King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

深煎りの珈琲に

2023年05月31日 16時19分54秒 | 珈琲
トンネル第三シーズンは今までのシリーズからしたら力不足というか物足りない感じで終わりました。本家のbridgeはシーズン4まであるのですがまああの終わりかただともう作られないのでしょう。
でもイギリスの海岸線というのはどうしてあんなに絵になるのかと思ってしまいます。あの景色をみに訪れてみたいと思わせます。にた景色が千葉の銚子にありますがなんで心ひかれるのか解りません。
さて、関東も梅雨入り間近なのでしょうがこの季節はテイカカズラに続き刺激的な香りを出す植物に蛙やらハルゼミやら虫の音も聞こえ蛍も出てくるという季節です。
こんな雨や湿気の時期に飲む珈琲ですがしっかりと深煎りの珈琲はいかがでしょうか。深煎りというとケニアやタンザニア、グアテマラの豆を私は思い浮かべます。どれも腕のない焙煎屋が本来の味も知らず、酸味を消すため深煎りにしてしまうという悪い意味でのよく見かける失敗例のようにしてみられる事象です。
ただ味を消すためや焼きむらを隠すために深煎りにしている焙煎屋は多く、絶妙な止め位置を心得てる心憎い人はまれです。
今は高くなってしまったカフェインレスなんかも焼き工合が試される豆です。
この落ち着かせ処をとらえた豆が今のような微妙な季節に必要なのです。高いケニアとか表情豊なタンザニアとか深煎りのブラジルが梅雨入りのお供です。お試しください。

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トンネルの続き

2023年05月29日 23時24分26秒 | 映画
トンネルの第二シーズンは見始めたら誰が黒幕か、誰を捕まえるべきなのか解らない展開で目まぐるしく物語が展開し、自分の国の国家機関が立ちはだかったり、正体の解らないところが敵になるのか味方になるのかと言ったなにと戦ってるのか解らないながら地道な捜査が確実に結果に結び付いていく刑事ドラマの醍醐味とスパイ映画のサスペンス感と複雑な国際関係と犯罪者の価値がスパイ映画のワクワクと繋がり大変面白く一気にみてしまったのでした。なにかと銃を打ち合って犯人を射殺して解決のアメリカドラマと違い正義の行いはアクションや銃撃戦でなく聞き込みや証拠集めだという正義感と犯人逮捕への情熱が描かれます。それを夫婦関係やシーズン1の犯人がまた獄中から攻撃してきたり事故だか政府機関の暗殺なのかという事件が起きたり話はアメリカドラマのように単純でなく突然の重要ファクターの死が力関係の変化でドラマが意外な方向に動いたりと本当に楽しめました。あっという間に一気みしてしまい。当然第三シーズンもみようとレンタルを開始しました。そうしたら前回命がけで事件解決したのにフランス側の主任は一捜査員に格下げになっていて、上司の現場長は事件をまともに捜査せず事件数の減少は数字上で犯人は野放し状態と言う停滞状況になっていてイギリスの主任は離婚して娘と二人暮らしと第二シーズンの成功的終結からは想像できないモヤモヤスタートなのです。そしてなぞ多き事件はスッキリせずという感じでまた途中です。早速レンタルして有料視聴なのに飛んだ肩透かしなのでした。
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マンデリンの人気

