吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

不思議なこと

2018年09月29日 06時32分34秒 | 日記
 区の健診は6月から始まっている。8月からは75歳以上の方の長寿健診が後追いで開始されている。
 毎年のことであるが、8月に健診を受けに来る人はほとんどいない。
 対象者全員に区から7月中に書類は郵送されてくるし自分も7月には受診勧めるのであるが、異口同音に「あ~涼しくなったらね」と言うのである。
 確かに今年の夏は酷暑だった。毎年寝る時は冷房をかけない自分も今年の夏はさすがに無理であった。

 それにしてもなんで「健診は涼しくなってからね」ってみんな言うんだろ? べつに暑くても涼しくても数値がそんなにかわるわけでもないし、また炎天下で運動するがごとくの辛い検査など何もない。特段暑くても涼しくても何も変わることはないのだが、何故か健診勧めると「涼しくなってから」という理由を皆がいうのは不思議なのである。

 もしかして深い理由は何もないのだが、とりあえずの挨拶、つまり「今日はどちらへ?」「ええ、ちょっと用足しに」てな具合の挨拶文句なのかもしれない。

貴乃花親方 引退その3

2018年09月28日 06時14分31秒 | 日記
 まあ、とにかく融通が利かない、あるいは直情型の性格なのかもしれないが、それにしても彼が相撲界に残らないということは有形無形の損失をもたらすことになるだろう。
 彼も「弟子が一番大事、弟子のためには・・」といつもいうなら、ここは我慢してでも相撲界に残るべきであり、部屋を放り出すのは弟子に対して無責任である。

 今回の騒動は、いかんせん情報が少ないことである。何がおこってどうなったのかが全然わからない。
 どうも理事会はどこかの親方一門に属しないと相撲部屋は持てない・・・という規約を新たに作ったらしい。
 でも無所属の親方である貴乃花を引き受ける一門はどこもないらしい。相撲界の改革ということであるが、結果的にいろいろゴタゴタをおこした彼を一門に引き入れるのはリスクがあると考えるのだろう。
 故北の湖の肝入りで貴乃花一門が作られたのであるが、自分で一門解散してしまったのでもう時すでに遅しである。

 それにしてもすでに無所属であり「一兵卒からやり直します」とまで言ってきた貴乃花には相撲協会ではなんの力もない。今後問題を起こせないような状態である彼を相撲界から追い出すにまで仕向けたのは後味が悪い。
 理事会(理事長)は、一門への帰属義務を「一門へ振り込まれる援助金の透明性を維持するために・・・」という理由らしいが、もし貴乃花を退職に追い込もうとしたのではないというなら、少なくともあれだけの功労者を引き留めるという素振りすら見せないのもおかしい。
 やはり追い出したのである。
 八角理事長も、もし「あなたは相撲界になくてはならない人、今後も残ってほしい、そのためどこかの一門に属してください。どこもいけないなら自分のところに来てくれますか?」とでも頭をさげれば、一気に株をあげるのになと思うのに。とにかく後味は悪い。

貴乃花親方 引退その2

2018年09月27日 06時36分28秒 | 日記
 それにしてもあれだけの業績があり、人気があり、そしてなおかつ部屋を興して10年で関取4人を排出しているのはやはり凄い人なんだと思う。それがあれだけ周囲から疎んじられている(らしい)のは勿体ない。もしかしたら「信念の人」といわれているだけあって、かなり融通の利かない人なのかもしれない。

 事の発端は貴ノ岩が横綱から暴行を受けたことが発端である。これが親方の知るところになったことから始まったのである。確かに暴力はいけないが相撲の世界である。力と力のぶつかる世界。暴力すれすれのことも多かったと思う。もしかしたら貴ノ岩も「(殴られたことが)バレなきゃよかったのに」と思っているだろう。

 「相撲界の膿を出す」ということと「すべてを真っ白くする」ということとは別問題かもしれない。何事もほどほどがよいのであろうが貴乃花親方には一点の曇りも許せなかったのかもしれない。
 信念を少しだけ曲げてでも相撲界に残ってくれた方がファンにとってはありがたいはずなのであるが・・・。

貴乃花親方引退

2018年09月26日 06時39分23秒 | 日記
 あまり相撲の親方が廃業することで過去報道になったことはないのであるが、やはり貴乃花である。ネームバリューがある。
 親方になっても人気があると聞く。地方巡業に同道すると客の入りが違うそうである。

 それにしても何が真相なのか全く不明である。
 どこかの一門(グループ)に属さなければ協会員とは認めないという規約を理事会で作ったらしい。そして各一門が「貴乃花さんの一門入りはうちではお断りします」と全部に言われれば、協会員として認められない訳で、そうなると自然と親方株は無効になり廃業せざるをえない。

