King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

Xファイル

2022年11月30日 10時44分42秒 | 珈琲
我々世代はテレビのゴールデンタイムにUFOとか古代文明とか七不思議といった番組を思春期に見ているのでそういったものが実はいんちきであると後に検証される番組を見るとあれだけワクワクとして見たものは全く意味がなかったのかと暗澹たる気分にさせられます。霊媒とか霊能者という人達がたくさんテレビに出ていたし超能力者というのもテレビに出ていました。後にそういう人たちは皆いんちきだったと明かされるのですが、今国会では宗教団体に騙されて寄付した人の救済法を作っているのです。しかし、今世にある宗教は昔からあるか最近できたかにかかわらず、ご利益があるとか先祖があの世で苦しんでいるとか、供養のためといい金を要求しており全く根拠はなく、科学的に証明できることでなく刑法的には詐欺にあたります。それは統一教会だから違法ではなく、既存のキリスト教でもお墓のある檀家の仏教でも神社でお祓いしてもらうのもおみくじを買うのも同じことです。だからといって全てを違法と法律で規定できるでしょうか。結婚式や葬式といった時に神やら仏を必要とする人は多くその時だけ現世で制定されている法より神や仏の法に頼るのです。実は人類の進化においてその虚構を信じる力こそが人類を進歩や進化させたというのも明らかにされました。だから嘘を信じていいのか、騙されないようにしなければいけないのかは微妙です。XファイルはUFOやら超常現象をテーマにして世界的にヒットした米のテレビドラマシリーズです。ドラマ内では政府が国際的戦略から国の実験やら軍の作戦として行ったことを公にできないのでUFOの仕業としてきたことになっていたと思います。古代文明やオーパーツなども宇宙人の仕業だとされていました。後にそれは嘘たったと明かされるのですが、映画やテレビなどで最後の1%は謎のままで残していることもあります。そして最近UFOファイルの公表を命じる大統領令に署名したというニュースもありました。そんな中Xファイルによく似たドラマがあり、あれXファイルはどうだったけと思い返しています。それだけそっくりで現実の事件とかファイルをもとにして核実験とか宇宙開発も実は兵器で世界的優位にたつためだったというところから始まっておりまた再度月面に人類を送るという計画もあの頃の再現なのではと思えます。さて、ブラジルの深淵と最後の答えまでお知らせしたものの未だバニラの風味については感じられないというかたが多くいらっしゃいます。そもそもどういうのがバニラ風味か知らないという人までいますので厄介です。実は珈琲のバニラ風味を簡単に知る方法があります。それはカップに20%ほどになったら冷たくなるまで放置して最後にそれを飲んでみてください確実に感じられるはずです。
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全国的に雨の一日

2022年11月29日 11時54分01秒 | 珈琲
今国会で論議されている全てのことは、亡安倍元首相がもたらしたことであり、彼の死をきっかけで統一教会と自民党の繋がりや被害者救済が持ち上がり、集団自衛権の閣議決定から敵基地攻撃能力といった軍備増強理論もなんの疑問や論議もないまま戦争ができる方向に向かっています。ウクライナがロシアに侵攻されたように台湾が中国に侵攻されたらという具体的な脅威があるなか、もう一度憲法とか戦争を回避する日本の役割とか論議してもいいのではないでしょうか。岸田氏はアジア歴訪後の記者会見でアジア太平洋地域で開かれた地域と安定にリーダー的役割が果たせたと主張し広島サミットに繋がる成果としました。そんな国際的役割を担う働きを主張するには足元の閣僚がバタバタと辞任しまた次の疑惑がわらわらと沸いて自民党の議員は金と票がこうもめちゃくちゃなのかとあきれるばかりて日本の未来など託せるのかという感じなのです。それに世界ではもはやマスクなどしている映像が見られなくなっているのに未だ第8波が来ると騒いでいるのです。まあとなりの中国ではゼロコロナ政策をめぐって異例の政府や共産党体制批判が出る騒ぎになってるので西洋と東洋の差といってもいいかもしれません。さて前回ブラジルの豆の深淵にまで触れ最後に感じられる答えまではっきりかいてしまったのはこのブログでは異例のことです。ことブラジルの豆に対しては正確にはっきりさせておかなくてはという思いとここまでわかってほしいこととして答えまでかいてしまいました。さて、それではそれがわかったことでまだ話は終わったわけでなくまだまだそれらがもたらす効果とか境地とか話は続くのです。自民党の議員がいい加減な資金管理や統一教会の票でなりたっているような団体でそれが世界の平和と安定といいつつミサイルを買い足し戦争参加への準備をしているそんなことも安倍氏がなくなったからわかったこととし我々は何をされようとしているのか国会ではっきりさせるべきなのです。入口がわかった時点でもっと未来を見据えた議論が必要なのです。
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ブラジルのセラード地区

