Yuhiの読書日記+α

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白いカラス

2010年10月17日 00時43分46秒 | 映画(さ行)
フィリップ・ロスの小説が原作の、生涯をかけてある秘密を隠し通した男の物語。監督はロバート・ベントン、キャストはアンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス、ゲイリー・シニーズ、ウェントワース・ミラー他。

<あらすじ>
古典の大学教授であるシルク(アンソニー・ホプキンス)は、差別発言により辞職に追い込まれる。彼は運命の女性、フォーニア(ニコール・キッドマン)と出会い、初めてある”秘密”を打ち明けようとする。(シネマトゥデイ)


「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが出演しているというので、前から気になっていた作品。ようやく見ることができました!

ウェントワース・ミラーは、アンソニー・ホプキンス演じる教授の若いころを演じていて、予想よりも出演時間が長くて、嬉しかったです(^^)
この頃は、身体も締まっていて、カッコ良かったな~。「プリズン・ブレイク」のシーズン1の頃を彷彿とさせます。

で、肝心の映画の内容の方ですが、キャストが素晴らしくて見ごたえありました。ウェント君がお目当てだっただけなので、その他は別に期待してなかったのですが、嬉しい誤算です。

もっとも、ストーリーの方は、私の理解力不足もあってか、なかなか難しくて、分かりづらかったです。ただ分かったのは、人種差別問題は一筋縄ではいかないということ。自分の出自を偽ってまでも手に入れたものって何だったのかな・・。幸せだと思えなかったからこそ、晩年、同じように心に傷を持って女性に惹かれていったのかも。

ただ、二人が延々と傷をなめ合っているようにしか見えなかったのが残念。でもそれがどうにもならない現実なのかなと思うと、見ていて辛いですね。
最後にシルクが秘密を打ち明けられたのだけが救い。これで心が少しは軽くなったのかも。誰にも言えないのって苦しいですからね。


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