King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

棚上げって

2012年09月30日 12時26分19秒 | 日々のこと
昨日のテレビの池上彰の領土解説という番組で、
相変わらず新聞に載っている以上のことはなかった
のですが、改めて考えてみると中国の国交正常化の
際の棚上げにしましょうとは何を意味するのかよく
解った感じがします。

両国の言ってきていることはまるきり間違いで
どちらの島もかつては両国とも日本の領土だと認めて
いたのです。

しかし、それに挑戦するかのような言いがかりの
数々を持ち出すのは日本が今なら屈するとみている
のでしょうか。

日本人の今までの感覚は相手も了承しているという
意味の棚上げでしたが、実は棚上げとは日本も領有を
主張しないという意味だったとは何とも勝手な言い分
です。

しかし、現実問題として争い、デモなどの示威行為で
現実に進出企業に大きな被害が出た今、日本の主張は
はっきりとした発言やあやふやな空気を読むというよな
態度でなく、主張していくべきものは主張することで
しょう。

ただ、争っていては解決はしないし、現実的な意味も
お互いのためにもならないので、解決策を探ることも
必要です。

今まで交渉して文書では残らないが日本がなしてきた
ことや尽くしたことは今回まるきり意味がなかったことなど
ようく胸に刻んで交渉せねばならないでしょう。

新聞やマスコミが言うように鳩山氏の外交により日米
関係が傷んだからだという主張もまったくでたらめなのが
解ります。

貿易相手国として中国が一位になり、元と円の直接交換も
できるようになった今、日本に基地があることが中国の
日本への侵略を阻んでいると本気で信じてそれが日本のため
と思っている人が本当にいるのでしょうか。

中国も今回のデモでの賠償問題で、暴力行為が国のために
ならないことは学ぶでしょうし、より今後経済が入り組む
グローバル社会では武力による侵略はやりにくくなります。

今回のデモで金融危機や成長の停滞を中国は招くでしょうし、
次の発展を考えればどんな隣国との関係が望ましいのか自ずと
解りそうなものです。
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台風前

2012年09月30日 10時48分41秒 | 日々のこと
台風17号が接近し、今宵の月も望めそうにありません。

十五夜なのです。

最近は毎日夜中の3時30分頃目が覚めます。

なぜなのかは不明。

寝ていても何かをものすごく考えているようです。

突然何か閃いて目が覚めたりして素晴らしいアイデア
だったり、物語や小説のアイデアだったりします。

それはとてつもない発明のようで、書きつけておけば
いいものをあまりの発明効果に酔いしれ、再びいつしか
眠りの欲求に身を委ねます。

ほとんどそのためせっかくのアイデアも失われてしまい
ます。

今朝はグスコーブドリについて考えていたようです。

なぜ、宮沢賢治が今読まれるのか。

テレビに出る宮沢賢治の見た風景を訪ねる旅では、子孫が
宮沢作品の魅力をストレートに解説しています。

しかし、テレビ番組ではあまり触れたがらないテーマです。

つまり、宗教感というようなことなのですが、彼の作品が
なぞだらけなのは、その信仰の世界を描いたからで、それを
理解しないと自然やその暮らし方などが人気だといくら言い
募ったところで片手落ちなのです。

多くの人が宮沢賢治好きというのも、彼の信仰から来ている
のも確かなことかもしれませんが、その内容を語っている
記述やネットの情報などもありません。

親族の方の宗教観というコメントはやはり視点としては
いいのですが、その哲学的背景とか現在の思想的な面から
それはどういう位置づけになるのか、興味をそそる点ですが
注目する人が同じ信仰者としての視点では人気という形で
しか現れず、研究しその成果としての宗教観を語らねば本来の
意味するところへ行けない感じがします。

そんなことを考えつつ、グスコーブドリのことを考えていたら
古い話なのに、二酸化炭素による温暖化のことが出ていると
その先見性というか科学的なテーマが新しいと感激する人が
いるのですが、ちょっと待てと思いました。

まず、それだけの科学力があればリモート装置による稼働で
人の犠牲は必要ないことや火山の爆発による排出物の効果で
冷害を防ぐという本来の目的より、排出物がいつまでも空に
漂い日照時間を奪う方が大きい効果になるのではという疑問も
湧いてきてしまうのです。