2022年11月28日 14時12分04秒 | 珈琲
サッカーワールドカップはドイツとの歴史的勝利のあとのコスタリカ戦はあっさりと1-0で負けました。ガチガチのファイブバックで前半0-0で終わった時、解説の人たちは予定どおりいいですよ。といっていました。しかし、これはドイツ戦のように日本が前半ドイツの猛攻をしのいでワンチャスをいかして勝った再現のような同じことをやられていると感じてその通りに終わりました。五人交代できるというのが今回はいかされなかったかのような誰を遣わないからとかいう声をあげる人もいますが要は流れの問題と一瞬の判断で決まるときは決まるもんです。スペインにまた歴史的勝利をあげればいいだけのこと。
さて、前回触れたブラジルの豆について捕捉します。セラード地区はミナスジョナス州にあり、カルモデミナスなどと同じ有名地区です。セラード地区ジョゼカルロッシグロッシー農園が、スペシャルティながら当店で普通のサントスより安い豆として特別に仕入れた品です。ナッツやバニラのような風味が感じられ飽きない味です。このバニラのようなというのを感じられたことがないかたでもこの珈琲なら容易に感じることができると思います。そしてわかってしまうと離れられなくなること間違いありません。ブラジルの珈琲といえば平均的ななにも突出しない主張しないつまらない珈琲と思っているかたも多く珈琲通だと自認する人ほどブラジルを軽んじる発言をされますがブラジルの本質とは?醍醐味は?と聞いても答えられません。ブラジルの本質にして醍醐味はチョコ味でありナッツ感です。それにバニラの風味がプラスされたのがこの農園の豆です。お楽しみください。
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ブラジル

2022年11月25日 13時56分32秒 | 珈琲
各地でまたイルミネーションが始まり年末らしさが感じられます。しかし、今年も電力事情は厳しいものがあり供給に懸念を持たれています。食料事情と燃料も依然厳しく冬の寒さが厳しくなると節電要請をしなければならないといいます。さてその節電要請ですが、一般庶民に最後の債けを負わすのはおかしくないでしょうか?そして電気を遣って人工的な照明で人を呼ぶイルミネーションも環境的にどうなんだろう。そんな疑問と矛盾だらけの混沌としている年末です。コロナとインフルエンザが同時流行しそうだという予測とともに年末でインバウンド需要と住民大移動の時期でありまさに矛盾のカオスに突入です。そんなとき珈琲の温もりに浸る時間がなにか確かなものに自分をただしてくれる感じがします。特にブラジル珈琲の普遍的な味を知っていれば全てをリセットできるそんな心強い礎になります。ブラジルサントスは開店当初640円で一番安い豆でした。今では980円です。しかし、その実力を知るお客様は相変わらずこれを買っていきます。サントスに変わるスペシャルティも用意しました。セラード地区の単一農園もので特別にやすくしてもらった豆です。これはこれで飲み飽きない魅力があります。深煎りでも浅煎りでもその魅力は現れて何度も味会いたい豆です。ブラジルがもたらす安寧と安らぎでこれから来るカオスの年末も乗りきりましょう。
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『劇場』鑑賞

