King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

「百花」鑑賞

2023年12月30日 15時33分15秒 | 映画
これは昨年朝のニュースでも取り上げられて賞をとったとかで話題になりました。
アマゾンで配信されていて先日見した。
暗い映画で、テーマがボケ老人の記憶のはなしなので見たくはなかったのですが、見始めてあるシーンでものすごい既視感というか違和感というかが画面から伝わったのです。
それは主人公の女性がスーパーらしいところで買い物をしていて走り回る子供に何度も注意するシーンで繰り返し走り回る子供に走ると危ないよと声をかけるのです。何のためのシーンなのかと思いつつその画面を見て違和感のもとを探るとなんと映画の中の食品売場は我が町の百貨店矢尾ではないですか。
主人公が見たがる半分の花火という台詞で諏訪湖の花火大会かとすぐ思い付きますが秩父と諏訪湖の繋がりがなにかと結び付きがあるような今までの経験で秩父もなにか関係してるのではと百花 秩父で検索するとまったく違うことがずらずらと出てきます。百花という映画よりアーティストとかグループでヒットしたりワインやら蜂蜜酒なんかでブランド化しようとしてるようなものとか矢尾と百花を結びつける人もいません。
映画の設定現地は横浜と阪神です。何の脈略もなく買い物シーンを撮るためだけ秩父に来たことになります。そんなにスーパーのシーンにあう場所が他になかったのでしょうか。
他には秩父のシーンはなく矢尾だけなのです。そのためエンドロールまで見て最後の協力矢尾百貨店の文字を確認してしまいました。
映画はアルツハイマーで記憶を失っていく主人公とかつて主人公に捨てられた息子の話で主人公が半分の花火が見たいと言い検索して諏訪湖の花火を見せるのですがこれじゃないと言われてしまうのです。それがきっかけで主人公の自宅を訪れ母親の荷物を漁ることで自分が忘れていた記憶と母親の記憶が繋がり涙を誘うという話です。私の場合同じように母が認知症になり自分の子供の顔も名前も解らなくなるのを見ているのでただの映画でなく自分の記憶やら感情やらが思い出されて物語として楽しむなんてことにならず色々と思い出すことがいいのか忘れたものはそっとしておくべきかなどというどうしようもないループのなかにずっとおとされたような気分にさせられた映画です。今度はそれが自分の身に起きるのかと思うとなんと人生とは切ないものかと思えてきます。そうなる前に人格をネット保存するなんてことが将来本当に起きるのか人格は保存できないにしても記憶だけは色々記録して残すべきかなとおもうのでした。
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やり直し