2023年05月28日 14時55分54秒 | 珈琲
自殺者やテロは競争原理のはて落ちこぼれる人や社会から弾かれてしまった人が起こす事件と思いますがそれだけではありません。それらをカバーする社会の仕組みとしてセイフティーネットとして社会補償や生活保護、障害者支援とシステムはあるのです。しかしながら世の中の不公平感は解消されず、世の中の事件もなくなりません。それは政治や政府の人の資質だけでなく社会とは100%完璧な世界ではなく人が100人いれば100人のかおがあり誰もが同じではないのです。とりわけ欠陥品なような問題分子も含むのが社会です。昔は生活保護の人の多さに税金を給与からさっ引かれるバカらしさを募らせましたが、毎日奴隷のように働かされると思うことがまず間違いで働ける喜びとか働けて社会に参加できる自分の能力を思ったとき自殺してしまう人やテロを起こしてしまう人をなくすことも可能なのではと思えてきます。
さて、今年になって当店の看板にもマンデリンがラインナップされていることは度々触れてきました。
酸味が嫌いでとか苦手でという言葉を聞くたび言葉を尽くして珈琲の魅力を説いてきましたが試飲という武器を封じられ諦めのように始めたマンデリン販売もやはり人気のマンデリンになにも口角泡を飛ばして説明する必要もなかったかと思えてきます。
ネットでマンデリンを調べてみるとなぜマンデリンは深煎りなのかという説明がみられます。
昔から喫茶店に入るとメニューにコーヒーの欄にブラジル、モカ、キリマンジェロ、マンデリンがあるのが当たり前でもうちょっと専門店でグアテマラが加わるという感じでした。そしてコーヒー好きが好むのがマンデリンで女性ならモカというのが定番でした。そして高級店でないとブルーマウンテンはないのでした。キザな男性がデートなどで選ぶのがブルーマウンテンでコーヒーはブルマンに限ると言うため前もって下見をしてある店を選んだものです。そんなことだからこのなぜマンデリンという問にまとものな答えが出せる人は少ないのです。ネットの答えでも十分ですが詳しく知りたい方は直接お越しください。

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最近の珈琲

2023年05月28日 11時31分26秒 | 珈琲
ついつい最近の事件やらみたビデオのことを書いて肝心の珈琲のことを書かずにきてしまいました。季節を感じその季節にあう味を求めて焙煎するという私のテーマも夜のランニングで直に町の空気に触れ感じることから導き出されています。
その基本は心地のよさであり、厳しい暑さも寒さもムシムシするうっとうしい湿気も珈琲に癒されたい思いからどんな癒しがその気持ちに寄り添い癒してくれるのかをいつも感じ考えます。
ここのところよく焼くのはブラジルのクィーンショコラです。ブラジルのチョコ味にスボットした豆でどなたでも納得のおとしどころです。それじゃあ物足りない方はクィーンスマトラとかケニアをお試しいただくのがよいでしょう。
新しい焙煎機は手の内を広げてくれて多彩な表現がさらに加わるなかやはりやるべきことは160度以上の①ハゼまでの間の時間だったり火力の加え方だったり味をイージしつつの焙煎に出したい心地を重ねます。
お米のような焼き上がりの香りやパンが焼き上がった香ばしい香りと焼き上がりの香りはそれだけで幸福感が募ります。朝日を見るたび感じる幸福感と重なるものがあります。
珈琲の一口目に何が真っ先に感じられるかは重要です。実はこれもお客様がよくいう酸味が苦手が関係してるのですがどんな珈琲にも酸味はあり苦手といっているのは酸化して酸っぱくなっちゃているコーヒーだと知らず繰り返して聞かされる酸味が苦手です。
かといって苦けりゃ良いのかというのをご自身に問うてもらいたいのです。何が真っ先に感じられたらよいですか。
まあこれは簡単には教えられないのでそれぞれ考えてもらうとして今の時期ブラジルのクィーンショコラを飲んでみてとお伝えして終わります。

