を持ち逃げされるにあたり、親友と一緒に働いていた人たちに話を聞きにいく件があるのですが、
そこに登場する人たちのインパクトがすごすぎて、もう目が点・・・(^^;
北村一輝なんて、誰か気づかないレベル・・・。藤原竜也もこれまでのイメージとは全然違うし、
俳優さんの怪演ぶりがスゴイ‼です。見ごたえありますよ。

この映画、意外とちゃんとしたストーリーで後味も悪くなかったですし、俳優さんたちも見ごたえあって、
満足ではあったんですが、そもそも、友人にお金の相談とかする前に、借金だけは払っておけよー!!と
思わずツッコミたくなる内容でしたね。
ま、それだとストーリーにならないんですけど、ちょっとその辺のアラが気になる話でした。




search サーチ

2018年10月29日 00時56分35秒 | 映画(さ行)

先日公開されたばかりの映画「search サーチ」を見てきました。
私が見に行ったのは、公開初日の翌日だったので、混みあっているのかなと思っていたのですが、
意外にも空いていて(4割~5割くらい?)、ちょっと驚きました。

私の場合、前回見に行った「カメラを止めるな!」の時に予告が流れていて、私の好きそうなジャンルだなーと思って、
見に行こうと思ったのですが、キャストを見てもそれほど有名な俳優さんは出ていないし、
宣伝もいわゆる「大作」と呼ばれる映画ほど行われていなかったようなので、
これはある意味仕方ないことなのかもしれませんね。

でも、私としては、かなり面白かったので、サスペンス物が好きな方にはぜひ見て頂きたいです。
サスペンス物なのでネタバレしたら面白くないので、これ以上詳しくは書けないのが残念ですが、
有名な俳優さんが出ていないからこそ、変な先入観もなく見れるというのもあると思うし、
またPCやSNSを駆使して、犯人を捜すというのも斬新なので、本当にオススメです‼

見終わった後、ネタバレしてるサイトとか感想を見ていると、
私が気づいていなかった伏線が結構たくさんちりばめられていたみたいなんですよね。
映画に出てくるPCの画面をじっくり見ていると、どうやら色んなことが分かるようです。
そんなことを知ると、私ももう一度見てみたくなってきたところです。

カメラを止めるな

2018年10月25日 01時00分41秒 | 映画(か行)
久しぶりの投稿です。
長い間、読書をしたり、映画を見たりという気分になれずにいたのですが、そろそろ復活しようかなと思い、久しぶりにブログを書いてみました。

「カメラを止めるな」は、低予算映画ながら、すでに色んな映画館で上映され、見た方も多いと思います。
私自身も、インターネットの記事などで、早い時期からとても面白い映画だとは知っていたのですが、その頃はまだ、上映している映画館もかなり少なく、とても見れそうにないなと思っていました。それが、あれよあれよという間に、上映館が増え、周囲で見たという人も増えてきて、感想を聞く事も多くなりました。
一番多かったのは、確かに面白いけど、事前にあれこれ聞いてハードルが上がっていたせいか、そこまでとは思えなかったという意見です。
そうなってくると見に行くべきか迷い始め、ずるずると先延ばしにしていたところ、なんと地元の映画館でいつのまにか上映していたのです!←ここまで拡大したのかと感無量!
地元にまで来た事を知ると流石にすぐに見にいきました。

ここからは私と個人的な感想になりますが…。

最初に聞いたこの映画に対するいい印象と、後から聞いたネガティブな印象を両方持っていたのですが、見た感想を率直に書くと、「めっちゃ面白い‼️」でした。久しぶりに涙が出るほど笑いましたし…😅
確かに、一度全貌を知った後だと、ちょっとな…と思う部分もありますが、低予算でこれだけ
作るのはすごいと思います。
原案の問題で色々あるようですが、それでもこの作品が面白いということには変わらないと思います。
私は見て本当に良かったなと思えました。久しぶりにブログを書きたいと思える程に…。
更にいえば、映画に対する興味がまた擡げてきた感じもあります。
今年の秋は、いい感じで芸術の秋を満喫できそうです‼️


黒子のバスケ EXTRA GAME(後編)

2016年06月15日 23時04分07秒 | マンガ
「黒子のバスケ EXTRA GAME(後編)」の感想です!