2023年12月28日 23時39分29秒 | 日々のこと
昨日は店を早く閉め、年末の買い物に行きました。
今年は今まで行ったつもりとか行かなくてもこんなものかで経験せずに済ませていたところにやり直しとしてとにかく行ってみる、店に入ってみるという行動が多いのです。
今年最後の大きな満月の中、花園アウトレットに行き、オープン当初行列のできて入れなかった函館のグルメ回転寿司もいまなら行列もなく入れると入ってみることにしました。
ネットで下調べすると口コミでは全てのメニューを今までの回転寿司のレベルでないとべた褒めで、メニューを確認するためにホームページに行って見るとRDCグルーブとありなんだガテンかとなったのですが、まあ、やり直しですから行ってみました。5時頃着いて入ってみると他に客はなく最初の客となったようです。味はガテンなのを確認して終わり、アウトレットの買い物を済ませたのでした。
さて、前回花園エリアの温泉も入れてなかったのでそれもやり直しと買い物ですっかり冷えたので温泉に向かいます。アウトレット駐車場でナビ検索するもやはり今回も出てきません。道路の広告看板だけを頼りに向かいますが、直進何キロという表記だけで具体的な案内や標識はなく辺りは真っ暗な何もない畑の中にやっと見つけて駐車場に入るとほぼ満車になるほど賑わっています。
温泉といっても地下1000mから無理矢理掘り出したスーパー銭湯ですから松島の時と同じで無色透明で無臭で浴感も沸かし湯と変わらずでした。こうなると草津の湯が懐かしく入りたくなるのです。しかし、大雪や寒波のニュースで一般の人には知られていませんが、未だにスキー場はどこも雪不足で満足にオープンできているところはなく、草津もまだ初心者コースしか開いていません。それなのに神楽などでは連続で死亡事故がありふたりが亡くなっています。一般のテレビのニュースには流れませんでした。そして神立では閉鎖中のコースにボーダーが侵入し身動きがとれず自ら110番通報してスキー場パトロールに救助されるというニュースがありました。これも一般のテレビのニュースには流れませんでした。このような事故やら事件は毎年あり後をたたないわけですが、そのスキー場も閉まってしまう物やどこかに売られ名前が変わったり、一様な変化ではなく何がどうなっていくのかよくわかりません。かつては経営難から運営権だけ引き渡しでマックアースか星野リゾートというのが相場でしたが、今ではそのマックアースからどこぞの資本へ売られたり、まったく他業種の会社にわたったりして何をどうしたいのか首をかしげるようなケースもあります。平日無料だったり、安さを売りにしているところから昨年からまた値上げになったり、駐車場を平日有料にしたりどういう集客にしたいのかと理解に苦しむケースが多いのです。志賀高原など未だに修学旅行の団体があるようだし、草津は明らかに設備投資をしてインバウンド志向でゴンドラができたり寿司レストランを作ったりと貧乏人は来なくてよいという感じなのです。木島平の名前をロマンスの神様へ変えたりなんてまったく意味不明です。若者を呼びたいのは解りますが、スキー人口で一番多いのは60、70世代なのです。これからは安全により長く続けてもらう工夫の方が重要になるのではないでしょうか。スキーではヘルメットは推奨されてはいますが自転車のようにわざわざ警察が努力義務などというどっち付かずのようなや呼び掛けなどする前からゲレンデではほとんどの人がヘルメットを被るようになっています。それでも毎年死亡事故や遭難、暴走事故は後をたたないわけで自転車では保険加入が必須となるのですからバックカントリーの人には外国人も含めて保険加入を求めた方がいいのではと思います。スキー場も自己責任という訳の解らない立場でなく、山では遭難者には必ず救助に向かうわけですから雪山に行く人には遭難保険や入山料を課して行くのがいいのではないでしょうか。スキー場内もリフト代に保険代を含めて行くのがよいでしょう。場外に出るのを一様に厳しく禁じるのでなく、どこが安全でどこは危険という情報を徹底させるべきで場内であれ場外であれ安全を確保する自己責任は当然本人にあるのですから、やみくもに一歩でも出たらリフト券没収などという強権的な態度は改めるべきです。日本人の人はスポーツ保険とか保険加入者が多いのに外国人は無保険がほとんどだといいます。これは技術云々でなく事故はみんなで防ぐということで自動車などのように全員保険加入でみんなで負担していくということでいいでしょう。現在外国人に突っ込まれて死亡してしまい泣き寝入りということが実際ありこれから増えそうです。インバウンド狙いなら安全も当然含めて考えていただきたいと思います。

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ありのままに楽しむ

2023年12月23日 15時21分17秒 | 日々のこと
すっかり冬本番になり朝のニュースでは寒波と急な積雪に注意を促す繰り返しの映像がありました。秩父でも25日近辺では毎年雪になることがあります。
昨日見た風景ではものの値上がりや食事場所でのメニューの値上がりをみて段々息詰まるような不自由さを感じるのでした。
しかし、環境が変わって脳に新たな刺激が加わり活性化するという効果は侮りがたく旅の楽しさともろもろの変化を楽しむことの重要性を感じます。下仁田では妙義山の続きかゴジラのトゲトゲのような山の背の岩尾根があったり、佐久には五稜郭があり、小海には秩父事件の墓がありました。そんな新知見を得てテレビなどで知ることやネットの世界から知ることでは得られないものを感じます。とかくいまの世は何やらもっと挑戦しなければ、何をしたらこれもしなくては、人が何をしたらこれをやらなければとなって競争のような観念にかられ自分を失いかねないことになります。
実際には自分が何をしたくて何をしたら何を得たのかという事実のみに価値があり、人に見せびらかしたりインスタ映えする絵をとることとはまったく別なのです。人は人、自分は自分でしかなく観光パンフレットにあるものを全てみて回ったから観光ではないのです。自分の気持ちに投資できるそんないまを楽しむことこそ大事です。人に理解されなくてもなにか結果を残さなくてもいまを経験したことこそが大事なのです。夢は諦めず追い続けてこそとよくいいますが、全ての人が夢を叶えるものでもありません。そんな事実を知るのも大人になってこそです。それを認めずいつまで子供のまま夢を追い続けるのもまたその人の人生で他人が口出ししても仕方のないことなのです。甘やかしとはまた違いますが。
人の欲求はきりがないものです。なにもかも叶うとついにはあの世でも生きて永遠の命を得ようなどと考えるのです。エジプトで6万体ものミイラが発見され当時の富裕層の欲求の高さを知りますが、ワニやいぬ、猫のミイラまでありそんなことが聖書の世界に繋がっているのではと思えてきます。しかし、個人の思いとそれら独裁者の独善的世界観も所詮人類のDNAのなせる技で人類が連携し進歩した結果なのかもしれません。とかく自分だけ賢いと人は思いたがり歴史を学んで世界の征服者以上の存在になった気になったりしますが所詮はお釈迦様の手の上の孫悟空です。
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初滑り