2022年11月24日 11時30分04秒 | 珈琲
サッカーワールドカップ日本は初戦ドイツに勝利しました。前半ずっと攻められ過ぎてフラストレーションがたまる試合で、後半の選手交代から攻める時間も現れ得点できました。次は日曜日コスタリカ戦です。
昨日はずっと雨でしたが、今日はインフルエンザの予防接種があり走りを簡略化するわけにいかずとにかく影森の端まで行って引き返してこようと神社から番場通り、水戸屋から日野田へ抜け国道をまっすぐ走りました。土木事務所からキヤノン通りへ戻り帰りました。道中ずっと考えていたのは『劇場』のことでした。元の原作が太宰治風な才能の無い人の芸術活動をテーマにしており、それで処女作にして芥川賞などとったからまた今回も同じものを今度は演劇の世界を舞台に置き換えて書いたのです。太宰治の場合は人間失格のような人生も自身は現実にも演じてそれをネタに小説を書いた破滅型の作家でした。対して才能がないのに芸人をしている自分を題材にして賞などとってしまい次も書かなきゃならないので全く同じことを演劇の世界に書いただけという感じで、太宰治のように徹底してその才能の無い作家を現実でも死をもって体現したのに対して才能無いけどそこそこ人気だけは出て有名になってしまった人が書いたものだからなんか引き付けるものもなく感動もしないのです。よく同じものを懲りずに書いたなという感じ。ネットでは二人の演技が素晴らしいとか二人の関係を書き立てている人ばかりでしたがそもそも才能の無い人の話なんか需要があるだろうか。この主人公も才能がないのに自分達の別れの劇でそこそこの人気を取ったような終わりかたでしたが、まだ自身のつまらなさを披露したり無いのかと思うばかりです。日本ではこういう劇中アクションも事件も起きない映画が作られますが、韓国のドラマや映画はもっと人間の根本的な感情を刺激してくるような作品が多いようです。日本のように勧善懲悪的でも道徳的だったりコンプライアンス重視ということもありません。とにかくざわざわと感情に直接爪を立ててくるような幼稚といえば幼稚な手法ながら確実に相手の反応も得やすいといえるでしょう。そんなことをマ・ドンソクの映画を続けて見て思いました。
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悪人伝のつづき

2022年11月23日 18時45分23秒 | 珈琲
昨日はマクラの話で終わってしまい肝心の本題に入れずでした。雨の休日、一日降り続いて夜も降るみたいです。ずっと焙煎をする日でした。昨日書きたかったのは『悪人伝』のことです。マ・ドンソク主演の韓国映画です。韓国のドラマとか映画はやたら盛り上がりもせずただ長いというつまらないものが多いのですが、この映画は面白くて熱中してみられます。それでこの主演の映画を続けてみてしまいました。検索すると11月3日来日と出てきたのですが、梨泰院の事故を受け中止になったとのことでした。それだけ日本にもファンがいる存在で悪人伝はハリウッドでリメイクも決まっているとか。ただこの映画実話をもとにして作られたと最初に出てくるのですが、日本や米国でそういう話の場合事実の追求が基本になり現実に起こったんだよという展開ですが、この物語はあくまでフィクションです。しかし、その荒唐無稽さは飛び抜けており事実とは大きく違いますが虚構だと理解して楽しめます。そしてその国の事情とか国民性とかもアピールしてるわけでなくともやはり伝わるものです。車のアクションシーンなども運転テクニックとか派手な追跡シーンなどでなくゴリゴリのぶつかり合いだったりとずいぶん違うのです。だから余計このような物語は日本では作れないしこういう熱中のしかたもないと思うのです。そして正義感とか社会性とかも比べてしまいます。もともとマ・ドンソクはアメリカ籍を持つ韓国人でブルースリーの様に今後はハリウッドで展開していくのかわかりませんが韓国社会ではヤクザの親分としての定着や役どころがありましたが体の大きい人が多い米では果たして役があるのかという疑問もあります。それでも最初は耐えて大きな体を小さくして最後に爆発というパターンをまたみてもいいかなと思わせる存在なのでした。
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悪人伝