キセキの時代を主メンバーとしたドリームチーム!!だなんて、本編では考えられなかったですよね。
あれだけ、バラバラになっていたキセキ達が、また一つのチームとしてまとまってくれるなんて、ファンとしてはこんな美味しい話はありません(^^♪

後編は、そんなチームがさらにまとまってくれました~。みんな成長したんだね・・・(しみじみ)。
チームのために捨て身になって、あるいは自分の最大限の力を発揮して、とても敵わないような相手と戦う姿は、ほんとカッコ良かったです。

こんなカッコいいキセキ達をもっと見たかったので、ラストはなんだか呆気なく感じてしまって・・・(-_-;)
余韻がないというか、もっと浸りたかったのに!って思ったりして。

後編はかなり話を詰め込んだ感じで、もっと一人ひとりの活躍をたっぷりと見たかった私としては、少々物足りなかったかな~。
せめて、前編・中編・後編の三冊だったら良かったのに。
相手チームのことも、もっとよく知りたかったしね。相手の事を掘り下げれば掘り下げるほど、勝ったときの感動も大きかったような気がします。

いろいろと書いたけど、本編だけで終わっていたより、絶対にこっちのほうが良かったと思うので、また続編を書いてほしいな~。
例えば、オリンピック編とかね(^_-)-☆
さらに大人になったキセキ達を見てみたいです。

ソロモンの偽証 後篇・裁判

2016年06月11日 22時06分27秒 | 映画(さ行)
宮部みゆきのミステリー巨編を映画化した『ソロモンの偽証』の後編。男子生徒の転落死により動揺が広がる中学校内で、生徒たちが自主的に行う校内裁判の様子を臨場感たっぷりに映し出す。

<あらすじ>
被告人大出俊次(清水尋也)の出廷拒否により校内裁判の開廷が危ぶまれる中、神原和彦(板垣瑞生)は大出の出廷に全力を尽くす。同様に藤野涼子(藤野涼子)も浅井松子(富田望生)の死後、沈黙を続ける三宅樹理(石井杏奈)に証人として校内裁判に出廷するよう呼び掛ける。涼子は柏木卓也(望月歩)が亡くなった晩、卓也の自宅に公衆電話から4回の電話があったと知り……。
(シネマトゥデイより)


前編に続いて見てみましたが、やはり現実感の無さが目につきすぎて、内容に入り込めなかったです・・・。
中学生が裁判というのも違和感があるのですが、周囲の大人たちもそれに簡単に&真面目に付き合いすぎ。
普通はもっと抵抗とか真剣に向き合あわない人がいたりとか、いろんな事があるのでは???と思ったら、白けてしまうんですよねぇ。

原作を読んだ人の評判はすごくいいので、これは映画化されたときに内容を端折りすぎたのと、映像向きの作品ではなかったということかもしれませんね。楽しみにしていたので、残念です。


ソロモンの偽証 前篇・事件

2016年06月06日 21時52分57秒 | 映画(さ行)
人気作家・宮部みゆきのベストセラーを実写化した、ミステリー2部作の前編。

<あらすじ>
クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。
(シネマトゥデイより)


テレビ放送を録画して見ました~!
宮部みゆきさんの作品は好きなので、いずれ小説版を読んでみたいと思っていたのですが、小説を読む前にもう映画版が放送されるというので、とりあえずこちらが先になりました。

小説を読んだ人の評判が良かったので、この映画を見るのをすごく楽しみにしていたのですが、映像で見てみると、ちょっと微妙・・・。
面白くない訳ではないし、オーディションで集められたという生徒たちの演技もなかなか良かったと思うのですが、いかんせん中学生が学校で裁判を行うというのが、リアリティが無さ過ぎて、今一つ作品の中に入り込めなかったというか、白けるというか・・・。
こういうのは、やはり小説の方が違和感が少ないのかも。
とはいえ、裁判の行方は気になりますし、後編を楽しみにしたいと思います。


