みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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✿窓もうひとつ

2017年09月01日 | ✿陶芸
もひとつ、
「窓」を作りました。





たくさん集めた木彫りスタンプを使い 土にぎゅ~ぎゅ~と押して
窓枠の模様にしました。
「ぎゅ~ぎゅ~作品」としては、第7弾となります。


こないだ、1つめの「窓」の紹介をしたとき、
「窓」という字の語源のお勉強しました。
とても、とても
興味深かった。


今日は、どうして、「まど」
とよぶのか。調べてみました。





諸説あるようですが、窓は「間戸」からきているという説が有力なようです。間戸とは、柱と柱の間の戸という意味。かの兼好法師は「徒然草」の中で、「家は夏を旨とすべし」と記載しているように、日本の夏の蒸し暑さを克服することから窓は風通しの良さを重視してつくられていたといえます。
また、日本の住宅を見てみると、窓の大きさはリビングやトイレ、浴室などで異なると思います。これは風通しの良さ意外に、目隠しといった観点、自然光を取り入れる照明としての役割など、機能性を中心に窓から得られる効果を重視したつくりとなっています。日本では昔から機能を重視した窓のつくりとなっているようです。その他、雪見窓など風流な窓は日本ならではの風土からきているといえます。


柱と柱の間で、「まど」なんですね。なるほど。


西欧では、窓は英語表記で「window」。これは「wind(風)」と「ow(のぞく)」がもととなっています。西欧では、農耕民族の日本と異なり狩猟民族が母体。狩猟民族であるが故に、外敵から身を守るといった意味合いが窓にはあるのです。
一方、「ow」には「目」という意味合いもあります。西欧、特に北ヨーロッパでは、丸太を横にしたログハウスが住む家として利用されています。これは冬の寒さが厳しいため、丸太による厚い壁をつくることで暖かさを重視したといえます。北ヨーロッパでは、窓はこの厚い壁に「風の目」をあけたという意味合いからきているといった語源もあるようです。


「窓」
文化の違いで、表情も変わってきますね。





この窓からは、遠くの景色が見えます。
手前の花は、ポピーにしました。



第1弾は、「植木鉢」です。
第2弾は、「トレイ」です。
第3弾は、「ひらり」です。
第4弾は、「窓」です。
第5弾は、「マリーの持ち手」です。
第6弾は、「カッティングボード」です。






ダッピィズよろしくお願いします。

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コメント (5)
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