銀河鉄道の夜の主人公がなぜカンパネルラにジョバンニなのか

そんなことをつらつらと一生懸命考えていて夜もその思考を
つづれたらよかったのにと思う台風前の暑い午前中です。
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森のキノコから

2012年09月29日 23時35分25秒 | 日々のこと
ニュースで横瀬の野生きのこから基準値以上の
セシウムが検出されたと聞きました。

山のキノコはセシウムを吸収しやすいのだといいます。

それがなぜ昨年でなく今年騒ぎになるのか、こんな辺境の地に
まで汚染が広がっているのですから、福島など農産物はお墨付き
を得て出荷されてもどれだけ売り上げダウンとなっていることか。

そしてそれはどこまで補償されているのか。

実際これから健康状態の悪化が出てくるのでしょうが、それらの
病気の増加はあっても因果関係が証明されないとかなんとかに
なってしまうのでしょう。

事故処理もままならないのに、原発再稼働を決めたばかりか
停まっていた建設も再開し、事の重大さは本当に解っているのか
という感じです。

山のキノコのほか、山の上の湖のワカサギ、イワナ、ヤマメなども
汚染され釣りファンをがっかりさせました。

その釣り客を相手に商売をしている人たちも多大な影響がでている
のに、補償がされたという話は聞きません。

今回の野生のキノコからキノコ生産者や秩父の観光にも多大な
影響が出るのではないかと思われます。

それなのにまだ原発を推進しようという人たちもいるのです。
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雨です。おくればせながら

2012年09月28日 09時30分19秒 | 日々のこと
つい気になって2008年の記録を引っ張り出して
読んでみました。

この数年で色々すごく変わったことを思い出し、
これからいろいろなくすことも知らず、平和に
何の不安も不穏な空気もないまま過ごしていたことを
思い出します。

昨日は雨が降るというので、早々に走りに行くのを
あきらめジムに行くことにしました。

できれば週に一回、無理ならせめて月に一回はジムで
筋トレや普段やらない運動をやれたらとおもいつつ、
なかなかこれないのです。

昨日は店番がいたことや今週はまだ雨で走るのを休んで
いないことから早々にジム行きを決定していたのですが、
実際にジムに行ったら、帰ってくる時にも雨は降って
いませんでした。

ジムで2時間汗を流すのも、11K走るのもたいして変わりは
ないのですが、体重の変化は走った方が大きく、効果も
体のためにもいいのではと感じてしまうのです。

実際どうかわかりませんが、ジムでの汗のかき方と汗の
出方は違い、やはり偏るよりはいいのだと思います。

ジムで一番苦しいのは、なんといっても自転車漕ぎで
これを30分やるのは精神的にも体の局所的にも効きます。

最初講習を受けたときには、ウォーミングアップにラン
ニングマシンかサイクリングマシンで10分間体を温めると
いう使い方を指導されるのですが、体の脂肪を燃やすには
有酸素運動を30分以上続けないといけないということが
いわれていて、その後そんなことはないと訂正のニュース
などもありましたが、私は30分漕ぎ続けることを続けて
います。

中には1時間以上トレッドミルをやる人もいるし、それぞれ
目的が違うので何がどうだと決めつけるわけにもいきません。

ただ、自転車は30分以上漕ぎ続けるのは無理で、その後
ジョギングコースを走りますが、これは一周130m位のコースで
55秒位で走ります。

これは2Kまで走り一番苦しいところまで走ってみます。

その後、給水して筋トレマシンをすべてやるわけで、真冬でも
下着まで汗をかきます。

最近は、それでも体重の変化が1K以下なので、脂肪燃焼は
ないのではないかと思ってしまいます。

走る場合は、前と後では3Kは違います。

実際はやはり水分の差で、脂肪は燃焼してないのかもしれない
と思う今日この頃です。
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甘味と珈琲

