青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百三十七

1583年05月21日 00時00分00秒 | 投稿


こちらの菓子、日東ベスト株式会社製、ぶどうゼリーの御色が、京、七條甘春堂しちじょうかんしゅんどう、の御一品、“天の川”

こちら程の大きさで、中には黒いオーロラ、二、三糎が縦横斜めと無作為に走っている。
素材は長野産巨峰、純正品だった。
ゲル化剤は月製。
銀色、四角の皿に乗り、透明なフタを被っている。
この、黒いオーロラは何だろう。
客は訝しがる。
客は舌で、オーロラを追う。
オーロラが、作為を、認め呑んでいた。
しかし、味覚の変化に向けて、何も主張せず。
この菓子の意匠は、舌で、味の濃淡変化の可能性を追う事を、お試しあれ、だった。
しかし、変化は無い。

舌に、まとわりついている、想像を脱ぎ去って頂きたい。
この菓子の配剤は、ねおの運営の健康にとっては、単調に見えるも、重要な早朝体操で、他への代替は考え難し、だった。
舌の、興奮神経、一味蕾みらい、の在り様を、平常化致す。

いいや、違う。
それとの作為を、選ばずですよ、ねおは。
御自らが、平常化、していかれる、様へ無言であるのみです。
味蕾お一つに対してすら、ねおは、作為にて変形を致しておりません。
この菓子の素性は、実のところ、ねおにとっては、正式楷書なる、踏むべし、韻の類だった。
ねおの、どの運営週にも必ず、どこかに現れていた。
客が次に負うべき刺激は、この取っ手の向こうか。

あれ、何も無し。
取っ手が帯びし、興奮を無にしては如何でしょうか。
この、葡萄菓子は日に十五本から二十三本が登板回数だった。
味は、全然丸くはない葡萄果肉が、ゼリーと合体しつつ、毎度やたら量が重く、葡萄の甘味が自然版と比して一・三倍程度。
ゲル化剤に含まれる糖度が原因。
これは、かなり売れていた。
当時、金の振る舞いを為す始源価値、評判を入手していたのが、まず当該菓子であり、次点者がねおの菓子製作工房だった。
これは美味との評価をもたらす事で、自己の内のつけ上がりを、減らしていた客の首位は
上海の商社、銀行、輸入通関手続き代行企業、植物をビニール栽培企業の植物璽奥管理部、報道局、カメラ、携帯、脚立、月製構造物研究学者、広告会社、これらの女性大勢で、
次席が難波の芸能興行組合、複数を数える男女、
外星人は、月のヌァンウァン管区人が、葡萄の味を、最も多く記憶の監獄に閉じ込めていた。
“業界の規制が皆無過ぎて、甘味への追及姿勢が野放図過ぎて、笑え過ぎて・・・”ご感想は長い。
次、そのお次、そのお次と、月の管区人が続く。
その次席には、美学を忘れずながら、実践もせずである金星人が淡々と無表情、無思考で世から消している姿が。
“甘過ぎないこれ・・・”、“何の主題も無い・・・と思うわ・・・”、“糖分が激し過ぎよ”、“栽培段階から食べられた過ぎよこの星の植生は”。
誰一人、無言ながら連続し続ける採取を咎めずの所以は恐らく、自然繁茂なる講評にあると思われる。


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