2023年12月22日 23時55分00秒 | スキー


今年は年末の業務も行事も少なく、年末の商社の投げも配送の都合でそろそろおしまいになりそれではスキーに行ってみようとでかけました。来店のお客様にはご迷惑をお掛け致しました。年末年始はもう休みません。
朝、いつもと同じに起きて珈琲だけタンブラーに詰めでかけました。場所はシャトレーゼ小海です。かつて野辺山をシャトレーゼが買ったというのは聞いていましたが、その後の快進撃はテレビでも取り上げられ甲府のケーキ屋さんから全国区の企業に変貌しました。あの亀屋万年堂を買収した辺りからマスコミに登場するようになりゴールデンの旅番組やグルメ番組などでも見かけるようになりました。スキー場もひとつにとどまらず増えていたのです。
この時期、まだ全面滑走できるスキー場もなく近郊だと雪の廊下が一本というところがほとんどなのに4000円するところばかりなのですが、ここはなんとリフト2本営業ながら2キロの滑走が楽しめ、他が緩斜面なのに対してここは中斜面で斜面変化もあるコースで一日楽しめそうです。ただ、奥秩父の山を隔てて隣の距離ながら直線で60キロ程度なのに軽井沢を経由して高速で行くと130キロ程あります。若い頃なら山の中の道を通って行ったでしょうがもう峠を攻めるなんて歳でもなくここは素直に吉井から高速に乗り下仁田から佐久、小海と向かいました。下仁田からの下道がごちゃごちゃと渋滞するか心配でしたが、高速降りて佐久までほとんど信号もない快適なドライブでした。ガーラなら2時間ほどで着いてしまいますが、草津でも3時間かかるし2キロの中斜面を味わうなら仕方ないと諦めました。秩父の朝は-5度で群馬にはいると3度ほどになり、長野に入ったらまたマイナスに逆戻りです。雪の廊下の足慣らしだと汗をかいて滑るのを予想したら現地は小雪の舞う寒い日でずっと-7度のなか滑るという真冬のスキーでした。スキー場付近は山と湖のリゾート地といった佇まいで白樺の林やから松といったスキー場の風景です。
駐車場から雪のないところを結構あるかなければならないのは玉に瑕ですが軽井沢など平日でも駐車場が有料になったと聞きますし、なにしろこの日まで2500円なのですから他と比べても十分なアドバンテージがあります。予想よりこんでいて私が着いた10時頃にはもう帰っていく人が何人もいました。これは何を意味するのかよくわからないままスキーセンターから一転雪景色とスキーヤーのレッスン風景があちこちで見られ冬の季節外れのリゾート地といった雰囲気から一転本気のスキーヤーの修行の場の雰囲気に変わりリゾート感や観光地的な華やかさより何やら競争の場に迷いこんだかのようです。ただ、スクールの生徒と先生のような団体はなく少人数で何かの研修のようです。外国人のインバウンド団体などもなく殺伐とした空気の中何本か滑ると帰ってしまうそんな感じです。風も強く、寒さはもう既に真冬並みです。それでも滑り出すと段々体が色々思い出し、上に着くと下まで一気に滑るという休まずローテーションが続きあっという間に昼になりました。
一番下のレストハウスは平日にも関わらず人で溢れほぼ席は埋まるかのような感じで、他に食事場所や店などはないから当然の感じですが建物の大きさや天井の高さから圧迫感はなく、古さも感じません。ここにも珍しく外国人の姿はなく、子供連れ家族も見られる一昔前の風景が見られます。メニューは豊富でステーキの鉄板焼からうどん、丼物とまあまあの品揃えでステーキは100g1500円からと高いにも関わらず人だかりとなっていました。サイドメニューは少し弱い感じでコーヒーも機械抽出の一杯だしのセルフながらケーキは種類がありました。トイレなどは一昔前の施設といった感じながら清潔感はあり高級リゾート感を損なうことなく大勢の客に蹂躙されたような痛みもなく、大人のリゾート感を感じられます。ステーキは200gにすると3000円オーバーとなってしまうので、カツライス1100円にします。午後は風が強まりどこかで休もうかとリフトで上がる度考えるようになるのですが、レストハウスやセンターハウスは離れている上、気軽に休めるスペースがないので上に着くと結局したまで滑ってしまう。しかし、3時にあまりの寒さにまだ体力、時間的に滑れるけど寒さに温泉へ逃げることにしました。温泉はホテルの温泉がリフト券で割引というのでそちらに行ってみます。900円のところタオルが付いて600円になります。駐車場で着替えてホテルまで車で移動。フロントで入浴を申し出ると建物を出てビニールの通路を行けといわれ風の吹くなか別棟の温泉に行きます。こじんまりとした建物ながらそんな古そうな感じもリニューワル感もなくよい感じです。ただ、建物のそとの別棟で遠いというのだけが玉に瑕。それでも温泉からの眺めはよく一部源泉掛け流しという温泉は当初心配した循環加水の地下から無理矢理温泉の感じより満足感はありました。温泉の説明文は自虐的な感じで1000メートルも掘れば皆温泉になってしまう温泉法が悪いような書かれ方でしたが、施設は高級リゾート感に浸れました。たっぷり1時間掛けて暖まり帰りは家族を外食に連れていくといってあったので佐久南から高速利用です。しかし、その手前からインターの案内が出てしかも無料とかいてあるのです。利用したものかどうしようか考えたものの一応ナビ通り佐久南まで我慢しました。
今回もミッションコンプリート。年末らしくないリゾート日帰り旅でした。





