先日、都市高速から下りて、
帰路に着く道すがら、おかしな光景を目にしました。
赤い葉を蓄えて、街路樹が、続いているのです。
おかしい。
街路樹は、公孫樹(いちょう)です。
色づくには、早すぎます。
しかも、公孫樹は、赤くはなりません。
黄色く、色づかないと、いけません。
季節の本をひも解くと
「病葉」という言葉が目に留まりました。
わくらば。と読みます。
秋を待たずに、赤く変色してしまった葉のことをいうそうです。
これだ!
原因は、病気や害虫、暑さや風通しの悪さなど。
8月も半ばに、無残にも、赤く変色してしまうなんて、
福岡の街路樹は、猛暑が原因?なのでしょうか。
わくらば。
この言葉を古語で示すと、「たまたま」とか「まれ」
とかいう意味があるそうです。
ほんとうは、まだまだ青々と茂っていなければならいのに
赤く変色していて目立つ。
たまに見えるそんな葉を「わくらば」と、よんだのだとか。
たまたまでも、まれでも
赤くなった葉は、もう~
秋には、黄色く色づくことはないでしょう。
黄金いろに輝く、公孫樹。
今年の秋は、観られないかもです。
≪公孫樹≫
(これは、去年の写真です。)
赤く変色した街路樹の写真、撮りたかったのですが
なにぶん、走る車窓から見たものですから
シャッター、押せずじまいでした・・。
コメントは一度 大切に保留する形をとらせていただいています。
・・私に届いています。
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今日はこの辺で