2022年11月22日 13時59分19秒 | 珈琲
日曜日はまた市民リーグの試合で2時ぐらいまで留守になり申し明けありませんでした。雨が降ったり日が差したりと変な日でした。いつもの文体ではなく皆野高校での試合でした。ここは周りにお店がなく食事を買うことも休憩にコーヒーを買うこともできません。来月も一度また試合があります。次の日いつものランニングではあちこち痛いものの走り自態は快適に走れました。走っている間やっと祭りの太鼓の練習が聞こえ、始まったかと思いました。今年は夜祭りが3年ぶりに開催ということですが、相変わらず町のなかは閑散としています。これから桟敷の建設やら祭りの照明やら、幟旗の立て込みやらがありますが、祭りらしさは今はまだ微塵もありません。一方アジア歴訪から帰った岸田氏は寺田総務相を更迭。遅きに失したと批判されています。相次ぐ閣僚辞任は痛手で支持率も下がりっぱなしですが、あまり慌てる風もなく国会はつづいています。当然世間では来年の広島サミットを自分がホストでやるつもりがそれまで持たないのではと気を揉んでいます。しかし、そういった声に動じたりなんか手を打ったりというアクションや解散をちらつかせたりということもないのです。世界ではサッカーワールドカップが開幕しました。その評判は人権やら環境問題から歓迎する声はなく、イスラム圏での開催とその観戦環境の悪さも指摘されています。ホテルや旅費は30倍で金持ちしか視野にない大会といわれています。それに対する協会の反論は開き直りのようなものです。以前はスポーツに政治問題やら国際紛争を挟まないと徹底していましたがそれがまた最近緩んできて大人の対応とならないようです。まあ多少態度に表すとか立場の違いをはっきりと示すというくらいならいいですが、環境団体が美術品にスープをかけちゃうという行動に表すようなことはやめてほしいです。まあこういうのをみるとヨーロッパ列強が植民地拡大とか略奪とかで世界進出した歴史にイスラムの人とかアフリカの人はもちだしますが、その祖先が地中海で権力闘争して来た歴史と何ら変わりはなく今それを持ち出したところで何にもならないのです。分断化する前に環境問題とか人口増加とか地球規模の問題に対してもっと前向きな話し合いが必要です。珈琲を飲む度感じる安寧と安らぎは普遍の言葉であり人類共通のものだと思います。まずは相互理解とお互いの信頼を共通なものから認め会うことが大切です。過去を批判し会っても何にもならないし解決にもなりません。
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キャシーベイツと右に出るもの

2022年11月18日 11時53分09秒 | 珈琲
相変わらずふかや花園プレミアム・アウトレットのオープンからいったよとか影響を伝えるものは少ないのですが、私は駅直結のプレミアムアウトレットは始めてではないかと思ったのですが船橋とか三郷とかいくつも昔からあったことに思い当たり入っているブランドもH&Mなどお手軽ブランドも多いところもあったりで買い物事情も様変わりしているのです。三郷などはテレビでよく紹介されいってみようかと度々思うのですが、コロナでひきごもりぐせがつき近所のスーパーでさえ苦痛に感じます。最近みたビデオではキャシーベイツが出ている映画をみてその久し振りの容姿に存在感を感じるのでした。このようにベテランがその存在感を全面に出さず、脇を固めることは日本映画やドラマでは普通によくあることですが『リチャードジュエル』では久し振りにみたキャシーベイツにあまりに普通にアメリカのお母さんを演じているのでかえっておかしくなってしまいました。彼女の持ち味は不遜な態度で誰でも圧倒してしまう振舞いと存在感で日本人が好きなキャラなのかもしれません。それを微塵も感じさせない普通の感じはまたすごいものをかんじてしまいました。日本では主役級のベテランがカメオ出演でなく脇に徹することはよくあり、最後のエンドロールの名前の出し方でも独特の表示を編み出しました。昔はエンドロールも縦書きで左から右に流れるもので主役は最初に出るものでした。それがいつからか下から上に流れるものになり名前も横書きになり主役は最初に出るのは一緒ですがベテラン主役級はエキストラ的端役の名前の後別格としてまた活字を大きくして表示して特別感をかもしていたのです。ではアメリカ映画ではどうしてるかというと監督とかプロデューサーの名が出た後主役の名が出て次に主役級のベテランの名が出て配給会社名の後CASTという表示が始まり役名と俳優名がこの時は順番がベテランからになっています。まあこういう細かいところに俳優の格とかがわかるようになっているのですが、ちょっと変わってるなと思わせたものが『ゴーストバスタースアフターライフ』です。本編が終わってスーパーが出てシガニーウィーバーの名が出たのです。たしか出てこなかったはず、どこに出てたんだろうと思ったら特典映像が始まり登場したのです。そもそもなんで今さらゴーストバスターズなのかと思いますがここで思うのがソニーの力です。映画内でソニーのテレビやバイオのパソコンが出ることがありますが、スーパーの最後にSONYと出ることが非常に多いのです。最初のゴーストバスターズはコロンビアピクチャーズでお馴染みの自由の女神像です。今でもこの女神像ではじまる映画は多いのですが女神のかおが生々しいかおになって最後にSONYの名も出ます。映画で出会うSONYの比率は高いのです。日本の企業の競争力とか力の低下がいわれますが表にでないように稼いでいるだけかもしれません。
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ポーランドにミサイル