白ゆき姫殺人事件

2016年04月01日 23時21分31秒 | 映画(さ行)
本日テレビ放送されていた「白ゆき姫殺人事件」を見てみました。
以前から、湊かなえさんの作品には興味があったので、すごく楽しみにしていました。

すごいドンデン返しがあるとかではないけど、これまでのミステリーにはない手法をとった作品で、なかなか見ごたえありました。
今時風のSNSで噂がどんどん広がっていくところとか、あっという間に個人情報がさらされたりとか、ミステリーの部分意外でも、ハッとさせられる部分があって、今だからこそできる作品なんだなーと、しみじみ思いました。

ラストの方の、アンとダイアナの友情部分が、私にはグッときましたね~。私も実は子供のころの愛読書は「赤毛のアン」だったので、何年経っても心がつながっている親友のいる美姫がちょっとうらやましくなりました。

この作品、小説版だともっと味わいが違うのかもしれませんね。ぜひ一度、そちらも読んでみたいな・・・。

ハイ☆スピード! ―Free! Starting Days―

2015年12月30日 23時59分23秒 | 映画(は行)
本日はレディース・デイということで、突如思い立って見たのが、映画 「ハイ☆スピード! ―Free! Starting Days― 」でした。アニメだし、空いているだろうと直前の予約でもいいだろうと軽く見ていましたが、ほぼ満員!!で、予約するのもやっとのありさま・・・。まさか、ここまで人気があるとは思ってなくて、本当にビックりしました(^^;

もともと見るつもりは全くなかったのに、なぜ、突然見る気になったかですが、実は先日からGYAO!さんで、「Free!」のTVアニメの無料放送をやっていたのを、たまたま見かけたのです。
アニメ自体には、あまり興味はない方ですが、スポーツものはわりと好きなので、この「Free!」というアニメが、水泳ものという珍しい種目を題材にしていると知り、ちょっと見てみようかなーという軽い気持ちで見始めました。(実際、話数もわりと少な目でしたので、ちょうど良かったのもあります)

見てみると、序盤はいわゆる「腐女子向け」なのでは?という見た目のイメージがあり、ちょっとついていけないかも・・・と思っておりました。(正直、私はあまりに露骨な腐女子向けは、好みません。ほのかにそういう風に感じるという程度だったら大丈夫なのですが)
でも見ているうちに、青春スポーツものとして純粋に楽しめている自分に気づき、すっかりハマってしまいました(^^;

TVアニメ版は、一期、二期に分かれていたのですが、どちらも途中というか最終回で、「ん???」という描写があり、何やらもやもやしまして・・・。続きとか、あるんじゃないの!?と思っていたところ、なんと映画が公開されているというびっくり情報がありまして。

でも、最初は、DVDになったときにでも見ようかなと思っていたくらいなんですが、見た方のレビューをチラっとだけ拝見したところ、なかなか評判は良いらしい。しかも、TVアニメ版の時代(主人公が高校生)よりも、もっと前(主人公が中学生)の時代を描いているというではないですか!
よって、登場人物もTV版にはいない人たちもいるらしい・・・と聞き、なんだか見たくなってしまったんですよねー。
TV版でも水の描写などは、本当にきれいで見ごたえありましたが、映画版はそれを上回る&大スクリーンで見る迫力は半端ないと聞いて、これは見なければ・・・と思ってしまったんですよね~。

前振りが長くなりましたが、結果、この映画を見て、私としては大満足でした!!!

TV版を見ていなくても十分に楽しめる、王道の青春スポーツものでした。しかも、映像は文句なしに美しいし、登場人物もそれぞれ素晴らしい!!
映画版で初めて出てきた登場人物にうまくなじめるか、最初は心配でしたが、まったく問題ありませんでしたね。
みんなまだ中学生ということで、まだまだ未熟で失敗もあるけど、誰一人嫌いになる人はいなくて、本当に素晴らしい青春ものでした。

ただ正直、TV版を見ていない方が、純粋にこの映画を楽しめ、また正当に評価できるんではないでしょうか。
なまじ、私はTV版を見てしまっているだけに、高校生(TVアニメ版)になった主人公の言動が、この映画のストーリーとあまりにも一致しなくて、見終わった後、混乱してしまいました。

