King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ここ十年を感じる珈琲感

2020年05月09日 15時25分38秒 | 珈琲

この時期はこの十年で気温が平均5,6度上がったといいます。

場所によってはもっと高い変化をしているようです。

ゴールデンウィーク中は日中は暑く真夏のような暑さを感じ、すぐに夜具などを

変更しました。すると次の日5日から寒くなり、また冬の格好でランニングをするように

なり夜はまた夏用の上掛けで寝つけないという状況になり、また5日などは晴れの特異日だと

思いましたが、翌日は土砂降りと二日続けて走りに行けない状況になりました。

 

こんな激しい温度変化をするのもこの頃の傾向で体力や免疫力を奪っていきます。

スーパーではこの免疫力を高めようとしてなのか納豆が売り切れのところもあり、

最近ではそれが今度小麦粉やホットケーキミックスにまで及んでいるといいます。

小麦粉やホットケーキミックスとは免疫力というよりおうち時間が増えたり、子供が家にいる

ことからホットケーキを焼く家庭が増えその需要に買い占めて転売する輩がいるからです。

 

昨日は仕事で夜走りに出る時間がいつもより一時間遅れてしまい、そうでなくても町の灯が

消え死んだ町のようなところがまたかなりそんな気分になるうそ寒い感じの町の様子でした。

 

それでもツツジに続いて今度はアカシアの香りが楽しめ夜のジョギング道は変化があり

楽しめます。ネットではよく散歩して花の写真をアップする人はいますが、この花の香りに触れる

人はいません。つまり、まだまだ散歩の楽しみとか境地に至っていないのです。

 

ジョギングで真っ暗な道を走っているとわずかな変化とかほんの些細なことが体や心を癒すという

体験をします。そしてそれがなんとありがたいことかという気持ちも持つのです。ただ、体を

鍛えるとか走ると気持ちがいいと単純に言いますが、そんなもんじゃなく人生を体感する行為と

いってもいいのがこの毎夜のランニングなのです。

 

そしてこの10年というのを色々と思い返したり、あの大震災や最近の100年に一度の台風や大雪と

さらに各地で起きる火山の噴火などなんと多くの災厄が降りかかる10年だろうと思わずにはいられません。

更に今起きている疫病までのしかかって世界中に広がる事態にこの後さらにどうなるのかと思ってしまい

ます。

 

新型コロナウィルスの感染はついに隣の飯能にまで及び、県のホームページによると病院での感染と

いうことで危険がすぐ身近というわけでもありませんが、となりの市に感染が発生というのはやはり

脅威に感じるのでした。

 

それでも秩父のパチンコ屋は営業をしているところもあると聞き、秩父に来るなといいつつその

ありさまはどうしたことかという感じもします。

 

連休明けたら営業を再開する店も出てきたようですが、人の接触を減らすということより感染者を

早く見つけて隔離する方が先決なような気もします。実際それができていないため感染者の多くが

院内感染で特に毎日知事が居丈高に会見する姿は自身の策のなさやできてない感染対策を発表して

いるように見えます。

 

そんな中、このブログやSNSなども見ない方でも最近は試飲とか接触や会話を省くために早々に

帰る方が圧倒的で、玄関だけで帰られるのですが、すると豆の説明などもままならずさっさと

買っていかれて次に説明をしていなくてもブログを読んでなくても結構グアテマラにティピカの豆は

リピート率と評判がよく皆さんよくご存じだと感じます。

 

特徴などはいうことなくティピカのグアテマラにしましたとだけ言っただけでも、そのさわやかさや

フルーティーで心地よい感じがとても良いと感想を述べられてまた買っていかれる方が多く、先の

ウエウエティナンゴとの違いを実感されているようです。

 

そんな意味ではガヨマウンテンなどはさらに飲めば忘れられないこの時期の心地よさや気持ちの良い

五月の風や日差しと今咲き出した薔薇の香りとそんなものすべてが詰まった味を知ればもうこれは

無敵な珈琲といえるでしょう。

 

今でもレッドマウンテンはありますかという問いがありますが、豆自体はあるのですが、いまなら

こっちなので飲んでみてという感じでの説明がなかなか今の時期はできなくて体験される方は少なく

残念です。

 

ここ十年を感じるとはティピカのグアテマラのことで昔は皆この大粒の豆がグアテマラでも普通

だったのです。ところがスペシャルティブームになり、農園ものとかコンテストものがはやりだした

グアテマラは皆小粒のブルボン系で中米は皆こんな感じになり、酸味の妙がもてはやされる時代に

なりました。この酸味もただイチゴやかんきつ類のような酸味でなく、ハーブティーのような酸味まで

あることはまだ多くのコーヒー通の人たちも知らない方が多く、ベリィやトロピカルフルーツのような

鮮烈なものまでありそんな希少な豆やコンテストで誰々が使った木種だとかそんな解りづらいもの

とか頼りないものでなく実感できるものがあるのが本当なのではという気もします。

 

ガヨのここちよさはまさに万人が感じる無敵なものです。裸足の板の間のここちなのです。

 

コメント
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