 この一門制度ということもよくわからない。確かに昔からあるが、どうもただの仲良しグループだけではないようである。大きな会社の中に属しているグループ企業のようなものなのであろうか?
 相撲部屋があって、いくつかその集まりの一門があって、そして相撲協会がある・・・と言う感じであるが、一門を越えて出げいこをしてはいけないなどという決まりがあるらしい。
 本割でなあなあの取り組みになったり、八百長相撲を疑われかねないので、ひろくいろいろな部屋間での出げいこを禁止しているらしいが、それならいっそ一門制度は廃止して自分の部屋以外の力士とのけいこをすべて禁止すればいい。
 でも貴乃花も「改革」と常に言ってきたが、何が問題で、何を改革する具体案が見えてこなかった。なので今後もすべて闇の中・・ということになる。結局何だかよくわからなかった。

樹木希林さん逝去 その2

2018年09月25日 06時21分30秒 | 日記
 その希代の名優をうならせた内田裕也氏であるが、昔はロカビリー、ロックンロールの歌手であった。一時期映画俳優になった。加山雄三の若大将シリーズでエレキ合戦の大会の司会役をやっているのを見たことがあった。

 その後1980年頃「水のないプール」というATG(だったか?)の映画を観に行った。ものすごい迫力のある演技だった。存在感がありカッコよかった。映画の中でいつも喫茶店での注文が「ジンジャエイル!」と、少し巻き舌でいうのがカッコよかった。しばらく自分もジンジャーエールを盛んに飲んでいたくらいである。

 しかしその後は奇行が目立った。都知事選挙に立候補し、TVの政見放送では、演説せずにずっと「power to the people」を唄っているだけのこともあった。
 この辺りから彼を変人と思っていたが、でもそのままそれをずっと続けており、頑として自分の姿勢、「ロックンロール」の合言葉を貫いていたのは逆にすごいと思っている。
  齢を重ねると大人になったり小利口になったりする。でもそのままブレないでやり続けていることはすごいと思っている。

 彼は不道徳な事件を過去いろいろおこしている。その辺のタレントならマスメディアに叩かれ追いかけまわされしてとうの昔に消えているはず。それがあのマスメディアでさえ徹底的に叩かないのはどういう訳か? そして今でも生き残っているというのはやはり凄い人なんだろう。
 機体の名優樹木希林を唸らせるくらいなのであるからこの人もすごい人なんであろう。

樹木希林さん逝去 その1

2018年09月22日 05時56分36秒 | 日記
 女優の樹木希林さんが亡くなった。経歴や女優としての仕事は既知の通り。
 今回驚いたことは彼女の過去のインタビューなどで語ってきた彼女の語り口である。例えば「夫」内田裕也のことである。「内田さんのことをどう思いますか?」と言うステレオタイプな質問に、彼女は「とても怖い人」と答えた。
 どこが怖いのかというと「あれだけ不道徳な人であり彼の周囲には不道徳なものがいっぱい存在しています。それをかき分け、かき分けあの人に近づいて傍に行き、あの人をみると急に輝いて見え鏡になって自分の姿が映るんです。その姿が(映るのが)怖いんです」と答えたのである。
 
 たぶん世の中的には「やっぱり腐れ縁なんでしょうか、想いは残ってますよね」とかなんとかの、所謂当たり障りのない答えを期待していたかもしれない。でもそのへんな期待を100%裏切って趣深くかつ意味深な回答をしたのである。
 この答えが本音なのか、あるいは視聴者(観客)向けの台本内容なのかは知らない。でも後者だとするとやはり希代の名優の名演であると思った。

レシートと領収書 その2

2018年09月21日 05時54分53秒 | 日記
 ここでようやく日本では、レジからでるロール紙のものをレシートと呼び、そして手書きで「お品代」とか「○○様」と書かれたものを領収書と呼んでいるのかな?と気が付いたのである。
 でもこの2つのものはもともと同じ意味なので使い分けるべきではない。使い分けるべきではないのであるが、なんだかすでにその誤用が定着し「正義」なってしまったのである。
 まるで大昔、反幕府勢力である薩長がどこからか「錦の御旗」をもってきたため、いつのまにか官軍になったのに似ている。

 ところがである。その後、別の店で買い物をした。経費での買い物ためレジの店員に「領収書お願いしたいのですが」とはっきり言ってやった。この誤用とはいえ今ではスタンダードになってしまった「レジから出るものはレシート、名前を書くものを領収書」ということを踏まえ、使い分けをきちんと踏襲し言ったのである。
 すると定員は「はいわかりました」とレジを操作して、そこから出てきたいわゆる「レシート」に品代と書いて「お宛名書きはどうしますか?」と聞いてきたのである。
 あれ? それは領収書ではなくレシートだろ?と思いつつ「あの領収書なんですけど・・・」と聞いたら、定員は「はい・・? これ、領収書ですけど?なにか?」と言い放った。なんなんだ?と思いつつもそれを受け取った。

 別の場面でもそうであるがタクシーに乗って降りる際に「領収書下さい」というと全例あのロール紙の奴が渡されるのである。

 ううん、ええ? なんだか店によっても職種によってもこの2つの言葉の定義は違うんかいな~と頭が複雑に・・・。どっちでもいいけど統一したらいいだろと思う今日この頃。

レシートと領収書 その1

2018年09月20日 06時04分41秒 | 日記
 この違いは何だろうか? 
 和英辞書でレシートを引くと領収書とでるし、領収書で引くとレシートとでてくる。つまりこの両者は同一のものである。ところが、どうやら店先のレジ打ちの人達にはこの2つのものは別物のようなのである。

