かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

収穫

2018年11月12日 22時42分24秒 | けん引二種免許
さて、いよいよ迎えたけん引二種技能試験の5回戦。これまで完走できたのはたった1回で、しかも今回も練習はしていない。懐具合が少々つらくなってきたことと、試験車両と教習で使う車両の半クラッチの位置がだいぶ違うので戸惑ってきたことを考えて、これまで計14時間にわたって受けた教習で身につけた感覚と試験車への慣れを信じることにした。
試験コースは今日もBコースで、難関の方向変換は最後に立ちはだかるということになる。試験官は初めてあたる人で、淡々とした印象の人だった。
運転の感覚は意外と悪くなく、クラッチ操作もブレーキもスムーズにできた。だいぶ試験場慣れしてきているということもあるだろうが、初めてS字も接輪なしでクリアすることができて、感触はだいぶいい感じで進むことができた。踏切もきちんと窓を開けて通過し、問題の方向変換に入った。
前回は止める位置をつかみ損ねていたが、その後の反省と検討から左への寄せすぎが原因と結論付け、今回は80センチくらいを目標に車を動かすことにした。最初は止める位置を教習所で教わった位置よりも前目にして始めたところ、やはりうまくいかなかったので教わった位置まで勧めてからやり直した。すると、うまいことポケットに入っていったのだが、伸ばしにかかるのが早すぎて斜めになりそうだったので、また折って改めて伸ばし直した。結果的にはこれが裏目に出てしまい、トラクターヘッドとトレーラーを真っ直ぐにしたときには全体的にかなり左に寄ってしまった。結局切り返しを3回しても脱出できずそこで試験中止となってしまった。
結局方向変換に至るまでに減点はなく、方向変換ができていれば合格だったのだが、試験官にも「自分でもあの位置からだと出せないかもしれない」と言われたような位置におさめてしまったのが失敗であった。
ただ、思ったよりも体がスムーズに動いてくれて、試験車の操作にはあまり不安がなかったのは大きな収穫だった。なんとなく合格への光が見えた感じがした。
次は2週間後。ここでも駄目だと適性試験から受け直さなくてはならなくなりそうなので、何とか合格したい。