青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百二十

1583年05月04日 00時00分00秒 | 投稿


火力がこれの三分の二で、縦と高さが五糎、横が十・五糎との直方体。
寒天、みんきん、ブドウの実のみ、サクランボ、桃、デラウェアの実のみ、シャインマスカットの皮の刻み、栽培されし野イチゴ、栃木産トチオトメ級のイチゴ、白玉、北海道産小豆、
鮭、トロ切り身、ネギトロ、塩サバ焼きの皮、焼き鳥の皮、スダチ、カボス、ポンカン、金柑、銀杏ぎんなん、愛媛産蜜柑、南米原産、フランス商船経由のグレープフルーツ、佐賀産スイカ、徳島産メロン、炒いたる愛媛産一級大豆、キンツバ、きな粉、臭みを抜いた熊本産納豆、大分産温泉卵の白身、わらび餅、高級茶葉製葛餅くずもち、桜餅、霜柱段階なる氷結ヨーグルト、フランス商船経由のシュークリーム、スイカの皮、ウリ、ヘチマ、ナス、沖縄産亀の甲羅の粉末、ウナギのかば焼きの切り身、北朝鮮産高級シメジと松茸、雀の目ん玉と胸肉、焼いた餅、天津テンシン産の栗、カリントウ、落雁らくがん、天津飯のタレのみ、博多産カマボコ、明太子、正月の黒豆、カズノコ、サトイモ、

茶葉入り、緑の寒天
イセエビの身、タラバガニの堅い皮と身、目ん玉、シロウロなどなどがご参集だった。
名は毎度それぞれで、例えば“のうおふんおふん”、“そうあふあはかいひ、あはぬあはいひいきじきい、のううふくすく、そうおおる、いまや”、“とぅううくん、とぅおおすくあ、そうおほおくあ、とぅううこそん、あんか、ときや”。


まず金魚鉢の中で、最も貪食である金魚が見抜かれる。
月製の成分により抹茶色寒天はものの四秒で硬化するが、この中にその金魚が投入される。
貪食が、菓子の中で、窒息死する。
ねおの菓子工房は爆笑だった。
製造工程の中で、こいつだけが、業を見抜かれ、それを火薬、故とし、爆死の相。
一匹だけ、素材を生かそうとする工程に、果敢突入。
然るにこやつは、御客に非ず、影なる菓子工房職人に仕えようと在るとの捉え、水槽の成立が妥当。
勢いが、あまりに鋭流らしく爆笑が必定だと。
金魚が抹茶色寒天の中で、浮かんで眠っている、ように見える。
大いに、不気味也。
喰わずべし、との要望を、御客は脳内で、感じいって頂きたい。
次に、仮に、寒天をほじり、金魚を救おうとの手仕草をお選びになりいくとして、既に菓子工房の要望が先手。
そのご選択はその時、べからず、に瞬時に付随する、禁忌ごとへの慨嘆が、支配主体の筈。
故に、慨嘆が金魚を救おうとするとの文が成立する。
脳内、思考階梯の間に、無選挙にて平然君臨する、故に、を破壊したい。
そして、大いに不気味也、との感慨が暫く視線の前に浮いたならば、その後の思考あらゆるは、寒天に非ず、自己の頭部をほじくるサジ。
この、一行程の次は、他の行程が御客の頭を調理していく。

もなか、は合わんとのご判定らしい。


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