Yuhiの読書日記+α

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ジョンQ 最後の決断

2007年12月24日 02時10分43秒 | 映画(さ行)
息子の命を救う為に病院に人質を取り立てこもった男を描いた社会派サスペンス。
キャストは、主人公のジョンQ役にデンゼル・ワシントン、事件を担当する警部補フランクにロバート・デュヴァル、息子の担当医にジェームズ・ウッズ、病院の院長レベッカにアン・ヘッシュなど。


貧しい人間は、適切な医療も受けられないのか・・・という、今の日本にも通じる問題を描いた作品です。
もし自分に同じことが起こったらどういう行動をとるだろう・・・と考えさせられました。
息子が目の前で死にかけているのに、手術費用が捻出できないから、何もできないというのは親としてあまりにも辛すぎます。だからと言って、ジョンQのように自分の要求を飲ませるために、人質を取ったりするのは決して良くないというのも頭では分かってるんですけどね。ジョンQも最後まで迷ったと思います。が、結局この道を選んだ。だからこそ、見ているものに余計にやるせない気持ちにさせられるんですよね。

ご都合主義な所も目に付きましたし、こんな事件を起こしたわりには、罪が軽いんじゃない?とも思いますが、息子を想うデンゼル・ワシントンの誠実で愛情深い父親役はぴったりな上、本当に力の入った演技だったので帳消しです。
親子の絆、子供への愛情をとても感じた映画でした。


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