みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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● わくらば

2011年08月25日 | ✿つぶやき
先日、都市高速から下りて、
帰路に着く道すがら、おかしな光景を目にしました。


赤い葉を蓄えて、街路樹が、続いているのです。
おかしい。
街路樹は、公孫樹(いちょう)です。


色づくには、早すぎます。
しかも、公孫樹は、赤くはなりません。
黄色く、色づかないと、いけません。





季節の本をひも解くと
「病葉」という言葉が目に留まりました。
わくらば。と読みます。

秋を待たずに、赤く変色してしまった葉のことをいうそうです。

これだ!


原因は、病気や害虫、暑さや風通しの悪さなど。


8月も半ばに、無残にも、赤く変色してしまうなんて、
福岡の街路樹は、猛暑が原因?なのでしょうか。





わくらば。
この言葉を古語で示すと、「たまたま」とか「まれ」
とかいう意味があるそうです。


ほんとうは、まだまだ青々と茂っていなければならいのに
赤く変色していて目立つ。
たまに見えるそんな葉を「わくらば」と、よんだのだとか。


たまたまでも、まれでも
赤くなった葉は、もう~
秋には、黄色く色づくことはないでしょう。


黄金いろに輝く、公孫樹。
今年の秋は、観られないかもです。


公孫樹≪公孫樹≫
(これは、去年の写真です。)



赤く変色した街路樹の写真、撮りたかったのですが
なにぶん、走る車窓から見たものですから
シャッター、押せずじまいでした・・。



コメントは一度 大切に保留する形をとらせていただいています。
・・私に届いています。

今日はこの辺で 

コメント (15)
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