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大掃除

2023年12月21日 10時34分55秒 | 珈琲
お正月で山盛りの料理を家族が集まり食べるという元旦の光景が毎年行われていますが、いつも私が指摘するこの時期値段が普段の三倍になるミツバやら蒲鉾、煮物に必要な大根さといもニンジンも全て三倍になります。だからもうそういうの辞めようといいつつ毎年高くなったものを食べていました。今年はお餅以外ピークをはずして買おうとおもいます。いつもは買い物の時期を選べなかったり、家族が集まれる日が限られていたりと必然が重なり高いもの高いサービスを選ばざるを得なかったのです。まあ、その最たるものに年末年始のスキーがありました。前はこの時期しか旅行できなかったので値段が三倍でも渋滞しても行くしかありませんでした。しかし、世の中何故かその必然がないのにわざわざこの高い時期に旅行したり食事したり買い物したりしている人が多いのです。中にはわざわざ混雑や値上げを避けて別の日に前倒しして旅行したのに他の人が旅行してると思うとあわててまた正月宿をとったなどという人もいます。
これは心理的にはわからないこともないのですが、もう時間を選べるようになったのならその自由を最大限生かし自由を謳歌する余裕を身につけねばなりません。それには食後の珈琲でまったりの習慣をつけるのが重要です。
大掃除などというイベントも辞めるのです。
気持ちだけ年末と年始の気分をもつだけで、安いうちに野菜などは買い込んで煮物系は今から作ってストックしお雑煮もスーパーが開店する3日くらいに安くなった野菜を買って作るというふうにすることです。
掃除などは普段からこまめに定期的にやり年末の忙しいときにやらない。私の知人はこの大掃除のたびにトラブルを起こし、かならず体調も崩しという繰り返しをいまだにしています。業界のお付き合いとか近所の役員とかなにかと仕事をしょいこむのも昔のスタイルです。特に地方だとなにかと会合だなんだと役職についてこの時期でかけては毎回飲み会というパターンを繰り返す人がいますが、これはコロナで破綻してなくてもやっていけると気がついた人が増え集まるのは趣味のオフ会だけというふうになってきました。それにしても今の時期それでも飲食会場は一杯でイベントも人で溢れています。人がいないところで自分だけ楽しむのが重要です。世の中ソロキャンプなどという訳のわからないものが流行りすぐ真似したがりが群れますがそういうのが一番不味いのです。自分だけの楽しみを謳歌する。ほどほどに自慢する。つまらないグルメ番組やお出掛けベスト番組など見ない。もしくは見て行った気になり食べに行ったり旅行はしない。そんな群れない楽しみや自分だけの楽しみに生きれば豊さとか幸福感にちがった地平が見えてきます。珈琲の世界でも自分なりの楽しみ、楽しみ方は様々でその世界はいくらでも広げられます。これは戦国時代の殺伐とした殺しあい国や領土の奪い合いをしていた当時でも武人の心の底には茶の湯という趣味があり、自慢の茶道具などを所有する喜びや詩や舞も嗜んだのです。千利休はワビサビという境地を具現して現代にもその美を伝えたかと思えば豊臣秀吉は黄金の茶室を作り自分の思いを表しました。こうなれば自分の珈琲の世界を道にしてもいいのではという人もあるでしょう。私も水にこだわったりしたこともありました。どこの名水とか地球の一番重力の増す時間に汲んだり、その月の一番新鮮な水を朝汲みに行ったり、入れ物などにこったり、一通りやるとこんどはミルの刃にこだわってみたり、色々こだわりどころはありました。そして焙煎もやっていくと何やら最近の豆の違いが顕著になり以前思っていた焙煎の概念もまた今の豆の傾向では違うものになっていたり新しい気付きもあります。そんな今までやってきた集大成が今焼けている豆なのですが、それを説明したくてもお客様がおっしゃるのはいつも同じ酸味が苦手でという言葉なのです。そんな現場にどんな道を示せるのか私の戦いは常に珈琲の最先端で何が起どう変わろうとしているのか伝え楽しんでいただくかです。年末年始はたぶん休まず営業。一日日帰りでスキーに行くかもです。
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年末の行事