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トンネルと最近の事件

2023年05月28日 10時47分57秒 | 映画
カンヌで男優賞と脚本賞を日本人が受賞と朝のニュースで知りました。先週は国内で銃による殺人事件が続いてありニュースはそればかりでした。今みているトンネルは第一シーズンが終わり次はどうしようと思っていたらなんとレンタル扱いだった第二シーズンが解禁になり無料でみられることになり早速視聴を開始しました。
第一は真実のテロリストという犯人がネットで犯行声明や犯行の実況をして大衆をあおってテロ行為をさせたりします。子供を人質にしたりタブロイドのコラムニストを広告塔にしようとしたりその手口や犯行のしかたから軍の訓練を受けた者がリストアップされとり調べた結果、やがて身内の者の犯行というのが解ってきて世間に世の中の不正やら大企業の悪行などを告発しているような犯行も実は陽動で標的はイギリス側の主任捜査官であり標的もその家族となり最後決着をつけるのにその捜査官は家宝の銃、それも歴代の戦争に参加して記念として持ち帰ったものを持ち出し犯人に復習をしようとするのをフランス側の主任が止めてめでたしめでたしとなって終わるというなんともスッキリとしないものなのでした。イギリス側の主任はもう警察をやめるといっておわるのですが、第二シーズンは双子が生まれて警察はやめられず福祉的な部署で警備をしていたのがまたフランスの主任がイギリスに捜査のためでむいて出会うというところから始まります。フランスの主任は出世していて現場のトップとして乗り込んできます。
第二シーズンも大規模なテロで始まるのですがそのテロを起こす犯人像はやはり個人的な背景や親子関係などの事情で生まれているのが描かれます。
ここのところ起きる大きな事件やインフレやら話題になる度自民党とか政府とかの政治のせいにしネットなどでも悪口やら政治が悪いからと指摘する声が上がります。それらの声を出している人がまず選挙にいっていないことを指摘する人もいます。
私がかつてサラリーマン時代毎週末人身事故で電車が止まっていましたがそれほど自殺者が多いのも政治のせいといわれていました。
そのくせオリンピックやらワールドカップで日の丸を掲げた選手を応援するために熱中できるのも結局同じことでトンネルのテーマになっていることも最近の銃の事件も同じことだと思えてきます。世の中の競争原理、自由と平等のもと個人の選択で個人の財産が保証され競争でそれらの雌雄が決するということで競争のはて生きるのをやめようとしてしまう人や個人的恨みを募らせ自分の命も復讐を遂げてその存在証明としてしまう人を描いた結果です。つまり自由と平等資本主義と民主主義の現行の結果間違いをただそうという正義の一搥としてテロが行われ毎週電車が止まってしまうのも我々が長年かかって手に入れてきた自由と平等の果ての形なのです。かといってロシアや中国の方が進んでいるのか。自殺者は少ないのか。テロはないのか。といえばそうでもないので話は複雑です。
まずは自分が何に文句をつけているか自覚する必要はあると感じるのでした。昔から天につばを吐くという揶揄もあります。まずは自分に帰ってこないよう注意しましょう。まず自覚しなくてはならないことは、ワールドカップやオリンピックで熱注して応援しているものは自民党や政府が運営しているものであるということとそれらを選んだのはあなたが行かなかった選挙の結果であること。投票に行かなかったから関わってないではなく、投票に行かなかったからこんな政府になってしまったと思うことです。テロや自殺者をなくすのもみないふりをやめて真摯に問題に向き合うことからでしょう。
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雨の誕生会

2023年05月23日 14時34分43秒 | 日々のこと
昨日は家族の誕生会で小金井まで出掛けました。居酒屋の食事ということであまり期待もせず雨のためと日頃の疲れから時間の余裕をみて閉店後5時に出掛けました。本来ならついでに国立でみたいところとか清志郎関連でまだみてないところとか回りたいところですが雨だし最近はあまり出掛けるということがないせいで効率とかより確実性を重視し行動します。焙煎機関連でこの界隈は走っているのでルートは頭に入ってるし場所の感じも見当がつきます。余裕をみて出たので予定より早くつきそうだったので都内にはいってから敢えて市街地のコースに変更。東大和市から多摩モノレールのしたを走り五日市街道に出て東小金井駅に向かいます。目的地の居酒屋は予測に反して繁華街の雑居ビルではなく駅前なのに住宅街の普通の一戸建ての個人経営の店でした。私のリクエストは主催が現れてからメニューにない品が次々に運ばれました。岩がきとハマグリは大きくそれぞれに一個ずつ運ばれハマグリはかつて千葉や大洗で食したものより大きい立派なもので酒蒸しにされていました。旬のホタルイカは沖漬けと天ぷらにして出てきましたがどちらも生のホタルイカでこちらも予想を超えていました。最後にご飯もので絞めようとなり満腹ながら海鮮丼を頼んでしまいました。そして最後のサプライズでケーキが登場して予想を覆した誕生会になりました。今年の誕生会の外食はもういいかなという感じ。
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トンネルのなぞ