2012年09月27日 09時40分05秒 | 珈琲
この時期本格ブラジルのストレートをしみじみ飲むのも
いい感じです。

スーッとしみとおる滋味とチョコの香り。

さて、すっかり珈琲モードが整ったところで甘いものでも
とドーナッツなどの甘いものを食べてお供にはガツンとした珈琲を
飲みます。

昨日は、インドモンスーンでした。

秩父は、おかしの国なので、甘いものはいろいろ手に入ります。

それも手作り感覚のまんじゅうからシュークリームやプリンと
それはもう和から洋のホンワカな温かみを添えてくれるもの
ばかり。

おまんじゅうなど予約しておかないと買えないものから、豆大福
など変わった食感のものまで、それはそれは有名じゃないけど
みんなそれなりに楽しんでいるのです。

そこに珈琲を飲みたいという人がどう対処しているのか気になる
のですが、意外と甘味と珈琲の志向がないようで、私が主導して
行かないとかなと思いだしたこの頃です。

珈琲はまんじゅうにもあんこにも合うのです。

かつて酒飲みで、甘いものは嫌いな私でも食べられる甘味が
秩父には多いのです。

そんなものをこれからはもっと発信していかないと思います。

うちの近所の豆大福はとりあえず一番目にやらないといけないかな。

うちは持込み歓迎ですから、近所で買ってから珈琲のみに来ても
いいですよ。
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ガラッと秋風

2012年09月26日 09時48分13秒 | 珈琲
今月のブレンド『林檎』はしばらく続けていようと
考えていました。

というのも最近ブレンドより、新し豆を試す人が多く、
新入荷のストレートばかりが売れるので、やはりブレンドは
いつも買っておいてという今までのスタイルの人が半減し、
秋になり新しいのを少しだけという感じの人が多いのです。

それにしてもお彼岸を過ぎて半袖ではつらい日も出てきて
なんかヘビーな珈琲も飲みたい感じの日が増えてきました。

あれだけあたふたとアイス用の豆を焼いた日がもう遠い
過去の日のようです。

そしてコーヒー豆は予想に反してあまり安くなりません。

ブラジルの豊作とかねて言われていた干ばつの影響もなく、
今年もおいしいですよという売込みの方が多くなり、他の
豆は少しづつ値上がりしています。

これは需要期に辺りどの豆を買っておいてどの豆はあきらめて
なんてのが無理な値段な変化です。

安くてうまい豆をやはりこれからも中心にしていくことに
なると思います。

注目はモカ騒動はやはり騒動で終わり、これからは安定して
くるのではという予測です。

というわけで、来月のブレンドも構想が着々とできてきて
『林檎』はあと少ししか味わえませんよ。お早くお求めを。
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イーハトーブとジョバンニが降りるところ

2012年09月25日 10時42分22秒 | 日々のこと
シューベルトのピアノソナタを聞きながら、ふと
先日来店された人の話を思い出しました。

秩父では今市役所が解体工事中ですが、私の場合、
この工事で市役所が突っ切れなくなったので、夜の
ランニングや買い物の時に少し遠回りさせられます。

同じ町内でも別に工事について苦情を言ったり、市役所
建設に特別の関心のある人もいないようです。

以前スカイツリーが何メートルに達したという新聞記事に
触発されて建設現場に写真を撮りに行きましたが、あまりに
面白さがなく、三丁目の夕日のような衝撃的な写真ができる
かと期待して出かけたものの、それきりもう関心もなくなり
ました。

なんかそれと感じが同じなのかなあと最近思います。

もともと建て替えが動き出したのは震災の報道で秩父の
市役所が崩壊というニュースからでした。

被災地はがれきの山のまま、今でも復興からほど遠く仮設
住宅での生活が続いているようです。

多くの芸能人やミュージシャンが東北に出かけ音楽を届け
たり、復興コンサートをしたりしましたが、気になったのは
有名人でない芸人さんやパフォーマーまでが東北に行き、
聖地のような扱いで今でも行き来しているのを見ることです。

