吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

靖国神社“落書き男”中国帰国 数時間後に航空機に搭乗

2024年07月16日 06時56分30秒 | 日記
6/3(月) 14:02配信 テレ朝NEWS  All Nippon NewsNetwork(ANN)
 靖国神社の石柱が赤いスプレーで落書きされた事件で、SNSに投稿された動画に映っていた男がすでに中国に帰国していたことが分かりました。  1日午前6時前、東京・千代田区の靖国神社で、神社名が書かれた石柱に赤いスプレーで「Toilet」と落書きがされているのを通行人が発見しました。
 中国のSNSなどでは何者かがスプレーで落書きする動画が出回っていましたが、警視庁公安部は捜査の結果、この人物が中国籍の男ですでに日本を出国し中国に帰国したと明らかにしました。  犯行時間は先月31日の午後10時ごろで、男はその数時間後に航空機に乗っていました。  公安部は動画の撮影者など複数人が関与したとみて器物損壊の疑いで調べています。

アイスホッケー選手が心肺停止…命を救った観客の看護師「焦りはなかった」 その4

2024年07月13日 06時15分05秒 | 日記
 一般人は確かにいざという現場で応急救護に参加するのには勇気が必要かもしれません。でも勇気を必要としないようにごく普通の感覚でその現場に参加するために応急手当講習と言うものがあるのであり、そのように消防は普及を進めなくてはなりません。
 そしてその講習の中では参加して万が一傷病者を救命できなくとも善意でなされた手当に対しては法的な責任は発生しないという法律があることも周知しなくてはなりません。
 十年一日の如く、いやあの文言は30年以上まえからもずっと用いられてきました。なかば決まり文句のように用いられます。もう一度しっかりと感謝状の文言を吟味してほしいと思いますし、署長さんには救命講習の指導員にもなってほしいと思います。そうすれば講習の中で指導員が「勇気をもってこの手技を行ってください」なんて一言も言っていないことが分かります。
 署長さんの言葉「勇気ある行動」は「応急手当には勇気が必要」と誤解されます。そして勇気のない人は応急救護に参加しなくなります。救命講習では、「勇気」を学ぶのではなく「手順」を学ぶものです。そして救護者の積極性に感謝する文言であればまだしも、あのような精神性を鼓舞するような文言は大げさであり救命講習の普及にブレーキをかけます。あれだけは慎んでほしいと思います。

アイスホッケー選手が心肺停止…命を救った観客の看護師「焦りはなかった」 その3

2024年07月12日 06時34分48秒 | 日記
 自分も何かの件で消防から「感謝状出しますよ」ということが過去にありましたが、医療従事者としてもらうわけにはいかないと思ったのと、やはり所轄消防署のノルマ消化的な感謝状授与のあざとさを覚えたので丁重にお断りしました。
 しかも今まで何度も自分が指摘してきたこの消防署長の勘違いコメントには消防の古い体質を感じざるを得ません。「多くに人が勇気ある行動を・・・」・・・やはりこの文言は不適当ですね。
 一般の方が自分の生命を顧みず、火の中に飛び込んで(これも勧められませんが)、傷病者を救助したということであれば、これは「勇気ある行動」です。しかし応急手当の現場では自分の生命の安全は確保されていますので自分へ向けての勇気は必要としません。もし自分が傷病者の容態を悪化させてしまうかもしれないので勇気がいるというのであれば、これはきちんと講習に参加して正しい手技を身につけてくれればいいのです。しかしながら「署長さんがいつも感謝授与の時に言う「勇気」がないと応急手当というものができないのであれば、講習参加はちょっと荷が重い」と勘違いさせてしまうかもしれません。むかしから消防がよく言う「貴方の勇気ある行動に・・」という文言は罪が重いのです。

アイスホッケー選手が心肺停止…命を救った観客の看護師「焦りはなかった」 その2

2024年07月11日 06時01分51秒 | 日記
 まずは救命できたことは素晴らしいことです。居合わせた人による救護によっての結果ですので最高の結果だと思います。ただしこれが一般人のかたの心肺蘇生の結果であればもっと素晴らしいことでしたね。ある意味、看護師による応急手当は「仕事の延長」でもあります。このような救護の現場ではいつも医療従事者がいるわけではありません。なので心肺蘇生講習普及の観点からすればまだまだ道半ばです。
 まえから自分はこの感謝状授与については疑問を感じていました。それはずっと述べてきました。まずは医療従事者、特に医師は法律でも、従事中でない時にも応急救護の義務が発生しています。看護師にはないでしょうがまあ道義的に応急手当に参加する道義的な行動は周囲から期待されているはずです。なかば職業的な行動であれば、それを履行することで感謝状が出されるものでもないとは思っていました。もっとも昔、勤務医時代にそのことを同僚とはなしたら「まあ、そんなに難く考えなくていいんじゃない? くれるっていうんだからもらっとけば?」と言っていました。確かに難く考える必要はないんですが、消防の感謝状を出した数というのがその消防署における活動の指標(いわばノルマ)として組織の上から評価されるのだという噂をきいてから途端に興ざめした思いがあります。