2022年11月17日 10時29分00秒 | 珈琲
一昨日の県民の日から公園橋は紫色にライトアップされています。今月のテーマは雲海らしいので雲海のなか映える青らしいです。昨日は紫色に染まる橋を眺めながらいつものコースでは道路工事で走りづらいので影森の端まで走って引き返すコースにしました。途中冬の使者オリオン座の姿もはっきりと見えました。ああ、ついに冬の到来です。この影森から自宅は熊木時代に何度も走った道ですが久し振りに走ったらまた空き地が増えていたり人の気配や生活感のない通りになってしまいました国道から影森にはいるところから自宅まで40分もかかってしまい、いつもより20分も長いランニングとなってしまいました。最近考えるのは温暖化と地球人口ですが、先日書いたようにスーパーや寿司屋で満足な刺身が食べられなくなったという話しも考えたら本当にそうかという疑問もわくのでした。ハザップや政府は一度凍らせた魚しか流通させたくないわけですが、もともとマグロなんかは解凍した刺身が当たり前です。日本人はそれでも昔からマグロの刺身や寿司を食べてきたわけで、本物の生のままじゃないからと味をけなされたこともないのです。ただ、クロマグロにはアニサキスは寄生しませんから全く別な理由で生流通しないのです。刺身の魅力は新鮮な魚しか生食できないというところにありますが、以前美味しんぼの中でも生け簀料理の魚を批判していたように船ですぐ絞めて血抜きした魚の方が生け簀のエサを与えられてないストレスだらけの魚よりいいと指摘していました。今は冷凍技術も上がりサンマやいわしのように足の早い魚でも冷凍解凍で生食できるのです。まあ頭で理解してもやはり最近のスーパーや寿司屋の刺身が以前のようではなくなったのは事実です。これからは人口が増えてもっと環境は厳しくなり、食料事情も変わるでしょう。BSでやっている魚を食べたいという番組でもどこの漁師も魚が激減しているといっていますし、スーパーで並ぶサケの切り身もほとんどが虹鱒の養殖で回転寿司の人気第一番のサーモンも陸で養殖されたマスです。以前は山盛りで売られていたかに等も本当に少なくなり日本人の食卓事情も激変しているのです。煮干しや鰹節は以前の三分の一の生産となり味噌の計り売りもほとんど見かけません。逆にアメリカで味噌の計り売りがあったりします。生ワカメもポピュラーな食品ながら他だ湯通ししたワカメがあるかと思えばからからに乾燥させたインスタントの増えるワカメまであり、結構高い割烹旅館に泊まっても味噌汁は増えるワカメだったりします。つまり圧倒的に食感が違うにもかかかわらずあまりこだわる人はいないようです。だから家庭で出汁を取ることもなくなり煮干しや鰹節も見かけなくなるのです。そんななんでもないと感じ済まされてしまうことに環境を維持し持続可能性な社会を築く知恵と鍵が潜んでいるように思えてしかたありません。これは珈琲の味に気づくことにも共通します。珈琲を淹れる器具にも味に直結するものながらあまり注意されないという現実があります。特にペーパーは今は色々な素材のものがあり、昔のように味を吸い取ってしまう濾紙ばかりではなく、自身は全く水分を吸収しない素材のものもあり蒸らさなくても美味しくはいるものもあります。環境に優しいと木から作られてないペーパーもありエコだからと金属フィルターなどに変更する方もいますが味が変わってしまうことに戸惑うことになったりします。味がエコか考えるのも人類持続可能性に繋がるのかもしれません。
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善光寺の思いで