そんな折によく取り上げられるのが宮沢賢治です。

なぜみんな宮沢賢治が好きなのでしょうか。

私も彼の作品には幼い時から触れていますが、ほとんどが
意味不明で謎だらけのままでした。

それなのに、多くの人に愛されて多くの人が彼の作品を
しっているのです。

彼の詩も有名ですが、雨にも負けずという詩は彼の手帳に
鉛筆で書きつけられていたものだということを知る人は
わずかです。

そんな彼の作品はもともとが未完成で商業的に締め切りに追われ
つつ書かれたものではないのです。

それなのにずっと長く彼の作品や精神は引き継がれていて、
たった4年の在籍で教鞭をとった学校では毎年賢治祭りが
行われ、その痕跡を至る所に残しています。

そんな愛される賢治作品と現地の自然をトータルに今見る
人達が、東北と災害、日本と日本人の心、日本人の未来を
探るような活動をしているようです。

でもそれは誰もが憧れるヒーローとか愛される才能とか
お手本にしたいというものと違うように思います。

彼を目標に生きようとか到達点としているのではなく、
何か心の支えとか本来はなくてはならないのにいつの間にか
なくしたものをそばに引き寄せる為に東北に行ったり、賢治の
見た風景を見たりしようとしているようです。

おかしいのは、そんな行動をとる人や東北でイーハトーブを
みようとする人でも、彼の作品を理解しようとか考えている
人は少ないようで、とりあえず賢治が好きと言っておけば
自身の信用アップになるくらいの人もいるようです。

童話作家とか作品として彼の作品はかなり幼い時に知っている
のに、彼を愛する人はその幼い時から彼の作品や心情が気に入って
いたのでしょうか。

私自身は高校時代に『グスコーブドリの伝記』とかを読み
かなり感動したのを覚えています。

しかし、それでも続けて幼い時に読んだ銀河鉄道の夜は読んでも
意味が解らないだけで、せめてストーリーを完結してどんな物語
なのか理解しようとしても未完であるということも世の中的に
知られていないようなことにショックを受けます。

もともと雨にも負けずと同じで彼の作品自体がそんな私的な
書きかけだったり、未発表作品だったり、完結を見ていない
作品群だということに実際にはその奥底まで読み解こうとか
有名で多くの人が読んでいるのにその意味するところまでは
読み込まれない運命にあるかのようです。

例えば、銀河鉄道とはどこで乗ってどこに行くためのものなのか、
注文の多いレストランは危うく食われそうになり怖かったという
話なのか、どんぐりと山猫は山に招待された意味とそもそも山に
山猫がいるのかとか、セロ弾きのゴージュのような職人としての
楽器弾きと芸術と自然とはとか色々な謎があるのに、世の中では
そんなことは気にしなくていいように解されていたようです。

しかし、芸術と生活の糧とか本来あるべきものがあり、今でも
多くの人に愛される何かが今震災とともにみなおされているのは
ひとつの契機になりより深い理解につながり日本人の心に変化が
加わるかもしれません。
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さて雨の次は何を

2012年09月24日 09時32分50秒 | 珈琲
とにかく昨日はよく降りました。

またまた走りに行くのは中止しました。

雨の音しかしない午後は、さてじっくり珈琲を淹れて
みようとブラジルを落としてみました。

来月はブラジルを集中焙煎してみようかとふと
思うのでした。

地域の役員をしているときには、来月の体育の日は
いつも旅行に行っていて、新たな知見を得たり、なつかし
風景がどう変わったかみていたりしました。

今年は、例年あるバスケットの試合の方に参加できるか
と期待しています。

さて、雨の中でもご近所の人や遠くから探してやっと
二回目でたどり着いた人とか来店がありました。

肌寒くなるとやはり人恋しくなるのか、普段は試飲して
行かない人も、色々な話をしていきます。

補助金とか市の助成なんてまるで無縁でも地域のために
考え、独自の活動をしている人もいるんだなあと思う
ひとときでした。

人と人の繋がりは大事だなあと改めて思いました。

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気になる話

2012年09月23日 16時21分03秒 | 日々のこと
いつもの友人に久しぶりに会い色々話を聞くと色々と
気づかされることもあり、また新鮮な驚きがあったり
します。

昨日はいつものバスケット練習会に参加できず、
もうもうと短いコースを走り、途中珍しく複数の
ランナーとの遭遇などで、かなりスピードとかつての
コースのペースも戻ったかのような感覚も得ました。

なのに、やはり夜はまた眠れず気になった事を
ずっと繰り返し考えていました。

その友人のもたらした情報はさいたま市の栗原さんの
刺殺事件のことで、中国と日本の報道協定のような事
を言っていました。

かつて産経新聞の記者が中国政府に取材規制されたと
言うニュースがありましたが、今でも多くの人が中国
により、ニュースは干渉を受けるものだと思っている
のでしょうか。