2023年12月20日 13時55分25秒 | 珈琲
昨日日銀総裁の発言で円安になりまた140円にとどまる動きになってしまったもののやはり円高に向かうと見るのが正しいでしょう。結局日本は金利をあげるわけには行かないと言うのがはっきりしよくも悪くもこのゼロ金利を続けるしかないのです。その解放には新たな資産となる資源や技術が必要ようになります。
水素の利用は一時的なもので石油にとって変わるものではないようにおもいます。もっと電子に変わる素粒子の利用が必須になるとおもいます。
それにしても慌ただしい年末ですが、暖かい日が続き、スキー場では雪不足で満足に滑れるところはありません。年内どこか泊まりに行こうとしましたが宿は高いしゲレンデは雪がないと計画を見直しました。
色々な年末の行事が進むなかでいつもの用事やら依頼が少なくそれならばと正月料理を先取し煮物を作ったりお正月の前倒しを始めました。
年末の商社の投げのなかから嫌気発酵が今や全世界で行われている様を知りその生き残りも限られるのではと思えてきます。しかし、嫌気発酵には設備投資がされ始まっていますから売れ残ったと行ってすぐ辞めるわけには行きません。新たな序列やら評価から値段はこれからかなり劇的変化を見せるでしょう。高級豆の定義も今後変わるかもしれません。まだ次の動きもありそうです。より良い豆を探します。
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カレンダー

