かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

4度目の正直!

2018年05月02日 23時18分59秒 | 大型特殊二種免許
かくして4回目の挑戦である。
今日はAコースで、初回以来のコースである。偶然にも試験官も初回と同じ人だった。順番は2番目で、前の人が合格だったので、私もそれに続けとばかりに乗りこんだ。注意点はメリハリと一時停止、それから最後の寄せである。
メリハリについては、指定速度で25キロが出たところでアクセルを緩めたらあっさりスピードが落ちて試験官に苦笑いされたので、加速に努めたが、まだ足りなかったらしく2回「もっと加速していきましょう」と言われてしまった。一時停止は問題なし。最後の寄せも昨日練習したかいあってバッチリ寄せられた。
降車して試験官のコメントを待っていると、いきなり生年月日を聞かれ、おや?と思っていると合格予定と言われて緑キップを渡された。そのまま終わりそうだったので、減点されたところを尋ねると「メリハリとあとは見通しの悪い交差点ですこしふらついているんだよなぁ」と言われた。ただ、考えてみるとメリハリだけで20点減点のはずなので、ふらつきはコメントのみで減点はされず、80点だったのだろう。ギリギリの合格であった。もっとも、合格であれば80点だろうと100点だろうと同じこと。
緑キップをもらったあとは、控室で全員の試験が終わるまで待機。ひたすら暇な時間だったが、嬉しい待ち時間でもあった。試験官が迎えにきて、技能試験受付で5ヶ月前に出した申請書を渡された。これまでの技能試験のことが記されているのかと思いきや、今日の試験の結果だけが簡潔に「合」の印が押してあるだけだった。
交付手数料を払ってくるように言われて、1階の窓口で払った後でまた技能試験受付に戻った。その後で、4桁の番号を2つ決めてカードを作り、写真撮影に行くように言われて試験官と別れた。
写真撮影をしてから1時間ほどで新しい運転免許証が交付された。誕生日を過ぎたことと、過去5年間の違反回数が1回になったことで、有効期限が3年延びたが、色は青のままである。そしてついに「大特二」のビットが立った。
こうして、ようやく大型特殊二種を取得できたが、思ったよりも時間がかかってしまった。なかなか思ったようにはいかないものだが、一発試験を通ったことは自分の運転にも確実にいいフィードバックをもたらすはずである。

背中を押す一言

2018年05月01日 23時09分39秒 | 大型特殊二種免許
3回目はギリギリ不合格に終わり、もう悔しい思いはするまいと再度埼玉で練習をすることにした。今度は翌日が試験なので、練習の感覚をそのまま試験に持ち込もうという目論見である。
練習はさすがにもう6時間目、7時間目に当たることもあってだいぶ慣れた。方向変換から出るときの大回りをしないように注意した上で、最後に指導員の「十分に合格できるレベル」といわれ、なんだか自信がもてる気がしてきた。
単純だが、人間そんなものなのかもしれない。

惜しかった?

2018年03月19日 23時56分43秒 | 大型特殊二種免許
今日は3回目の挑戦である。過去の挑戦で試験コースは両方とも走ったので、一応どちらも経験済みということになる。今日はBコースで、前回の悪夢だけは再現しないように注意して臨むことにした。
結果はというと今回も不合格だった。ただ、今回は最後まで採点されたらしいのでそこは進歩だろうか。
試験官からの指摘は東京が重視するメリハリと最後の寄せの甘さ。そして「二種だから」とのこと。メリハリは加速不良で特別減点項目だが2回言われたので合計20点の減点で、最後の寄せが10点減点とすると、おそらく70点だったのではないかと思う。一種なら合格だし、最後の寄せがきちんとできていれば二種でも合格していたかもしれないと思うと、惜しかった。
メリハリは要は加速できるところはちゃんと加速しなさいということで、根が小心者なせいか難しい課題かもしれない。もう少し練習しておこうか。

思わぬところに

2018年02月27日 23時42分21秒 | 大型特殊二種免許
今日は2回目の挑戦。
前回は減点超過で惨敗だったが、この前きちんと練習をしただけに今回で決めようと意気込んで臨んだ。順番は1番だったので、緊張する待ち時間がなくていい。こういうときの一番手はあまり嫌いではない。今日はBコースで、初めて走るコースだった。
さて、結果はというとこれが恥ずかしいことに一時不停止で補助ブレーキを踏まれ、試験中止になってしまった。
鮫洲の方向変換場所は外周道路から出入りするのだが、両側とも外周道路に入るところは止まれの標識がある。ところが、AコースはわかりやすいのだがBコースは右折してすぐに外周道路に入る構造になっていて、標識が方向変換からでるときにはとても見えづらい。いわばトラップのようになっていて、知っていれば気がつくのだが、知らないと見逃すおそれが十分にある。私はこれに見事に引っかかってしまったわけである。
試験官からは「いい感じで走っていたが、一時停止を見逃したらいけないね」と。ごもっともである。思わぬ形で2回目は幕切れになってしまったが、ふらつきがなくなったのは練習の成果だろう。ただ、防げるミスで終わってしまったのは悔しい限り。