2022年11月15日 13時32分27秒 | 珈琲
ブラタモリで善光寺を取り上げていましたのでみました。普通の旅番組と違い妙に教育番組臭がして国粋主義的な日本の国土の素晴らしさや特異性をいい募るところが嫌で全ての番組をみようとは思わないのですが、内容の深さや情報量が圧倒的でそれにつられてみてしまうのです。ありきたりでよく知ったような所も成立の歴史や立地、地政的な背景とか他の番組では知ることのないことも知れるのでみてしまうのです。今回の善光寺は何度か訪れておりまず行ってみようと思ったのはラジオで永六輔がお戒壇巡りが異界巡りで違う自分を発見できると大絶賛したのが印象に残り行ってみたいと思ったのです。その前に観光会社に勤務時代に添乗員として行ったことがあり、唐辛子と蕎麦が有名でみんな買っていたことと自身も蕎麦を食べうまかった印象がありました。それがその時には気付きもしなかったお戒壇の存在にひかれてある時スキーで時間ができてどこか観光をしようとなった時当時田中康夫が長野県知事になり、誰もが会えるように知事室を廃し1階に執務室を置き誰でも会えて記念に名刺がもらえるという情報があり、県庁が最初目的候補になり、地図をみたらすぐ近くに善光寺がありすぐにお戒壇巡りを思いだしそこに行く事になりました。お戒壇巡りと蕎麦を食べる観光です。しかし、実はお戒壇巡り自体甲府の甲斐善光寺で経験済みなのでした。実際訪れてみると古い木造建築としての魅力とか何も宗派に属さない誰でもお参りができるお寺というのが印象に残りました。牛に引かれて善光寺参りといろんな例えや善光寺のありがたみを語るお話はありますが、ブラタモリで聞く善光寺はまたそもそもの始まりから戦国武将との縁とか語られ興味深いものでした。ただ、やはり何故長野なのかは科学的、歴史的推理もなく、言い伝えのままの紹介で本来なら京都や奈良にあるはずが長野の山のなかにあるのかもっと切れ込んでほしかったと思いました。言い伝えから推測するに天皇家とのかかわりから寺としてのお墨付きのようなものが与えられたと予測はつきますがそれがご本尊をめぐる神話のようになっているのは庶民に分かりやすく受け入れやすくするためでしょうからそこら辺の現代訳もどうせならしてもらいたいとくいたらなさも感じるのでした。でも普段何気なく見聞きすることが改めて学び直す、考えてみる重要性を感じるのでした。今朝のニュースで2022年地球人口は90億を越えるといっていて、インドが中国を抜いて世界一になることと、人口が増えているのはサハラ砂漠以南のアフリカの国だと伝えました。エネルギー問題やら温暖化等には触れませんでしたが持続可能性に一番関係あることは間違いありません。コーヒーはブラジルを始め干ばつにより収穫量が世界的に落ちており世界的に需要は延びているのに供給量は減っています。そんな様子もはらはらと見つめるしかなく、よい珈琲を焼くよう心して臨もうとこころするのでした。
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小春日和と月蝕