2023年05月21日 13時52分53秒 | 映画
また土曜のバスケットは最後のゲームができるだけの人がかろうじている状況で最後のゲームが行われました。それでも4対4という形で走れる人が限られていて最後1対1の決着になるような展開でゲームの妙とからしいプレイより消耗を強いるものでした。まあ、それもたのしであれこれ思う展開です。
さて、梅雨の走りのような天候とまさかのレゼンスキー大統領の訪問と俄然世界が注目する日本になりました。G7が始まった当初はその国々だけで世界のGDP6割を占めるという状況で世界のリーダーたちで会議する意義とか将来を決める重要な場でしたが、グローバリズムと世界経済の発展でG20に拡大しもはや世界を代表する先進性とかリーダー気取りよりロシアのような国が現れた時どのような取り組みをし平和と持続可能な未来を築くのかが重要となってきました。今のところ中国にロシアを諌めるよう声明に盛り込んだところ内政に干渉する小さい勢力と反発されただけでした。中国は周辺の国と会議を行っており、そちらの方が世界の中心だという態度ですがこれは極めて危険な兆候です。つまり今の状況では折り合いも平和の枠組みもなく話し合いでは解決しないことを露にしただけでもっと世界のため人類のための視点をアピールしていかないととんでもないことになります。平和の地広島で核廃絶の誓いを中国やロシアは奴らは核を打っても打ち返せない位にしか感じないんだとしたら。
まあ考えたくもない瀬戸際の時期にいるのかもしれません。
そんな中私のカウチ時間はもっぱらビデオと読書で過ごしています。焙煎後の昼下がりは大体ビデオをみます。先日アマゾンでもThe tonelをみれるのを発見して大変嬉しく思い早速最初から見始めたらあれなんかこれはみた記憶があるという感じがしました。私の記憶では途中でみれなくなったか初回限定の第一話たけ無料でみた記憶で大変面白いのに全体はみてないと思っていました。記憶がおかしいので過去のブログなとを検索してみるとどうやらBS12で途中から視聴して第一シーズンを終えて第一話はアマゾンかどこかで無料になっていたのをみたらしいです。つまりはじっくり見直すのも意義があるかと安心して見直し中です。物語はどこかの国境の橋の上に放置されてた上半身と下半身が別の死体が見つかることから始まるのですが元々が橋の上からイギリスとフランスのドーバー海峡のユーロトンネルに置き換えてリメイクされたものです。その後人気になり映画も作られました。国境を跨いで発見されたことと下半身はイギリス人娼婦、上半身はフランスの国会議員ということでイギリスとフランスの合同捜査になります。当然ドラマの主題も両国のお国事情とか国民性とかが取り上げられますがそれに加え捜査主任の刑事の個性がそれぞれ独特でそのでこぼこ具合もテーマになります。まあこの時はまだイギリスはEUにとどまっていて国境はあっても地続きな感じだったろうなあと想像したり最後のボンド映画でも日本趣味的なシーンがありましたが英国はビーガンとかグルテンフリー同様、日本趣味が先進だと思われてるのかと感じました。でもそういうの前は喜んでみていましたが本当の理解なのか、寿司のようにとんでも文化だと思ってるのか定かではありません。寿司でさえ本来の素晴らしい食事だと理解する外国人も増えてきているのですから。
まあ、記憶の齟齬もとれ存分に楽しめるとなったもののそう時間は許してくれず、みるのは途切れと切でそうでなくても全体像のわかりずらい展開で無事終了できるかという感じもします。
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読書事情

