湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ボロディン:イーゴリ公~序曲、だったん人の踊り

2011年09月16日 | ボロディン
○コーツ指揮ロンドン交響楽団(HMV/PASC)1926/10/26、1927/10/24・SP

pristine他からweb配信されておりそれぞれのレストアでノイズが除去されているが、電気録音時代のロシア音楽と銘打ったこの仮想アルバムの音源はさすがにどれも聞きづらい。録音のせいだけではなく、オケはメロメロ、指揮は一方的に音楽を押し付け、縦がずれても音揃わなくても構わない、ポルタメントは不規則に入る、、、出来不出来もすごい。韃靼人の踊りはほとんど記憶に残らない。速すぎて耳に残らないのだ。序曲はだるい。グラズノフのオーケストラ丸出しだからだ(序曲は没後に完成され、グラズノフの「記憶」に大部分拠っている)。曲に反し演奏はむしろこっちのほうが及第点だろう。○ぎりぎり。

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