2022年11月09日 16時36分54秒 | 珈琲
ブログで触れたところジュリアはあっという間に売れて何度も焼く羽目になりました。同様にケニアも連続で買われて好調です。秋の晴れた暖かい日に皆さんはどんな珈琲を飲むのでしょうか。先月は真っ赤だった公園橋はいまは明かりがなく今月は雲海なので青くライトアップしているらしいです。その点灯時間も問題です。まあ私が寝ている間のことで雲海にも興味ないしいいのですが、昨日はちょうどいい時間に皆既月食がありしかも天王星の惑星食もあるという珍しいものでした。私は全部消える7時20分頃少しみただけですが、定期的にあるわけでないこの現象を昔の人はどうとらえたのでしょうか。普段星明かりの下走っていますので星空は色々な思いをもたらしたり宇宙全体からなにかを吸収するドラマチックな舞台です。そんな星の輝きからランニングによって珈琲の味に影響を及ぼしたりします。今週気になったのは地球の人口と鯨です。コップ27が開かれていて温暖化の議論がされるなか結局は途上国をいかに援助するかの話しになっていて、そもそもそういう援助頼りだから国としての骨格もままならず、内戦続きだったりするのです。それでも途上国では人口が増えていて地球人口は78億という数字になっているのです。コップ27では人口抑制などの話は出ていませんが、環境悪化はこの急激な人口増加によるところも多いはずです。また、前にかいたハザップの取り組みでスーパーでは満足な刺身が売られなくなったのですが、それなのにアニサキスの中毒は増えていると度々報道されているのです。調べてみるとそれは地球温暖化で海流が変わり鯨のふんが鯖イワシ、サンマのすむ海流に流れ込むからだといいます。更に鯨は捕鯨禁止で増えてしまってそのフンも大量なのでほとんどの鯖イワシ、サンマにアニサキスがいるのだそうです。私の好きな刺身も満足に食べられない時代がくるとは思ってもいませんでした。しかしことは重大で途上国では人口が溢れ先進国は援助を垂れ流すから内戦は終らず、農地は減って難民が増えて、先進国の治安と安定も乱すことになり、環境悪化と温暖化は進むのです。ただ金をばらまくだけの援助は解決にならないと知り、中村哲さんのような取り組みをもっと進めるべきなのです。アニサキスと人口問題はやがて珈琲にも及ぶでしょう。値上がりを嘆くより悪い事態もそう遠くないのかもしれません。
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ジュリア

2022年11月02日 12時50分33秒 | 珈琲
昨日は冷たい雨が降り、また秋が深まる感じでした。いつものように夜走りに外に出るとひんやりとそとの空気は風もなくしとしとと降る雨が辺りを静ませているかのようでした。走ると雨の匂いはなく秋独特のにおいがします。雨の中も走るというと何故そこまでという反応をされますが、雨だからといってなにも特別なことはないのです。人間は雨に濡れても溶けないし,場合によっては泳ぐことも可能なのです。今日はやめておこうかという降りは年になんかいもなく、靴が濡れて不快なのも最初だけです。走り出せばやがて汗が出て濡れるのも気になりません。ただ自然と一体になりそれを身体中で感じる一時間を過ごすのです。そんな夜の後今朝は一転暖かい日になり、雨が降る度寒くなるという感じをうらぎられるきもちのよい日になったのです。そんな今の珈琲はいつものブラジルサントスでなくエルサルバドルのジュリアです。これは中米の特徴の仄かに甘味のある豆です。それは甘味に抱かれるような安心感がじわっと広がるような日溜まりのような珈琲です。甘味を同じように感じるのはペルーとかホンジュラスとかいくつかありますが、いつも裏切らない感じはこのエルサルバドルでしょう。これにきれいなすんだ美味しさが加わったのがゴールデンマンデリンやクリスタルマウンテンです。なにもそこまで特別な豆でなくて日常のほっと暖まりたいときにはこれで十分です。ただし珈琲らしい苦味もほしい場合はニカラグアをお試しください。斯様にどんな気分でどんなときにどんな豆がよいかお話しいただければご用意できますので、お気軽にご相談ください。
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今月のブレンドは

2022年11月01日 11時52分40秒 | 珈琲

一雨一雨に秋が深まり、紅葉が街を染めるそんな今の季節。時に冷たい北風が吹きます。鮮やかな紅葉も来る冬を前にして終わりを告げる木枯しです。実際この季節は冬へのあわただしい橋渡しで秋祭りや収穫の喜びもつかの間、冬の準備で忙しいのです。何やかやで過ぎて行ってしまう季節の中で、ふと熾火のように残っている灯りに息を吹きかけて温まるそんな心の底でぬくもりを見つけるそんなブレトンドが今月の珈琲『木枯し』です。

ここ何年か今の季節のテーマ曲が忌野清志郎の『北風』です。

いつもこの季節に繰り返し繰り返し聞いてしまいます。

いいだせなかった恋心。そんな自分の弱さと傷つくのを避けてしまったそんな借別の歌ですが今の季節にぴったりなのです。その歌を聞いて心に浮かぶままをよりどころにブレンドしました。

そんな心の底に残る灯は皆持っている共通なものだと思います。それに寄り添いぬくもりを共有することができればと意識しました。お楽しみください。

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