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第56回宣伝会議賞反省会:その8

2019-02-15 | コピー

NUMBER GIRLが再結成したり、
ベン・アフレックの口からバットマン役降板が告げられたりと
いろいろそれどころじゃない感もありますが。

宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。

正解発表が「SKAT」発売(だいたいGW明け)になるから
「何でこれで落ちたの?」と書いてる本人としては思ってき始めたので
読まれてる皆様が各自でジャッジしていただければ幸いです。
そしていまだに連絡がないのでファイナリスト入りを諦め始めています。

第8回はこちらから。

23:大成有楽不動産販売
課題:大成有楽不動産販売の強みを伝えるキャッチフレーズ

「不動産売買・不動産賃貸・リフォームといったお住まいに関する全てのご相談を、ひとりの営業担当でお受けできる」
「ライフステージの変化に応じたサービスの提案」という強みをどうアピールするか?
という課題となっております。

ひとりの営業担当に専任で担当してもらえる、ということから

「この町に戻ってきた日、その驚く顔が見たかった。」

「親より短く、恋人より長いつきあいの、友人じゃない人。」

「この町のわたしを、誰よりも知ってるかもしれない人が、ここにいる。」

「来るたびに条件は変わるのだけれど
 だいたい、条件どおりを紹介してくれるって
 すごいこと、なんだなぁ。」

というお客様視点と、

「不安な顔が、ぱぁっと明るくなるときが、一番嬉しい瞬間です。」

「この担当さんで、本当によかった。
 そう言っていただけるから、生きていけます。」

という担当者側視点、

「「あの家に住んでたころは、こうだった」
 それが積み重なったのが、人生です。」

というライフステージの変遷、の3つから考えてみました。

これはどこかで捉え間違っているパターンなのかもしれないなぁ。

24:大同メタル工業
課題:「総合すべり軸受メーカー」大同メタル工業の魅力を伝えるアイデア

まず「すべり軸受ってなーに?」というところから調べることになりました。
ボール軸受(ボールベアリング)でない、シャフトの回転を支えるもので
これがあるから車や船などが動けている、ということを知りました。

企業側としては「車に関心がある人向けに」という思惑があったようなのですが、
それだけよりももう少し大きい視野で見てみたかった、というのがありまして。

「地球の次くらいに、大きなものを回しています。」

「世界を回す、ガイドを作ろう。」

そして軸受という存在を知ってもらいたい、と思い

「うちの会社が止まったら、本気で泣き出す世界的大企業がいくつもあります。」

「ちゃんと働いている限り、意識されないものって、多いんです。
 うちの製品が、まさにそう。」

「すべってなんぼの商売、やってます。」

といった方向性を考えました。

「自動車に関わりたい人に軸受という方向もあるよ」ということを伝えてほしかったようなので
そこからは軸がずれていたのだろうな・・・という感想。

25:大和証券
課題:資産形成の必要性を感じつつもためらっている人の背中を押す

「投資に興味はあるけど何からしていいのかわからない」「怖い」という人が
投資をしたくなるようにする、というわけでお金や投資について色々と考えました。

まず、投資を「怖い」と思う人に向けたもの。

「「減らさない」より「増やす」のほうが、
 しあわせには近づく、と思っている。」

「預ける、ということに「減らない」以外の意味がない時代には。」

という銀行預金の金利に着目し、貯蓄より投資、という目の向け方をしてほしいという狙い。

そしてもう一つ、投資を「悪い」と思っている人に向けたもの。
「金儲けは汚い」「清貧が一番」と思っている層に向けたもの、です。

「1000円持ってる人の100円よりも、
 1000万円持ってる人の100万円のほうが、
 1万倍多くの人を救えます。

 だから、お金を増やそう。」

「お金が増えるの、大好きです!と
 大声で言えないのって、どうしてだろう。
 嫌いなひとは、いないはずなのにね。」

「余裕があるって、助ける余裕があるってことだ。」

さらにはこういうのも。

「(テレビCM)

(合唱団)
 ♪みみずだって おかねだって あめんぼだって
 みんなみんな いきているから
 はんしょくしたいんだ

(ナレーション)
 投資を始めたいあなたの、ご相談をお待ちしています。

 大和証券。」

お金を殖やすのは楽しい、ということを印象付ける、というベクトルは
たぶん間違っていないはず、だとは思っています。

 

コメント
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