2023年05月19日 11時42分02秒 | 読書
昨年コロナ禍でカウチ生活&引きこもりと毎日ビデオをみるだけの日々でした。それは本を読む習慣が視力の低下でままならず、安易にビデオをみてしまうという流れになっていたのですが読まずに積んでおいた本は溜まり先日『街と不確かな壁』を読むことによってまた本をとる喜びを感じてビデオ時間を減らして読書に当てることにしました。今回は『クスノキの番人』です。これは娯楽作品というか万人向けで新聞の書評と広告に刺激され買っておきました。村上春樹のように読む側の知的レベルを問わないそのまんまを読んで楽しむだけの本ですが昔通勤途上で読んだサスペンスからするとまた進化してるようなそんな感じもしました。簡単で誰でもかけそうな文章でありながら先が気になる読む側の心のうちも理解されてるそんな文なのです。
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夜のランニング事情

2023年05月18日 11時38分58秒 | ジョギング
筋肉痛から膝を打つ転倒。さらに34度という温暖化による気象異常。これらが昨日までのランニング事情です。昨夜は高温になったせいか他のランナーも増え、夜の街を徘徊する人間も増えていました。加えて針葉樹の植垣の発する匂いも立ち込めて脳に刺激を与えます。なんと言っても伝承館のところの香りが心地よくコースはそれをクライマックスになるよう組み立てます。街に立ち込めるこのよい香りに通行人は無反応で関心もなく定家葛が咲いたと騒いでるのは私だけでなおかつジャスミンシャワーだと言ってるのも私だけ。アカシアの幻想的な香りからジャスミンシャワーとランニング事情は気持ちのよい季節なのです。
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『nope』に思う

2023年05月16日 12時55分26秒 | 映画
土曜の夜のバスケ練習から発生した筋肉痛は次の日の膝から転倒と昨日の夜のランニングまで影響を与えました。ただ、昨日いつものように1時間のランニングができなかったのは時間的な要因の方が強く筋肉痛やひざ痛は直接原因ではありません。
なぜ昨日時間がなくなってしまったのかは午後からアマゾンでビデオ鑑賞したのが始まりで人種差別を扱った作品から最後の『nope』まで色々と考えさせられました。人種差別の描き方も『アンティベラム』みたいに構造を複雑にして現代でもなくならない問題と言う提示をしなきゃならないのかということと、米も世界の警察気取りや正義の騎兵隊をやってられない現代事情を感じます。未だ世界のトップを行くと言う意識とものの見方は現存するもののただ単純に政府やら警察などが現れて制圧して終わりと言うような物語はもはや力を持たないと知り、聖書の一文をいれたりカラーイメージを統一して意味を持たせたり登場人物の過去の体験を立体的に織り込んできたり矢鱈入り組んだ構成を持たせるようになってきているなと感じます。これも西欧人が村上春樹に感化された結果と日本のアニメの影響でしょうか。しかし、人種問題はそもそもイギリスやヨーロッパ諸国のグローバリズムとリノベーションや工業化といった社会変革と文化革新を織り込んだ視点はなく歴史修正とか正しいありように根本からただしていこうとかはないようでそれならば今世界がただすべきことと対処法はと思えてきます。ウクライナに武器を供与することではないのはたしかです。内燃機関放棄もできず更なる混沌のなか自然災害、気候変動は激しくなる一方です。昔の単純でよかった時代が懐かしい。
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『街と不確かな壁』読了