アイスホッケー選手が心肺停止…命を救った観客の看護師「焦りはなかった」 その1

2024年07月09日 06時09分50秒 | 日記
5/31(金) 6:01配信 カナロコ 神奈川新聞
 意識を失って倒れた男性に救命処置を施し、命を救ったとして、港北消防署は30日、川崎市在住で看護師の古瀬美穂さん(49)に感謝状を贈った。  同消防署によると、古瀬さんは3月24日、KOSÉ新横浜スケートセンター(横浜市港北区)でアイスホッケーの練習試合を観戦していたところ、出場していた50代の男性選手がベンチに苦しそうに横たわっているのに気付いた。  古瀬さんはすぐさまベンチに駆け寄って男性と少し言葉を交わしたが、やがて男性の意識がなくなり、心肺停止状態になった。古瀬さんは心臓マッサージを行うとともに、近くにあった自動体外式除細動器(AED)で処置を施し、119番通報で駆け付けた救急隊に男性を引き渡した。
 男性はその後、後遺症もなく順調に回復したという。  救命センターでの勤務経験があるという古瀬さんは「焦りはなかった」と振り返り、「男性が回復したと聞いて安心した。家族も心配していたと思うので良かった」と笑みを浮かべた。
 長谷部宏光署長は「古瀬さんのように多くの人が勇気ある行動を取れるように、応急手当ての普及、啓発に取り組んでいきたい」と話した。

「私たちが土砂に埋まらないと動かないのか…」目の前に土砂の山 おびえる女性 その3

2024年07月08日 06時28分40秒 | 日記
 つまり排出者責任なのです。それで今までは排出業者が下請けに出したり孫請けに出したりして廃棄物の責任が不明になっても、廃棄物に「名札」が入っていれば排出元に責任を取らせることができるのです。そのため昔、自分が開業時の医療廃棄物講習で聞いた内容を今でも覚えていますが「排出者責任ですので業者に廃棄物を渡しても、きちんと最終処分されているかどうか時々自分の眼で確認しに行ってくださいね」とはっきり言われました。荒唐無稽ですよね。
 自分の出した廃棄物が業者を転々としたとしても、それを探偵か調査員のごとく追跡し最終処分場までいって自分が出した医療ゴミが焼却されるのを見てこいというのですね。この説明したとの職員には呆れかえったが、それだけ「排出者には重い責任がある」ということなのだと感じました。
 それにもかかわらず、今回の土砂廃棄の事件で、今になって「6月から、元請け業者が最終処分まではっきり確認することを義務化するルールができる」などといっています。もちろんこんなルールの遵守など現実味はないでしょうが、この業界では今頃ルールをつくるのかと驚いています。


「私たちが土砂に埋まらないと動かないのか…」目の前に土砂の山 おびえる女性 その2

2024年07月06日 06時17分47秒 | 日記
 まずは驚いたことは土砂などの不法投棄を厳密に取り締まる条例や法律が曖昧なことです。
 一方では、我々医療関係のはなしですが、医療廃棄物では細かく法律で取り締まられています。区で行う無料の廃棄法もありますが、通常は有料ですが業者に収容してもらい最終処分してもらっています。
 以前知って驚いたのですが、有料イコール最終処分をしてもらうことの確約ではないということです。つまり有料で引き取ってもらうことは最終処分の責任も譲渡しているのだと思っていたら、そうではないのです。
 例えば悪徳業者が医療廃棄物を今回の事件のような他人の所有地に廃棄した場合、もしそこで医療廃棄物の中に排出医療機関の身元が分かるようなものが発見されたなら、罰せられるのは廃棄した業者ではなく、排出元の医療機関になるのです。排出者責任ということですね。