そんな訳で朝、さっそく栗原さんが刺殺された事件と
いうのを検索してみると、なんと栗原さんは複数の
事件で殺害されていて、どれもそれぞれ容疑者は逮捕
されているようです。

何も陰謀や何らかの力関係を感じたり疑う方がどうか
しているようなものです。

よく中国や韓国での教育は愛国教育で誤った歴史認識
を教えているというようなイメージを皆持っている
ようですが、それは日本人も似たようなもので、果たして
自分は正しい歴史を習ってきたか、もしくは解らなければ
少し検索すれば解る時代なのでそのくらいのことはして
おいた方がいいのではとよく思います。

そんな訳で、日本が百済に請われて新羅と対する白村江の
戦いは苦い大敗を喫してしまうのですが、ちょっと疑問な
事がここに生じます。

新羅は高句麗も滅ぼし朝鮮を統一します。

高句麗は新羅より北に在り唐の方が近いのですが、

埼玉県在住者で特に西埼玉の人は日高市に高麗神社という
有名な神社がある事を知っていると思います。

これは当時亡命してきた高句麗の王族の人たちを帰化させて
この近辺に住まわせたいきさつが高麗神社の由来とか出世
神社として日本中の信仰を集めるという話などを聞き知って
いるはずです。

なのに、鑑真が6度目の渡航で10年も掛って日本に渡来
できたのかということにはほとんどの人が答えられません。

日本の教育が歴史においてこういう前後のつながりとか
国際的な関係とか踏まえて教えてこなかった結果です。

教えてこなくてもなんでそんな失敗したかを考えて、
今までの日本の文化が悉く中国、朝鮮経由でもたらされ
ていることは知っているのに、それより後の時代の鑑真
だけ運の悪い人なのかと疑問にすら感じないところに
日本人の危うさがあるように思います。

領土問題といいつつ、反日とかデモをやれば経済的に
不利な状態になることは中国の人もよく知っている事
でしょう。

それでもそれを指導しなければ乗り越えられない事情が
あるのでしょうし、なにかしら中国に注目が集まれば
都合のいいこともあるのでしょう。

大国になったという自国の都合で行動や言い方を変える
のもどうかと思いますが、問題の解決も平和裏に処理する
事は可能なはずです。

実際の距離は近いのに、対立して交流の輪を退けるのは
要らぬ介入を招いたり、高い代償を払わされたりするのは
自分の家のご近所問題と同じです。
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冷え込む季節へ

2012年09月23日 09時36分14秒 | 珈琲
余計なコストをかけたくないということや
最大の効率を考え、自宅を改築して豆売りを
始めましたが、何せ山沿いの住宅街という
自宅は通りからも少し引っ込んでいるという
立地の悪さもあり、なかなか気軽にお立ち寄り
いただくような感じにならず広告をいかにして
行くかとか課題が山積みとなっています。

そんな中、今朝の涼しさはやっと珈琲の季節
到来かと思わせる温かい飲み物の恋しい朝でした。

ようやくいろいろな珈琲の持ち味を飲み分けて
楽しむこともできそうです。

暑いうちは本来の酸味の醍醐味というのは風味の
うちに楽しむという感じでしたが、ここにきて
モカもブラジルの完熟も季節になってきたという
感じです。

こんな雨降りの午後には豆大福にペルーなども
いいかもしれません。

その豆大福は近所の和菓子屋さんで求めます。

秩父はなぜこういう和菓子屋さんが至る所にあるのか、
その和菓子屋のすぐ近くにも和菓子屋があるという
珍しいところです。

鎌倉のような観光地では、至る所にカフェや土産物屋
がありますが、平日でもそれらを支える需要があるか、
それとも土日にそれらを上回る稼ぎをはじきだすかです。

秩父のような人口減少地域では、安定して需要を満たす
のは大変なことですが、これだけ多くの店が生き残ると
いうことは目立たない需要が続いてあるということなの
でしょう。

コーヒーやお茶のような日常の物と同じものとして、
また、ちょっとしたご進物という役割でしょうか。

日本人は贈り物が好きです。

田舎の人は特に日常の訪問の理由づけにどこどこの大福や
まんじゅうを買ったと言ってお茶のみに駆けつけるという
ことがあります。

そんな仲間に当店の珈琲も入れていただければと願います。
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久しぶりの久那橋