2023年05月15日 11時43分20秒 | 読書
昨日は母の日、スーパーによったら寿司のケーキやら刺身にカーネーションやらやたら母の日食品とカーネーションだらけでした。夜は土曜の筋肉痛を引きずりながらそれでも雨のなか走り出したらかくっと膝が抜けるようになり普段ならおっとと足がまたでるのですが昨日はかくっと膝から崩れ落ちる転倒。両ひざを打って走る気をくじかれました。またどうにか走り出してもまたかくっと抜けてこれはもう危険とあとは歩きました。ストレッチやら屈伸やら準備運動不足ですね。
さて、朝6年ぶりに新刊発売ということでNHKのニュースをみて買った『街とその不確かな壁』を読み終えました。読み終えて感じていた違和感の意味を知りなるほどと思い謎が解けました。それは初期短編集のテーマを扱かった小説でまあ村上小説らしい始まりながら、それなのにまったくの無音でおやっと言う感じもあったのです。普段ならテーマのようにバックに流れる曲の描写が入るのに今回はずっと無音です。ところが第二部の名もないコーヒーショップのところで俄然音楽描写が入りだします。それもありそうなジャズでありながら結構詳しく演奏者から曲目まででてきます。俄然らしくなったと感じるとコーヒーショップの女主人とどうなるのかほったらかしにされたまま最初の夢を読む街とイエーローサブマリンの少年と合体してまた元に戻ると言う力ずくで無理矢理終わらしたと言う感じで終わりました。そしていつもはないあとがきによってそのわけが明かされます。私はニュースで6年ぶり新刊と聞き、買った人のインタビューにコロナで得た視点も加味されてると言うのを聞いて楽しみに読み始めましたが実はこれはリサイクルだったのです。だから最初は無音で始まり途中から得意のバックミュージックの描写とらしさが現れた意味も解りました。そうだよなジャズバーを経営してたんだよねなんて言うのも当然のように思われて新作と思って読んだのはちょっと肩透かしでしたがそれなりに楽しんだのは変わりありません。相変わらず異世界とか境界とか影が人格をもって動き出したりと村上ワールド炸裂なんですが、いつかの小説のように猫街に迷い込んだ話しを思い出せたり、影が動き出すなんて0655のアニメしか今では扱わないなんとも古くさい手法のオンパレードなのも理解できます。第一部でどうやって元の世界に戻ったのか詳しい説明もなく本当の図書館の館長になってしまうというのもなんだかおもしろくそこで出会う人たちも騎士団長殺しででてきたような不思議な存在でもうこれなどは定番の仕掛けですね。ただ、異世界と現実との往来のしかたとかその道にたどりかたとかの説明がお座なりで全体が強引な押し込めの中にあるようなすっきりしない気持ち悪さも残ります。それに元館長と司書の名前はありそうな名前があるのに他の人は名前がなく、イエローサブマリンの少年に至ってはM※※という当て字だか伏せ字だかという始末です。まあ、これは全体のバランスでそんなことになったのは理解できます。最初読むのが恥ずかしいような10代の恋物語から始まりそれが手の届かない世界に彼女が旅立ってしまいとよいよ村上ワールドが展開なのですが、なんのためにどうしては結局明かされず、新キャラの登場で終わりにされてしまいます。第二部の辺りで感じたのは『ナインストーリーズ』の扉に出てくる禅の考案。隻手の声を聞くのような『フラニーとズーイ』のテーマのようなものをずっと見せられているようなそんな感じもしていました。しかし、騎士団長殺しのように子細に二重メタファーを追うわけでもなく、元の影の元に戻るのもなんだかあなたもきっと戻る影の世界があるのですよと言われているようで、スカートを穿いた元館長やイエローサブマリンの少年はいなくてもきっと高い壁の街から元に戻る世界はあると思えてきます。どうせなら、現実に大国の侵略で第三次世界大戦と核戦争の前夜のただ中にある現代に平和のための戦争、自由のための隷属といった騎士団長殺しのテーマをさらに高めた作品を読んでみたかったと言う気もします。なんだリサイクルかよと。
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母の日と雨の日曜日

2023年05月14日 10時24分35秒 | 珈琲
土曜のバスケの練習で最後のゲームなんですが人がいなくてオールコートを使ったゲームは久しぶりだった昨日。小学生から60代の人までが混ざるゲームで普段は全力で走る展開にはならないのですが、容赦なく走る人がいて、なにくそと追いかけるシーンがあり夜寝るときになってそのシーンを思い浮かべてつりそうな足の痛みになかなか寝付けない夜でした。目覚めて雨の日曜日。足は依然つりそうな痛みのままでまた昨日のシーンを思い浮かべるのでした。一方珈琲の方は火力の加え方をまた工夫してまた違う味の演出ができないか、新しく加わった釜の能力火力を生かした焼き方ができないか思い悩む時間が続いており、焙煎の回数も増えています。すると来店者様の応対も釜からはなれることになり会話時間も短くなってしまうのですが、昨日は若い男の方が母の日のプレゼントにということでどんな豆がというのですかさずでたのはクィーンスマトラです。これこそはバラの香りを持ち母の日にはぴったりですよ。
ですが詳しい説明をするまもなくですが若い男性は満足そうにその包みを手にし帰られました。雨の日曜によい母の日になればよいのですが
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ジャスミンシャワー咲いてます