2023年12月18日 14時07分15秒 | 珈琲
年末恒例の商社の投げを拾う活動ですが、ビックリするような値段の高級豆が出ていますが、そんな豆今さらと言うようなのばかりです。特にペルーやルワンダといったあまり出ない地域の特売など元々高級豆の産地でもブランドでもないことから魅力に乏しく実績もないことから誰も買わないのです。せめてケニアやタンザニアの高級豆かグルメブランド豆ならと言う感じです。しかし、FRBの来季は三回利下げと言う発言から市場では既に円高に振れており120円程度まで下げてくるのではないでしょうか。
となれば高い豆を抱える商社は今のうちに処分しておかないと飛んでもない損失を被ります。特に高級品で品質の安定しているものなら相場の影響で持っているだけでどんどん価値が下がると言う圧力になります。
まあ、そんなわけで今投げを買っても面白くなく余り掘り出し物に手を出して高い買い物になるのは明らかで値崩れも近いと見ました。
それでも今豆屋で売られている味のよい豆となるとインドネシアのガヨとかケニア、タンザニアで流通量が少なく高いままです。
日本のマスコミは依然パーティー券のキックバックを報道してますが、今だ逮捕者も出ず結局どうなるのかも示されません。
近代世界の覇者となったイギリスは産業革命で世界の富を集め一番成功したものの自ら悔い改め奴隷制や植民地支配を解消し、自由と平等にシフトしました。そして世界はヒエラルキーの解放の方向へ向いたのですが、日本で言えば非正規労働者とか勝ち組、負け組といった新たなヒエラルキーに区別されただけと言う状況です。依然ひどい男女差別や民族差別もあるのですが、イギリスのように自ら悔い改めて統治権まで解放するのは珍しいことで、日本では戦争に負けて、アメリカでも戦争の後奴隷解放と多くの血を流して自由と平等を手にしたのです。それなのに格差と言うかたちでヒエラルキーはなくならず未だに戦争もなくならないのです。
これだけ科学やら歴史的解明が進んだのに未だ神に頼り、自らの方向性も見定められないというのも愚かしいにもほどがあります。
かといって日本の食文化に触れインバウンドの力を発揮する人たちは自らビーガンでグルテンフリーともっとも進んだ感覚的な進歩人面をしていますが、人類の進化や進歩が果たして正しいのかはDNAの複製の数の多さで言えば成功でしょうが、採集狩猟時代から農耕定着時代、果ては産業革命と資本主義時代とすすんでも人類の環境とか生活の豊かさ自由度で言えば成功なのでしょうか。
採集狩猟時代一週間に3時間か4時間は働けばよかったそうです。それが農耕時代になるとずっと畑仕事に四六時中張り付かなくてはならず朝から晩まで仕事に就くようになり、家畜によって病気も増えその種類も農業によって死に至る病がましたのです。そして、産業革命では資本により人は働かされるようになるとマルクスは警告し資本主義の罠を指摘していました。そして今AIによってより進化した世界に向かうなかでAIに支配され使われる人類の未来を予想する人々が持続可能な社会と環境を守ろうと声をあげています。更にAI以上の進化もあるでしょうし経済に勝るヒエラルキーも出てくるのでしょう。そう思うと何が人類に幸せをもたらすのか人びとの幸福度は何からもたらされるのかといった研究が重要になるのです。つまりは珈琲一杯の安らぎだったり癒しだったりです。

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頭悪いんじゃないの

2023年12月17日 10時33分58秒 | 日々のこと
記者にしつこく聞かれ頭わりんじゃないのと言ってのけた谷川弥一議員。すかさずマスコミは国会質問で般若心経を唱えたとか夏目漱石好きだとか貶めるような報道が相次ぎましたが、まともな記者のあなたが質問を頭が悪いとかわすのは国民の知る権利に頭が悪いと応じていることになると還され発言を撤回しました。報道を的確に見てないと色々見えてこないことになります。
小泉首相は派閥政治をぶっ壊すと言って最大派閥橋本派を破って当選した人民党総裁であり、派閥の権化田中派の橋本派を破って出来た政権なだけにみんな期待したものの北朝鮮から拉致被害者家族の帰国を成した政治家ではあるが郵政民営化や大型店舗解禁や非正規労働者解禁に舵を切ったアメリカのいいなり政権だった、人気だけの人でした。後の安倍派はその福田派で今の派閥政治裏金など自民党政治がなにも変わらず国民不在で突き進んだ結果こんなことになっているのです。
マスコミの面白く表面だけのニュースを見ているとなかなか権力が何をしようとしているのか、税の負担がどうなるのか、なんのための軍備なのか、見えてきません。キックバックを騒いで何をうやむやにしようとしているのか見極めて行かないといけません。
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政策活動費

2023年12月16日 09時41分28秒 | 珈琲
大型人事刷新に繋がったパーティー券の還流問題ですが、元々政務活動費とか政策活動費は記録不要としていることからその名目だと取り調べに答えたらこんな多くの額ながれたと騒ぐだけで逮捕者も違法性立証されぬままおわりそうです。ではなぜ違法でもないならあの人たちは辞めたのかとならないのでしょうか。
まあ、そんなおかしなことは世の中溢れていて珈琲なんかでも私が珈琲を焼いていると知ると珈琲の話を始めるのですがスタバのカフェラテだとかカプチーノの話をする輩が多いのです。どんなコーヒーが好きですかと聞いて私はスタバが好きと言う人にどんなコーヒーの話が出きると言うのでしょうか。
今各地で戦争が起き分断が進む世界ですが、我々先進国で西側と言われる人たちは、基本的人権、自由平等国民主権が当たり前と思っているわけですが、日本も一寸前までは士農工商といったヒエラルキーが存在し、その元となる法治国家足る法律として有名なハムラビ法典があり、その時代は上等自由市民、普通自由市民、奴隷となっていました。アメリカの独立宣言では創造主によって我々は自由平等幸福を求める権利が与えられているとしています。元々平等に造られていて人間が差別してはならないとしたのです。
多くの先進国はそれを踏襲して法の下の平等、自由、被差別のほうこうですが、ヒエラルキーはなくならず格差は広がり、各個人の自由度は下がり制限を受けているのが実態です。
せめてそんな格差に負けない自由な発想と多くの人との連帯でより平和で持続可能な世界を目指さねばならないのでしょう。まずは珈琲一杯の優しさの共有が重要で基本的相互理解だと思います。
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そしてまた戻った