2012年09月22日 10時12分37秒 | ジョギング
雨と雷の夜、スロージョギングで
ゆっくり長く走ることにして、さてどこをどう走るか
考えて、橋めぐりを思いつきました。

かつて私が若いころ、飲んで酔っ払うと行くところが
久那橋でした。

できた当時、庭園内にある橋の様で照明の感じと橋に至る
道路と雰囲気が気に入り、いつも酔うと必ず立ち寄るところ
でした。

トレンディドラマの主人公のような気持ちでいたのでしょう。

何十年ぶりに走ってみようかというアイディアが浮かびました。

まずは自宅からまっすぐ荒川に下り、桜橋を渡り、川向こうを
遡り、巴川大橋を渡ります。

そこから影森中学校まで走り、そこから柳大橋まで下り、また
川向こうに渡ります。

この橋の前後が一番アップダウンがきつく、以前は自宅から
影森駅、柳大橋を渡り、札所25番入り口から巴川大橋を渡らず
そのまま桜橋も渡らず公園橋まで行って渡り、秩父神社自宅と
いうアップダウンの激しいコースを走っていたこともあります。

しかし、今日は25番へ行かず、反対の久那橋へ向かいます。

久しぶりの久那橋は、以前私が通った時とはまるで雰囲気が変わり
坂道のきつい橋でした。

かつて出来立ての久那橋は、明るい街灯のともる橋が低く庭園の
中にあるような感じでしたが、橋のところにだけ照明があり、
辺りはうっそうと山の中でとても庭園内の橋の様には感じられ
ませんでした。

そればかりか橋なのに坂道で直ぐ交通の激しい国道に接続して
います。

渡って直ぐは歩道のようなものがありますが、すぐ国道は
曲がりくねり上下を繰り返し、しかも大型ダンプが行き来
する交通の難所です。

それなのに、コンビニを過ぎると歩道はなくなり、橋立鍾乳洞
入り口まで歩道はなくなり、S時のカーブでしかも谷底のような
暗い道でここを無事抜けるまでは肝を冷やします。

路側帯と呼べるような歩行者用のスペースもなく、山側からは
木の枝が出ており、カーブを下ってくる車にランナーは見づらい
上に道幅も十分あるとはいえず、車が来るだけで走るのをやめ
避けていないといけないのではという感じです。

このS字カーブの谷底を抜ければ直線の歩道のある道になるの
ですが、この難所ゆえにこのコースを常用にする気にはなれない
感じでした。橋立鍾乳洞入口の先の急坂を登り、私は旧道へ
行き、影森小のところから自宅へ向かう直線に入ります。

ゆっくりと走り、だいたい90分かかり、13Kくらいのコース
だと思います。

夜中で雨の時には走るのはお勧めできません。
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ガスや石炭でなくても発電できます。

2012年09月21日 09時37分54秒 | 日々のこと
秩父市はグリーンセンターで発電したものを売電すると
新聞に載っていました。

何を今更というような報道です。

秩父は、バイオマス発電というのをやっていて、それに
反対を唱えていた現市長は当選後それを廃止するように指示し、
やめようと動いたところ補助金を返済するなどしないと
いけないことを知り、継続を決めました。

こんなようなことは日本中あちこちであり、民主党の
政権交代時にははなはだしく軋轢を引き起こしました。

最近よく聞く政府の答弁では自民党や前政権のせいだと
いう言訳とも愚痴とも聞こえる付け加えですが、自分が
無能という付言になっているとも気が付かず、繰り返し
自分たちは悪くないとしています。

本当にそうでしょうか。

なぜバイオマス発電をやめようとしたかが、赤字で地元
経済や市の財政に寄与するものではないということでしたが、
その赤字を甘受した方が補助金を返済するよりましということ
だとするとなんと経済感覚や経営感覚がないということに
なり、現政府と同様何の実行力もない人たちという代表たる
所以のない者となります。

一方ごみを燃して発電した電気を売るということですが、
政府の買い取り制度の可決と同時に湾岸地域に発電施設建設
を決めた東京都のように、秩父にも豊富な水と森林資源を考えれば
安易なごみから発電とバイオマス置き去りはあまりに知恵がない
のです。