2023年05月11日 23時55分32秒 | ジョギング
例年だと梅雨の最中、雨上がりの夜に伝承館のところを通るとジャスミンシャワーを感じられるのですが、今年はもう既に咲いてしまい香りがします。昨日の夜はあまりつかれてもいない状況で伝承館のところを通ってあれもう咲いてると思いました。そして今日はコース変更して一番つかれたところで伝承館を通るとやはりジャスミンシャワーを感じたのです。アカシアの香りもとても幻想的な香りに感じるときもあればまったく気にもならず通りすぎてしまうときもあり色々なタイミングで衝撃的な体験になったりなんとも説明のつかない感じになってきていますが,でもまたあの感じになるかとか花の香りに助けられるのは変わらずなので日々のランニングのアクセントとして重要なファクターには違いありません。そのなかでもこのジャスミンシャワーは特別です。
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雨の日曜日。連休最後の日

2023年05月07日 19時56分26秒 | 珈琲

昨日は土曜で夜はバスケットの練習でした。先週と比べると少ない人数で最後のゲームができないほどでしたが、暑かったので汗が出て疲れました。その時の話題で芝桜が無料になったという話が出て調べてみたら5月1日から無料になったそうです。7日までの芝桜祭りの出店は予定どおりだったようです。芝桜以外花の名所はありゴールデンウィークの混雑は相変わらずです。
私は実は土曜のうちに吉田の道の駅に納品に行きたかったのですが、人が来たりして機会を逃して今日になってしまいました。私が納品作業をしていると駆け寄る人がありなにかと顔を上げると群馬から来たという人がこの珈琲を目当てに来たのですと置いたばかりの品をかごに放り込んでいかれました。納品してると話しかけられることは度々で珈琲の質問やら自分がいかに珈琲好きかを話していただきます。どういう淹れ方をしてるかどういう珈琲を好むのかなどの話を大概はされて満足されます。マニアックな方で特殊な質問はあまり出会いませんがやはり珈琲好きというだけである程度気持ちが通じているような気持ちがいつもします。私もだからといって今日の釜の調子がなどといった話しはせず丁寧に御礼を言ってこうすればまた一味違いますよなどという話をさせてもらうだけです。余計なことととられるかは別として。
でも連休中いらした方は他県ナンバーでそれも結構な遠方な方もいて珈琲の会話は大事なものとつい話をして引き留めてしまいました。来週からコロナ5類移行なので試飲もそろそろ再開かな。

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ニセアカシアの香り

2023年05月05日 14時48分46秒 | 珈琲
ゴールデンウィーク中、公園橋のライトアップが行われ、折しも私が夜走り出す時間はその橋柱は真っ赤にライトアップされなんだか穏やかではありません。これが時間とともに色々な配色に変わります。だからとはいえなにもそれに意味も見いだせない所作です。さて、昨日もまた同じコースを走りアカシアの香りとその効果を検証したのですが、結論からいえば確かにあの甘い香りに癒され元気付けられる効果はあり夢の国への催淫効果さえある匂いだという結論に至りました。へとへとに疲れ果てたときとか脱水状態の時の記憶で衝撃的な回復と癒しを経験してしまうとそれが来るか来るかと身構えてしまい肩透かしのようになってしまうこともあるかもしれません。いずれにしろ季節のはなばなに日々癒され様々な匂いに刺激と喜びをもらって走り続けるのはかわりないのです。これは各種の珈琲の感想をのべるのと通じるところがありその感動を伝えたいと言葉を尽くしますが感動経験や衝撃的な思い等というものに縁がない方や感性の質が違うなど問題は大きいのです。まあ一様でなくて多様なのが世の常です。認め合ってこそ理解が始まります。
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