2023年12月14日 09時47分54秒 | 日々のこと
今回の4人の大臣、副大臣5人、政務官6人が交代という人事は今までの辞任ドミノどころではない一斉交代です。
内閣支持率も過去最低それでも解散せず党役員も交代してまだやっていくというのはあまりに人材不足で今の批判の大きい時期に出て人の後始末などしても評価されないし大変なだけということなのでしょうか。
いずれにしろ国民不在、責任の所在はあやふや、何が正しいのかは見えてきません。
こんな中戦争は増えているし温暖化で災害は増えているしというのを受け人々は自衛し、その結果ソロキャンプが流行っているんだとか。ネットを除けばキャンプ用品や焚き火グッズ、薪割りクサビや火吹き棒、枝打ち鉈などが売られています。焚き火も直火は駄目で焚き火台なるものが売られています。そして後始末用に消壷缶まであるのです。キャンプをまるでスポーツを楽しむようなものに変えてしまったのは温暖化とサバイバル能力向上を必要と感じさせる世情でしょうか。
しかし、私が見たのはその結果長瀞のような都心から近く身近なキャンプ場に週末キャンプに来るソロキャンプの人のお粗末な顛末ばかりです。その多くは救急車で緊急搬送され中には一酸化炭素中毒で入院した例まであります。
その他鉈や斧で手を切るのは日常茶飯事で、マムシやムカデ、蜂に刺されるなどなんのためのキャンプなのかと思わせるものばかりです。ま、やってみてあまりに何も出来ないことを理解するという意味では成功しているのかもしれません。ウォーキングデットのような世界になっても生きていけるようにと準備するのはいいけど田舎の安息な夜を乱さないでと思ってしまいます。
一昨日は下がった体重は昨日またもとに戻ってしまいました。これは意外な結末でした。毎日の運動量や食事量に変化はないのです。そして検証した結果、筋トレをした日としなかった日が当てはまることに思いいたり昨日夜から腹筋やら腕立てを毎日するようにしました結果は如何に。
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落ちなかった体重が

2023年12月13日 12時41分07秒 | 日々のこと
草津温泉スキー場の展望レストランとゴンドラが完成したそうです。ゴンドラは16日から、レストランは23日からオープンといいます。
これで一層火山ロープウェイの再開は遠退きました。スキー人口は減ってるし、通年型リゾートにしたいというのも無理からぬ発想ですが、スキー場の魅力はガタ落ち。ふかふかのパウダーはもう味わえない。白根山のさらさらの雪にも。
それにしても展望レストランは都内で修行した寿司屋になるんだと。
先月末スシローに行った辺りから私は体重が増加して、そのまま10日ほど何をしても落ちなかったのです。毎日10キロ走っているし、あまりに落ちないので、90分くらい走ったりもしました。しかし、全く落ちる気配もなくどうしたものかと思っていたら昨日突如下がり始めました。
昨年もつけ麺を食べた次の日3キロ増えて落ちるのに1週間かかったことがありました。
今回は回転寿司と旅行のつけかなと思いましたが、一回の暴食で10日も落ちないとは驚きです。
そんな細かい変化が続いて日々が流れていきます。今年の年末は温かく穏やかでいつもならしない年末の大掃除をします。年末にまとめて掃除するのでなくいつも定期的に掃除するようにしてましたが今年は皆様同様更に念入りにやることにしました。
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ネルで

2023年12月10日 11時21分08秒 | 珈琲
届いたグアテマラを焼き昨日から飲んでます。
今日はネルも投入。
これ焼くのに久々温度計に頼らず二ハゼを確認せねばならない癖のある豆でした。
最近の豆で、深煎りが利くという豆は温度計を頼りにまだかまだかと探るような神経を張り詰めた時間を持ちますが、この豆はせっかちにもあれもうくるのという早足なんです。
最初からフルシティが合うような触れ込みでしたが、これは色々試して探らないとまだなんともいえません。ですから試飲も久々のネルを使っての検証となりました。
なんと今日は山形からのお客様が来店してお買い上げいただいたり嫌気発酵で1300円という価格にスペシャリティの魅力と最新の製法の味を知るということで売れ行き好調です。
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さっそく焼いた