「私たちが土砂に埋まらないと動かないのか…」目の前に土砂の山 おびえる女性 その1

2024年07月05日 06時03分32秒 | 日記
5/26(日) 11:01配信 テレ朝NEWS
(福島県西郷村における土砂の不法投棄事件について)
 現役のダンプドライバー。「今は積もうと思えば土砂なんていくらでもある。でも、おろすところがないんです」  この男性ドライバーによると、都心の大規模工事などで大量の土砂が発生しているが、最終処分場は満杯になりつつあり、「どこにも運べない」という。  「でも、お金が欲しい業者は、『処分場にもっていく』とうそをつき、適当なところに捨てて代金だけもらっている」と話す。「自分はそういうことはしたことがない」という。
(不法に)処分しなければ土砂の処分場がない?  改めて国交省にきいてみた。  「全国にどのくらいの処分のキャパシティー(容量)があるか、国は把握できていない」  処分場が足りていないという現状も、国はわかっていないという。これでは、チェックなどできるはずもない。  6月から、元請け業者が最終処分まではっきり確認することを義務化するルールができる。だが、それをどうチェックするのか。国交省は「方法は今後決める」とだけ答えた。結局、あいまいなままだ。
(不法投棄を受けた西郷村の)児山さんや宇都宮市の住民は、(家の前の土砂の山に)身の危険すら感じながら生活している。それを知って、あいまいなルールを続けるのか。

膵臓がんの適切な検査怠ったとして、患者遺族が新潟長岡市の診療所の運営組合提訴へ・新潟地裁 その2

2024年07月04日 06時27分57秒 | 日記
 詳細は不明ですが「必要な検査を怠った」とあります。しかしすい臓がんの診断は難しく、早期発見はかなり困難なことが多いですね。自分の経験でも進行したすい臓がんであった患者さんを何人か知っていますがみなさん腰痛を訴えておられました。しかもすい臓がんはかなり浸潤しないと腰痛を訴えません。しかも中年~高年のかたの腰痛は老化現象によることが多く、看過されやすいです。また糖尿病をお持ちの方は、今回のように膵癌合併しても糖尿病の悪化として治療されることになります。しかも膵癌自体がどれだけ直接的に糖尿病に影響するかはわかりません。果たして救命できる段階で見つけられたかどうかは疑問です。
 おそらく論点は「担当医が耳を傾けず」とあるので患者さん側の心情的な問題から発生した訴訟なのだと思われます。医学水準的には「必要な検査」とありますが何の検査がどの段階で必要だったのかは判断が難しいこともあり、あまり意味のない論点だと思います。結局は裁判所での判断は「注意義務違反」となににでも使える罪名で医療機関を罰するという落としどころを狙っているのでしょう。

膵臓がんの適切な検査怠ったとして、患者遺族が新潟長岡市の診療所の運営組合提訴へ・新潟地裁 その1

2024年07月02日 06時25分23秒 | 日記
2024年5月24日 (金)配信 新潟日報
 膵臓(すいぞう)がんの適切な検査を怠ったことで発見が遅れ、早期治療を受けられなかったとして、2022年1月に死亡した長岡市の男性=当時(69)=の遺族3人が長岡市の診療所を運営する「ながおか医療生活協同組合」(長岡市)を相手取り、約6100万円の損害賠償を求める訴訟を5月中にも新潟地裁に起こすことが5月23日、分かった。
 訴状などによると、男性は2018年に別の医療機関で糖尿病と診断され、19年から組合が運営する診療所に通院。19年春から冬にかけ、体重の大幅な減少や血糖値の増加などがんを疑う症状があったが、精密検査を受けられなかった。20年6月に初めて胃カメラと腹部エコー検査を受けたが、異常なしと診断された。
 男性の体調はその後も悪化し、2021年5月に検査で異常が見つかり、末期の膵臓がんと診断。22年1月に死亡した。
 遺族側は、診療所の担当医が検査で異常を見落とすなどの注意義務違反があり、早期治療や救命の可能性が損なわれたと主張。男性が何度も体調の悪化を訴えたのに担当医が耳を傾けず、必要な検査を受けられなかったとも指摘した。

新型コロナウイルス対応雑感 その7

2024年07月01日 06時36分24秒 | 日記
 保健所では感染者数が多すぎて対応不能となり、その後、医療機関にそれまでの保健所の仕事の一部が丸投げされてきました。
医療機関もその時は発熱患者の診療で現場はごったがえしていました。医師の仕事は医師にしかできません。でもそんな専門性も忖度されることなく事務的な仕事が医師側に割り振られました。あの状況で診療以外の登録作業などの事務仕事が医師に増やされたら文句の一つも出るのは当然です。どんな場面でも手が足りなくなると最後は医師が駆り出されるというのはしょうがないですけど、医師が行わなくてもいいような作業の一部丸投げには閉口しました。
 発熱外来の場合はいまだに一般患者診療とは時間と空間の分離を徹底するよう求められています。でしたら2類感染症のままにしておいてほしいです。
 5類になった現在では疑いのある方を分離することで患者側から「なんで今更隔離? なんでマスクいるの? ばい菌扱いだな」とトラブルも発生しています。ついこの前も「いまさら、そんな藪から棒に検査しますっていわれたって納得しないよ」と言われました。すでに世の中に「コロナ終了」と流布した政府とマスメディアには責任をとってほしいです。忙しさや手間は変わらず、補助がなくなり、一般診療にも皺寄せがある現状をだれか理解してくれているのでしょうか?

