吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

給食をのどに詰まらせ支援学校の生徒死亡事故 県に660万円の賠償命令 大分地裁 その4

2024年04月04日 06時11分33秒 | 日記
2024年3月1日(金) 16:08 大分放送
 食事誤嚥による窒息は、当然、自宅の食事中でも起こりえることです。自宅では見守りは親御さんが常時監視しているというのであっても、窒息除去の応急手当を完全に親御さんがマスターしていなければ、常時つきそっていても救命は難しいでしょう。窒息は救急車がくるまで待っていたら当然助かりません。居合わせた人がきちんと処置できるかが重要です。背部叩打だけでは難しいこともあり「次の一手」を知らなければ効果はありません。
 窒息事例で重要な点は2つ。特に障害者に対しては毎回食事前に「よく噛んでから飲み込むよう」指導すること、そして周囲の者が窒息解除の手技を完全にマスターしておくことの2点です。職員の人員を増やすとか危険食材に認定するとかはその次のことかと思われます。今回は誰か特定個人が悪かったということではないと思いますが。