こんなに素晴らしい仲間たちと出会えた主人公の遙が、この半年後には水泳部を辞めてしまうなんて、正直考えられないからです。もちろん、辞めるにはそれなりに理由があったわけですけど、それにしたって辞めるなんて唐突すぎるんですよね。
しかも、TV版の方には、旭や郁弥といった映画版の登場人物が、まったく出てこない訳ですし・・・。この二人なら、他校であっても水泳は続けてると思うし、名前すら出てこないなんて、あまりにもおかしいので。

先に中学生時代を描いておいて、のちに高校生時代を描けば、すべてのつじつまを合わせることができたのに、時系列を逆に絵が描く事になってしまったのが、そもそもの間違いなんでしょうね。
やはり、この映画版とTV版は、パラレルワールドの関係で、もしかしたらあったかもしれない未来(過去)の一つと考えた方がしっくりしますね。

ま、いろいろと書きましたが、王道の青春スポーツものとして考えれば、本当によくできた作品だし、見て損はないと思います。


探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

2015年11月15日 23時25分26秒 | 映画(た行)
ここのところ、過去に録画していたドラマや映画を整理して、順番に見ていってるのですが、今回は「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を見ることにしました。

前作も見たのですが、相変わらず、昭和っぽい映像とセットですよね。しかも、大泉洋さんの変にクールな語り口調が、作中のキャラとは違いすぎて笑えます。

大泉洋さんと松田龍平さんのキャラは好きなんですが、全体的にドタバタしすぎているので、じっくり見る感じではなく、ちょっともったいない気がしました。
でも、今回の犯人は、ホントに最後まで分からなかった!!!!普通こういう作品って、配役を見たり、内容をちょっと見ていれば、「ああこの人が犯人なんだろうな」と予想がつくんですけど、今回は全く分からなかったので、犯人が分かった瞬間は、もうビックリー!
まさか、こんなどんでん返しがある作品だと思っていなくて、油断してました(^^;
(犯人の動機が弱いということの現れなのかもしれませんけどね・・・)

ちなみに、このシリーズは「3」もあるんでしょうか???あるなら、また見てみたいな~。


ノウイング

2015年11月14日 23時48分20秒 | 映画(な行)
ずっと以前に録画して放置したままだった「ノウイング」をようやく見てみました~。
なぜこんなに長い間放置していたかというと、見る時間がなかなか取れなかったというのもありますが、何より、見た人の感想があまり芳しくないものだったのが大きいです(^^;

<あらすじ>
消滅の危機にひんした地球を舞台に、ある重大な事実を知った大学教授とその幼い息子による愛と勇気のドラマが展開する。主演はニコラス・ケイジ、その他のキャストはローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー他。


噂が噂だっただけに、なかなか見る気が起きなかったのですが、実際に見てみると、そういう感想になってしまうのも、しょうがないのかな~と変にナットク。
途中までは、結構面白かったんですよね。50年前にある少女が書いた数字の羅列が何を意味しているのか?とか、謎解きの風味が効いていて、興味をそそられたんですけど、何と言っても結末がねぇ・・・。
こういうパニック映画を見る場合って、大抵は最後は主人公の必至の行動がキッカケで、なんとかパニックが収拾される・・・という、サクセスストーリーであることを、心のどこかで望んでいるんだと思うんです。
でも、この映画は、思い切り、そういうのから外れていますからね・・・。娯楽映画でこんな結末があるなんて・・と、ちょっと受け入れられない気持ちでした・・・。

しかも、主人公であるニコラス・ケイジの子供は助かる(選ばれる?)んですが、どういう理由でそうなったのかという明確な回答はないわけです。
それで、余計に消化不良で、評価が下がるのかも・・・。(しかも、なぜウサギはOKなの?とか、犬やネコじゃなくて、ウサギじゃないとダメなの?という疑問もありますし)

面白い面白くないは別にして、見た後に消化不良になる映画であることだけは、間違いなさそうです(^^;