波の中へ

連続HC戯曲、歌詞対訳、クラストコア、ノイズコア、USコア、ジャパコアなど、なんでもかんでもな内容のブログです!

Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その50

2017-10-24 00:28:14 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

WHITE PARKS ON HOPE 22(その49から)

 

「REVELATIONシリーズNo.一桁で、今回はNo.8」

 

 YOUTH OF TODAY ‘BREAK DOWN THE WALLS’ LP REVELATION RECORDS REVELATION: 8

 

 

(ファイバッ公園、続き。

エミリとマモル、両腕を後ろに縛られ、

正体不明の男二人にナイフを突き付けられながら歩いてくる)

 

 

Emily「ちょっと〜、ロープが痛い、放してよ! 

突然なんでこんなめに遭わなきゃならないのよ〜!」

Mamoru「お兄ちゃん、どこ〜? 

なんか、捕まっちゃったよ〜!」

Shin-Ichirou「マー! 務所で何があったか知らんが、

これはマーが仕組んだことなのか?」

Masahito「シンイチロウ! 

お前がいつでもボスだった」

Shin-Ichirou「あぁ?」

Emily「マサヒト! 

あんたそんな下らないことで、

自分が何をしているかわかってんの?」

Masahito「務所で色々と学んだ。

このタイミングを狙っていたものでね」

Shin-Ichirou「ケンジとか、ほかのみんなはどうしたんだ?」

Masahito「クロロホルム吸って、

今頃おねんねしてるさ」

Mamoru「僕たち殺されちゃうの?」

Emily「マモルくん! 

お願いだから、この人たちを刺激しないでちょうだい!」

Masahito「殺しはしないさ。

ただ、ちょいと付き合ってもらうだけだ」

Shin-Ichirou「お前ら、もしかして、

気狂いピエロ団か?」

ピエロ団1「だから、どうしたってんだよ!」

ピエロ団2「おっと、下手に動かない方がいいぜ! 

このナイフが見えねぇのか?」

ピエロ団1「マサヒト、こいつが例のボスか?」

Masahito「そうだ。

カミサウロヴィルのHCシーンは、こいつを中心に回ってる」

Emily「ボスとか中心とか、

あんた何言ってるのよ!」

ピエロ団2「やかましいスケだな」

Mamoru「お姉ちゃんに手出ししたら許さないぞ!」

ピエロ団1「うるせーガキだぜ!(ドサッ)」

Shin-Ichirou「マモルに何しやがる! 

マー! 

こんなことして情けないと思わないのか?」

Masahito「情けないだ? 

それは今の何も出来ねぇお前の方じゃないのか?」

Shin-Ichirou「なに〜っ!」

Emily「ちょっと、ロウ! 

あんたまで挑発に乗ったらダメよ!」

Shin-Ichirou「いつだったかショップ・ハンダで、

ピエロ団が俺たち企画ギグの妨害をやって、

ちょっとした騒ぎになったことがあったよな!」

ピエロ団1「まさしく、俺たちだ」

ピエロ団2「だいたいお前ら全員、

まじ目障りなんだよっ!」

Emily「なんか、

その辺の学中チーマーと大した変わらないじゃないのよ!」

ピエロ団2「黙れ、スケッ!(ドサッ)」

Shin-Ichirou「おいっ!

、、、エミリ、、、」

Masahito「これで、目を覚ましてるのはお前だけになったな」

ピエロ団1「マサヒト、街に行った二人が戻ってきたら厄介なことになる。

こいつだけ連れて、早いとこ行こうぜ!」

Shin-Ichirou「マーがピエロ団の一員になるとはな! 

よっぽど、魂まで抜き取られちまったってことか!」

Masahito「うるせ〜っ! 

黙ってねぇと、お前も眠らせるぞ!」

ピエロ団2「すぐにやりゃいいのによ!」

Masahito「こいつには、

とことん恐怖を味わってもらうのさ」

ピエロ団1「目隠しするぜ」

Shin-Ichirou「一体、何が望みなんだよ?」

Masahito「お前らのチームをバラバラに解体して、

神聖なる気狂いピエロ団に入団させるためよ!」

ピエロ団2「牛や豚のようにとかされなくて、

ありがたいと思えよ!」

Shin-Ichirou「務所で、

もう一人のやつってのがピエロ団だったのか?」

Masahito「ボスの弟、ナンバー2な」

ピエロ団1「喋りすぎない方がいいぜ」

Masahito「ああ。

周りには敵が多いからな」

Shin-Ichirou「俺たちみたいなたかだかHCチームを潰して、

何か利益でもあるってのか?」

Masahito「その辺は、喋るわけにいかない」

Shin-Ichirou「もしかして、

キャトル・ミューティレーション騒ぎも、

お前らの仕業か?」

 

(ピエロ団の他の二人が駆けつける)

 

ピエロ団3「あっちに車、用意しました」

Shin-Ichirou「お前ら、一体何人で来てんだ?」

ピエロ団1「構わない、こいつを連れて行け」

ピエロ団4「へい」

Masahito「ファイバッ公園かっ! 

ヘドが出るぜ! 

本当は焼き討ちでもしてトドメを刺したいところだが、

あの爆撃の後だからこんな公園どうなったって、

なんのダメージもねえってもんさ。

誰にも知られずに消えゆく運命か。

さらば、

リメンバー・ディコントロール!」

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!