2023年12月09日 15時14分05秒 | 珈琲

当店二つ目となる嫌気発酵の豆が午前中届きました。
さっそく焼いて飲んでみました。
嫌気発酵の特徴的な味です。
フルーツのような香りが強い非常にインパクトのある味です。
嫌気発酵の豆を知ってもらうにはいい味です。
世界が求めている珈琲の世界。こんなスペシャリティが世の求める味と知るのも大切です。未だにブルーマウンテンが世界で一番とかコピルワクが世界一のコーヒーという人や色々な評価が並び立ってる世界の中こんな珈琲もあるんだと理解することと、今世界一の評価を得ているパナマのゲイシャがこういう珈琲を呼び込んだといってもいいでしょう。
自分で紹介しておきながらこういうコーヒーが出てきてしまうから私がほしいカルモ下坂やロンドムーノ農園のようなコーヒーらしい珈琲は輸入されなくなってしまうのかもしれません。濃いケニア、エチオピアも流通量が減っています。みんなこんなフルーティーで香りが強いものだけになっていってしまうのかそんな一抹の不安を抱きながら世界を知るためあえて嫌気発酵の豆を売り出します。


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荷物が

2023年12月07日 15時24分38秒 | 珈琲
今日になりまたまた問屋さんから電話がはいりました。メールでは出せない極秘の特売があるとかでそれはごく少数なので個別案件でこんなのがほしいといっておいてもらえばというのですが、なんかこういう引手は私も不動産の仲介をしていたので愛想回しみたいなもので能力のない営業の常套句を聞くような雰囲気が漂いいます。
それも今回の嫌気発酵の豆があまりの引き合いが強く未だにまだないかという問い合わせがあるというのです。私の作戦としては味の良い放出品で実績のある豆ですから売れなくてただ安くするというのでは買えません。今そういう豆はたくさんあるそうです。嫌気発酵の豆もたくさん売り物があるといいます。今回のメールで嫌気発酵の人気に驚いた問屋はまた嫌気発酵でひと儲けをたくらんでいるらしいのですが同じような豆を重ねていれても意味がないのは朗かです。しかし今回の件に注目した人は多いらしく、嫌気発酵の豆は売れると思った問屋は多いらしいのです。こういうのが私が探し求めるカルモ下坂のような豆がなくなる要因なのではないかと思えてきます。インドネシアもスマトラ方式でないマンデリンが60%を越えたといいます。ただ苦いだけのマンデリンが1400円を越えてきてスペシャリティのスマトラ方式でないものが1300円で味もいいという逆転現象も当店では起きています。今は当店でも両方を品揃えしてますがどうなるか、安くて味のいい豆はまだあるはずです。次はどんな豆に出会えるか楽しみです。
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シルキーなミルク味

2023年12月07日 09時47分34秒 | 珈琲
昨日の夜は祭り当日に走ったコースの逆回りをしました。これにはおかしく聞こえるかもしれませんが文字通り巻き返しするということでたまに逆を走るとまたその逆を走っておかないとという気にさせるものがあり、昨日もその巻き返しをしたのです。
普段車で走っていると気にもならない傾斜が走っているときには実に微妙に影響を与えタイムに影響します。
最近はコースの後半ペースアップをしてかなり追い込んだ形で汗をしたたらせ息を切らして終わるのですが、昨日のコースだと帰りの半分をペースアップしても登り下りが続き簡単にスピードに乗れないというハードな終わりかたでした。一方この半分ランペースで追い込んで走る方式は体重を減らすという意味ではあまり機能せず前は10キロ走ればくたっとなって夜よく眠れたのですが最近はさして疲れもしない感じです。夏場あれほどヘロヘロになり最後まで歩かず完走のみが目標になり下がっていたものが今ではランペースにペースアップしてしかも疲れないという変な悩みになっています。
そんなこととは裏腹に年末の慌ただしさと特徴的な動きにあおられて過ごしているような日々ですが、いつもはクリスマスのケーキなど予約などしないのですが、いろんな店の広告をみていたらどこどこのケーキは良さそうだという選別をしてしまい、そうしたら妄想ついでにそれに合うブレンドを構想し実際に作ってしまったのです。いつもは夜なのでデカフェばかりでしたが今年はこのケーキに合うブレンドを使うことになりそうです。
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