指導員のありがたさ

2018年02月18日 23時24分02秒 | 大型特殊二種免許
初戦は惨敗に終わり、さすがにこのままではまずいと思ったので、今度は片手間(最初に教えてくれた神奈川の交通安全協会の方には申し訳ないが)ではなく、きちんとした指導員に教えてもらうことにした。前回は入会金が必要とのことでやめた埼玉の太陽グループ運転教育センターに今日は行ってきた。ここは大特の車種は違うが、同じ中折れ式のホイールローダーを使っていて、一発試験専門の教習所である。そのため、一発試験を受けるのを前提で教えてもらえる。
最初にバケットの上げ加減を教えてもらい、次にふらつきにくいハンドルの持ち方を教わった。曲がるときにキノコを片手で持ち、それ以外のときは脇をしめてハンドルを両手で持ち、目線は遠くにというのが大事だということで、確かにだいぶ運転しやすくなった。
2時間の教習でだいぶスムーズに運転できるようになり、これで練習時間は累計5時間。指定教習所で大型特殊免許をとるときは6時間だから、最初からずっと運転席に乗っていることを考えれば、ほぼ同じくらいの練習時間だろう。最後に「自信を持って」といわれて今日の練習は終わった。

まず初戦

2018年01月23日 23時12分32秒 | 大型特殊二種免許
はじめての試験場での技能試験。先日の練習から少し時間が空いてしまい、練習をまたする時間はとれなかったので、一発合格はほぼ難しいだろうと思いながらも鮫洲に行った。
しばらく東京では技能試験は府中まで行かなければならなかったが、去年からようやく鮫洲でも受験できるようになった。鮫洲のコースは二階建てで、上が普通車・準中型車・二輪で下が大型・中型・大型特殊・けん引で使われるらしい。なので、コース自体には昨日の大雪の影響はほとんどなかった。
受付で受験票を見て、時間になるまでしばらく待機。その間にコース図を見たり、試験車両を確認したり。鮫洲の試験車両はコマツWA100-7でおそらく先日二俣川で練習したのとほぼ同じ車種だろう。
鮫洲の踏切はAコースだと出たらいきなり右折なので、踏切を出る前から右合図を出しておかなくてはいけない。もともと踏切は中央寄りを走るので右寄せにもいいのかもしれない。順番になるまで控室で待っていてもいいのだが、発着所に降りて待っていてもいいということだったので、外は寒かったのだが最初から試験の様子を見させてもらうことにした。
私は5人中4番目だったが、大特の試験は1人あたりそれほど時間はかからない。1人目はメリハリも右左折も上手でいきなり合格だった。2人目、3人目は不合格で、いよいよ自分の番になった。
試験官は腰の低い人で、簡単に車両の操作方法を教えてもらった後でいよいよ試験開始。慣らし走行で、ブレーキの感じはだいたいイメージ通りだったが、ハンドル操作がイメージと違ってスムーズに行かず、内心少し焦り始める。アクセルワークにも悪い影響が出て、もっと加速をと何回か言われたので、着実に減点が重なっていった。カーブからのハンドルの戻しが今ひとつでふらつき、これを2回ほどやってしまい自分の中で不合格を確信してしまった。完走はさせてもらったが、減点超過で思ったとおり不合格。とりあえず危険行為(特に右側通行はやらないか心配だった)はなく、お情けかもしれないが完走はできたのはよしとしよう。
次の予約を取ろうとしたら、なかなか都合が合わず次の試験は1ヶ月後。それまでにどこかでまた練習しておきたい。

初めてのホイールローダー

2018年01月08日 23時56分29秒 | 大型特殊二種免許
さて、今年の目標の一つである大型特殊自動車第二種免許取得にむけて、まず練習をと思い今日は神奈川の二俣川に行って練習をしてきた。この免許は一発試験で取るしかないので、指定教習所に行く必要はなく、とにかくどこかしらで練習ができればいいわけである。ところが、それができるところは東京にはなく、神奈川か埼玉しかない。
どちらにするか迷ったのだが、とりあえず安いほうを選んで、二俣川に出向いてきた。おそらく警察OBと思われる交通安全協会の人が指導してくれて、初めてホイールローダーの運転をした。いざ乗ってみると結構大きいことと、運転席が中央にあることがわかっていたのだが驚きだった。車種はコマツのWA-100だったと思う。この車両は事実上ずっと4速に固定で、ギアチェンジの必要がなく運転操作自体は楽なのだが、ハンドルの遊びがなく、中折れ式なので内輪差もない。そして、最初の発進と最後の停車のときにバケットの操作が必要になる。その意味では普通の車ではなく建設機械を公道で運転するようなもので、全然慣れなかった。
いざやってみると、まずふらつく。普通の車のようにハンドルを持つとハンドルの挙動全てに車体が反応するのでふらついてしまうのである。それから運転席が中央にあるので、普通の車では左に寄っているような感じで走らないとあっさりセンターラインを踏んでしまう。もちろん、実際の試験でやってしまうと右側通行で試験中止である。また、内輪差がないので前輪を角に沿わせるように左折しなくてはいけないのだが、これもまた慣れないと違和感が付きまとうもので、すぐに角から離れてしまう。
大特の課題は方向変換のみであるが、これは普通車よりも簡単だった。最初からわりとすぐにでき、何回かやったが、失敗することはなかった。
教習所と違って2時間までという制限がないので3コマお願いしたのだが、3時間目はかなり疲れて操作がよけい怪しくなってしまった。
いやいや、思ったよりも慣れないもので、これで試験に臨むのはちょっと不安の残る内容だった。ただし、運転自体はとても楽しいものだったことは明言しておく。