もともと中止しようとした背景の赤字であるというのも、現
規模で続けるから赤字なのであって、黒字化を目指すならそれなりの
投資が必要で、ある程度形になればそれを民営化して売却し、
資産として活かすのが本当の目指すところだと思います。

全国に山の木を燃やすだけで発電できるんだよと示すことや
薪を作ってそれを使う人、薪ストーブを地域の目玉とするなど
やるべきことや示す意義はあったのに、ごみを燃して売電など
という今更な事業にがっかり感がいや増します。
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夏の暑さが

2012年09月20日 14時17分52秒 | 珈琲
いつまでも消えません。

昨日は30℃越えしなかったのに、今はまた暑い。

お昼に近所の百貨店にぶらっとしに行ったら、節電
のため暑くて建物内にいても汗をかきました。

そこで久しぶりにアイス珈琲を淹れました。

今月になって急にアイス珈琲の需要がなくなり、
ホット用の豆しか売れない不思議な緩衝期間と
なっているようです。

まあそれでも暑さ寒さも彼岸までという言葉通り
需要は元に戻るでしょう。

冬でもアイスの豆を注文する人はするので、水出しを
好む人もいるしまたそれぞれの珈琲ライフになって
行くのでしょう。

それにしても説明しなくてもおいしいものは伝わると
いうか、リピートが入る豆はそれが続きます。

やはりそういうのをもっと知らしめないといけないと
思います。

今のところコスタリカとベトナムのアラビカ豆、ルビー
マウンテン安易なネーミングに似合わずなかなかです。
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もういいんですか

2012年09月20日 10時24分45秒 | 日々のこと
昨日は降ったりやんだりの天気で走りに行くのはやめて
休養日。

走るのをやめた日は珈琲を飲む量を加減したり、気を付けて
いるのですが、久しぶりに全く眠れない日となりました。

季節の変わり目で色々考えねばならないこともあり、考え
出したら眠らずに考えて何か思い出したり、あれはどうした
ろうと起き出して探してみたりと余計眠れないパターンに
突入して、朝方は妙なホラーじみた夢の途中で起きると
いう最悪なパターンでした。

昨日は様々なニュースが飛び交い、日航が再上場したり、
日銀が追加金融緩和を発表したり、政治が停滞という中でも
経済は勝手に誰かの指導の下、どんどんと展開するもんだと
いう感じで動いています。

その経済界にも大きく関係するエネルギー政策の腰の据わらなさ
と政府という人たちと民主の党首選の人達の言うことのかい離が
お前らどこの国の総理大臣になるつもりなんだよという感じで
した。

街頭で彼らが大声で言うには脱原発なのに、政府のエネルギー
政策は原発ゼロは努力目標なのです。

こんな人たちがかかわる日本の中枢は本当に大丈夫なのかと
誰もが思っているはずです。

党首選に4人も出て似たようなことを言っていても結果は
既に野田氏の再選とでているのに自分が党首になれば脱原発
だとか、消費税増税を凍結とか本気で言っているのか、それ
を信じる人がいてこれからも政権交代時のような支持をして
行くとでも思っているのでしょうか。

こんな状況を見て大国になった隣国はいろいろ仕掛けてくるのだ
ろうという感じでデモとか漁船団が押し寄せるとかいう映像を
見ていましたが、それも急速な終息とこれまたそれが自国に
有利とは到底思えません。

何を引き出そうとしてのデモや海上行動なのか、最大の貿易相手国
で投資国が資本を逃避させたり、生産拠点を移したらどう
なるのか、陰りが出始めた経済発展もすべては日本の動向に
かかっているのに何をやりたいのか理解できません。

略奪などが起きてしまう都市で商売はできませんし、それが
国が主導しているとなると余計お付き合いできないとなるのは
当然です。

それからやっと原子力規制委員会が発足し、活動を開始したと
いいますが、八割の人が今までの保安院や安全委から移行して
そのままの人がやっているといいます。

つまり看板が付け変わっただけで、それに一年と半年もかかり、
これからまた原発を見直すというのですから、世間が忘れる
まで静かにしてから動かすというように聞こえても仕方ありません。