 以前、スーパーで買い物をした。領収書は必要ないので、「あ 領収書・・・(いりません)」といいかけたところ、レジの店員さんは「(いりません)」の言葉を聞く前に、「えっ? ここでは領収書出せませんので2階の相談カウンターへこの『レシート』をもって、そこで『領収書』もらってください」と言い始めた。

 私は、その同一のものを使い分けていることに違和感を覚えながら、「え? 領収書は特にいらないんですが」といったら、店員は「はぁ? 領収書いらないんですね、じゃあここにあるレシートどうぞ(持ち帰ってください)」と・・・。
 そこで自分は「あ 領収書結構です」と続けると、店員は不機嫌そうに「えっえっ?領収書?? これのことですか? これのことですね? じゃあレシートのことですね? 結局いらないんですか? いらないんですね? じゃあ足元のゴミ箱に捨ててください」と吐き捨てるように言ったのである。

 なんだか、この店員のいかにも自分に常識がないような扱われ方に少しこちらもイラッとした。常識がないのはお前だろう・・・と言ってやりたかったのだが・・・。

市民の声「救急隊が自販機の飲み物をゴクゴク。これってアリ?」がネット上で物議 大阪市「今回はアリな状況」・・・馬鹿みたい。

2018年09月19日 06時12分47秒 | 日記
 最近、こんなニュースをまたネットでみかけた。もういい加減にしてほしい。
 救急隊が傷病者搬送した後で自販機で水分補給するのが何故悪いのか? というか何故彼らの24時間労働に対して敬意を払わないのか、
 この「業務中なのにけしからん」という発想が情けない。最近の救急搬送件数の増大に伴い彼らが一度救急車で街に出ると一度も帰署できないことも多い。その間、水分補給とか食事したらいかんとこの投稿者は言いたいのか? 

 彼らには正規の休憩時間も食事時間もない。そんな下らん疑問持つならどうしたら軽症患者の119通報がへるのかということをネットにあげたほうが建設的である。

 大阪市のHPでの回答もけしからん。「今回の場合、自販機での購入はやむを得なかった」とある。阿保臭い。「今回の場合」でも「やむを得ない」でもないのである。こんな表現するから誤解されるのである。
 24時間オンコール業務はいつでも食事水分摂取は当たり前である。なんで毅然とした態度を示さないのか? 

 米国ではスーパーで制服の消防職員や警察官が並べば、列の市民は皆順番を一番先に譲るときく。市民の安全と生活をまもる人達の仕事中はみなrespectするのが当たり前。こんな日本人はおかしい。

診断書

2018年09月18日 05時42分25秒 | 日記
 最近スポーツ界でのパワハラ問題、暴力問題が云々されている。
 最近もN体大の駅伝部の暴力問題が報道された。学生が監督に蹴られたとの診断書がTV画面に映った。驚いたことは「・・・蹴られて受傷・・・」という文言があるというのだ。(自分ははっきりその画面を確認はしていないが)
 でも自分だったならこの文言は絶対にかかない。とくにこのような揉め事の公式文書には自分で確認したこと以外は書かない方がいい。
 つまり診断書とは文書内容を自分が保証することである。現場も目撃していないのに「蹴られて」という文言を入れれば、もしかしたら本当は蹴られてもいないのに申請者に言われるがまま、この行為を保証したことになる。
 診断書とは自分でみて、自分で判断した診断結果や治癒見込みのみを記載することにある。我々の仕事は、観察、診断、治療である。それ以外のことの保証はやめた方がよい。
 人から言われたことを鵜呑みにしてそれをそのまま公式文書に記載することは、何だかぞっとするのであるが・・・。

すごい!

2018年09月15日 06時07分00秒 | 日記
 一昨日、テニスの大坂ナオミ選手が羽田に帰国した。すごかった。明け方4時のわりには出迎えのファンも多く、そして皆が口を揃えて「オーラがある」っていっていた。
 でも自分はその後ろにいたママのほうがすごいっ!と思ったのだが。ナオミ選手の後方での「映り込み」にもかかわらず、何となく目立って見えた。その風貌はパーマの効いた髪、黒い服そしてタップリと日焼けした肌は、どう見てもパンチが効きすぎている。一昔前の表現であるが「イケイケ」なのである。悪い意味ではない。これでヒョウ柄のアイテムでもあれば「大阪のおばちゃん」といういで立ちだった。
 そして後ろから写メか動画だかわからないが娘(あるいは出迎えたファンにかも?)にスマホを向けていた所が何とも微笑ましかった。とにかく快挙である。

ネットで拾った面白対比 その2

2018年09月14日 05時47分01秒 | 日記
18歳と81歳の違い

1.まだ何も知らない18歳 もう何も覚えていない81歳

2.自分探しをしている18歳 皆が自分を探している81歳

3.お手入れで虫歯ゼロの18歳 総入れ歯なので虫歯ゼロの81歳

4.運転免許取得の18歳 免許返納の81歳

5.「七転び八起き」で頑張る18歳 「いつのまにか骨折」でリハに頑張る81歳