新型コロナウイルス対応雑感 その6

2024年06月29日 06時18分05秒 | 日記
 過去、政府はこのような医療従事者に何をしてくれたでしょうか? パンデミック当初は感染すると死亡するような感染症の診断、治療の最前線に立たせ、コロナ診断、治療に従事する医師、看護師、パラメディカルなどの個人には何一つ恩恵はありませんでした。例えばそれら個人には免税処置など考慮してくれてもよかったのですが。
 一方医療機関に対しては種々の補助もありましたが、申請する書類の煩雑さには閉口しました。コロナ診療と平行して煩雑・複雑すぎる申請手続きは心が折れるほどの負担でした。それでいくつかあった申請をあきらめたものもあります。やっとのことで申請したとしても、その後も実態調査・報告までさせられて、「それは認められません」と一部返金までさせられました。診療に多忙な時に、まさに「あきらめさせるのが目的」のような複雑な申請書類にはとても対応しきれませんでした。これこそいじめのような思いでした。

新型コロナウイルス対応雑感 その5

2024年06月28日 06時49分09秒 | 日記
 世の中は今までの生活に戻ったと勘違いされています。国が経済回復させようとする政策のために、そしてメディアもそれに乗じて「コロナ終了」を喧伝するというなら、それでも結構です。それなら医療機関のみコロナ初期と同等対応を求められている現状をどう説明して頂けるのでしょうか。発熱患者の時間的、空間的な動線分離は人的・経済的に困難です。
 一般外来と同時進行で別室に別に分けた発熱者の対応は一人しかいない個人開業医では難しいです。では一般診療と発熱診療をかち合わないよう、時間的に分けなさいと言うことになると、その時、それを知らずに突然来た一般患者さんの診療を断ることになります。
 コロナ対応の経営的なダメージは大きいです。しかもすでに補助はなく、人的・備品的負担は以前とかわりません。
医療従事者の行動制限は自発的ですが、それは感染者を出さないための行動であり、医療従事者としては当たり前のことですがとても大切なことです。それにもかかわらず世の中はコロナは終焉したとの誤解が今でも続いています。
 2023. 5.18に新型コロナウイルス感染症を5類に格下げしました。時期尚早すぎる首相の突然の決断です。K首相の現状認識力とリーダーシップには疑問の余地があります。

新型コロナウイルス対応雑感 その4

2024年06月27日 06時46分51秒 | 日記
 国やメディアは「コロナ終焉風潮」を広めたのですから、入院患者などの面会時間の緩和で訪問家族からの感染が生じた場合の責任の所在を国としてガイドラインを示してほしいです。あくまでも病院の責任だけにするなら、面会時間含めて最大限の感染防止措置を緩めるわけにはいきません。現在の医療機関の苦悩や職員の立場もきちんと国民に周知すべきです。
 感染対策は、流行り具合や、重症化しやすい人が多い場所など、臨機応変に変更するべきですが、一般の人にはなかなか浸透しません。100%完全に感染対策をさせるか、まったく感染対策しないかのON OFF施策でしか定着しないと思います。国民全員が臨機応変に対応するのは無理でしょう。
 またインバウンドを当て込んだ、マスクなし外国人観光客の無制限入国はやめるべき。医療現場ではいまだに新型コロナ患者が多いことを報道し、まだ注意が必要なことを報道すべきです。
 テレビなどでの感染の実態報告がないため,無関心者が多数おり,警戒心がなさすぎます。


新型コロナウイルス対応雑感 その3

2024年06月25日 05時56分45秒 | 日記
 一般市民へのメディアによる情報提供は必要です。その中で「コロナは終わった」という誤った認識は改めるべきでしょう。コロナの感染力は強いものです。誰でもいつか、どこかでコロナに罹ることはほぼ避けられないと知っていただきたいです。
 例えば入院患者がコロナに罹っても(スタッフからうつされたとしても)仕方のないことと理解していただきたいです。それを医療機関の感染対策の杜撰さだと責任追及されるのも辛いです。政府は「入院患者がコロナに罹っても医療機関の責任ではない」と国民に理解させてほしいです。
 それを国もメディアもしてくれないならまた2類感染症に戻してください。医療関係だけ感染対策を厳しくさせたままで、世の中には「コロナ終焉」みたいな風潮にしてしまうのは如何なものでしょうか。
 常に政策に対して厳しく追及する各種メディアも、右へ倣えかのように5類後はコロナ終焉報道に終始し、どこも政府判断に物申すところはありませんでした。まるで何かメディアも洗脳されたかのようでした。