実は昨日眠れなくなったのは、この原子力の使い方にも気になった
ことがあったからです。

今まで、原発は核崩壊で出る熱で水蒸気作を作り、発電機を
回していました。

もともと小さい発電機なら放射能を閉じ込めることもできましたが
どんどん大型化しひとたび事故を起こしたら対処できないほどの
巨大化と増設が続いているのです。

たかが発電機を回すだけの蒸気発生装置としての原発はもはや
時代遅れなのではないでしょうか。

今ある原発も水素と酸素を取り出すための物に変えて行って
燃料電池を普及させて石油や原子力から脱却し、原子力も
もっと管理しやすい小型なものに変えて行く必要があります。

今ある原発はよりよく利用するしかありません。

それも、使用済みの燃料も格納容器のそばに置いておくしか
ないような今の手詰まりな現状を資源として本当に活用する
方法と安全面の管理が可能な保存の方法を両立できる道を
探すことが必要です。

ただ原発反対と否定するだけでは解決はできません。

外国の顔をうかがうような核リサイクル離脱も必要な研究や
開発ならば行い、現況のようなできもしない夢にすがりついて
核のゴミ置き場がほしいからやっているようなことはやめて
将来を見据えた政策が求められていることを自覚しなくては
ならないのではないでしょうか。
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そろそろコロンビア

2012年09月19日 09時22分53秒 | 珈琲
なぜかここにきて電力株が上がり始めています。

中国関連株が値を下げる中、赤字で原発を中止すると
明言した政府に今後は動かせるものは動くと判断した
のか、今のうちに買っておこうということなのでしょうか。

政府が原発から離脱を打ち出すと同時に原発推進の
韓国の国債の評価が上がるなど国際的な変化が現れました。

燃料リサイクルのためのプルトニュウム抽出など日本では
できていないのに、世界的にはこれをやっているという
看板だけでも十分抑止力になっているというのでしょうか。

今秩父行われているバイオ発電など考えればやりようにより
画期的なことになるかもしれません。

日産のCMを見ていたら、車はガソリンで走るという常識が
常識でなくなり、至る所で無料充電が普及したらみんな
電気自動車に乗り換えるだろうというすごい未来もかいま
見たように思いました。

秩父にも充電スポットがあります。

政府のエネルギー政策はそれだけ色々な方面に影響力が
あるということですね。

燃料電池など普及するといわれつつ未だにみんな化石燃料
に頼っているわけで、水素で動くということになれば、世界
中に原料はあるわけでシーレーンだアラブだというこも今後
騒がれなくなるかもしれません。

アポロの司令船は水素と酸素の燃料電池で動いていたことを
思えば、未だに自動車がガソリンで動いているというのも
まだまだ安くて簡単に手に入るからでしょう。それが、原発の
事故で危険度が増すともっとより安全にいう欲求はあって当然
です。

そんなことを考えながら、朝の珈琲は昨日焙煎したコロンビア
です。

コロンビアの特長とか味というと何を皆さんは思い浮かべますか。

私は、ミルク感覚です。

以前はコロンビアと言えば、あるインスタントコーヒーの味
でした。

そして、まずい珈琲の代表のように思っていました。

しかし、昔からのティビカ種のコロンビアは実にピュアで
じゅわっとした酸とやわらかい感じのボディとマイルド
珈琲といわれたその味わいがあります。

中でも高地産の農園物のティビカ種は味わい深く、その酸の
豊さを味わえます。

当店で言えば、サンチュアリオティビカがそれです。

サンチュアリオブルボンもありますが、これは飲み比べてみれば
その種の特長は歴然です。

ピュアな酸の感じと珈琲のキレとかボディ感とか味わえば
やはり原種に近いティビカ種の酸に何か珈琲にないイメージが
現れ、全体からイメージされるものはミルクなのです。

そして、結論はマイルドな珈琲としてのミルク感という感覚です。

そんな珈琲の醍醐味である酸の味わいを感じられるのも秋と
いう季節になったからです。

まだまだ残暑が残る日々ですが、お彼岸ともなればそうも
暑い日もなくなるでしょう。

お彼岸の入りということで届けられたおはぎを眺めながら
コロンビアの余韻を楽しみつつそう思いました。
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